きまじめチキン日記

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 今日、来社した県庁の方と話していたら、24歳のときにイギリスに滞在したことに話が及んで懐かしかったのでここにも書いておきます。忘れないうちに。

 私は大学を卒業して、父が帰って来いというので素直に従って当社入社。半年間社内の部署を研修して回って、 あとの半年弱は最大の取引先であるZ社の営業部隊(埼玉県戸田市)にお世話になりました。

 その研修中、「こうして国内の現状を学んでいるだけでいいのだろうか?」 という漠然とした思いがあったので、海外に行かせてくれと父に志願したところ、父は複数の取引先にあたってくれて、結局丸紅さんにお世話になって入社2年目の6月にイギリスに行くことになったのでした。

 その際、父は「短期間で仕上げてくれ。お金は払うから」と先方に言って1日当たり15,000円ほど払って研修を受けさせて頂きました。お金を払ったおかげで、しっかりとプログラムを組んでもらって毎週そちこちに移動して充実した日々を送れたと思っています。

 ペディグリー、GGP、GP、PS、孵卵場、肥育農場、飼料工場、キャッチング、鶏糞工場、処理工場、加工工場、商品開発、営業、マーケティングとひと通り部門を巡回した後、地元の農業大学にて研修。そして最後にスペインとフランスの会社訪問。年末年始は日本に戻りましたが、正味7ヶ月滞在させてもらいました。

 その後、私の例は前例になり、同様にイギリスにお世話になった業界人が知っているだけで2人おります。アメリカだと企業規模が一桁大きすぎ、イギリスはちょうどよいというのも有ります。

 今考えると、スタート地点で海外に出ていてホントによかったなと思います。ときどき当社では国内の他社さんから御曹司をお預かりしていたりしますが、それは主に現場の技術的なことを学びにということが多いような。広く学びたいということであれば、海外がオススメです。

(写真:イギリスのある農場長は17歳の女の子!親の仕事を見て大好きなので8000羽の面倒を見ているとか)
 

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 22日夜、エジンバラからわざわざ40分かけて郊外まで連れて行くというので、どんなところかと思ったら、75の部屋数を誇る大邸宅、Winton Houseという所でした。

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 いやー、王侯貴族になった気分。

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 確か15世紀に建てられた建物だとか言ってました。

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 壁には数々の肖像画。説明してくださっているタータンチェックの方が、この一族の末裔で隣の建物に住んでいて、この大邸宅は商業用に貸しているらしい。

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 料理も豪華だったですが、これはちょっと別(笑)。スコットランドの「ハガス」という料理で、普通は食べない牛の部位を料理したもので、昔は塩だけの味付けだったそうですが、今回はスパイシーに味付けして、下にはポテトが合わせてあって上品な感じでした。

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 食事が終わってリラックスしてスコッチウイスキーを。

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 あれ?この写真集どこかで見たことがある。これがオリジナルか!触っていいのだろうか?

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 明治時代の日本をここのご主人が訪問した時のだそう。

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 いや、すごい写真です。あとで色をつけたのでしょうね。

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 そしてスコットランドのダンス。

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 確か男性は、ホントはスカートの中に何もはかないとか‥。

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 バグパイプを演奏している人を目の当たりにしましたが、結構大変そうでしたね。

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 最後に、サイン帳に記帳。私は日本語そのままで記入しました。

 写真を取るのを忘れてしまいましたが、料理を給仕してくれた若い日本人女性がおりました。聞いたら、岩手県水沢市出身! 結婚して近くに住んでいるそうです。

 いやー、楽しい夜でした。我が日本チャンキー協会ミッションをご接待いただいたエビアジェンのみなさま本当にありがとうございました。

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