オルケスタ・デ・ラ・ルスをご存じでしょうか?13人組のサルサバンドで1990年にデビュー。日本よりアメリカやラテン諸国で一大ブームとなり、ビルボード誌ラテンチャートで11週連続1位。
その勢いで、日本でもレコード大賞特別賞を2年連続受賞。紅白歌合戦にも出場。とはいっても日本人にはあまり馴染みがないと思いますが、な、な、なんと国連平和賞を受賞しているんです。日本とラテン‥、全く違う文化なのに本場を熱狂させたということなんですね。
さて、16日に盛岡市の「アイーナ」で開催された「2008ワンワールド・フェスタinいわて」での一連の国際交流イベントのトリを飾るイベントとして、オルケスタ・デ・ラ・ルスのボーカルのNORAさんのライブ&トークがありました。
写真や動画で大活躍の当時を振り返って、その凄さをまざまざと見せつけられました。コロンビアで3万人を集めてのコンサート。3万人と言ったら、二戸市の人口そのものですよ(笑)。
NORAさんのお母様は二戸市出身。実は、当社の社歌を作って頂いた二戸市出身のシンガーソング公務員、田口友善さんのいとこにも当たるということで、まさしく血筋が音楽一家そのもの。
後半のライブは、オルケスタ・デ・ラ・ルスそのもので来るかと思ったら、なじみ深い曲をサルサのリズムにアレンジして楽しかったですね。中でもカーペンターズの「青春の輝き」がNORAさんのボーカルで輝きを増して蘇ったという感じで、胸にぐぐっと来る物がありました。
この日の1時間ほどのライブ、私には初めてでしたが、世界的に大活躍した理由がとってもわかるような気がしました。NORAさんの心を捉える才能がとにかくすごい! そういう意味では、往年のカレン・カーペンターの声を彷彿させました。
最後には、田口友善さんともうひとかた親戚の方が乱入してアンコール曲を演奏。会場は総立ちで、名残惜しい短時間のライブが終了しました。
(写真:特別に主催者及びNORAさんの事務所に許可頂いたものです)