きまじめチキン日記

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 流通視察ツアーの2日目、25日はニューヨーク市内のホテルから、上流階級が住むというコネチカット州へ行ってそこからスタート。

 日曜日ですから、教会に出掛けている時間とかで、ギネスブックにも載ったというスチュー・レナーズでもお客さんがまだ少ないかもとガイドのTさんは言ってましたけど、いやいや繁盛してましたね。

 一方通行で、バックヤード(製造工程)を見せ、しかも子供の目を留めるユーモラスな工夫がそちこちに。「買い物は楽しくなくっちゃ」という言葉がぴったり当てはまる、エンターテイメントあふれる店に感動!

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 コネチカットではもうひとつ、品数豊富でかつディスカウントのフェアウエイへ。要するに、2つの特色をそのまま2つの売り場に展開した店ですね。

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 ニューヨーク市内に戻って、オーガニック小売店の最王手ホール・フーズへ。ここはタイム・ワーナーセンターというビルの地下にあるんですよ。東京で言えば銀座ソニービルの地下に食品売り場がある感じか?

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 フード・エンポリアムは都心の高級スーパーです。成城石井とかかな?

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 トレーダー・ジョーズはホール・フーズのライバルで、今大人気とか。

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 私もこの店で買ってみましたが、狭い店なのにレジに30mくらいの行列が。しかしレジ自体は15機だったか設置されていてそんなに待ちません。Tさんの言うように、私の当たったレジの人が非常にいい感じで驚きました。

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 最後はイタリアから進出してきたイータリーという店。店舗の中で食べられるんですけど、どちらかというとレストランのお飾りで食品が売っているという感じ。なかなか斬新でカッコイイけど、日本にも進出して苦戦中とか。お客さんがイタリア人でないと様にならないかも(笑)。

 というわけで、2日間でみっちり12店を回ってきました。仕事とはいえ、楽しかったですね。

 そして「とにかく見た目が大事」という印象が強かったですね。どれも店の個性がプンプンしてきます。しかし、あちこちで食べてもみましたけど、やっぱり味は一部を除いてそんなに期待はしないほうが(笑)。

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 お客様であるニチレイフレッシュさんのグループ広報誌「OriOri」は、ニチレイさん本社を訪問した際に受付で何度か手にとった程度なのですが、今回たまたま頂いたVol.21(2010年冬号)が1冊まるごとチキンの話でした。タイトルも今回だけToriToriになっています(笑)。

 読んでみますと、ニチレイさんの数ある事業のうちチキンは考えるとかなり根幹を担っているんですね。嬉しくなりました。

 第1特集が「食の考古学 鶏を愛す。故に、鶏を考える。」 現在の社団法人日本食鳥協会の芳賀仁会長の出身がニチレイさんであることもあって、会長自ら解説をされた内容となっており、我々業界人にとってはおなじみの話が多いですが、とても綺麗にまとめられています。

 この特集の見開きそれぞれのタイトルは「鑑賞する鶏。日本人はかくも美しき姿を愛してきた」「食べる鶏。世界中に愛されるチキン、そのヒミツとは」「求められる鶏。約束された、食肉消費トップの座」「”純国産”の鶏を育み、日本の食の多様性を守る」となっています。

 そして第2特集が「なぜ、今、川上なのか ニチレイのチキンビジネス」

 こちらも見出しを紹介しますと「フーズとフレッシュ チキンビジネスの川上事業に参入」「激変する環境をチキンで勝つ。タイの新工場、稼働開始」「生鳥から調理品までフルインテグレーション。超大量生産が可能なGFN新工場」「あの人気の新製品はここから。増設されたスニフ第2工場」「1960年、インテグレーターからはじまったチキンビジネス」「素材調達先は共産圏の東欧。輸入食鳥のトップに急成長」「世界に広がる素材調達の網。海外工場の生産が活発に」「こだわり素材の成功事例。FAチキンで食の安心を提供」「その鶏、純国産。究極のこだわり、純和鶏を育む洋野農場」

 数えてみたら表紙から28ページのうち5ページを除いてチキンに関連する内容でした。周年誌のような内容の濃い広報誌。業界人は読んでおいたほうが良いかも! もう部数無いかもしれませんが。

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