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 先日、盛岡に行った際に時間があったので、プジョー、シトロエン、フィアット、アルファロメオを扱うARGOS盛岡に寄って試乗してきました。

 アルファロメオのミトは出た当初は雑誌を見てもピンとこなかったのですが、小さくて運転が楽しい車好きの私としては、やっぱり気になってきてカタログを取り寄せていました。

 その直後、驚いたことに友人のO氏がゴルフ場にそのミトで来てビックリ。うわ、先をこされた。

 今回やっと試乗できたのですが、これが最新型の高出力170馬力のクワドリフォリオ・ヴェルデ仕様(マニュアル)。

 乗り始めは、意外と柔らかい乗り心地に落胆。通常3.7リッター330馬力に乗っている私だからか、パワーも「何これ?」という感じ。

 しかし、セールスの方がDNAボタンのD(ダイナミック)を選ぶと豹変。おお、ターボが効き始めると気持ちよく運転できます。説明によると、N(ノーマル)は燃費のためのポジションです、とのこと。いちいちDボタンを選ばなければならないのは面倒だけど、運転の楽しさは実感できました。

 MINIと比較すると、やっぱり自分にはMINIのほうが肌に合う気がするけど、二戸のような狭い土地では、キャラが重ならなくて、独自性が保てるのはミトのほうですね。

 さて、その日、意外にもプジョーRCZ(6速オートマ、18インチホイール)の試乗車もあるということで、もちろんお言葉に甘えさせていただきました。走ってまもなく‥、うわー、これはいい!!

 クラスがずっと上のクルマに乗っているようです。しかも運転している実感がすごくある。パワーも1.6リッターとは到底思えません。オートマもデュアルクラッチかと間違うほどダイレクト感がある。

 コックピットの見晴らしもいいですし、荷物も結構積めるし、後ろに子供を2人載せられるし、これが399万円というのはプジョーもなかなかいいところを突いてきたな、と感心。

 アウディTTを試乗したのはずっと前なので、同列には比べられませんが、いい線いっていると思います。この日猛烈な暑さで、革シートの表面温度の上昇には参りましたので、布シートが是非欲しいとは思いましたし、マニュアルだと左ハンドルしかないのは辛いですが。

 一生一度、フランス車に乗るなら、この選択も悪く無いと思いました。目立ちすぎるのが難点だけど(笑)。