きまじめチキン日記

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タグ:鶏王

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 7月18日土曜日、イトーヨーカドー・アリオ西新井店で「東北かけはしプロジェクト」のイベントがあり、イトーヨーカド堂の戸井社長、小泉進次郎復興大臣政務官、皆川農水省事務次官、キリンの磯崎社長とともに私も壇上に上がらせていただきました。

 他にも協賛メーカーの重役たちが多数来場され、裏方での本番前の顔合わせ会から始まり、VIPたちの濃密な時間を共有させていただき、いい経験になりましたね。

 印象深かったのはやはりというか小泉政務官。表での挨拶も良かったけど、その前の顔合わせ会の挨拶も良かった。西新井は関東大震災の際の復興の地だと解説してましたが、そんな情報を側近が情報収集するのでしょうか?

 小泉効果か集客は想定以上だったようで、これまでのイベント以上に集まったそうです。

 そんな場に立って、戸井社長とのトークで、共同開発商品の「奥州こくみ鶏」の良さをアピールするのと、震災時の状況を説明するのが私の役割でしたが、ワタシ的には震災直後に痩せ細った鶏の肉を買っていただいたことに感謝する場を頂けたことがなによりでした。

 関係者の皆様、大変お世話になりました。

(写真:本番の様子は写真・動画とも撮影禁止となっておりましたので、終了後に店内で)
 

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 11日(金)14:46の地震の後、当社の4工場は稼働をストップし社員を帰し、土、日、月、火と休業を余儀なくされ、16日(水)に稼働を再開しました。

 ここまでで稼働日数は予定よりマイナス3日。しかし、その後21日を除いてほぼ休みなしで4工場を稼動した結果、当初予定の稼働日数までリカバーすることが出来ました。関係者の皆さん本当にご苦労さまでした。

 飼料供給が滞ったので、鶏が餓死する前にいくらでも処理しようという判断だったのですが、平均体重は徐々に減ってきておりましたので、出荷重量とすればぐんと減っておりましたし、飼料をやりくりしたので銘柄鶏の出荷が出来なくもなりました。

 さて、これからが問題です。農場には若齢の時に被災してエサをあまり食べていない鶏がいます。

 3月決算ですし、弱ってしまっている鶏は明日までのうちに処分するとして、残った鶏たちに餌を与え続けて太らす価値があるのか無いのか?

 そういう実験データはさすがに世界広しといえども無いのだそうです(笑)。

(写真:毎日何度かずつ打ち合わせをしてきた大会議室)

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