6月13日(水)に放送されたNHKためしてガッテンの「あのむね肉が絶品に変わるウルトラ技発見」の録画したのを遅まきながら見ました。
上記の写真は、最後に業者さん向けのメッセージとして、「こうして工夫すれば不人気なむね肉が高くなるかも。今のように100g29円とかであってほしい。値上げしないで!」というシーンです。うーむ、それだけこの番組の影響があればいいのですが!
この番組では、むね肉のパサパサ感防止の解決法として「加熱前に肉全体をフォークで刺し、塩と砂糖を溶かした水を肉と一緒に袋に入れてもみ込むのです。すると、水は肉に吸い込まれ、塩と砂糖が水分を出しにくくさせるため、加熱して食べれば、しっとりとした肉を味わえるんです!」とありました。
そういえば、調味液をマリネイド(漬け込み)して吸収させたむね肉はどちらかの会社さんで熱心にやってましたよね。その後聞かなくなりましたけど、どうなったんでしょう?
それと先ごろ訪問したアメリカでは以前、むね肉を熟成後マリネイドして出荷してましたけど、最近ではヘルシー志向になって止める傾向だと聞きました。そのせいか近頃彼の国ではもも肉の復活が言われています。
国産の価値を侵すおそれがあるので諸刃の剣ですが、いっそのこと日本国内のむね肉は全て我々産地でマリネイドして出荷するなんてことをしたら売れるかも知れませんね。ただ、もも肉が割りを食って売れなくなる恐れがありますのでそれも怖いですが。