きまじめチキン日記

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 昨日、ちょっと時間があったので帰り道、地元のカローラのお店でカローラスポーツを試乗させてもらいました。

 1.2リッターターボ、最上級仕様の4WD、色はブラックでしたが、すごい!ラメが入ってた!

 隣に私のボルボV40クロスカントリーが並びましたが、まさしくサイズがほぼ一緒。エンジンは5気筒2リッターターボで、車両重量は同じ4WDなのに200kgも重いんですが、それは古いからかな。

 以前に試乗したトヨタC−HRが好印象だったし、トヨタがハッチバックに静粛性の高い世界戦略車を出すし、デザインもプリウスみたいに極端に外してなさそうなので、興味津々。ACC(前車追従クルーズコントロール)も115km上限が撤廃されたようですし。

 トヨタ肝いりのコネクテッド(情報通信)がどんなものか試してみたいし、社長車がカローラだったらウケるかな(笑)なんて思って、我がV40より明らかに魅力的ならイッちゃおうかなと思って、いざ試乗。

 乗り心地は40タイヤが付いてるのに、我がV40より良い感じ。時間が限られ、そんなに振り回すことはしなかったのでよくわかりませんでしたが、どっしりとしてて好印象。静粛性はタイヤのせいか、エンジンのせいか、車両重量の差のせいか、V40のほうがいいような。

 エンジンはもう比べるべくもありません。CVTですし、ここらへんを比べるのは酷でした。ゴルフGTI対抗で2リッターターボが出てくればいいな。その時はトルコンATになっててほしい。

 私としては非常に気になるオーディオの音について。スピーカーがフロントグラスのところにあって前から聞こえてくる感じ。我がV40純正と比べ、中高音の明瞭度で勝り、低音の質感で劣るかな。でも純正の割に好印象。

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 デザインは、カタログで見てて最近のトヨタのアクの強い未来志向のデザイン同様にどちらかといえば賛同しかねる気持ちでいましたが、筋肉質で動物感が強くて、我が2012年デビューのV40がなんだか古く見えました。ボンネットの丸い膨らみに特に惹かれるかな。

 内臓も然りで、マッチョで骨太な印象。スイッチ類が手の近くに皆移動してきてて、考えられてるなと思いました。

 北国のユーザーとして問題は最低地上高。FF車でも135mmしかないんですね。タイヤとホイールハウスの隙間を極限まで詰めたのだそうで。しかし写真のように4WD車は車高が30mm上がって明らかに違う。でもカタログの最低地上高は逆に下がって130mm。どう解釈すればいいのでしょう? ま、我がV40クロカンも145mmしかなく同じ問題を抱えてますが。

 あと、ありきたりの色が嫌いな私には、大歓迎な色が揃っているのも好印象なところ。シアンメタリック、オキサイドブロンズメタリック、ブラッキッシュアゲハガラスフレーク、の3つがいいですね。ちなみにマツダの車は大好きだけど色がな〜と思ってます。

 私の自動車遍歴にトヨタが出てこないことで、好まないのですねみたいなことを言われることがありますが、決してそんな事はありません。アルテッツア、プログレ、カローラFX、プリウス2代目、3代目と端正さに結構惚れてましたね。

 それからかなりの時間を経て久しぶりに欲しいトヨタになってますが、いまのところ決定打に欠けるかな。デカいサンルーフ付きが出たら俄然盛り返しますが。

 ちなみに、同時発表のクラウンには全く興味ないです(笑)。

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 一昨日の土曜日、大宮駅で乗り換えの際に雑誌「新型 ロードスターのすべて」を買って、はやぶさの車中で結構時間かけて読みました。

 今回の4代目ロードスター(社内コードネームND)は、先代がRX−8と車台を共通にしたのと違って、まっさらなところからライトウエイトスポーツの理想を目指して作られたわけで、しかも乗りに乗っているマツダが練りに練った末の作品なので、読んですっかり欲しいモードになってきて、早速ネットで試乗車を検索して、昨日八戸に行ったついでに、マツダアンフィニ青森さんに寄って試乗させていただきました。

 初対面の印象は「低すぎて顔が分かんない!」でした。近くで見ると見下ろすことになるので、薄いヘッドランプの表情がさっぱりわからない(笑)。このクルマを見て楽しむのには、しゃがむことが必須!?

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  私は初代(NA)3代目(NC)のオーナーでもあったので、それをベースに見てしまいますが、それにしても低くて小さい。乗ってもタイトな感じです。ドアの窓ガラスが広いせいもあってその下の鉄板部分が異常に横に長方形(笑)。

 シートにはクッションがなくて張った布で支えているそうですが、全然違和感なかったですね。

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 15分の一人での試乗を許され、ディーラーの前の道路を右折してアクセルを踏んだ時、もう既に虜に。

 マツダの同じ型式のエンジンのアクセラでディーラーに乗り付けたのですが、ロードスターは軽いし、走りだすとエンジンは活発だし、当たり前ですが全然違いました。

 1500ccで馬力はどうかなと心配しましたが、私にとっては全然問題なし。確かにこの身の丈感がいい感触です。

 ミッションはマニュアルでしたが、少しの移動でコキコキ決まるので気持ちいい。これだとやっぱりマニュアルにしたくなります。

 しばらくして停車して、オープンで走ってみると、うーん、爽快。

 ちなみに、この時は22℃で曇り、風ほとんどなし。そもそもオープンカーには条件が良すぎる気候ではありました。それにしても風が体にまとわりつく感じは50キロ制限の道路をちょっと飛ばすくらいではまさに最高と言えました。

 「体調を崩すからオープンカーはもう一生乗らない。サンルーフでいい」という決断を昨年Z4を手放すことでしたつもりでしたが、このクルマのせいで何処かへ飛んで行ってしまいました。

 しかもこの幌の開閉が軽い! もう驚くほどです。昔、体を捻って電気が全身を走る体験を何度もしてきましたが、これだと楽ちんです。これまでのがパワステ無しでこれがパワステみたいな。

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 トランクはというと、ゴルフバッグは諦めなければならないかな。

 ドライバーやウッドなど何本か抜いて入れる技は当たり前と思っている私ですが、これはそれにしても厳しい。

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 外観デザインについては、前はカッコイイと思うのですが、後ろは個人的には受け付けません。それと黒いホイールには馴染めない古いタイプなので。

 リアは諦めるとして、色はこの赤は個人的にはあまり好きじゃないし、他のカタログのカラーもピンと来ないですね。イエローの限定バージョンが出るのを期待して、その際はホイールが明るい色であることを願ってます。

 ‥といいながら、今すぐ欲しいな〜。

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 正直なところ、スバル・レヴォークは私の購入対象にはなり得ないと思ってましたが、我がBRZがマイナーチェンジしたことで少し聞きたいこともあったので、スバルのお店に行き、ついでに試乗してきました。

 この車への一番の関心はアイサイト・ヴァージョン3.0で、「時代の最先端を行っているその技術を体験したい!」とは思うのですが、短時間の試乗でできるはずもなく、今回はモータージャーナリストに非常に好評なその走りとはどういうものかという単純な動機で乗ってみました。

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 試乗車は1.6GT−Sアイサイトという18インチタイヤとビルシュタインダンパーの入ったヤツのほう。結構硬くて、私としては間違いなく標準のGTのほうを選ぶだろうなと思いました。

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 それよりエンジンがすごくいい感じ。パワーは十分で低速よりグイグイ来る。これ、BRZに組み込んでもらいたいと思いました。もちろん遮音材のことも有るのでしょうけど、エンジンの音自体もなかなかいいかんじでした。

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 外観のデザインについは以前の4代目レガシィのほうがずっと良い印象ですし、内装だって良くなったとはいえ相変わらずスバルらしくケバい感じで受け入れがたい。しかし、もしこれに大型サンルーフの用意があったら内外装の趣味は合わなくても我慢してしまいそうな気もしました。

 いや、XVにこの1.6リッターターボが積まれて、アイサイト3.0になって、サンルーフが付いたら最高なんだけどな‥、などとついつい考えてしまうのでした。
 

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 昨日夕方、八戸に行ったついでにヤナセに寄って、発表されたばかりのGLAの試乗をさせてもらってきました。仕様は税込み499万円のGLA 250 4MATIC Sports。SUVのくせに最低地上高140mmという並みのセダンと変わらないという車高下げバージョンですね。

 私にとってはSUVというより、こないだまで持ってたアウディA3 3.2クアトロの延長線上にある車です。コンパクトなのにハイパワーで、ドアが4枚になって、SportsじゃなくOff−Road仕様を選べば最低地上高が180mmになって、冬道を宮古カントリークラブまで2時間以上のドライブするには最高のクルマに映ります。

 アウディQ3とかと違って、車高が低い分、左右への揺れが少なく快適でしょうし、コンパクトなサイズに収めたので、タイヤの存在感がデカく、クルマ好きの本能に訴えかけます。デザインもなかなか格好良いし。

 しかもベンツ最新のディストロニックプラス(アダプティブクルーズコントロール)は付けられるわ、後席にも恩恵の有る広大なガラスサンルーフは付けられるわ、条件的には私には最高に近い仕様です。

 その車に試乗するのに、我がマツダアクセラ 15S 4WDに乗って行ってきました。同クラスですが、エンジンの違いもあり日本で買えば倍以上違う価格です。今回は主にその比較を。

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 まずアクセラのシンプルなブラックの内装から乗り換えると、このGLAはきらびやかなことに驚きます。最新のメルセデスの内装はクラシックな感じとメカニカルさを意識して訴えかけるようで、またダッシュの肉厚さも表現していてデザインがダイナミック。メーター間の液晶はカラーなんだけど、メーター内はモノトーンであって欲しいと思う私からすればマイナスポイント。

 オートマのギア選択は日本車で言えばステアリング右のウインカーレバーの位置。慣れないと辛いですが、私は結構好きです。

 走り始めると、ステアリングの感触はアクセラに慣れた私には少々違和感を感じました。以前にAクラスを試乗した時、そのどっしり感は大したものだなと感心しましたが、それより最新のはずなのに、アクセラを基準にすると少々負けている感じ。タイヤが太いことも有るのかな。

 乗り心地は硬いです。ちょっとした凸凹でサスペンションが飽和してしまう感じというか。 我がアクセラは215/45R18、GLAは235/50R18と、サイズ上はGLAのほうが有利そうですが、GLAはランフラットタイヤということもあり、硬いです。Sportsという仕様のことも有るかもしれませんが。

 仮に私がOff−Road仕様を購入したら、タイヤはランフラットでないブリヂストンレグノのようなコンフォート系のものに替えてしまいたい。

 また、GLAはデュアルクラッチ式で、アクセラは普通のトルコン式というオートマチックの違いで、どうしても繊細に走れるのはアクセラのほう。ここも少々残念。

 あと気になったのは、アクセルペダルの位置。アクセラのほうがまだ奥にあるかな。しかもアクセラはオルガン式で、GLAは吊り下げ式。

 というわけで、半分は我がアクセラの良さを見直した試乗になってしまいました。

 ただ、馬力はやっぱり250の2リッターターボは魅力です。アクセラの4WDは1.5リッターのみとなっておりますが、早く海外仕様のように2.5リッターや2.2リッターターボディーセルを組み合わせて欲しい。それとサンルーフも欲しい。

 7月11日には極上の乗り心地と言われる新型Cクラスが出るって言うし、しかもドイツ車にしては珍しくゴルフバッグが3個そのまま荷室に収まるというし、メルセデスについて言えばそっちの方に関心が移りがち。しかし4MATICは当分出ないはずと言われました。その先にはCクラスとベースが一緒のGLKが出るわけで、そっちが私には本命かな。
 

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 昨年春購入のスバルBRZと、この春にやっと届いたマツダアクセラで何の不自由もなく今年のカーライフを全うできるはずではありました。

 しかし、どうにも久しぶりにオープンの開放感を楽しみたくなってまして、その心の空白を埋めるには6月に出ると言われるダイハツコペンで決まりというつもりでいたのですが、ネットで見ていると屋根を閉めたクローズドスタイルがいまいち。

 あれこれ物色してたら4年前に手放したはずのBMW Z4(初代、E85)が浮上してきて、またつい買ってしまいました。いや、私にとってオープンカーはバイクの代わりですから、3台目とカウントしいないでください(笑)。

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 ちなみに、4年前手放した価格より20万円お安く手に入れられました。いまどきの新車の軽より安いですよ。エンジンは2.5リッターから2.2リッターに格下げだけど、BMWご自慢のシルキータッチな直列6気筒であることは変わりなし。

 他の違いはというと、シートが革から布に、ホイールが18インチから16インチへ、幌の開閉が手動から自動に、フロントライトがLEDからハロゲンに、色がスターリング・グレーからモルディブ・ブルーにというところが主だったところ。しかも走行距離数が手放したのは5万キロ弱でしたが、これは3万キロ弱。

 実は他にも上京中仕事の合間にいくつかの個体を見に行きましたが、これが屋内保管だったことが明白で程度が抜群に良いことと、走行距離数が少なく、布シートだったのが決め手になりました。

 で、昨日、登録完了したこのクルマを東京から乗って帰ってきました。正確に言うと、朝東京を出て、千葉県で業界関係者とゴルフ(しかも歩き)をして、その後、常磐道を経由して郡山に抜けて東北自動車道を走ってきました。トワイライトタイムにいわきから郡山に抜ける磐越道で太陽に向って走るのが気持ちよかった〜。

 無謀なスケジュールでしたが、疲れたら途中で諦めてどこかに泊まろうと思ってました。しかし、気分がハイだったからか、無事深夜10時に自宅に到着しました。ゴルフもそうだけどこの日だけで700キロ走破したことになり、さすがに腰は悲鳴をあげてましたけど。でも51歳の自分に自信が持て、いい思い出になりました。

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 このBMW116iは長く付き合えるタイプのクルマだったけど、置いておくと3月納車のスバルBRZに乗らなくなりそうなので、思い切って手放すことにしました。購入時に書いた内容と一部重なりますが、感想を10項目並べてみます。

1.運転姿勢がジャストフィット オプションのスポーツシートは電動ではないけど、そちこち調整できてフィットしていいですね。オーダーメイドスーツを着た感じ。特に座面を前に伸ばし、前側を高くできるのが最高。さらにFRで前輪が前に出ているのでアクセルの位置が自然。いまガレージにあるアウディA3はそこがダメなので永遠に運転姿勢が決まりません。

2.発進時は四駆がいいな 私にとっては4WDが当たり前。初めてのFR実用車だったけど、会社から4号線に出るときとか、いちいち段差を飛び越えて滑るのがどうも好きになれなかったです。ズルズル滑らせて走るより、パワーを無駄なく路面に伝えてオンザレールで走るのが性格的に合っているのかもと思いました。135iの4WDは同じ右ハンドルの英国でも選べないようですが、出してくれないかな!

3.乗り換えると発進時の遅れが気になる このクルマに乗っていると慣れてしまうのだけど、乗り換えると発進時の一瞬間をおいた感じが嫌になりますね。1600ccのターボだから仕方ないのでしょうけど。発進時以外はそこそこトルクがあって、8速オートマが高いギアを選ぶので不思議と気持よく走れます。

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4.パドルシフトがない8速オートマは疲れる 8速オートマの変速の回数が普通の4〜5速の車に比べ倍近く多くなるのですが、それがなかなか楽しいです。しかし、エンジンブレーキを効かせたい時に、シフトダウンが面倒。3つや4つ、コクコクとシフトレバーを引かなくてはなりません。昔のオートマみたいに一気に3速、2速に行けるようにしてほしいですね。それが叶わないなら最低パドルシフトが欲しい。スバルなんてほとんど全車標準でしょ、いま。

5.ACCがオプションでも付かない 今年はこの1シリーズの対抗馬のボルボV40、メルセデス・ベンツAクラス、フォルクスワーゲンゴルフが出たわけですが、ACC(アダプティブクルーズコントロール)が付けられます。BMWは1と3の差別化のひとつにコレがあるのですが、今度マイナーチェンジで付くのでしょうか?

6.エンジン音はさすがBMW BMWの直列6気筒のよさは揺るがないのでしょうが、この4気筒はそれを忘れさせてくれる程の価値あるエンジンです。よく回るし、ターボのトルク感は自然です。

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7.乗り心地はタイヤのせいもあってか大満足 1シリーズにはMスポーツサスペンションもオプションで選べるのですが、標準の柔らかいのを選びました。雪国は道路が傷みやすくて冬を過ぎた後陥没してたりするので、やっぱり柔らかいほうがいいのではないでしょうか。ランフラットタイヤは進化して、かつブリジストンのポテンザより少し快適性に振ったTuranzaのコンセプトが絶好だったというのもあると思います。

8.バリアブル・スポーツ・ステアリングは価値あり BMWではサーボトロニックと呼んでいるようですが、このオプションが結果的に良かったのかもしれません。それ無しの試乗車にディーラーで乗ってみたのですが、その重厚感も捨てがたい。しかしより楽チンにするこのオプションは文字通り進化した形と思えました。

9.ブレーキパッドは交換スべし 4000キロ辺りで、STOLZというブランドのブレーキパッドに交換。ブレーキダストが何分の1かに減るので洗車が楽になりました。BMWはローカルなニーズに合わせて欲しいと思います。更に言うと、ウインカー等のレバーの左右交換のオプションを無償でやるとか。

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10.リッター13キロちょうど 走る楽しさと燃費の両立。さすがプレミアムブランドBMWでしたね。燃費計の表示なので実際は少し劣るでしょうけどね。1回の給油で700キロ走れて快適でした。

 その他として、液晶嫌いの私にとってこのセンターの液晶がエンジン胎動のたびに消す作業をしなければならないのが苦痛でした。セットしておいたら自動で消えるようになっていて欲しかった。ボルボV40はメーターそのものが液晶になってるし、困った時代になったものです。

 総じて、痒いところに手は届かないけど、このコンパクトさにかかわらず乗り味の高品質感に圧倒され、BMWブランドへの信頼感が相当増した1台となりました。

 ライバルたちが200万円台後半でしのぎを削っているので、既に欧州ではデビューしているお安い114iが出るのでしょうか? 安全装備とACCが付いて、エアコンやヘッドライトのグレードを下げて289万円の114i? 日本のBMWはそこまでしないか?

 私の希望は、どこにもないけど、2リッターターボの125i xDrive(4WD)。ACC付き。サンルーフをデカく。色は今回と同じ白で、新しく買ったように見せないようにします(笑)。

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 昨日、小学校の運動会の合間に時間が空いたので市立図書館へ行って、お目当てのアサヒカメラの最新号を読んだ後、クルマの雑誌もペラペラとめくったら、あれまー、ノーマークだった4月発売のメルセデスベンツBクラスにディストロニックプラスがオプション設定できることになっているじゃありませんか。

  ディストロニックプラスと言えば、一般的な言い方で言えば、ACC。アダプティブ・クルーズ・コントロールですね。他にはレーダー・クルーズ・コントロールとも言われますし、BMWはアクティブ・クルーズ・コントロール、スバルはアイサイトと言います。

 厳密にはそれぞれ複合した機能を称するみたいで微妙に違ったりしますが、前車追随機能+信号認識+自動ハンドル=自動運転なわけで、自動運転の3分の1の機能が付いているという面で私にとってはほとんど同じです。

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 これ、以前にも書きましたが、国産車だと上限である正味100キロ(メーター読み110キロ前後)に設定しても100キロ制限の高速道路だと流れに乗れなかったりします。

 ですので我がスカイラインクロスオーバーでその歯がゆさを感じながらもACCに味をしめた私は、上限スピードが遥か遠くにある輸入車でこれが付いている車種をずっとチェックしていたのですが、ボルボ∨60以外は高価格帯で馬鹿デカイクルマばっかり。アウディQ3にもイヴォークにもオプション付かなかったのでガッカリしてたら、コレを発見したというわけです。

 しかもこれ、ドライバー目線も高いからSUV好きの私にも悪くないかも。それに確かこのクルマ、前評判がいい。というわけで今日、八戸に娘の送迎ついでにヤナセに寄って試乗させていただきました。

 あちこちのレビューにあったように、内装の質感はバッチリ。アクセルの感触も急発進しない感じで好印象。シートの高さの調整幅がすごくあって、一番低くするとあまり背の高いクルマを操っている印象が薄くなるほどですが、高くすることでSUV並のドライバー目線は確保できそうですし、乗り降りも楽になります。

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 運良くディストロニックプラス装着車(全車に15万円のオプション)があったのでそれを使って試乗しましたが、全く問題なくいいですね。停止してもキャンセルに成らないのがいい。

 我がBMW116iより静かですが、乗り心地は16インチの一番ベーシックなタイヤだったのですが、ちょっとゴツゴツきます。

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 ちょっとびっくりしたのが、オートマのギアレバーがハンドルの右奥にさり気なくあること。右か〜。ウインカーと入れ替えてくれよ〜。でも私にしてみれば、左の腰の位置にあるより好きですね。 

 さて、そろそろ結論ですが、ACC付けて314万円からか!と驚いた反面、カタログを片手に営業の方の話を聴いていると、さすがにそんなに美味い話はないかとちょっと醒めてきたのも事実。

 まず、ずっと上のグレードにしないとオートエアコンに成らない。それからリアのプライバシーガラスは更に敷居が高い。加えて、今どきプッシュエンジンスタートのオプションが無いのでキーを刺すしか無い。

 また、日本仕様はずべて本国のスポーツグレードと同様、車高を落としてあって最低地上高は105mmしかない! 日本の立体駐車場対策なんですね。 北国のユーザーがこれを買ったらどうなるのか? 壮大な実験がこの冬に始まろうとしている!? 営業の方も注文したそうで、冬タイヤは少し大きめのタイヤを履かせると言ってました。あとは部品をどこからか手に入れてノーマルに戻すしか無いのか。

 願わくば、本国のノーマル車高を出して欲しいですし、いっそのこと4WDを出して欲しい。更に私としてはでっかいサンルーフが欲しい。以上、解決になったらすぐにでも欲しい。でも本命は晩秋に出ると言われる車高の低くなる凝縮感最高のAクラスかな。

 ちなみにメルセデスは今後、全グレードにディストロニックプラスを展開するそうで、それはほんとに楽しみ。他の外車メーカーも刺激を受けて出してくれるといいですね。そして最終的には国産車も上限をもうちょっと上に持ってきて高速の流れに乗れるようにして欲しいですね。

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 セカンドカーとして7ヶ月あまり所有していた、BMW 135iを手放すことになり、今日は手元にいる最後の日でした。

 3月上旬に3年落ちで43,000キロ走った格安の中古車を注文し、手元に届く前に大震災が発生。セカンドカーとして乗り回している状況ではないので、一度は違約金を払ってキャンセルしようと思ったのですが、売ってくれた会社に迷惑がかかるだろうと思いとどまり、3月中に納車していただいたのでした。

 その後、子どものサッカーの試合が通常通り行われるようになると、週末には開催地にこの車でよく行きました。この写真は4月下旬に久慈まで行った時の帰り、平庭峠のあたりです。

 例によってこの車に乗ってたくさんわかったことがありましたので箇条書きでいきます。というのも、このブログのこれまでの人気の記事のうち一番閲覧数が多いのがこのBMW Z4のページだったもので、その真似(笑)。
 
1.早く走りたがる人に速い車は合わない BMWには箱型でありながらM3やM5と言ったポルシェ911やGT−Rに匹敵するようなスペシャルなスポーツカーがあるのですが、それに次ぐ加速が味わえるのがこの車です。しかし、この車の力を余すところなく発揮しようとするともう公道では無理ですわ。我慢を強いられます。逆にストレスが溜まってしまうものだと分かりました。でもステアリングを握っているだけで、ハンドルをちょっと切っただけで楽しい車ではありました。

2.マニュアルは変速数が増えると扱いづらい 50代目前ですから最後のチャンスと思って久しぶりにマニュアルを選んでみました。セカンドカーということもあって、コーナーなどで変速するのを忘れたりして慌てます。しかもこの車、3〜6速はどこに入っているかさっぱり分からない。全域でトルクがあるし、音がジェントルだし、3と5の違い、4と6の違いはいちいち見ないと分からなかったです。ハイギヤードにして燃費を稼いでいるというのもあるでしょうけどコレなら5速にしてもらったほうがすっきりしますね。

3.パワーのある車にマニュアルは合わない 現GT−Rがマニュアルの設定を無くしたときの言い訳がよくわかりました。早い車だとマニュアルは手間がかかって確かに危ないと思いました。それに、年取ったからかな〜、今になるとクラッチを切ったり繋げたりという動作が精密機械感を阻害しているように思います。

4.この直列6気筒ターボは気持ちいいし静か BMWの直列6気筒は絶品。更にターボが付いて静粛性が高まって、パワーも余裕で出てくる。トータルで燃費はリッター9.0kmでした。エンジンだけでこの車の半分の価値があると思えます。ただ私はエンジンに直結するミッションが気に入らなかったわけですが。

5.ブレーキの効きは圧倒的だけどブレーキダストに閉口 
一度ブレーキに助けられた瞬間がありました。さすがBMW!と感心しましたが、それでも最低でもガソリン満タンのたびにホイールは洗わなければならないのには、日本車の常識に慣れた頭では納得が行きませんね。ドイツ車は皆そうらしいですが。まあ、高圧洗浄機などでも取り除きやすい汚れではありますが。

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6.スマートでないデザインがイイ 力感が感じられる姿がいいと思っています。これもクリス・バングル氏のデザインなのでしょうが、小さくて小奇麗で終わっていないのがいいです。しかもお尻が小さくてしまっていて、タイヤが太くて存在感がある。一言で言って、筋肉質ですよね。スポーツマンそのものの外観です。ちなみに新型1シリーズはあまり好かれていないようですが、機能優先、不細工な顔で結構ワタシ的には惹かれます。

7.スポーツカーでもやっぱり乗り心地がいいに越したことはない 前オーナーが選んだタイヤもあるのでしょうが、乗り心地がイイ。ベースが3シリーズと共通というだけあってドッシリ感あります。私が乗っていた初代Z4よりよさそうでした。震災後まだまだ凹凸がある東北自動車道でもそんなに問題なく走れた感じでした。

8.時々後ろに人を乗せるとき罪悪感を感じる 2人乗りのZ4に比べたら4人乗れるので実用的だと思いましたが、やっぱり家族でも面倒かけるので申し訳なく思います(子供たちは不満は言いませんけど)。窓ガラスは広いし、スカイラインクーペより広いと言われる後席なのでそこそこ快適だとは思いますが、前のシートを下げるとかなりギリギリですしね。今度セカンドカーを買うなら、潔い2人乗りがいいなと思っています。ただ、後ろの席があるほうが前の席のシートのリクライニング角度が自在にできて昼寝がしやすいんですよね。

9. 太ももを広く支えるスポーツシートが最高 
電動パワーシートが付いてきたのですが、やっぱり便利でしたね。コーナーでは適度に支えてくれて気持ちいいです。そして、座面の前後長が変えられるように、前部の1/3が前にせり出せるんですよ。これが最高。

10.オートライトが早く点きすぎて役に立たない その他細かいことでは、「前の席のセンターコンソールにはペットボトルは1本しか置けない。しかもそれを使うと左肘掛けが使えない」「5人乗りではない」「ナビが前世代のもので扱いにくい」「ゴルフのキャディバッグは1個だけしか横置きできない」と言った所が不満ではありました。

 これで私のガレージは、これから3シーズン目の冬を迎えるスカイラインクロスオーバーのみとなります。 まあ、高速道路の被災者証明を忘れる心配がなくなって安心です(笑)。え、もうこの被災者証明は要らなくなるんですか??

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 若い頃はホンダでしたね。シティターボ、才能のシティ、アコード、アスコットとホンダに乗りました。欲しかったけど縁がなかった、CR−X、インテグラ、プレリュードもほんとに好きだったなー。

 しかし、最近ではすっかり日産党になってきました。間違いなくゴーン社長、中村史郎デザイン担当役員になってからでしょうね。スカイライン、ムラーノ、スカイラインクロスオーバーと乗り継いでいます。フェアレディZ、キューブ、先代マーチ、ティーダ、ジュークあたりは冒険とバランス感覚が絶妙のような気がしております。

 さて、リーフが地元のディーラーに届いたというので喜んで試乗してきました。電気自動車は1年ほど前に三菱のiMievを経験してましたので2台目ですね。

 いやー、静かで、加速の時のモーター音が気持ちいいですね。すごく高級だと思います。これから愛車スカクロ(スカイラインクロスオーバー)に乗り換えるとうるさくてガックリします。しかも走り出しでは負けている。

 補助金をもらうとだいぶ現実的な価格になるらしいですが、何年も維持しなければならない制約がつくと思うと、私が買うとすれば補助金申請無しとなるかもしれません。ですとここでオプションを含め見積もると435万円(値引きはゼロの噂)ですか。

 しかし航続距離がガソリン並なら本気で考えるでしょうね。いや、私がこだわる広大なサンルーフと、外車のように上限速度なしのアダプティブクルーズコントロール(ACC)が付いて、オーディオがそこそこいい音がするのなら、カッコ悪くてもすぐにでもサインします。

 しかし最長200キロしか走れないわけで、ということはサブの車にしか成らないわけで、やっぱり躊躇しますね。サブとしてなら、7月に200万円程度で出ると言われるiMievとか、iQのEVバージョンのほうがいいかも。日産もそのうち下のクラスに出すんでしょうね。

(写真:二戸日産にて)

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