きまじめチキン日記

経営 鶏肉 健康 岩手 読書 愛車 ゴルフ

タグ:書評

IMG_1735

 中国出張の帰りに、内田樹(たつる)さんの「日本辺境論 (新潮新書)」を読みました。

 いやー、強烈に面白かったですね。ちょうど中国と日本の位置づけを考えるにもちょうど良かった。

 日本が中国を見下している面は私にもあったと思うけど、もう今回の出張で、中国が中心で日本は辺境だという定位置にいままさに戻ろうとしていることを実感したし、それを裏付ける背景がこの本で学べました。

 少し引用しますね。

 世界のどんな国民よりもふらふらきょろきょろして、最新流行の世界標準に雪崩を打って飛びついて、弊履(へいり)を棄(す)つるがごとく伝統や古人の知恵を捨て、いっときも同一的であろうとしないというほとんど病的な落ち着きのなさのうちに私たちは日本人としてのナショナル・アイデンティティを見出したのです。

 私たちは歴史を貫いて先行世代から受け継ぎ、こうぞ幾世代に手渡すものが何かということについてほとんど何も語りません。代わりに何を語るかというと、他国との比較を語るのです。

 自分自身が正しい判断を下すことよりも、「正しい判断を下すはずの人」を探り当て、その「身近」にあることのほうを優先するということです。

 日本人は後発者の立場から効率よく先行の成功例を模倣するときには卓越した能力を発揮するけれども、
先行者の立場から他国を領導することが問題になると思考停止に陥る。

 このあたりはよく言われることかもしれませんが、ほかにも数限りなくマーカーで線を引いてしまいました。

 著者も言っていますが、自国の国民を語る本がこれほど出版されている国はほかにないそうです。かなりアイデンティティの希薄な国民かもしれませんね。私もそういう意味で典型かもしれません。

f0ab7e98.JPG

 キヤノンマーケティングジャパンの「社長、曰く。」という広告シリーズが書籍になって、手元に届きました。

 2500社を超える会社の社長たちの「座右の銘」を集めた本になっておりますが、県別に並んでおりまして、22ページに私の選んだ「小善は大悪に似たり」という稲盛和夫塾長の言葉が載っております。

 せっかくなので、GW最終日、全部に目を通しました。

 まず感じたのは、稲盛和夫塾長の言葉が一番多く引用されていると言うこと。

 盛和塾は5000人にまで膨れあがり、中堅もしくは中小企業の社長が多いので、まさしくこの本と対象者がだぶるからなのでしょう。しかし、その言葉はバリエーションに富んでおります。最後に、引用元別の索引がありました。稲盛塾長の言葉としては‥

 「あきらめずにやり通せば成功しかあり得ない」

 「敬天愛人」

 「結果は、心に何を描くかによって決まる」

 「謙虚にして驕らず。さらなる努力を」

 「一人一人が経営者」

 「心を高める、経営を伸ばす」

 「仕事の結果=考え方×熱意×能力」

 「動機善なりや、私心なかりしか」

 「利己の経営から利他の経営へ」

 ちなみに、松下幸之助の言葉もやっぱり多いんですね。せっかくなので同じように並べてみます。

 「感謝の心を忘れない」

 「自己観照」

 「執念ある者は可能性から発想する 執念無き者は困難から発想する」

 「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい」

 「素直な心」

 「打てば響く」

 「熱意からすべては始まる」

 「明日では遅い、いますぐ実行」

 「和親一致」

 意味が分からない言葉も結構ありましたので、あらためて確認する意味でも、この本は結構よいきっかけをくれますね。

 それから、せっかくなので、これはいいなと思った言葉をいくつか‥

 「若いとき出さなかった汗は、老いては涙となって出てくるものである」

 「やってみれば、結果が教えてくれる」

 「座って文句を言う人間より 動いて批判を受ける人間になりたい」

 「決意から全てが始まる」

 「始まりは、どんなものでも小さい」

 「1円でも対価があればプロであり、プロは結果に責任を持つ」

 「永遠に命があるがごとく学べ 明日死ぬがごとく生きよ」

 「人生を上手に生きるコツは上昇志向と 他人より毎日少し頑張るだけ」

 「出来る出来ないじゃない。やるかやらないかだ。」

 「当たり前を当たり前と思う人に成功はない」

 「情熱は才能に勝る!」

 「早く沢山失敗をしろ。それが成功への近道である。」

 「未来は今決まる」

 「ホームインするためには、一塁、二塁、三塁とベースを踏んでいかねばならない。」

 「『背伸び』がやがて身の丈になる」

 「一人の敵も作らぬ人は、一人の友も作れない」

 「努力しない人は不満を語り、努力する人は希望を語る。」

 ‥いくつかと書いておきながら、結構沢山ありました。

↑このページのトップヘ