きまじめチキン日記

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タグ:放射能

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 12月30日、たまたまビジネスホテルに泊まったら朝日新聞が無料サービスになっていて、朝食を摂りながら眺めていたら「リスク社会に生きる」という1〜2面の特集記事に目が止まりました。

 東京都に住む若い親子の話。幼稚園に通う息子に二重のマスクをさせ、晴れていても雨ガッパを着させる。帰宅後はすぐにシャワーを浴びさせ、ペットボトルの水で全身を洗い流すのだそうだ。そんなことをさせる母親と「そんなことはやめろ」という父親。笑ってしまいそうではあるけど、こんな諍いになりそうなことって今の日本にはたくさん転がっていそう。

 「津波てんでんこ」 の精神じゃないけど、リスクに対して自分や家族の命を守る考え方は、多種多様であってもいいとは思う。しかし、世の中は急激に進化していて、リスク自体は収縮して安全になっているのに、どうしてこのタイトルのように「リスク社会」なんていう言い方しなければならないんでしょうね。

 紙面にはリスクについての専門家の見方が一般人とはぜんぜん違うことを、分かりやすい表にして見せていました(写真)。マスコミはあれこれミクロの視点でリスクを煽ってばかりで、なぜこういうマクロの視点を置き去りにするのだろうと嘆かずにはいられないですね。そういう意味では、やっと見られるようになってきたかと嬉しくもあります。

 畜産関係だと、BSEや新型インフルエンザの時だって一時期はパニックになりましたが、今は理解が進み、ほぼ忘れ去られています。今回の放射線については私が見てきた書物によると、どう考えても気にして生活するほどじゃない。そのことが徐々に国民に定着するような年に今年がなればと願わずにはいられません。

 そう願うのは、そうならない可能性が高いからですが‥。

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 先週アメリカに行ってちょっと驚いたことの一つは、10年ほど前の私の印象である「アメリカのチキンは美味しい」というのが覆されていたことでした。

 旅行中に外食で食べるむね肉料理が美味しくて、「あー、これではアメリカでむね肉の人気が上がるわけだ」とかつては思ったのですが、工場を訪問してビックリ、熟成とともに塩水をインジェクション(注射)していたんですね。さすがアメリカは合理的だと感心したものでした。

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 しかし、今回聞いたところでは、インジェクションはほとんど行われなくなったとのこと。顧客は水増しした部分にお金を払っていることになるから毛嫌いされたのと、ナチュラル志向の高まりということでした。

 今回の短い滞在中に結構チキン料理を食べましたが、以前のように素材にジューシーさを感じることはなく、大きな変化を実感しました。

 ところで、アメリカは食中毒の問題から放射線照射をしているはずです。日本の残留基準は厳しくなる方向ですが、そのへんとの絡みはどうなんでしょうね?

 じゃがいもの芽への放射線照射は常識ですし、 いま日本では放射線はすべて悪者扱いですけど、今後避けて通れないという感覚を持つためにも、そういうメリットを国民に理解してもらいたいものです。

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