きまじめチキン日記

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 このBMW116iは長く付き合えるタイプのクルマだったけど、置いておくと3月納車のスバルBRZに乗らなくなりそうなので、思い切って手放すことにしました。購入時に書いた内容と一部重なりますが、感想を10項目並べてみます。

1.運転姿勢がジャストフィット オプションのスポーツシートは電動ではないけど、そちこち調整できてフィットしていいですね。オーダーメイドスーツを着た感じ。特に座面を前に伸ばし、前側を高くできるのが最高。さらにFRで前輪が前に出ているのでアクセルの位置が自然。いまガレージにあるアウディA3はそこがダメなので永遠に運転姿勢が決まりません。

2.発進時は四駆がいいな 私にとっては4WDが当たり前。初めてのFR実用車だったけど、会社から4号線に出るときとか、いちいち段差を飛び越えて滑るのがどうも好きになれなかったです。ズルズル滑らせて走るより、パワーを無駄なく路面に伝えてオンザレールで走るのが性格的に合っているのかもと思いました。135iの4WDは同じ右ハンドルの英国でも選べないようですが、出してくれないかな!

3.乗り換えると発進時の遅れが気になる このクルマに乗っていると慣れてしまうのだけど、乗り換えると発進時の一瞬間をおいた感じが嫌になりますね。1600ccのターボだから仕方ないのでしょうけど。発進時以外はそこそこトルクがあって、8速オートマが高いギアを選ぶので不思議と気持よく走れます。

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4.パドルシフトがない8速オートマは疲れる 8速オートマの変速の回数が普通の4〜5速の車に比べ倍近く多くなるのですが、それがなかなか楽しいです。しかし、エンジンブレーキを効かせたい時に、シフトダウンが面倒。3つや4つ、コクコクとシフトレバーを引かなくてはなりません。昔のオートマみたいに一気に3速、2速に行けるようにしてほしいですね。それが叶わないなら最低パドルシフトが欲しい。スバルなんてほとんど全車標準でしょ、いま。

5.ACCがオプションでも付かない 今年はこの1シリーズの対抗馬のボルボV40、メルセデス・ベンツAクラス、フォルクスワーゲンゴルフが出たわけですが、ACC(アダプティブクルーズコントロール)が付けられます。BMWは1と3の差別化のひとつにコレがあるのですが、今度マイナーチェンジで付くのでしょうか?

6.エンジン音はさすがBMW BMWの直列6気筒のよさは揺るがないのでしょうが、この4気筒はそれを忘れさせてくれる程の価値あるエンジンです。よく回るし、ターボのトルク感は自然です。

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7.乗り心地はタイヤのせいもあってか大満足 1シリーズにはMスポーツサスペンションもオプションで選べるのですが、標準の柔らかいのを選びました。雪国は道路が傷みやすくて冬を過ぎた後陥没してたりするので、やっぱり柔らかいほうがいいのではないでしょうか。ランフラットタイヤは進化して、かつブリジストンのポテンザより少し快適性に振ったTuranzaのコンセプトが絶好だったというのもあると思います。

8.バリアブル・スポーツ・ステアリングは価値あり BMWではサーボトロニックと呼んでいるようですが、このオプションが結果的に良かったのかもしれません。それ無しの試乗車にディーラーで乗ってみたのですが、その重厚感も捨てがたい。しかしより楽チンにするこのオプションは文字通り進化した形と思えました。

9.ブレーキパッドは交換スべし 4000キロ辺りで、STOLZというブランドのブレーキパッドに交換。ブレーキダストが何分の1かに減るので洗車が楽になりました。BMWはローカルなニーズに合わせて欲しいと思います。更に言うと、ウインカー等のレバーの左右交換のオプションを無償でやるとか。

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10.リッター13キロちょうど 走る楽しさと燃費の両立。さすがプレミアムブランドBMWでしたね。燃費計の表示なので実際は少し劣るでしょうけどね。1回の給油で700キロ走れて快適でした。

 その他として、液晶嫌いの私にとってこのセンターの液晶がエンジン胎動のたびに消す作業をしなければならないのが苦痛でした。セットしておいたら自動で消えるようになっていて欲しかった。ボルボV40はメーターそのものが液晶になってるし、困った時代になったものです。

 総じて、痒いところに手は届かないけど、このコンパクトさにかかわらず乗り味の高品質感に圧倒され、BMWブランドへの信頼感が相当増した1台となりました。

 ライバルたちが200万円台後半でしのぎを削っているので、既に欧州ではデビューしているお安い114iが出るのでしょうか? 安全装備とACCが付いて、エアコンやヘッドライトのグレードを下げて289万円の114i? 日本のBMWはそこまでしないか?

 私の希望は、どこにもないけど、2リッターターボの125i xDrive(4WD)。ACC付き。サンルーフをデカく。色は今回と同じ白で、新しく買ったように見せないようにします(笑)。

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 昨日の土曜日、岩手県内は統一して食鳥検査休業日ということで、県央工場の新年会から戻ってのんびり過ごしました。そして夕方、思いついて市内のクルマのディーラーにて最近進化の著しい軽自動車を試乗させていただいてきました。

 まずはスズキワゴンR。ディーラーに寄ったら、系列の家内のマツダCX−5を買ったときの営業マンが対応してくれて、「社長が軽自動車運転するの似合わないですね!」と何度も言われたのですが、聞き流して試乗スタート。

 今乗っている3200ccのアウディから排気量5分の1くらいになるわけで、そりゃあ正直言って遅く感じます。しかし視点が高くて運転が楽。ボディがしっかりしている感じはあり。ただ、乾いたエンジン音がやたら耳に入ってくるのがちょっと残念な感じ。

 アクセルを離している間に発電する機能が付いているのですが、離すたびに表示ランプが点くのは煩わしい感じがしましたね。しかし、こういう機能が今までのクルマには付いてなかったということに違和感を感じるのは私だけでしょうか。ハイブリット云々の前にこれからは当たり前になるのでしょうね。 

 見ては、後ろの席がやたらだだっ広いのが印象的。外観も見慣れて入るけど、横からの眺めではウインドウグラフィックがカチッとしていて好きです。内装はオーディオ周りが今ひとつかな。

 さて、次はホンダの店へ。実はN ONEの運転席に初めて座ったのは、昨年たまたま寄った盛岡のイオン店内のことでした。外観もそこそこでしたが、内装の印象がとてもいいのに驚いたのでした。その後、雑誌などで乗り味が称賛されていたのでとても気になっていたのです。

 最初はターボ無しの方。エンジン音はワゴンRより好印象。ホンダらしいエンジンの存在感が感じられました。乗り心地はどっしりしていてワゴンRより良さそう。遅いのはほぼ一緒か更にという感じ。ダッシュのデザインは相変わらず斬新で高級感あり。

 そのあと、ちょうど戻ってきていたターボ付きのツアラープレミアムに乗り換え。回さなくても結構スピードが乗ってきます。静かです。ほほう、これなら幅が狭くて4人乗りでコーナリングに少々緊張感があることと、税金が安いことだけを天秤にかけられる。

 それにしてもN ONEの品質感はユニクロよりも無印良品的なハイソな感じがあってとても惹かれます。カタログもその世界観が出ていてとてもいいです。ただ細かいことですが、メーターの中のデザインをはじめ、プレミアムのゴテゴテした感じが受け入れられないので、私ならプレミアムまで行かないで素のツアラーで抑えますね。

 もともと小さいクルマが好きなので、我慢できなくなって以前にはトヨタiQダイハツエッセを所有していたことがありました。稲盛塾長の「売上は最大に、経費は最小に」ではないですが、そういう感性からか軽自動車はずっと気になる存在です。

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 中国出張の帰りに、内田樹(たつる)さんの「日本辺境論 (新潮新書)」を読みました。

 いやー、強烈に面白かったですね。ちょうど中国と日本の位置づけを考えるにもちょうど良かった。

 日本が中国を見下している面は私にもあったと思うけど、もう今回の出張で、中国が中心で日本は辺境だという定位置にいままさに戻ろうとしていることを実感したし、それを裏付ける背景がこの本で学べました。

 少し引用しますね。

 世界のどんな国民よりもふらふらきょろきょろして、最新流行の世界標準に雪崩を打って飛びついて、弊履(へいり)を棄(す)つるがごとく伝統や古人の知恵を捨て、いっときも同一的であろうとしないというほとんど病的な落ち着きのなさのうちに私たちは日本人としてのナショナル・アイデンティティを見出したのです。

 私たちは歴史を貫いて先行世代から受け継ぎ、こうぞ幾世代に手渡すものが何かということについてほとんど何も語りません。代わりに何を語るかというと、他国との比較を語るのです。

 自分自身が正しい判断を下すことよりも、「正しい判断を下すはずの人」を探り当て、その「身近」にあることのほうを優先するということです。

 日本人は後発者の立場から効率よく先行の成功例を模倣するときには卓越した能力を発揮するけれども、
先行者の立場から他国を領導することが問題になると思考停止に陥る。

 このあたりはよく言われることかもしれませんが、ほかにも数限りなくマーカーで線を引いてしまいました。

 著者も言っていますが、自国の国民を語る本がこれほど出版されている国はほかにないそうです。かなりアイデンティティの希薄な国民かもしれませんね。私もそういう意味で典型かもしれません。

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