きまじめチキン日記

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 この度の焼肉店のユッケでの食中毒死亡事故、食肉業界人として生食の規制が相当厳しくなるかと思いましたが、思ったより変わらずに済みそうですね。

 鶏肉を生やたたきで食べる南九州はどうなるのだろうと心配しましたが、噂では鹿児島には生食していいという条例があるのだそうです。ちょっとやそっとのことで生食の文化は揺るぎそうにないということなのでしょう。

 考えて見れば、鶏肉の生食は実際美味しいわけで、食べられるようにすれば、もしかすると地元岩手の鶏肉消費は九州並に上がるかもしれないかも!

 最近のむね肉は厚みがありすぎるくらいあるわけで、トリミングさえすればもしかして生食が可能かも!と業界関係者の会合の昼食タイムに発言。

 そうしましたら、そちらの道のプロから「いや、鶏肉は牛肉などと違って気泡があるから病原菌が中に入り込むんですよ」と釘を刺されました。

 あー、そういうことでしたか。残念。ま、それができたら既に誰かやってますよね。

(写真:全く関係ないですが地元三陸のホヤでした)

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 韓国で畜産の許可制が2012年から始まるというニュースが入ってきました。

 口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザに振り回された上での判断と思われますが、それらの病気に振り回されているのは日本も同じです。

 これらの法定伝染病が蔓延すると経済的なロスは避けられませんので、やっぱり予防措置として農家の知識向上やルール厳守の意識がますます高まっているので、方向として試験をパスした者だけが飼育ができ、設備の確認まで国で監視するべきだと思います。

 そのことで消費者の安心感は高まるでしょう。また、畜産だけでなく、耕種農家についても同様のハードルを設けたらよいと思います。

 QBハウスは日本ではお安い床屋さんとして認知されていますが、シンガポールでは技術の確かな髪を切る店として人気があるとか。

 それも、QBハウスが日本の理髪業の資格の上に、QBハウス独自の厳しいハードルを構築したからでしょう。

 同様なことは何にでも当てはまるわけで、日本の職業のレベルアップに国家試験は役に立つはずです。

 しかも5年単位で更新が必要で、 5年ごとに最新の技術動向を吸収しなければ再許可しないくらいに厳しくしたらいかがでしょうか?

 そうすることで、農家も若齢化が促進されるはず?

(写真:4月8日、農場の物資が不足している時期の生産部指導員の朝の打ち合わせ) 
 

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 9月23日のTBS系「がっちりマンデー!!」は通販の特集でした。その中で急成長を遂げている宅配ビジネスとして、当社からも供給させていただいているP社さんが紹介されました。

 当社の特定農場をパルシステムの指定農場として、厳し基準を合格したものを「までっこチキン」として供給させていただいているのですが、そのカタログの記事が一瞬、テレビに映りました。

 カタログは65万部発行で、週刊文春を超えるのだとか。すごいですね。

 P社さんは首都圏エリアで非常に伸びていて、全国に拡大するだろうと番組では断言してましたが、さてどうなるのか?非常に楽しみです。

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