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 10月4日の「クローズアップ現代」は「”就職氷河期世代”夢は掴めるか」と題した特集でした。

 30歳前後の氷河期世代は、正社員として企業に入社できなかったがために、やむを得ず非正規雇用者として働き、年を重ねるとともに正社員への道は狭くなっていく。

 男性より就職が厳しいとされる女性で、海外脱出して香港あたりで活躍する人もいるとは聞いていましたが、今は中国に行く人もいるとは驚きました。

 地方の中小企業の経営者にとって、この特集はショックですね。まじめで結構使えそうな若者が、日本に何百万社もある中小企業にマッチせずに、中国でキャリア開発するとは。欲しがっている中小企業もたくさんあるのでしょうから‥。

 岩手県の雇用促進会議に出席させて頂いておりますが、つくづく企業側と被雇用者側の「マッチング」はまだまだ改善出来る要素があると思います。人材ビジネスはもっと伸びるんだろうな‥。