きまじめチキン日記

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タグ:ブロイラー

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 昨日はめんこい協同組合の総会がありました。

 その前に職員がそろって事務所で会議があったのですが、ビジネスで連絡を取る手段に中国発のWeChatを使っているからか、会議そのものがチャットみたいだなと、秘かに苦笑い。

 メンバーの持てる情報と考え方を総動員して、納得する方向を作り上げていく会議はなかなかいい感じでした。 WeChat効果なんでしょうね。

 総会後の会員企業が集まっての情報交換も白熱して、16時半から始まった食事会も22時半に帰った代表理事の私のあともさっぱり終わらなさそうな雰囲気で、こちらも秘かに苦笑い!

 毎年ながら、濃い1日だったな〜。

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 このチキン業界、農場の後継者がいなくてやめる、農場閉鎖するという話はよく聞くと思ってたので、このニュースは嬉しいですね。

 全国食鳥新聞によりますと、農業経営の後継者の確保状況調査で、全平均の67.9%に対して、ブロイラー農家は82.7%と非常に高い水準だそうです。(日本政策金融公庫調べ)

 当社にも近ごろ他の畜種から挑もうとする話はよく来ますし、農業の中では所得に魅力を感じているということでしょう。

 ただやはり前の世代が引退する時期と成っているような古い農場は規模は小さく、次世代がやるには大規模化は避けて通れないので、積極投資を躊躇する農家さんはやめてしまうので、農場数としては減る傾向です。

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 震災後の混乱は一区切り。昨日で計画外の工場休業は終りになります。

 工場により違いますが、4月で10〜14日、5月で5〜6日臨時休業しました。工場の現場従業員の皆さんはどんな気持ちでいたでしょうか。休業補償で給料が支払われるのでトクした気持ちもあったでしょうが、働いていないのにと申し訳ない気持ちでいる方も多かったようです。わざわざ私宛ハガキで感謝の言葉を伝えていただいた方もいらっしゃいました。

 また、体を休ませることができた反面、体が鈍ってこれからついて行けるか心配する声も聞かれます。

 工場管理職の皆さんに言わせると、やっぱり工場は鶏が来てなんぼの世界。鶏が小さくてはどうにも努力する余地が無いというのが実感のようです。自分の足元だけではなくて、周囲の仕事について関心が行き、当たり前のことに気づくのが、こうしたまさかの時ではありますね。

 ところで、銘柄鶏の飼料供給が遅れたせいで、菜彩鶏と鶏王については、6月24日出荷からとなっております。その日が文字通り完全復活となります。

 お客様にはまだまだご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちくださるようお願い申し上げます。

小山昇さんと


 ビジネス本のベストセラー作家であり、自らも(株)武蔵野のオーナー経営者である小山昇さんが当社にやってきました。

 実は隠していたのですが(笑)、当社は(株)武蔵野の経営サポート事業のパートナー会員になっております。

 昨年は150万円を払って実践経営塾に参加させて頂きまして、小山さん(氏は自らを周囲にさん付けで呼ばせる)の経営のエッセンスをしっかり修得し、あちこちパクらせていただきました。

 小山さんは、昨夜、仙台空港から北上入りして、北上地区のパートナー会員らと食事をして、今朝は私の運転するGT−Rで北上(きたかみ)から北上(ほくじょう)。

 親しくさせてもらっているKさんの盛岡の職場を拝見した後、県央工場、本社と案内して、昼は「四季の里」でそば定食+せんべい汁を食べて頂きました。

 一番驚かれたのは、工場の従業員が400人もいて、そのうち3名ほどがパートで、それ以外は正社員と嘱託社員(60歳以上)だということ。どうしてなのかと聞かれました。

 一斉に来て一斉に帰ると管理が楽であること。パートの時間に合わせた仕事をいちいち提供できないこと。気楽に出来る仕事でもないので、熟練した本気で仕事をやる人でなければ成り立たないこと。‥等々を理由として掲げました。

 現場の社員たちにも、今年は年間で3ヶ月を超えるボーナスを支給できそうなのが密かな自慢です。

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 本日は、洋野町に建設中でありました「大渡種鶏場」と「洋野ファーム」の落成式を開催しました。天気も良く、シルバーで統一された鶏舎と関連した建物がとてもきれいに見えました。

 大渡種鶏場は、32,000羽の飼養羽数。おそらく日本で最大の種鶏場ではないかと言われております。種鶏場はリスク回避も重要なので、小規模に建てることが多いのです。

 でも当社の規模ですと、産卵ピーク時でもこの種鶏場だけで全体の20%程度ですから、まあまあでしょうか。

洋野ファームは、15万羽の規模の肥育農場です。肥育の方では、1農場で15万羽はスタンダードな羽数と言えましょう。

 ベルギーから、設備の会社の人もお見えになっていて、神事にも参加してもらいましたが、さて、青い目にはどう映ったのでしょうか?

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 昨日夜に上京して、今日は府中市でセミナーの(ような?)時間。

 最初に自己紹介があって、会社のPRもちょっと交えて話しました。「もしかすると、皆様の家庭では東京マイコープさんを通じて”までっこチキン”の名前でお世話になっているかもしれません。」

 そしたら休憩中に、20代の女性から、「までっこチキン、いいですよね!何でこんなに違うのかしらと思うくらい美味しいです!」と嬉しいセリフ。

 セミナーでもいくつか学んだけど、この一言が今日の最高の収穫になりました。

(写真:朝は府中駅で降りて、帰り道で乗るのは府中本町駅だったのですが、道に迷って府中競馬場近くを通りました。学生時代1回だけここの門をくぐったのですが、たまたま入場した直後に、地元二戸の馬主の馬が出たのです。「この名前聞いたことがあるから、4番人気だけど流してみる」と友人に言って買ったら、その馬がトップでゴール!その後競馬にハマらなかった事が我ながら不思議です‥)

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 菜彩鶏はなぜ美味しいと評価をされ、高い支持を集めるのか、ちょっと解説してみたいと思います。

 まず、「臭いを無くそう」という意図。「ブロイラー臭い」という表現がありますが、これは大部分が飼料に含まれる魚粕に原因がありました。

 よく、冷蔵庫の中に魚をずっと入れておくと、冷蔵庫自体が魚臭くなってしまうと言いますが、それくらい魚の臭いは強い。その次に肉骨粉ですね。

 その魚粕や肉骨粉の給餌をごく初期段階に限定することで、臭いのグンと少ない美味しい鶏肉となりました。

更に、植物性蛋白のおかげで、柔らかさもアップ!

 また、安全性のために抗生物質を与えない飼育をしているのですが、抗生物質の費用がかからない反面、‥というかそれ以上に、成長促進効果が無くなることで、飼育に時間が掛かってコストはグンと高くなります。

しかし、飼育に日にちが余計にかかるということは、鶏肉の風味が増すことでもあります。

 ‥というわけで、簡単に言えば、下記の方程式になります。

抗生物質を与えない→成長が遅くなる→日数を余計に飼う→旨み増加!

鶏肉は臭う→植物蛋白だけにした→柔らかい!

 つまり、2つの一石二鳥があったということです。

 こういったことに挑戦できるのは、当社が大資本系列ではないため、お客様のニーズに耳を傾け無ければならなかったということでもあったと思います。

(写真:朝は霜がおり、冷え込むようになりました。)

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 農場の看板は平成3年のCI導入と社名変更の後に、どーんと立派なモノを設置しました。

 地元の企業として、堂々と仕事をしたいという意図で目立つようにしたのですが、おかげさまで、この地域の田舎道をナビ付きのクルマで走ると、当社の社名がやたらナビ画面に出てきます(笑)。

 そして、食品の安全性の面から「トレーサビリティ」が話題となり、パソコン画面でデータが分かる云々の前に、当社社員や農場の人たちの意識が変わるようにという意図を込め、看板の下に注意事項と、飼育の詳細を明示したものを追加しました

 部下から「社長、収益に貢献しないですよ」と揶揄されますが、会社の方向性を示すものとして、どこの会社もやっていないことの一つとして誇って良いと思っております。自己満足かな?

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 先日のテレビ東京「社長の晩ごはん」では、笑福亭笑瓶さんに、外観を「美術館みたい」と言われ、玄関を「温泉旅館みたい」と形容された本社社屋は、当社の自慢の一つです。

 自画自賛になってしまいますけど、同業他社でもこれだけ個性的で、清潔感に溢れ、かつアメニティに取り組んだ社屋は無いのではないでしょうか。

 あるライバル会社の社長にも、この件では手放しでお褒めの言葉を頂きましたし、初めて来訪下さった方々にも一様に好評を頂いております。

 平成16年には、東北ニューオフィス推進賞に選ばれました。写真はそのときの楯です。

 しかし、この社屋はお飾りではなく、本社も生産性を高めるということや、お客様の満足の一助に貢献しなければならないのは言うまでもないことです。

 せっかくですから、設計の「画工房」さん、施行会社の「佐野建設」さんを紹介しておきましょう。

 ‥そうなんです。実は、外観はガルバリウム鋼板で鉄筋に見えますが、正真正銘の木造在来工法です。寒いこの頃ですが、外断熱ですから結構快適ですよ。

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  抗生物質を与えず育てた鶏の羽数が先月末で197,211千羽と先週の会議で報告がありました。ですから、12月末で2億羽確実。先週あたりにその2億番目の鶏が出荷と言うことになったのでしょう。

 小さい生産規模で抗生物質を与えず育てるというのは珍しくないのでしょうが、当社のような規模で丸ごとやるというのはやっぱり価値あることだと、我ながら思います。

 来年はEU(ヨーロッパ連合)で正式な抗生物質の制限が始まることになっていると聴きました。日本も遅れないようにより安全な鶏を提供していきたいものです。

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 当社の工場で働く社員は1600〜1700名ほどですが、その10%程度の人数が中国人研修生や実習生(研修生を1年無事済んで試験を受けてあと1〜2年残る人)で占められております。

 関係者の尽力により非常にスムーズに進められており、帰国後も良き思い出として周囲に語ってくれているそうです。

 先日、当社の関係者が中国を訪れ、同窓会になったようで、写真のように皆さん和やかな時間を過ごしたとの報告をいただきました。そして日中の貨幣価値の違いから、実業家に転身している人も少なくないようです。なんとも嬉しい光景です。私も私学の理事長(?)にでもなった気分です。

 ところで、外から来るものへ、こんなに和やかに良き雰囲気を作れるのは、ここ旧南部藩の土地柄もあると思います。「遠くからよくおいでなさった」「ありがたい」「何もないけど蕎麦をたらふく食べてください」というような気遣いは、南部藩の人柄を良く表していると思うのです。洗練されてはいないかもしれないけど、温かい土地柄なのですよ。

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 当社では、鶏が出荷した後の鶏糞の産出量は、鶏の重量と同じとカウントしていますが、実際あながちかけ離れた数字ではないでしょう。

 つまり年間12万トン。毎日10トンダンプで30台を超える重量の鶏糞を生産していることにもなります。

 それを、蟒淑源バイオアペックスという会社が一手に引き受けて処理・販売しています。家畜排泄物処理法が昨年11月に施行されましたが、しっかり法律に合わせて問題の無いように流れております。

  問題の無いように、ということはきちんと販売できていると言うことです。その数、昨年度で150万袋!これは業界随一の販売袋数らしいです。

 こないだやっと100万袋まで行ったと思っておりましたら、勢いが付いて150万袋。醗酵鶏糞、乾燥鶏糞、炭化鶏糞を合わせた数字です。

 「抗生物質を与えず育てています」とデカく書かれた名刺をバイオアペックスの営業マンたちも持ち歩いて売り歩き、工場側は頑張って作り続けた結果です。

  やはり、有機栽培には当社の鶏糞がふさわしいということですね!

 (写真:手前の7人分の席がバイオアペックスのスタッフ)  

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 まだ世間一般ではあまり知られていない業界用語に「特別飼育鶏」という言葉があります。ワクチンを使い、抗生物質を餌にも混ぜず、投薬としても行わないで育てた鶏のことです。特別栽培米という言葉から派生して出来た言葉だそうで、ガイドラインとして設定されてから3年ほど経過したでしょうか。

  徐々に「特別飼育鶏」の国内生産は増えつつあって、既に15%くらいがそうなっている状況と思われます。大手の中で100%それを実施している会社がいくつかありますが、最大量を生産しているのが当社です。前にも書きましたが、現場では苦労を重ねて何とか実行しております。

  さて、特別飼育鶏並に海外で生産しているところはほとんど無いと言って良いでしょう。EUでのこの分野での制限は早かったのですが、成長促進用途での抗生物質の飼料への混入という限定された範囲で禁止されていますが、それ以外は制限無しなのです。

  特別飼育鶏という名前はどうかな?とこれまた名前に文句を言いたくなりますが、日本は世界の最先端を行っているのですよ!

(写真:馬淵川に合流する直前の安比川)

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 「当社のイチバン!」というカテゴリーを作りました。今回がその第一弾。ちょっと照れくさいのですが、真っ正面から自慢話をし始めたいと思っております。

  さて、当社は国内でのチキンの生産で第3位ですが、首都圏エリア(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県)への供給量ではナンバーワンだと自認しております。

  しかも東京を中心としてこのエリアの品質に対する要求はどこよりも高いのではないでしょうか。ということは、世界一厳しいマーケットに供給しているとも言えます。

  当社の生産量は4150万羽で全国のシェア7%ですが、ほぼその4分の3を、全国の人口の1/3を占める首都圏エリアに供給しておりますので、およそ15%を占めています。

  中でも、やはり東北に近い、群馬、栃木、埼玉ではより当社の商品の扱われる比率が高いようですので、20%は超えているでしょう。

  日本人は国内で生産された鶏を1人当たり1年に5羽ぶん食べるとして、首都圏エリアの方は平均して当社の鶏肉を1羽近く食べているということになりますね。そう改めて考えますと、ホントに感謝感謝です!


  でも一部の銘柄鳥以外ほとんど無印だったり、「国産」とか「岩手産」という括りで表示されていたりするので、当社の知名度はまだまだです。これまでにもちょっとずつ変わってきましたが、これからももっと変えていきたいですね。

  我々も消費者の皆様の手応えを感じる方が、仕事に張り合いがありますし!

 (写真:本文とは関係ありません。「ありがとうございました」)

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