きまじめチキン日記

経営 鶏肉 健康 岩手 読書 愛車 ゴルフ

タグ:チキン

IMG_20150528_114936_3

 昨日はめんこい協同組合の総会がありました。

 その前に職員がそろって事務所で会議があったのですが、ビジネスで連絡を取る手段に中国発のWeChatを使っているからか、会議そのものがチャットみたいだなと、秘かに苦笑い。

 メンバーの持てる情報と考え方を総動員して、納得する方向を作り上げていく会議はなかなかいい感じでした。 WeChat効果なんでしょうね。

 総会後の会員企業が集まっての情報交換も白熱して、16時半から始まった食事会も22時半に帰った代表理事の私のあともさっぱり終わらなさそうな雰囲気で、こちらも秘かに苦笑い!

 毎年ながら、濃い1日だったな〜。

DSC_0598

 ビジネス本を超ハイペースで刊行し続ける小山昇さんの最新著作がコレ。「社長はなぜ、あなたを幹部にしないのか? イエスマンこそが会社を救う」です。小山さんはこれまで社長向けの本ばかり何十冊も出してますが、今回はじめて幹部向けの本を書いたことになるそうです。

 サブタイトルの「イエスマンこそが会社を救う」は目を引くコピーですよね。イエスマンって一般的には否定的な使い方しますからね。前文のなかで小山さんはこう書いています。

 社長と同じ価値観で仕事をする社員が多ければ多いほど、組織は堅牢なものになります。ちょっとやそっとのことでは潰れない、強い会社になっていきます。

 小山さんに学んだので、この本は復習のつもりで読みましたが、以前は私も逆に社員に多様な意見を求めてましたね。それらの意見を分析して、行く方向を決定するのが社長の仕事だと思ってました。新米社長の頃は、批判的な言い方をしてくれたほうが嬉しかったりして。

 しかし、今では社員や幹部が考えるレベルで社長である私が受け止めたら、「私は何をやっているんだろう?」なんだと思えるようになっています。次元が違う所に身を置き、社長は学び、考えることが必要だと。

 社長に言われたことを言われた通りに実行するというのは本人に相当の能力がないとできないことです。

 
いや、 全くその通り。真実は世間一般で言われていることと逆のところにあるものですね。そして小山さんはそれを指摘するのが非常に上手い。洞察力に感心します。

IMG_0009-1

 今日は事業計画のヒアリングをしました。昨年は2日に分けて開催したのですが、今年は1日で済ませようとスケジュールを組んでくれたようで、朝8:30に開始して16:00ちょっと前に終了。

 いやー疲れました。なんせ、年に一度だけ、1年間を俯瞰したあり方の議論になりますので。

 役員全員と5部門の管理職が入れ替わり立ち替わり対峙して質疑応答をします。まあ、それぞれの部門長=役員の思いが方針の文章にも表れるわけですが、あまりに方針の内容が設備投資などに偏りすぎて、部門の構成員の有り様についてのイメージが全く見えてこない部署がありましたので、ちょっと厳しく追求しました。 

 もちろんどこをどう合理化していくかなど設備投資は大切です。そういうのを考えることは大事な仕事です。しかし、沢山の人が働く組織である以上、 個々人がどういう進化を遂げるかの視点が欲しい。

 人とモノがどう進化していくか、自転車のようにこれらの両輪がどう回っていくか。そのイメージをもっとしっかり根付かせる必要があると反省した次第です。

IMG_0007

 昨日は人気急上昇中のファーストフード「サブウェイ」さんの「ニューイヤーコンベンション2012」というイベントが東陽町のイースト21というところで開催され、私はステージに上がる側として行って来ました。

 こういうシチュエーションでステージに上がって菜彩鶏について話せというのは結構プレッシャーでしたね。レタスを供給する長野の中西産業さんのあと、最後に登壇(写真の直後)したんですけど、登壇したらサブウェイの伊藤彰社長とタレントの中西哲生さんが笑顔で握手してくれたこともあってか、思ったより落ち着いて話せました。

 「菜彩鶏の特徴は?」と司会の方から振っていただいて、私は次のように話しました。

 菜彩鶏には大きく分けて3つの特徴があります。 

 まずひとつ目ですが、みなさんの中に「鶏肉は臭いが嫌だ」という方がいらっしゃるかも知れません。その鶏肉の臭いは実は飼料から来ています。魚粉とか肉骨粉などを食べさせるから臭いが強くなります。 菜彩鶏は初期には少しだけそれらを摂取しますが、あとは同じタンパク質でも大豆などの植物性のタンパク質を摂取しますので臭いがかなり軽減されます。

 また、この植物性タンパク質の副次的な効果として、肉が柔らかくなるということがあります。冷めても柔らかい、とも表現してますけど、いずれ今の消費者にとって、柔らかさは非常に好まれる要素です。

 2つ目ですが、抗生物質、合成抗菌剤を与えないということがあります。日本国内では年間6億羽の若鶏が出荷されますが、その内の約1割が、抗生物質、合成抗菌剤フリーと言われています。もちろん国内では出荷前の7日間は抗生物質、合成抗菌剤を与えてはいけないことに成っているので、国産チキンはすべて残留がないのですが、やっぱり全く使わないのが欲しいという方はいらっしゃるので、ちょっとコストが高くなってしまいますが、要望にお応えしているのです。

 3番目ですが、 ビタミンEを強化した餌になっていますので、肉にもビタミンEが豊富で、通常の若鶏肉に比べ、ドリップがなく、日持ちも良いのです。

 ‥などと話しました。それから「野菜のサブウェイ」を標榜しているブランドですから、誤表示、間違ったセールストークの無いように念を押して下記のことを話させて頂きました。

 菜彩鶏の「菜」を字を見て、野菜だと誤解してしまいがちですが、野菜を食べさせているわけじゃありません。「植物性タンパク質」を摂取した鶏ですと表現してくださるようにお願いします。

 また菜彩鶏は「地鶏」でもありません。飲食店様、流通各社様、どうぞよろしくお願いします! 
 

IMG_0043

 先日の記事「オスとメスの違い」が好評だったみたいで、この手の話題を取り上げて欲しい旨言われたのですが、今回は平均体重の話をすることにしましょう。

  会社とすれば体重を設定するというより、逆算して出荷日齢を設定するのですね。農家は、設定された出荷日齢に向かってベストを尽くして鳥を大きく育てようとします。

 しかしライバル企業の中には、小さいとペナルティ、大きすぎてもペナルティを取る会社もあるようです。そういう会社の農家は照明の点灯や温度の管理などにもっと緻密さが求められます。

 以前は量販店さんから、あまり大きいと「トレイに並べたときに格好が悪い」とか「100g単価を掛けると☓00円台になってしまって手が出にくい」という声がよく聞かれた気がするのですが、今はあまりそんなことを言われることもなくなってきた気がします。大きいと売上が上がると割りきってくれているような気がします。

 さて、日齢が長くなると平均体重も総出荷体重も大きくはなるのですが、日数が増える分僅かながら減耗(死ぬ鳥)も増えるわけで、その死んだ鳥の食べた飼料分が全く無駄になります。しかも年間の鶏舎の回転数が減ります。その結果、生鳥kg当たりのコストとしては意外にも小さいほうが安くなるわけです。

 しかし当社のようなインテグレーターと呼ばれる一貫生産体制を組んでいる会社にとっては、工場でバラすのに、大きい鳥も小さな鳥もハンガーにかかると同じ費用がかかるので、工場では体重は大きいほうが良いことになるわけです。

 その農場と工場のグラフ上の収支曲線を合わせると谷が見えてくるので、そこが最もコストが安くなります。

 しかし、コストが安いのが経営上一番いいかというと、あながちそうではなくて、相場が良い時はとにかく量を沢山出したほうが収支的にはいいんですよね。しかも不足状態なのでお客様にも喜ばれます。

 ところが実際は、体重が乗らない時期だからこそ相場が上がるわけで、そのコントロールはそう簡単にできるわけではないのです。数ヶ月先を見て修正するくらいなんです。

 結局、鶏が喜んで餌を食べて、健康的に育つ農場の環境が出来れば一番収支に貢献するということが、我々の経営の要所であることは間違いないです。やっぱり現場が大事なんですね。

DSC02411

 小山昇さんの言葉です。だから、日頃社内に変化をもたらすよう社長は努めなければならないとも。

 性善説か性悪説のどちらかと言われれば、性悪説なんでしょうね。「黙っていたら出来るはずがない」と思い込む。しかし、じゃあ性悪説のほうが冷たいかというと逆のような気がします。

 性悪説のほうは、疑っているから、人間のミスや怠け癖をリカバーする仕組みを用意する。性善説のほうはそういう仕組がないから、いきなりそうなったときに犯人探ししかできなくなる。だから性悪説のほうが人にやさしい。

 ミスや怠け癖との共存という思想は、私の経営観を根底から変えてくれた気がしています。

(写真:28日(土)生産部の合宿研修から=本文とは関係ありません)

IMG_3569

 新聞を取らなくなって結構経つのですが、震災以降は会社で日本経済新聞をほぼ欠かさず読んでいます。さすが経済界で最も読まれているだけあって納得出来る論評が多いわけですが、近頃はそれと政治の現実・現場との乖離が激しすぎて嫌になりますね。

 さて、今日の日経新聞には畜産関係者が目を引く記事が2つありました。3面の「トウモロコシ最高値圏」と14面の「食品廃棄物 飼料に活用」です。しかもこの2つは表裏一体の動きと言えますね。ほんとに紙面の表裏にあったら面白かったのに(笑)。

 ところで、先日、仕事関係である方に言われた言葉が頭に残っています。

 「畜産とは人類が直接摂取しても栄養とならないものを、家畜の体内を通すことによって、人類が食材として利用できる栄養源を作り出すこと」

IMG_3564-1

 いや、まったくおっしゃるとおり! しかし現実は、人類の一部が食べられないで苦労しているというのに、人間の舌に合うように畜産動物にわざわざ人間が食べられるレベルのものを食べさせている。

 昨今のエネルギー消費に関しての反省じゃないけど、万物の霊長たる人間はある意味、欲を押さえて生きるべきだと思うし、もっと合理的にムダのない、資源を遣わない方向に進化することが最終的に人類の存続にも良い結果をもたらすと思いますね。

 中でも、食品残渣の有効活用については以前から言われておりましたが、こうして飼料穀物が高いものになった今、代わりに食品廃棄物が利用されるということは歓迎したい動きです。

 ただ、どうしても出来た肉の食味は落ちるそうなので、価格が安くても売れない方向に行きはしないかと少々心配ではあります。

 また、既存の商品ラインナップで美味しい物を訴求している場合、これでイメージダウンに繋がるおそれがあるので、より手の込んだストーリー訴求が必要かもしれませんね。

 技術の進化で、究極的には、食品廃棄物を給餌してもおいしい肉が出来上がる時代が到来するかもしれませんが、未知なる鶏とのマッチングのことも含め、それまでは辛抱かな。
 

DSC_1958

 震災の二次的影響で飼料供給が滞った末に、長期飼育になってしまった鶏の肉は社内でも何度か試食し、好評を博しておりましたが、「ちょっと贔屓目に見てしまうかもな〜」と思っておりました。

 しかし、やっぱりといいますか、舌が肥えていらっしゃる方ほど異次元の味を喜んでいらっしゃるかもしれません。

 というのも、親しくお付き合いしてもらっている農産物流通コンサルタント山本謙治さんの大人気ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」にて高い評価を頂いておりましたのでぜひクリックしてご覧ください

 しかし‥、通常の商品を褒められたわけではないので複雑な気分です(笑)。

(写真:今日の秘密の試食会「美味しかった!」)

DSC_1554

 震災後の混乱は一区切り。昨日で計画外の工場休業は終りになります。

 工場により違いますが、4月で10〜14日、5月で5〜6日臨時休業しました。工場の現場従業員の皆さんはどんな気持ちでいたでしょうか。休業補償で給料が支払われるのでトクした気持ちもあったでしょうが、働いていないのにと申し訳ない気持ちでいる方も多かったようです。わざわざ私宛ハガキで感謝の言葉を伝えていただいた方もいらっしゃいました。

 また、体を休ませることができた反面、体が鈍ってこれからついて行けるか心配する声も聞かれます。

 工場管理職の皆さんに言わせると、やっぱり工場は鶏が来てなんぼの世界。鶏が小さくてはどうにも努力する余地が無いというのが実感のようです。自分の足元だけではなくて、周囲の仕事について関心が行き、当たり前のことに気づくのが、こうしたまさかの時ではありますね。

 ところで、銘柄鶏の飼料供給が遅れたせいで、菜彩鶏と鶏王については、6月24日出荷からとなっております。その日が文字通り完全復活となります。

 お客様にはまだまだご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちくださるようお願い申し上げます。

DSC_1065

 数日前、ツイッターで下記の書き込みをしました。

 放射能の基準も、花粉症の治療法も、海外のものをすぐ取り入れずに、日本独自にゼロから考えはじめるので、日本は混乱するし、何でも遅くなる。消費税率もサマータイムも、「流行りものなんだから取り入れてみようじゃないか」というある意味若い発想がないのが日本が停滞している理由の最たるもの。

 表現が下手だったかもしれませんが、いわゆる自分たちの「島国根性」は是正したほうが良いと思うのです。誰もが言いたい放題言って、収集が付けられないで不作為になっている状況が政治の場にもあるような気がします。

DSC_1067 

 「うちには、品川にソニーという研究所がある」という言葉を松下幸之助は吐いたと言われますが、20代の時にその言葉を聞いて、松下幸之助はなんていやらしい経営者なんだろうと感じたものです。しかし今は、この言葉はまさに「何事も学び」の姿勢から来る言葉なんだな、と思えます。

 往年の松下電器のように、日本という横綱相撲がとれる国は、そのライバルのやっている手法を学ぶべきだと思います。

 「市場にはお客様とライバルしかいない」と言います。国もそうでしょう。この地球には日本を買ってくれるお客様とライバルになる国しかいない。他国でやっている壮大な「実験」の結果をもっと参考にしていいと思います。

 今日本は停滞して、明治維新と同様に他国に学べる時代を迎えていると思うので、国会議員は全員1年の1/3くらいは海外に行っていて欲しいものです。選挙区と東京の往復だけなんて悲しすぎやしませんか。

 うーん、最近こういう愚痴が多いかな??

(写真:5月6日夕方、市内小原内科医院の裏の馬淵川沿いに咲く桜)

DSC_0780

 手元の愛機、ニコンD3100+16-85mmで早朝の馬淵川公園を散歩しました。

DSC_0785

 あれー、この辺り、こんなにきれいだったかな?

DSC_0808

 5月3日の今日、ソメイヨシノはちょうど満開でしょうか。今年は遅かったですね。

DSC_0821

 朝の逆光で得した気分。しかも早朝は誰もいない。まさに、早起きは三文の得。

DSC_0823

 夕食後の花粉症の薬のせいで眠くて早めに床につき、今朝は5時半頃に目が覚め、カーテンを開けたら快晴。いや〜、ラッキー。

DSC_0843

 性懲りも無く馬淵川公園に来たけど、何度も撮ってブログに載せているので、「私の腕がちょっとでも進歩した写真を見せたい!進歩のない私であったら悲しい!」と思いながら撮影したのですが、さてどんなものでしょう?

DSC_0866

 ところで、あちこちで桜まつりが中止になっていますね。

DSC_0897

 しかし、桜自身は環境が整えば、咲きます。

DSC_0900

 他の植物もまたしかり。

DSC_0944

 その生き物に与えられたDNAに従って、黙ってベストを尽くすのみ。

DSC_1039

 人も、その人のDNAにマッチした仕事を、ベストを尽くしてやっているとすれば、やっぱり美しい。

DSC_0918

 リーダーはそういう花を咲かせる「環境」だと思います。私も‥。

DSC_0952

 時には優しく、時には厳しく。両方あるから美しく咲く。

 政治家はこれまで国民に厳しさを示したことがないけど、このようなときには厳しさをお示しいただきたい、と思うのですけどね。

 女が強くなって、男が弱くなって、どうにも変な国になっているような気がするのは私だけでしょうか。

DSC_0775

 「ありあまるごちそう」という映画、震災の影響で東京渋谷のイメージフォーラムでの上映が中止となって見れないでいたので、ぜひ見ておきたいと思っておりましたが、4月29日にやっと仙台フォーラムで見ることが出来ました。

 私が見た食産業の裏側を描く映画としては、「いのちの食べかた」「キングコーン」「フード・インク」に次いで4本目です。食産業に従事しているひとだけでも結構なお客さんが集まるのかな。

 食品の安価かつ大量生産による、伝統的な食材の衰退。経済的強者に食品が行き渡り廃棄し、弱者は飢餓に苦しんでいる矛盾した世界。そして経済的競争の中で搾取される労働者。(ちなみにルーマニアの農民などは楽しそうにしていたが、それもこの映画は騙されているっぽい描写だった)

 そういったものに焦点を当てながらも、最後には食品企業として売上世界一であるネスレの社長が出てきて反論をして、それで終わってしまう。うーん、なんと潔い映画だ。しかもさすが売上高8兆円のネスレの社長。短時間で説得力がある!

 「人類にとって自然はついこないだまで怖い存在だった」の一言がすべてを語っているような気がします。今回の震災にも当てはまる人類に警鐘を鳴らす言葉ですね。

 昔はちょっとした自然の異変で、食べ物が得られなかった。それが今やシステマチックな農業や畜産と、貿易の発達で安定的な供給ができるようになってきた。これは素晴らしい進化だが、世の中には「自然は癒されるもの」だというイメージをお持ちの人達(この映画も)がいる、などとネスレの社長は語る。

 少なくとも今や先進国をはじめとする10億人やそこらの人たちは、数百年前の王侯貴族並のサービスと食べ物を享受しているわけで、素晴らしい文明の進歩だと思います。

 依然、飢餓で苦しんでいる国や地域があるわけですが、そういった人々までもが食べたいものを食べたい時に食べられるようにするため、この調子で人類は進化していく必要があると確信しました。1000年先になるかもしれませんが。

DSC_0721

 今回の震災の被害について、岩手県チキン協同組合として県庁に陳情に行ってまいりました。

 本社、処理場、2箇所の加工場が津波被害にあった(株)アマタケさんをはじめ、県内9社合計で90億円を越える被害ということで報告もさせていただきましたが、陳情項目の一部は既に進んでいると回答があり、ホッとして帰ってまいりました。

 関係する環境生活部、商工労働観光部、農林水産部を訪ねたわけですが、あるところで「鶏は2本足なのに、これまで殆どどこにも頼らずにやってきたんですもんね」みたいなことを言われました。

 一瞬、車好きな私はすっかり駆動方式のイメージが頭に浮かんでしまいました。

 牛は足の長い4WD車ということで、最低地上高の高いオフロード車でしょうか。豚は足の短い4WD車ということで、ミニバンの4WDかな。どちらもどっしりしている。

 鶏は後輪駆動のスポーツカーでしょうか。回頭性が高いというか、あまり深く考えずに突っ走って、方針変更はどんどんする(笑)。変化の激しい時代には、鶏が合っているかな。

 それと、畜産業界人はその畜種に似ると言うけど、上記で合っているような‥。

(写真:県庁隣、裁判所の石割桜)

DSC_0705

 26日は製造部の合宿研修を新安比温泉で開催。昼は72名、夜は75名の参加だったそうです。

 当社では、それぞれの工場の経理担当は本社の支援部傘下、受け渡しをする販売課のスタッフは本社の営業部の傘下、品質管理担当は本社の品質統轄部の傘下に入っておりますので、製造部はより純粋に良いものを効率良く作るという部分に特化した組織となっていると言えると思います。

 今回はもう5年間指導していただいている、食品業界のカイゼン活動の第一人者、小杉直輝先生の正味3時間半の講演をフィーチャー。先生から指導いただいていない社員にも学んでいただく時間となりました。

 夜の懇親会にも先生は参加。先生のところにも次々に若いのがお酒を注ぎにきて、「社長、こんなに若い人達がいるなんて思わなかったですよ!」と言われてしまいました。

 「現場のことがある程度わかった中堅クラス以上に先生に指導いただいておりますので」と答えましたが、若い脳味噌の柔軟な世代がカイゼンの力を付けたら確かに楽しみだわ。

 工場の稼働が日々成されている中で、先生の薫陶を全員が受けることは不可能ですが、カイゼンのエッセンスはまだまだ広げる余地あり!

DSC_0697

 例年通り、本社では朝礼の後、鶏霊祭を行いました。終わってからの私のスピーチは、「慰霊の言葉」から脱線しましたが、要旨をそのまま載せますね

 この震災で、当社では160万羽の鶏が餓死し、180万羽のひよこが生まれてまもなくエサがないということで処分されました。こんなことで業界随一の羽数になってしまったこと、大変無念です。

 340万羽、つまり年間の7%がこうして肉になること無く天に召され、痩せ細った鶏の分まで合わせるとちょうど1ヶ月分の売上が無くなることになります。

 ところで、岩手県の沿岸の方々は、津波は生きて行く上でどうにも避けられないものとして認識してその準備をしていたでしょうが、我々はどうだったでしょうか。山だから津波は全然問題ないと思っていたのではないでしょうか。

 しかし、結果的に飼料工場の被災で致命的なことになってしまいました。みなさん、震災後にそれぞれの持ち場で頑張っていただきましたが、こうした天災への備えが欠如していたことを、私を含め大いに反省しなければならないと思います。

 想定される事態を前もって想像し、シミュレーションして共有化しておくことで、将来教訓として生かされるようにしたいものです。

IMG_1508

 地元の書店で「PHPほんとうの時代life+」の2011年5月号を買いました。この雑誌は初めてです。特集は「断捨離ですっきり暮らす」というもので、断捨離の提唱者、やましたひでこ氏のご自宅が見られるというので。

 うーん、さすが本で書いているとおりに実践していらっしゃる。さすがです。一番驚いたのは、本も本当に20〜30冊だけ残しているんですね。すごい。

 しかし、この雑誌の別のページには、作家の渡辺昇一さんの書斎も紹介されていて、逆に若い頃に本を処分して非常に後悔しているという事が書かれてあって、本が増えたので70代になってから新築したそうです。そう全く逆(笑)。

 本に関して言えば、私も渡辺昇一さんの考え方に近いのですが、それにしても最近家の本棚がごちゃごちゃになっているので、今日はちょっとだけ間引いて、本棚が綺麗に見えるようにしました。

 本棚から外したものの半分は会社の図書室の本棚に持って行きます。そして半分は捨てます。

 捨てる本が面白いですので、ちょっと紹介します。

 「LD大全集」 発売されているレーザーディスクすべてを網羅したガイドブック。今のネット配信からすると、BD、DVDの前だから3世代前ですか!

 「TVスター名鑑2000年」 なぜか手元に2010年版もあります。もうネット検索で十分な時代ですけどね。

 「ガンに効く驚異のプロポリス」 最近聞かなくなったし、あまりブラジルに行かなくなったし。

 「複雑系とは何か」 これは結局難解で断念したのでした。

 「UBUDAS 自民党一年生議員 83会 代議士名鑑」 小泉チルドレンの紹介ですね。続編見てみたいものです。買いませんけどね(笑)。

 私は新しい本をどんどん買うので、読み返すことはめったにないのですが、残っている本は何だかんだ言って面白いです。なるべく買わずに読み返そう。そして、息子にも少しずつ渡してみようと思います。

(写真:20歳前後に買った本たち)

IMG_3518

 ツイッターを本格的にやりはじめたのが昨年の1月。結構使ってまして、最近、この6年間のブログの発言数をツイッターの発言数が上回ってしまいました。まあ、同系列には比べられませんが。

 ブログについては、情報発信の色彩が強く、書くことで自分を律する側面が強かったのですが、ツィッターは書くのを楽しむことと、世の中の出来事の反応を肌で感じることの価値があるような気がして重宝しておりました。

IMG_3522

 しかしこのツィッターは、その原点である「つぶやき」のメディアから、震災以降、災害時のコミュニケーション手段として格上げされたからか、冗談など言ってられない、少数意見など言えないムードに一時期なっていたような気がします。仕方ないといえば仕方ないのですが。

 私は昔から真正面からの議論好きだったのですが、48歳という年齢がそうさせるのか、今回ばかりは寛容になることが大事だとツイッターのやりとりを見てつくづく思わされました。どちらかというと私は学級委員タイプだったと思いますが、今回ツイッターを見ていて徐々に宗旨替えできそうです。

 そこへ、このラテン語の格言「過度に賢明になるな」と出会いました。それぞれの本能のままでいいんですよね。違っていいんです。そう考えるようになりました。

(写真:授業参観で行った母校でもある福岡中学校)

IMG_0283-1

 ニュージーランドから帰ってきて、10日ぶりの出社です。朝の掃除は、本社社員の皆さん、心なしかいつも以上に元気な気がしました。

 昨日の朝礼では私から賞与の説明をすべき所でしたが、出張からの帰りが間に合わなくて、S常務から説明をしたはずですが、その影響かな?

 さて、11月26日のクライストチャーチでの夕食会は、1人当たりの年間食肉消費量が話題になりましたが、曖昧な話をしてしまい反省‥。今朝はネットで調べてみました。

 中でも九州大学のページが分かりやすいですね。他の国のものも簡単に比較できます。

 グラフから大雑把に推定するに日本人は、豚肉20キロ、鶏肉(ブロイラーのみ)15キロ、牛肉10キロと覚えておけば良さそうですね。

 魚介類については、ちょっと古いですが、ここのページを見ますと、年間65キロほどでしょうか。

 ちなみにその時の会話では、「ニュージーランドは、鶏肉が34キロ、羊肉が31キロ、牛肉が30キロで、鶏肉がナンバーワン」とか言ってましたけど、私にとっては羊肉と牛肉は合計して考えても良さそうな気がしましたので、一番と受け止めて良いのやら?

(写真:霜の模様が出来た本社社屋。真ん中の社長室と会長室の間の部屋の窓にまん丸な模様が‥これって会社の占い?)

SSC_2689

 昨日は工場見学の後、クライストチャーチ市内を散策して量販店の肉の販売状況をチェックしました。

 そうしましたら、なんと、チキンの「皮なし上もも肉(サイ肉)」が「皮なしむね肉」より高く売っているじゃありませんか! 欧米ではむね肉のほうが高いという常識だったはずですが、意外です。

SSC_2687

 また、夜の食事会でまたもや意外な事実が発覚! ニュージーランドのチキンの成長は世界一早いのだそうで、3.1キロになるのに42日ほどしか要しないとか。えーーーーー!

 ワクチンを接種しないからだと解説してくれましたけど、それにしても要求率1.6は凄い。‥しかし、いまだ信じられず、ほんとかいな?

SSC_2686

 そういえば、昨夜のレストランのチキン料理は肉がやたら柔らかかった。まあ、むね肉ももも肉もたっぷりインジェクション(調味液を注射して製品化)するからかもしれませんが。

SSC_2685

 さて、クライストチャーチの市内観光といっても、市民が寛いでいる川辺と公園と大聖堂くらいのもので、歴史も浅いし、イギリス風のきれいな風景は、住むための町といった印象でした。

SSC_2684

 ところで、今現地時間午前4時過ぎ。昨日は長時間薄着で8℃の工場内にいたせいか、ぜんぜん眠れません‥。

4290feae.JPG

 一昨日、機械設備の会社のトップがお見えになって雑談している中で、ある一言に絶句してしまいました。

 「ここのところずっとオールニューの工場を建設という話がないんですよ。おそらく御社(当社)の二戸工場が国内で最新の工場ではないですか?」

 え、えー、二戸工場って平成4年のものですから、もう既に17年目‥。ずっとそのタイトルを保持してきたってわけです!

 海外に倣って、食鳥検査制度を導入した平成3年に向けて業界ではその対応を果たすべく、こぞって新規に工場を建設したり、リフォームしたのでした。

 その最後を飾ったのが当社の二戸工場でしたか。

 このあたりも国産チキンが安く提供できている理由でしょうね。

(写真:本社の席替えが済んでおります)

すすき

 昨日の読売新聞の岩手版に「ハクチョウ餌付け自粛を」という記事が掲載されておりました。(実際の紙面は、Web記事より多い)

 ハクチョウの飛来数日本一の最上川スワンパークが今季から鳥インフルエンザを懸念して餌付けを止めるというニュースが既にあったので、ブロイラー出荷全国3位の岩手県としてはそれ以上のムーブメントになるとは予想されましたが、餌付けをしていた当事者の皆様には戸惑いもあるようで申し訳ない気持ちになります。

 記事中では「餌付けは冬の楽しみ。やるなと言うのなら、いっそハクチョウが来ないようにして欲しい」というコメントがありましたが、うーん、お気持ち分かります。

 もともとハクチョウは越冬のためにもっと南に行くはずなのが、餌付けで日本各地に寄るようになったと聞きました。

 寄らなくなるまでは、徹底して餌付けをしないようにする必要があるのでしょうが、さてどうなることやら‥。

 しかし、それだけ5月の十和田湖畔での発生は我々にとって恐怖を感じさせる出来事でしたので、こういった協力に感謝したい気持ちでいっぱいです。

97f914e6.JPG

 今日、10月29日は、語呂合わせで「とり肉の日」。

 年間出荷1億羽突破を記念して、岩手県チキン協同組合では今年度いくつかのイベントを企画しました。

 今日は全国でも有数の産地である二戸地区の小中学校の給食にボリュームたっぷりのチキンを提供して、我々業界側と市町村のVIPが出かけていって一緒に食べるという趣向でした。

 私は軽米町の円子小学校の3・4年生(複式学級)の14人と一緒に食べてきました。その始まる前にスピーチが役目です。

 みなさん、こんにちは!

 まず質問です。とり肉を食べたことがある人!? ‥全員ですね!

 では、とり肉が大好きな人!? ‥これもどうやら全員のようです。

 今日は10月29日、とり肉の日です。語呂合わせで10は「とう」といいますからね。2と9で「にく」です。

 さて、また質問です。日本では1年間に、とり肉になる鶏は何羽いるでしょうか? 。極羽、■僑娃伊羽、6億羽? ‥2番の600万羽に手を挙げた人が一番多かったですね。答えは‥、3番の6億羽です。

 みなさん、日本の人口はどれくらいか勉強しましたか?あ、まだ‥。1億2〜3千万人くらいですね。ですから、日本の人口の5倍の鶏が1年間に食べられているんですよ。

 そして、そのうち1億羽は岩手県で作っているんですよ!(子供たち「すごい」)

 特にこの二戸地区が多くて、この軽米町にも農場が35、工場が2つあります。

 皆さんの家族で、鶏肉関係に勤めているという人はいますか? ‥おー、5人いましたね。

 そういう地元の人たちが一生懸命仕事をしてできたのが、今日のとり肉です。

 今日はみなさんと一緒に味わって食べたいと思います。よろしくおねがいします。

円子小学校 給食のメニュー

 私のテーブルには4年生2人、3年生2人、それに当社の農家のR氏が一緒でした。

 大人の私たちはやっぱり食べるのが早くて、もうそろそろ終わる頃になってよく見たら、目の前の4人の子供たちがほとんど今日のメニューの「チキンのケチャップ煮」2個に手を付けていないじゃないですか!

 担任の先生もそのことに気が付き、「好きなモノは後から食べるんだよね」。あー、やっぱりそうか。昔の私もそうだったもんね。

 4人中3人はあっという間に平らげましたが、残りの1人が「他のを食べたら、もうおなか一杯になってしまった」‥な、な、なんとも可愛い〜。

 担任の先生「じゃあ、他の人にあげていい?」。その子「うん」。でも、よく食べそうな目の前の2人の男の子がなぜか遠慮している様子。

 私が別なテーブルの大柄な子に声を掛けると、2つ返事で来て1切れもらい‥、そうしたら目の前の1人が1切れ争うようにもらいました。可愛い〜。

 遠慮した残りの1人に私が「牛乳はどう?」というと、場の視線はその子に集中。そしたらその子は元気に「うん!」と笑って私の飲まなかった牛乳をあっという間に平らげました。

 大人の私が牛乳を残してちょっとばつが悪かったのですが、救われました。

円子小学校 給食の様子

 そのあと、誕生日の子を紹介して、みんなでお祝い。(写真:前に出た3人のうちの中央の子が誕生日)

 最後に、担任の先生から、感想を2人の子供にシナリオなしの指名。

 「チキンとリンゴが美味しかったです。地元で取れたモノなので美味しく食べられました」。

 「チキンが美味しかったです。また給食に出してください」。

 いやー、とにかく、なんかすっごく心洗われた時間になりました。使命感も感じさせて頂き本当に嬉しく、また有り難かったです。

小山昇さんと


 ビジネス本のベストセラー作家であり、自らも(株)武蔵野のオーナー経営者である小山昇さんが当社にやってきました。

 実は隠していたのですが(笑)、当社は(株)武蔵野の経営サポート事業のパートナー会員になっております。

 昨年は150万円を払って実践経営塾に参加させて頂きまして、小山さん(氏は自らを周囲にさん付けで呼ばせる)の経営のエッセンスをしっかり修得し、あちこちパクらせていただきました。

 小山さんは、昨夜、仙台空港から北上入りして、北上地区のパートナー会員らと食事をして、今朝は私の運転するGT−Rで北上(きたかみ)から北上(ほくじょう)。

 親しくさせてもらっているKさんの盛岡の職場を拝見した後、県央工場、本社と案内して、昼は「四季の里」でそば定食+せんべい汁を食べて頂きました。

 一番驚かれたのは、工場の従業員が400人もいて、そのうち3名ほどがパートで、それ以外は正社員と嘱託社員(60歳以上)だということ。どうしてなのかと聞かれました。

 一斉に来て一斉に帰ると管理が楽であること。パートの時間に合わせた仕事をいちいち提供できないこと。気楽に出来る仕事でもないので、熟練した本気で仕事をやる人でなければ成り立たないこと。‥等々を理由として掲げました。

 現場の社員たちにも、今年は年間で3ヶ月を超えるボーナスを支給できそうなのが密かな自慢です。

1c40006d

 本日は、洋野町に建設中でありました「大渡種鶏場」と「洋野ファーム」の落成式を開催しました。天気も良く、シルバーで統一された鶏舎と関連した建物がとてもきれいに見えました。

 大渡種鶏場は、32,000羽の飼養羽数。おそらく日本で最大の種鶏場ではないかと言われております。種鶏場はリスク回避も重要なので、小規模に建てることが多いのです。

 でも当社の規模ですと、産卵ピーク時でもこの種鶏場だけで全体の20%程度ですから、まあまあでしょうか。

洋野ファームは、15万羽の規模の肥育農場です。肥育の方では、1農場で15万羽はスタンダードな羽数と言えましょう。

 ベルギーから、設備の会社の人もお見えになっていて、神事にも参加してもらいましたが、さて、青い目にはどう映ったのでしょうか?

382e5dce.jpg

 クイズです。当社の看板商品「菜彩鶏」の名付け親は誰でしょうか?

 答えは‥、私です。

 既にデビュー以来、15年も経過しましたので、もうかれこれ15〜16年前のことになります。

 飼料中の動物性蛋白を植物性蛋白に置き換え、臭いのない、柔らかい鶏肉を作ることができ、さて名前をどうするか‥。

 地域名を被せた名前ばかりだった銘柄鶏市場に風穴を開けたいと、企画室長であった私は、当用漢字(今は1850字あるのだそう)を1字ずつチェック。

 消去法で好感度の高い字を残していき、それを読みで再分類。最後に20〜30字ほどが残って、植物性蛋白のイメージに近い「菜」という字が残り、語呂がイイからということで同じサイの読みの「彩」をも採用し、菜彩鶏となりました。それがデザインされていって「菜・彩・鶏」のロゴになったんですね。

 当初はテレビCMも打ったのですが、その後は静かなものですが、15年も経ったせいか、おかげさまで主婦層にも菜彩鶏の名前が徐々に定着して、ありがたく思っております。

 考えてみると、その後の私の子供たちへの命名は、菜彩鶏ほどの手間を掛けたかな?

4770dd72

 菜彩鶏はなぜ美味しいと評価をされ、高い支持を集めるのか、ちょっと解説してみたいと思います。

 まず、「臭いを無くそう」という意図。「ブロイラー臭い」という表現がありますが、これは大部分が飼料に含まれる魚粕に原因がありました。

 よく、冷蔵庫の中に魚をずっと入れておくと、冷蔵庫自体が魚臭くなってしまうと言いますが、それくらい魚の臭いは強い。その次に肉骨粉ですね。

 その魚粕や肉骨粉の給餌をごく初期段階に限定することで、臭いのグンと少ない美味しい鶏肉となりました。

更に、植物性蛋白のおかげで、柔らかさもアップ!

 また、安全性のために抗生物質を与えない飼育をしているのですが、抗生物質の費用がかからない反面、‥というかそれ以上に、成長促進効果が無くなることで、飼育に時間が掛かってコストはグンと高くなります。

しかし、飼育に日にちが余計にかかるということは、鶏肉の風味が増すことでもあります。

 ‥というわけで、簡単に言えば、下記の方程式になります。

抗生物質を与えない→成長が遅くなる→日数を余計に飼う→旨み増加!

鶏肉は臭う→植物蛋白だけにした→柔らかい!

 つまり、2つの一石二鳥があったということです。

 こういったことに挑戦できるのは、当社が大資本系列ではないため、お客様のニーズに耳を傾け無ければならなかったということでもあったと思います。

(写真:朝は霜がおり、冷え込むようになりました。)

639a41d7

 農場の看板は平成3年のCI導入と社名変更の後に、どーんと立派なモノを設置しました。

 地元の企業として、堂々と仕事をしたいという意図で目立つようにしたのですが、おかげさまで、この地域の田舎道をナビ付きのクルマで走ると、当社の社名がやたらナビ画面に出てきます(笑)。

 そして、食品の安全性の面から「トレーサビリティ」が話題となり、パソコン画面でデータが分かる云々の前に、当社社員や農場の人たちの意識が変わるようにという意図を込め、看板の下に注意事項と、飼育の詳細を明示したものを追加しました

 部下から「社長、収益に貢献しないですよ」と揶揄されますが、会社の方向性を示すものとして、どこの会社もやっていないことの一つとして誇って良いと思っております。自己満足かな?

425fabbf
 

 先日のテレビ東京「社長の晩ごはん」では、笑福亭笑瓶さんに、外観を「美術館みたい」と言われ、玄関を「温泉旅館みたい」と形容された本社社屋は、当社の自慢の一つです。

 自画自賛になってしまいますけど、同業他社でもこれだけ個性的で、清潔感に溢れ、かつアメニティに取り組んだ社屋は無いのではないでしょうか。

 あるライバル会社の社長にも、この件では手放しでお褒めの言葉を頂きましたし、初めて来訪下さった方々にも一様に好評を頂いております。

 平成16年には、東北ニューオフィス推進賞に選ばれました。写真はそのときの楯です。

 しかし、この社屋はお飾りではなく、本社も生産性を高めるということや、お客様の満足の一助に貢献しなければならないのは言うまでもないことです。

 せっかくですから、設計の「画工房」さん、施行会社の「佐野建設」さんを紹介しておきましょう。

 ‥そうなんです。実は、外観はガルバリウム鋼板で鉄筋に見えますが、正真正銘の木造在来工法です。寒いこの頃ですが、外断熱ですから結構快適ですよ。

25bb319c

  抗生物質を与えず育てた鶏の羽数が先月末で197,211千羽と先週の会議で報告がありました。ですから、12月末で2億羽確実。先週あたりにその2億番目の鶏が出荷と言うことになったのでしょう。

 小さい生産規模で抗生物質を与えず育てるというのは珍しくないのでしょうが、当社のような規模で丸ごとやるというのはやっぱり価値あることだと、我ながら思います。

 来年はEU(ヨーロッパ連合)で正式な抗生物質の制限が始まることになっていると聴きました。日本も遅れないようにより安全な鶏を提供していきたいものです。

1870ce04
 

 当社の工場で働く社員は1600〜1700名ほどですが、その10%程度の人数が中国人研修生や実習生(研修生を1年無事済んで試験を受けてあと1〜2年残る人)で占められております。

 関係者の尽力により非常にスムーズに進められており、帰国後も良き思い出として周囲に語ってくれているそうです。

 先日、当社の関係者が中国を訪れ、同窓会になったようで、写真のように皆さん和やかな時間を過ごしたとの報告をいただきました。そして日中の貨幣価値の違いから、実業家に転身している人も少なくないようです。なんとも嬉しい光景です。私も私学の理事長(?)にでもなった気分です。

 ところで、外から来るものへ、こんなに和やかに良き雰囲気を作れるのは、ここ旧南部藩の土地柄もあると思います。「遠くからよくおいでなさった」「ありがたい」「何もないけど蕎麦をたらふく食べてください」というような気遣いは、南部藩の人柄を良く表していると思うのです。洗練されてはいないかもしれないけど、温かい土地柄なのですよ。

↑このページのトップヘ