一昨日、ゴルフ後の昼食時に頂いた質問「アメリカで一番印象に残ったことはなんですか?」にちゃんと答えられなかったので、会社が休みだった昨日思いつくまま10個書いてみました。
- どこに行っても芝刈りが徹底してて綺麗だった。たんぽぽが咲いてたら罰金だと以前から聞いてましたが、やはり今回行ったアトランタ郊外の田舎でも同じなようで、住宅でも道路脇でもどこに行っても木や草がきれいに整えられ感心。ここを起点にして公共を大切にする意識が植え付けられる気がしました。それに比べると日本は野放図ですよね。
- 独立記念日の夜、ロサンゼルスの市内のあちこちで花火が延々と打ち上げられていた。ドジャースタジアムでの試合も独立記念日を祝う趣向が凝らされていましたが、一般人はホームパーティーを開いてバーベキューを食べるのが当たり前だそう。日本は建国記念日だからといって普通何もしないですよね。この差はそのまま愛国心かなと。ちなみに私は耳栓を持参してましたのでその夜眠れましたが、午前零時を過ぎても花火が鳴ってたそうで、同行の方々は異口同音に眠れなかったと言ってました。
- アトランタが暑かった。アトランタはほぼ東京と緯度が一緒で気温も同じだそうで、6月の平均気温の上が30℃くらいというデータでしたが、雨の日は別として35℃は当たり前。到着前日は41℃だったようです。東京も心配ですが、成長している都市アトランタもこの先懸念が残るのでは。それに比べロサンゼルスの過ごしやすいことは驚きでした。さすが初めて3回目のオリンピックを開催する都市。
- 州ごとの成り立ちを学ぶと面白い。アトランタ歴史博物館に行き南北戦争の顛末を知り、その夜YouTubeで関連動画をいくつか見ましたが、歴史に関心がなかった私でも面白くて、州ごとの特徴やらを知るようになると楽しいだろうなと思えました。実際州によって法律はかなり違うらしい。確かに州がそれぞれ国くらいだと思ったほうが良さそうです。
- 皆さん愛想が良い。ちょっとしたすれ違いでも、赤の他人でも、ハーイと笑顔を見せてくれる。逆に言うと日本人は他人と線を引いてしまうところがあるような。自分もそうなので、我ながらハーイがぎこちなかった。これじゃあダメですね。
- 高齢者が結構仕事している。70代、80代のちょっと皺があるような方でも働いている姿をよく見かけました。アメリカ人はよく働くというイメージは昔からありますが、改めて感心しました。
- ホテルは黙ってると掃除してくれない。アトランタとロサンゼルスはホリデー・インに泊まったのですが、掃除してくれませんでした。ちょっとびっくりでしたが、日本でも申し出れば掃除しないというホテルもあるようですので、これはこれで合理的かと。どちらもタオルが3セットずつ最初からありましたので、それで済んでしまいました。ちなみに歯ブラシは備え付けなし。
- Uberに乗ったがあまり綺麗ではなかった。ロサンゼルス空港に向かい時だけ利用したが、窓は曇ってて、シートの生地がほつれてました。お互い評価する仕組みになってるけど、だからといって上等なレベルを期待してはいけないなと改めて思いました。同行の方に聞いたらこれでもいいほうだと言ってました。考えてみれば他の国でもタクシーがそんなに綺麗じゃないのは当たり前だし、日本だけレベルが高くて料金的にも高止まりしているのかな?
- 買い物しようとしても円換算で高いので旅が楽しくない。1ドル160円前後でしたので、ほぼ全てが日本の2倍の金額がかかるという印象です。ドジャースの青いTシャツが56ドルですから9000円でしたね。逆に言うと、日本に来るインバウンドはそりゃあ楽しくてしょうがないですよね。
- 会う日本人がキラキラしてた。お目にかかったのはほぼアサヒビールグループの方々ばかりだったのですが、皆さんホントにいきいきと仕事をしている印象でした。異国語をマスターしなければならず、異文化にも慣れなければならず、仕事はチャレンジングとなれば、毛穴を開いてやらざるを得ないですよね。ちょっと羨ましさも感じました。自分がマンネリだからかな?