きまじめチキン日記

経営 鶏肉 健康 岩手 読書 愛車 ゴルフ

カテゴリ: 社長の脳みそ

IMG_20210120_083937

 当社は財テクはやりませんとこのブログに書いたのは2010年のことでした。

 とはいえ、個人ではその時点でも上場株を持っていたと思います。その後、債権も買ってみたり、NISAが始まり投信も経験しました。

 会社ではというと、事業のポートフォリオとかビジネスモデル的な考え方をすると、M&Aも視野に入ってきて、そうすると上場株を始めとする資金運用も着手してみようということで今に至っています。

 これはオーナーである私自らが手掛け、責任を取る体制を維持してのことと線引しています。私以外は変わらず本業で頑張ってほしいですから(笑)。ただ、私も、自分の頭脳をフルに注ぎ込んで益を取りに行くという感覚ではなく、社会経験的な面が強いです。

 過去1年は、財テクと、コロナと、会長就任が重なっていた感じで、私の視野が拡がって良かったと思ってます。ま、日経平均が順調に上がってたりでそういう悠長なことが言えるわけですが。

IMG_20210112_134136

 コロナ禍を乗り越える年になる!

 あけましておめでとうございます。昨年は新型コロナウイルスにより、全世界の人々の生活が大きく変わり、我慢の年になりました。古(いにしえ)より人類は疫病との戦いを何度も経て今日に至るわけですが、医療技術の進化や情報の伝達がスピーディーになったおかげで、素早く対策が打て、これでも最小限の被害に留まっていると言えるのではないでしょうか。

 コロナワクチンの開発については、これまでの常識では考えられないようなスピードで開発が進み、95%の方に効果が認められるとの報道が流れ、今年は70億人の世界人口に対してどんどん接種がされていくことが見込まれるとのことで、じわじわと以前の生活に戻っていくことが予想されます。

 この原稿を書いている時点で当社の事業所が密集している岩手県北の市町村別陽性患者発生は久慈市、洋野町に留まっており、当社関連ではまだ発生はなく、業務に支障をきたす事態は皆無となっています。これも皆さまの協力のおかげと感謝しております。

 こうなればワクチン接種前に当社から陽性患者を出したくないという思いは全社共通のものと思いますが、万が一発生しても達増知事のおっしゃるように、罪人扱いするような貧しい考え方で接することはあってはなりません。発生ゼロで終わってもそうでなくても、鶏の命を繋いで供給責任を果たしている我々のチームワークの強固さ確認できる年になればと願っています。

 ちなみに、残念ながら昨年は通常の行事に加え、創業70周年のイベントや社員旅行などもキャンセルとなりました。今年も見通しが不透明ということで、75周年を代わりに目指すことにしたいと思っています。

 さて、昨年はコロナ関連の新語がたくさん出てきましたが、その中で「エッセンシャルワーカー」という言葉がありました。「社会で必要不可欠な仕事」という意味です。こんなコロナ禍の厳しい環境の中でも働き続ける医療関係者の方々にはまさしくそれ。一時期は、県外ナンバーと言うだけでヒステリックに扱われて、運送業で働く方々が差別的な目線で扱われたということがありましたが、彼等もそう。

 そして、我々の現場で働く皆様もまさしくエッセンシャルワーカーなのです。アメリカではコロナ禍で畜肉工場が停止して、大統領令で再開させたということがありました。こんな環境ですが、健康に必要な動物性タンパク質を安定供給するという使命を、何が何でも今年も果たしていこうじゃありませんか!!

IMG_20201231_175605

 あっという間に2020年の大晦日の夜となりました。

 「時間が経つのが早いと感じるのは、忙しく、楽しく、充実してるからで、そう嘆くのとバランスが取れるようになっていて、暇だと時間がゆっくり流れるのだよ。どっちがいい?」みたいにこれまで言ったりしてました。

 それが正しければ、今年はゆっくり時間が流れるはずでしたが、そうじゃなかったですね。やっぱりあっという間でした。身も蓋もない事実を突きつけられた年と言えるかな。

 いや、でもよく考えると、ネットの閲覧をやったりとか、こうしてブログ書いたりとかしてこまめに時間を費やしていて、全くの暇な時間を作り出せていなかったのではないかな。

 ネットなんか止めて、自分の脳みそだけで信号が行き来する時間をたっぷり取れれば、時間の長さをもっと感じれたのかも!?

 社長から会長になっていい条件が揃ったのに‥。気がつくのが遅いんだよな、何でも自分は。‥などといつもの後悔する思考に陥っている自分がいます。

 もしかしてこれってマインドフルネスの時間を取れってことですね。来年はこれ、課題にしようと思います。

 というか、人類全体が私のようにこのネットの罠にハマって時間を短く感じているのではないのかな? ‥だからか、マインドフルネスが流行っているのは。

 では、皆様、良いお年を。

(写真:EW&Fのアルバムジャケットみたいな絵が二戸地区合同庁舎駐車場で撮れました)

IMG_20201216_081322

 今年のいつだったか、役員会の場で部下を褒める言葉に「うまくやっている」という表現を聞いて、その言葉は良くないから使わないようにと指示したことがありました。

 以前から気になってた言葉でした。偶然もあって成果が出ているような軽い感じがして、どんなときもそういう成果が得られるか微妙なニュアンスを含んでいるように思えます。私がそう褒められても嬉しくないな。

 ネット上のWeblio辞書で「うまくやる」と検索すると、漢字にすると「上手くやる」もしくは「巧くやる」であり、「そつなくこなす」「良い結果を得る」と解釈されています。まあ、そんなに悪くはないことです。

 が、当社の社員なら中程度の褒め言葉「うまくやる」で終わってほしくない!

 それに、当社の幹部ならもっと輝く言葉で人を褒めてほしい。

 それは自分へのプレッシャーでもあります。発する言葉が適切以上のプラスアルファのある言葉になっているのか??

無題2

 私は学生時代に池袋に住んでいましたので、駅西口にある大戸屋創業の店にはよく行ってました。住んでいたアパートの近くの定食屋、牛丼チェーン店の次によく行っていた記憶があります。

 店がサラッと小綺麗で、フライ物が多かった記憶がありますが、とにかく安かった。しかしさほど繁盛店と言うほどでも無かったような。

 その店が後に女性向けに変化して、チェーン展開して、海外にも店を出して、株式上場して、今の私の年齢である57歳でオーナーが急逝して、お家騒動でご子息が株を大企業に譲渡して、その大企業が敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けて、成功して、ご子息が取締役に復帰する‥なんてドラマを生み出すとは思いませんでしたね。

 テレビ東京「ガイアの夜明け」、10月6日に放送になった「“大戸屋”買収劇の真相 〜人気定食チェーンはなぜ狙われたのか?〜」ではそのリアルな現場を伝えてくれていました。

 考えてみれば、急成長させた前オーナーのビジネスモデルである「店内調理」にこだわり、業績不振に陥り、コロナ禍にも遭い、変わらなければという時期だったでしょうから、こうなったのはある意味自然なことだったのでしょう。

 番組で見る限り、コロワイドトップの大戸屋経営改革への執念や、ご子息のスタンスにはかなり期待できるような印象でした。どうなっていくのか見ものです。

 大戸屋に行って、セントラルキッチンになる前後の「鶏肉と野菜の黒酢あん定食」を食べて定点観測していきたいです。鶏肉は輸入品かな?

IMG_20200827_113713

 今日の某地銀さんのゴルフコンペ、前日の昨日ドタキャンさせていただきました。予想気温32℃ということで、暑さに弱い私としては自信がありません。すみません、ご迷惑をおかけします。

 ‥などと、私は図々しく断る勇気はかなりあるほうです。しかも年齢を重ねて強化されています(笑)。自分の体のことは自分が一番良く知ってますからね。

 ちなみに昨年までは、時間がかかる週末のゴルフコンペはほぼ不参加でしたが、今年は時間に余裕がありますので、珍しく参加することもいいかと思ってはいたのですが。

 しかし、北東北はさほどではないですが、今年の8月の異常な暑さ、凄いですね。外で仕事をしている方、ほんとうにご苦労さまです。

 そういえば私が子供の頃は、エアコンって学校にも家にも無かったですよね。更にいうと車にも電車にも無かった時代があった。こんな馬鹿暑い50年前の日って、外で仕事してて、車も走ってたのかな??

 今はエアコンあるから、ある意味鈍感になっているんでしょうね。エアコンなければ、堪忍袋の緒が切れて、都会脱出して山間地に移り住んだり、休暇をとって北の遠くに出かけたりするのでしょうが。

 つまりエアコン普及で都会への人口流出が進んでいると言えなくもないのでは。さっさと北の山間地に移ったほうが自然ですし、快適ですよ!

 ‥と自信を持って言えてないこの頃ですが(笑)。


IMG_3055

 合弁相手の丸善食品工業竹本博則社長(写真右)に好評をいただいている蟒淑源丸善スープのシンボルマーク、実は私が考えました。

 外注すると結構掛かるので、節約のために知恵を絞って捻り出されたものです。フォローして仕上げてくださったデザイナーの方には感謝です。

 スープと言えば鍋とガスの炎のイメージ。下のSOUPを炎の形に変形することも考えましたが、面倒くさくなるので我慢しました。

IMG_3039

 こういうデザインのディレクションをするのは得意ですね。というか審美眼に自信があります。子供の頃からデザインに関心があり、その後様々な分野の雑誌を買って読んできましたし。30年ほど前の当社CIデザインの際には、相当高いデザインの本も買って勉強しましたよ。

 先日の八戸工業大学の感性デザイン学科の学生向け講演で、当社の協力会社さん3社のデザインの宿題を出しましたが、自分でやってもいいかなと一瞬思ったり‥。

 いや、それより、気に入っていただけたのなら、丸善食品工業さんの新しいシンボルマーク考えてもいいですよ!?

DSCF0233

 延び延びになっていた、八戸工業大学感性デザイン学部での私の講演が明日になりました。

 その中で、当社の協力会社のシンボルマークを考えてほしいという課題を出すことにしたのですが、それに応じてくれた協力会社さんが3社ありました。

 デザインするにあたって会社のことが分からないといけませんので、社長の思いとか集合写真とかあれこれリクエストしたのですが、それらは私にとっても見知らぬものばかりで勉強になりました。

 中でも、お客様に当たる当社に対しての姿勢。工場の前工程部分を担ってるなら特に「絶対迷惑をかけないように」業務を遂行するというプロの意識、それに「当社の成功を心から願う」という黒子に徹する謙虚さが感じられ、改めて感謝の思いが強くなりました。

 協力会社さんが担っている仕事が正社員だったらどうでしょう。駄目な仕事ぶりなら切られるという心配がなくなり、緊張感は薄くなるんでしょうね。

IMG_20200609_123850

 社長室の私から見て背中側には本棚があるのですが、先日、扉の中に隠し持っていた本を表の本棚に出して並べてみました。

 この部屋に来られるお客様から本棚を結構見られるので、上場とかM&Aの本を並べておくとあれこれ詮索されそうなので隠してたんですが、そうする自分が自分らしくないかなとは思ってたので、会長になったこともあり表に出すことに。

 古い本ばかりですが、空いてある一番上に出したのでちょっと目立ちますね。まあ、それもいいか。

IMG_20200117_155954

 月曜日の役員会で、次年度の6つの部の方針文章の確認をしました。そこで私からダメ出しをしたのが、品質部のものでした。

 「こんな内容は毎年のことでしょ。今年はこれに力を入れる的なことが見えない。」と修正を指示。品質部は地味で、あまり変わり映えしない部署といえばそうですが、それにしてもあまりに寂しいじゃないですか。

 その結果、昨日具体的な案が返ってきました。言ってよかった。

 方針の文章は、この言葉を合言葉にその部門が1年間頑張れるというものであるべきですし、将来この年を思い出すときに、「ああ、このことを頑張った年だったな」と思える一文であるべきです。

 もしかするとそれが容易に達成してしまうであろう新機軸かもしれませんが、それでもいいじゃないですか。

 達成できなかったということで、前年を継続する内容だったら、その進捗度合いがわかる一文も加えて欲しい。
 
 また、他部署の人たちにとっても、あの部署は今年これをやるんだなと具体的にイメージできるものであってほしいです。

 国語が苦手だった私がまさかこういう細かい指示をするとは‥。時間が経てば変わるものですね。

(写真:社長室の照明)

P1020590

 お客様で上場企業のI社さんから1枚のハガキが届きました。働き方改革の一環で年賀状の挨拶を控えるとのことでした。

 昨年までのタレントさんを使った華やかな年賀状が無くなるとのことで、ちょっとびっくりしましたが時代の要請ですよね。

 実は当社では年賀状については20年ほど前から止めています。費用対効果どうかなと判断した末のことでした。今となれば時代の先を行っていたことになりますでしょうか。

 それでも私のプライベートの年賀状については継続してやってきましたが、このシーズンから止めることにしており、その連絡も前のシーズンに済ませています。

 それに加え、鶏鳴新聞さんの新年号への寄稿もやらないことで先方の了解を得ています。

 この2つはどちらもほぼ丸一日かかる難作業でしたので、今年12月の心理的に楽なことこの上ないです。

 次はこのブログかな? でもこれはほぼ全くストレスではないので‥。

PhotoPictureResizer_191205_155040530_crop_3648x2736

 サステナブルに世の中進んで欲しいと切に願っている一人だと自分では思っています。しかし、それを考えるとイライラするのであまり考えないようにしています。

 この国は京都議定書の通りに二酸化炭素排出を削減できてないのに本気度を感じる政策も出てこないですよね。「もったいない」精神があるはずなのに日本はどうしちゃったんでしょうか?

 これを言うと世界全体に当てはまるのですが、ハイブリッド車ってトータルで言うとホントに削減になっているか甚だ疑問だし、使えるものを使うのがエコの原則なのに、この国では登録から13年経過すると車の税金が高くなるとか意味不明。大人の事情ですね。

 しかし、ネットの発達等で中古品流通が発達して、使えるものは使おうという傾向にあり、若い世代にはそれが当たり前になりつつあるわけでいいことです。

 さて、当社はというと、二酸化炭素の排出量のカウントやペーパーレスをはじめています。

 バイオマス発電所はそれ以上に資源循環型モデルとして広告塔になっていますので、少なくとも皆様のイメージを壊さないように進めていかなければ。

 ん、消去法ではいけませんね(笑)。少し腐っていた私のサステナブルへの心象を修正し、理想を呼び戻して行きます。

(写真:雑誌pen11/15号はサステイナブル特集号)

1010738-800x601

 夏アイスホッケーを見に行くと、寒暖の差にやられて体調を崩す事があったので、以前から我が子たちの試合でもあまり観戦に行かなかったのですが、今回は「六花の森」に行かなければとの思いもあって、苫小牧で3試合見てきました。

 秋は週末あれこれスケジュールが入ってて、関東大学リーグはほとんどネット中継で観戦になりそうだし、長男はこのシーズンで競技生活も終わりだし、という思いもありましたし。

 体調も崩さずに観戦できて、良かったかな。息子二人ともゴール、アシスト見れたし。

 さて、私、子供が小さい頃から結構時間を割いて追っかけで試合見に行った父親のほうかなと思います。

 でも、これだけ音楽が好きでも、アーティストの追っかけはしたことがないですね。山下達郎のコンサート最高!と思っても、ファンクラブの入ってないですし、なんとかチケット確保しようともしませんし。

 盛和塾に入ってても、稲盛和夫塾長の追っかけになったことも無いですし。淡白なんですかね。なんだか人生、取り残したものがある気がしてなりません。こないだまで偏見を持って見てたからかな。きっとそうでしょう。

 年齢を気にせず、若いアイドルの追っかけしたりしたら、脳ミソの入れ替えが出来ていいのかも‥。

DSC_0001

 本日いらっしゃった女性の営業の方から、いま連載中の岩手日報さんの記事(写真は3回目の昨日)を読んで、親子関係についてお褒めの言葉を頂きました。リップサービスかもしれませんが(笑)。

 その方曰く、うまく行ってない経営者の親子がいっぱいあるそうです。そのことはすごくよくわかるような気がします。ビジネスと家族って基本的に相容れないものだとさえ思いますから。

 実際、私も社長を受け継いで2〜3年目に赤字になったときに、関係がひどく悪くなりましたっけ。しかし外部のセミナーに出て改心して、親を満足させないで社員を満足させられるわけはないと腹を決めてからは、まあまあかな。でもいつおかしくなっても不思議ではないとも思っています。

 健助会長は、当社の取締役会長の傍ら、確か70代で1社、80代で2社起業しています。しかも当社と密接に関わる仕事だったり、私財を使ったりしていますので、ものすごく近くのところであれこれやっているわけです。

 言いたいことはたくさんありますが、できるだけ口を挟まないようにしています。創業者であり、これだけの財産を作ったのは会長ですので、私が責任を負っている会社に直接損害を及ぼすことでなければお好きにどうぞ、と思っています。

 それもこれも、会長が私に、早い時期にさらっと当社の株の大半を譲渡して、「意見は言うけど、決めるのは貴方がやりなさい」と、私に判断を任せてくれたというのが大きいですね。しかも相続対策も現役時代から率先して取り組んでいます。

 世間では、なかなか譲ってくれない親が多いじゃないですか。そういうのを見聞きしていると、自然と逆に尊敬の念が植え付けられますね。

 というわけで、外部から見ると親子一枚岩に見えるかもしれませんが、私が関わるグループ企業と健助会長のグループは一線を引いておりますので、誤解なきようにお願いします(笑)。

IMG_20190408_180611-800x600

 4月8日夜は盛岡に行って盛和塾盛岡の例会に参加してきました。

 その懇親会の席では、業界も近く、青年会議所時代もお世話になり、ゴルフの腕前もほぼ同じくらいのO先輩が隣のテーブルからいらして、最近のお互いのゴルフの腕前の確認やら会話をしました。

 そして、相変わらずO先輩が「社員の手前、平日はできない」派で、私は「短時間で済ませるため平日」派であることを確認しました。

 ああ、これで、また今年O先輩とプレーできない(笑)。

 つまるところ、私はせっかちで、我慢できないタイプだからでしょう。また、逆単身赴任なので週末は家の家事が待ってますし。

 それと、考えるに、ゴルフは自分の残念なところを反省ばかりさせられるし、仕事を離れて体を使うリフレッシュになるし、加えて他人と密接に向き合わざるを得ないメンタルをやたら使うものですので、週末はのんびりしたい私には不向きなのかもしれません。

IMG_20190318_091740

 先週、あるところで「2代目社長としてすごく伸ばしてますよね?」などと聞かれ、答えに詰まってしまいました。

 そこで改めて社長になる前の2001年12月決算と、社長になってから17回めの決算となる2018年3月決算の数字を比べてみました。

 蟒淑源チキンカンパニー本体の売上高は、341→450億円で、31%アップですけど、年率にしたら2%にも満たないじゃないですか(笑)。

 ちなみにこの業界でいう売上高は、原料である穀物の市況に連動する要素もありますし、内部売上もあったりしますので、あまり参考にならないんですよね。

 というわけで、チキンインテグレーションの基礎となる羽数はというと、4143→5008万羽。たったの20%増です。またまたがっくり。

 しかし、生鳥重量でいいますと、11.2→15.7万トンで、40%増。平均体重が増えたことで大きく伸びています。言ってみれば育種会社さんの功績です。それでも年率2%強の伸びでしかありませんから、威張れたものではありませんが。

 しかも、2001年時点では、国内生産という大きな軸の他に、東京と仙台に流通事業を営んでいている会社があって、2社の売上高の合計が95億円ありましたが、私が得意とする仕事ではないということでその後手放してしまいましたから、それを含めれば売上高換算でほとんど伸びがないとも言えます。

 ただ、おかげさまで利益の方は順調に積み重なり、バイオマス発電所や久慈工場増設を始めとする大規模投資でバランスシートのサイズが大きくなっていても見劣りしない自己資本比率になっていることが自慢でしょうか。

 ま、これもチキンの消費拡大と消費者の国産支持に負うところが大ですし、また役員・社員の頑張りでこうなってるので、社長としてホントに何も手応えがないというのが正直なところ‥。

DSC_0004

 昨日の日本経済新聞に「人手不足の業界で明暗」という記事がありました。

 外食は人件費が上がっても、競争が激しすぎて小売価格に転嫁できず苦戦し、宅配運送業は寡占化してることもあって一斉値上げで増益とのこと。

 寡占化して主導権を握っていれば強い、という当たり前のロジックを改めて示されたようですが、同時に私の頭には、アップルとファーウエイが競うスマホ売上の裏で、日本の部品メーカーが着実に利益を出していると言われる構図が連想されました。

 つまり、財布の紐がなかなか緩まない消費者向け(BtoC)となると激しい競争で、浮き沈みが激しくなるわけですが、素材メーカー(BtoB)となると業者間の取引のなかで大きいロットで仕入れなければならないので、価格交渉は自然と緩くなってくるということ。

 チキン業界に当てはめてみると、一昨年大ヒットとなった「サラダチキン」がいい例で、鶏むね肉がその素材になるので、我々産地は黙っていてもその恩恵を受けられたのです。

 残念ながら社名は世の中にほとんど知られていなくても、知る人ぞ知るBtoB企業は縁の下の力持ちとして安定して利益を出していける。そんな時代が来たということなのかもしれません。

IMG_20181210_145711_1

 先週の月曜日、会社案内ビデオに使うために「あなたが一番笑顔になれる瞬間は?」という質問に答えた白板を持ってスチル写真を撮影される機会がありました。

 意外にも、その中に私も顔をだすことになり、答えを考えてみた末に書いたのが「ボーナスに感謝されたとき」でした。

 「給料はお客様が、賞与は社長がくれる」という小山昇さんの言葉を信じてるので、他の候補も思い浮かばなかったかな。

 さて、今日はその賞与支給日。昨年の最高益から業績は後退見込みですが、賞与の水準は夏に続いて冬も過去最高を維持です。

 喜んでいただけたらいいな。

DSC_0130

 大谷翔平選手の活躍、みなさんもとても喜んで見ていると思います。そして、アメリカのマスコミも彼の人間性に驚いていますね。

 その彼を育てた花巻東の佐々木監督は、入部してきたらトイレ掃除をさせるのだそうです。嫌なことから逃げなくなる人づくりができるのだそうで、彼はプロになってからも登板の前にトイレ掃除をするそうです。

 また、ファイターズに入団したのち、佐々木監督から稲盛塾長の著書「生き方」をプレゼントされて読んだそうです。

 更に、これはプロになってからの話ですが、チームメイトの稲葉選手がゴミ拾いをする姿に感激して、ゴミ拾いをするようになったそうです。他人が落とした運を拾いに行く、と言っているとか。

 当社の社員なら、これらのエピソードに親近感が湧いてくるのではないでしょうか。

 これは私の考えですが、岩手の環境が素直さを養い、それに良き考え方を身につけたからこそ最近岩手のスポーツがグンと強くなり、大谷選手を輩出できたのではないかと思います。

 若い世代だけでなく、我々も同じように結果を出せるはずです。

(今週月曜日の朝礼でのスピーチ/写真は雑誌Numberから)

001

 今年の一皿に「鶏むね肉料理」が選ばれた翌日の12月5日、あの松屋に「鶏ささみステーキ定食」というのが出たというので出張先で食べてみました。

 定価650円でしたが、ご飯少なめ(−30円)、豚汁変更(+180円)で800円也。

 ささみを開いた状態で3枚とボリュームたっぷり。醤油ベースのオニオンソースが濃い目の味付けで食欲をそそりました。

 さて、いまや大人気の鶏むね肉ですが、欧米ではもも肉より高いのが常識。アメリカの人気ナンバーワンのフライドチキンチェーンなんて、むね肉・ささみしか出しませんから。

 しかし、アジアでは概ねもも肉のほうが人気があるみたいで、日本はその極致といいますか、我々産地からの卸値なんて、キロ100円台の前半だった時もありました。

 おかげで外食や加工品に浸透して、鶏むね肉は最高の利益商材として扱われていたのですが、いよいよその座も追われる時期が来たのかもしれませんね。

 その要因は、粗食ブームが去って肉ブームになり、鶏むね肉が抗酸化食品としてや、高タンパク食品として浸透したことにあるとは思いますし、むね肉自体が以前より調理しやすくなってきているという説も。

 次は、鶏レバーが来るのではと思ってます。貧血に効くし、スポーツ選手には持久力強化に応えてくれるはず。加工品の進歩で美味しくなってますしね。

 業界人としては、大きなブームを巻き起こすほど力があるとは思ってないですし、その反動も怖いですから、気長にその時を待ちたいと思います。

DSCF6900

 この時期になると朝、いつも悔しい目にあいます。

 自宅で髭を剃る前に、蛇口を出しっぱなしにしてないと、髭を剃り終わって顔を洗う際に冷たい水しか出ていない! この30秒ほど待っているときの敗北感が半端ないのです!

 自宅をクルマで出る際も、シャッターボタンを押してからクルマのエンジンをかける順にやらないと時間の節約にならないわけで、これはちゃんと出来るとホッとして家を出ることが出来ます。

 年齢を重ねると出来ないことが増えてくるわけですが、こういうたぐいの事は60歳までは普通にできるようでいたいですね。

 経営者って、周囲への影響が大きいですから、その場その場の瞬時の判断、発言が適切でありたいと思います。反射神経が全てと言ってもいいかも。

 そういう意味では、バラエティ番組出ている出演者と同じで、果たしてあの場に自分がいたらどうなんだろうと時々思ったりしています。

 だからか、役員をはじめ近くにいる部下の瞬時の反応が気になります。眼の前にいるこの人、頭の中にある最初の判断ポイントが何なのか? 会社人としてコントロールが利いているのか?

 深い思考力も大切ですが、最初に気になる点ですね。はて、そういう自分は出来ているのか‥。

(写真:会社のトイレの蛇口です)

DSCF6696

 先週は異業種の工場見学が重なりました。岩手では缶詰、冷凍パスタ、レトルト食品の工場を、大阪では割卵工場を拝見しました。

 衛生に対する取り組み方をはじめ同じ食品業界の工場としての視点でも見ますし、逆単身赴任者としてスーパーに行くことも多いですから、コンシュマー向けの商品だと一般消費者の視点でも見てしまいます。

 経営者の視点でももちろん見ます。一番気になるのは売り上げ規模ですかね。そこにどれだけの人数が働いてて‥とイメージを膨らませていきます。嫌な顔をされたりしますが(笑)。

 それと、気持ちよく働けているのか、ですね。単純労働であればあるほど、やりがいや使命感を感じてないと続かないですから。普通にできているのが奇跡だと思ってます。

 身近な商品でも、世の中に良い商品を出すためにこんなに頑張ってるんだと思えると、私の経営者としてのモチベーションも自然と上がります。

(写真:有馬グランドホテルからの朝の眺め)

001

 例年5月に開催されている4工場での高卒者昼食会。八幡平工場は一挙28名が入社ということで2回に分けて開催しました。

 久慈工場が12名、二戸工場(PJ二戸フーズ)が17名、八幡平工場(岩手農協チキンフーズ)は28名でしたが、体調不良で4名が欠席で顔を見れなかったのが残念。

 まず、一人ひとりに自己紹介をしていただきます。中高での部活など頑張ったこと、そして最も輝いた瞬間について。そこに私と役員2人がツッコミを入れて盛り上げていきます。

 どこの野球チームのファンか聞いたら誰も手を挙げなかったり、テレビよりYouTubeを見る時間が長い人と訊くと半分近くが手を上げたり、この世代のことが我々オジサン世代に分かる場としても機能しているかな。

 そして、最後に逆に高卒者のほうから質問を取ります。中には私のブログを見ている人がいて、どんなクルマが好きかとか、旅行してどこが良かったかとか聞く人がいました。

 ドキッとしたのが「社長が大事にしていることって何ですか?」という質問。それ、学卒者の最終面接で私が時々聞く質問じゃないの!と苦笑い。

 おぼろげながら自分でも改めて最近考えた瞬間があったので、「スムーズさかな」と答えました。

 幸せになりたい、いい仕事がしたい、成長したい、‥というように、人って願ってることがあると思うんだけど、その障害になっていることを取り除き、無駄なく、スムーズに機能して実現に向かう方向性を整える役目を担いたいと思ってます。

 大きな組織に成るとうまく機能しなくなりがちなんですが、そこを関係者の力を借りて整っていくと自然と利益が出て、みなさんの賞与も増えてくる。それって若い皆さんも含め願っていることだと思うので実現したいなと。

 こんなふうに時には鋭い質問に晒される瞬間があるので、そのスリリングさが楽しいです。

002

 逆単身赴任歴4年、食べるってほんとに楽しいなと思っているこの頃です。

 何でも軽薄短小を目指す私としては、外食に行く往復や出てくるまでの待つ時間がもったいないし、自分の好きなものを好きな量食べれないというミスマッチが悔しい。

 料理を作る時間は録画した音楽番組などの消化の時間にも成るし、リフレッシュタイムにも成るということで、台所に立つことが多いです。

 それに、買ってあった食材を消化していくのがゲームやってるみたいで楽しいですし、近くにできたスーパーマーケットが自分にとっては小宇宙みたいなもので、ひとつひとつの商品との遭遇が楽しいです。

 「NHKクローズアップ現代+」の特集「一汁一菜に1分間料理動画!食卓簡単進化論」を見て頷いたんですが、1分動画で料理法を学べたり、レシピがネットで手に入ったり、切ってるものが手に入ったり、いい時代になりましたよね。

 外国に行くといつも疑問に思えてた、日本食のたくさんの品目を別々の皿に盛って味の融合も楽しめないという無駄も解消されつつあるようですし、和洋中なんて分けずに美味しくて栄養があればいいという方向に来ているのはいいことだと思います。

004

 高校2年の大谷翔平のプレーに驚愕して以降、すっかりファンに成ってるのでついつい買ってしまいました別冊カドカワ【総力特集】大谷翔平(1300円+税)。

 岩手出身だからというのも少しあるけど、野球という成熟したスポーツの中で、これまでの常識を打ち破ることを成し遂げようとしているその姿に心底脱帽していますので、とにかくページをめくるのが楽しい。

 それがまだ22歳だって言うんだから、ね。昨日今日で学生さんの最終面接をしているのだけど、年齢的にはほとんど変わらないわけで。

 ビジネスの世界では50代が偉そうにしているけど、スポーツの世界は若いのが主役。その若いのの可能性に夢をふくらませるって、ジジイの慎ましい楽しみとも言えるかな。

 学生さんの面接でも、時には「コイツすごい可能性があるのでは!?」と一人勝手に妄想してしまう時があります。

 ビジネスでも投資でも、将来予測は欠かせないわけですが、大谷翔平でも大いに妄想を膨らませて楽しませてもらってます。

 では、我が子達の将来については‥、うーん、近すぎたり、色眼鏡で見たりするから見えてないのかも。

015

 昨日は年に1度の生産農場長会議でしたが、今回珍しく久しぶりに会長(父)が出席。

 私から「スケジュールが5分刻みに次第に書かれているので、会長最初に手短に5分位話してくれれば‥」と言ったら「分かった」。

 そして、開会5分前、いきなり会長がステージに上がって話し始めました(写真)。わお!

 出ました、時間を有効に使う会長のウルトラC。席はほぼ満杯で、数人遅れたくらいだと思います。

 こういう機転といいますか、瞬発力は来月83を迎えるのですが衰えてないなと思いました。さすがです。ま、10分話したのはご愛嬌。

 さて、私は常々、その瞬間に自分が最大限できることは何か、必ずそれができているのかを自分に問うてます。

 小山昇さんは「エレベーターに乗るとき、階のボタンを押すより閉めるを押すほうが早い。それができなかったときに自分を悔いている」みたいなことを言ってましたが、まさしく些細な一瞬に後悔のない判断ができる人になりたいものです。


 

S0044005

 いま、当社は協力会社さんを含め2000人以上の方に働いていただいておりますが、鶏の家畜化が始まった頃って、この2000人の人が分担してやっている仕事を、1人でやっていたのではないでしょうか。

 親鳥は有精卵を産んでも、孵化させるのは鶏の仕事。餌をやる農家の人が市場に鶏を持っていって売りさばく。肉にすることも自らやっていたのではと思います。

 その頃の仕事って一貫して全てをやって、楽しかったのではないでしょうか。

 今は、仕事を細分化して効率良くなっているわけですが、ひとりひとりの仕事はつまらなくなっている方向にあると言えます。

 ですから、我々は一つひとつの仕事に、深さにハマるような楽しみを感じされるようにしなければならないのです。

 また、沢山の人が関わるので、一人の人が全てをやるのと比べ、気持ちがバラバラになりがちです。そこを補わなくてはならない。

 今日から新年度が始まります。改めて、仕事を楽しんでいきましょう。

(今朝の本社朝礼スピーチで)
 

S0038741

 先日、T君の運転するクルマの助手席で会話したことです。

 彼は大卒で今は2部門目。職場での周囲の評判もよく、26歳と早めの結婚(社内結婚)ということで感心するのですが、率直に言って、外見では仕事ができそうに見えない‥。

 それって損してるのでは、というのが私の見解。ちなみに、痩せ型で、前髪まっすぐ長めに垂らして、黒縁の眼鏡を掛けてます。

 そこで、「髪型は七三分けとか、オールバックにするとかしたら?」と提案をしました。ちょっと乱暴かな。

 でも、若い人は特に、学生と社会人の分かれ目を明確に示して、その道のプロフェッショナルを示す意味でも、髪型は特に大事だと思います。 

 中には仕事人生を学生の髪型そのままで終わらせる人もいますが、正直なところ私は疑問の目で見てしまいます。

 でも、それはそれでその方のアイデンティティですし、私とは別の価値観を持っているのだなとは思います。それなりに似合ってて、この人にはコレが正解だなと思うこともありますが。

 ただ、髪型を変えるって私も経験がありますけど、あまり変えない人には相当な勇気がいることですよね。

 違和感かなりありますし、 周囲の「いいんじゃない、その髪型!」とかいう支えの言葉がなければ折れそうになりますし。

 そういえば、こんなところに何気ない、上げマン、下げマンの分かれ目があるように思います。

 素敵な奥さん(結婚退社)のお導きで、更に出世してくれることでしょう。

(写真:盛岡グランドホテルのいわて生協さんのパーティーで見つけた菜彩鶏メニュー)

S0038551

 昨年12月24日放送のNHKスペシャル「私たちのこれから#長時間労働」を遅まきながら録画で今日拝見したら、とても中身が濃くて考えさせられました。

 思えば、会社経営を勉強するにあたって20代の頃、まず貸借対照表・損益計算書の見方を学び、その次に当時ブームだった「お客様の満足(=カスタマーサティスファクション)」の考え方を学んで行った記憶があります。

 当社のその頃のスローガンは「お客様に満足して頂ける仕事を達成するために全員が力を合わせよう」でしたので、当社の経営陣は流石だなとも思ったものでした。

 しかし、同時に薄々違和感を感じておりました。お金を出すお客様は社会で最も偉いことになり、それはお客様を甘やかすことにもつながり、拝金主義の助長につながり、社会全体にとって良くないほうに回るのではとも思ったのでした。(いいところもあったとは思いますが)

 それが今回の長時間労働の見直しに絡んで、改めて見直されるようです。いいことだと思います。社員を守ってあげられてやっと一人前の経営者としていられる時代がやってくるということでしょう。

 当社でも以前は顧客満足の考え方がありすぎたのか、商品を買って頂けるならということで、加工を安く請け負っており、それが過大な注文を招き疲弊していた時代がありました。それを値上げで整理できました。

 改めて、稲盛塾長がいう「値決めは経営」という言葉が重く感じます。出演者の方もおっしゃっておりましたが、お客様をランク付けして当社にとって有り難いところだけをお客様として取引願うという、お客様の整理整頓ともいうべきことが大事だと再認識しました。

 無論、当社は今、有り難いお客様ばかりです! 本年もよろしくお願いします。
 

DSCF8078

 今朝のテレビでやってましたが、あの電通の新入社員の女性が過重労働で苦しんで自殺してから1年経ったそうです。先ごろには労災認定となっています。

 ちなみに、電通といえば平均年収1000万円を超えるテレビ局より給料が高い会社です。「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは‥」の一文で有名な鬼十則があり、一社員に社長並のものを求められる会社だったのかもしれません。

 さて、この事件で、社会全体が本気で残業を減らす方向に舵を切っています。いいことだと思います。

 日本は、勤勉が美徳で、仕事人間=家族を守るため、という意識で戦後の復興を成し遂げてきたことは言うまでもありません。

 しかし、形だけが残り、家に遅く帰らないと変だという価値観に結びついてしまっています。

 会社としても、残業を更に減らし、稼働日も減らす方向に行きたいものだと思っております。

 当社の社員の皆さんには、仕事と家庭(オフタイム)をスマートにバランスをとっていただきたいと願っています。

 今日は本年最後の朝礼でした。仕事の締めをしっかりやっていただいて、年末年始、良き休息を取ってください。
 

↑このページのトップヘ