
昨年11月に開催された、パルシステムでんきのユーザーさんと当社バイオマス発電所を繋いだ交流ツアーが、広報誌「月刊きぼうのでんき」の3月号の紙面を飾っていました。

写真をクリックして拡大画像をご覧いただければと思います。
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二戸市内の本屋さんで、雑誌、現代農業 2009年 10月号 の山積みを発見。今月号の特集は「堆肥栽培 列島拡大中」じゃないですか。会社では定期購読してますが、良い機会なので購入しました。
まだ読んでないですが、引き続き、このタイトルの通りの基調で進んで欲しいものです。
そうなったのも、世界的に景気が良く、原油価格が高騰し、化学肥料の高騰があったからです。化学肥料の市況は一時期に比べると落ち着きましたがそれでも高水準だと春には言われておりましたが、今でもそうなのでしょう。
12日放送のNHKスペシャル「金融危機1年 世界はどう変わったか」では、再びアメリカのファンドマネーが動き出している姿が描かれていましたが、日経平均もアメリカの株価も徐々に回復しているわけで、有機肥料にとっても好材料です。
ただ、この流れだと飼料も比例して上がるので、痛し痒しなんですよね。
本日午後、当社もお世話になっていますP社さんの「JA新いわて公開確認会」に参加してきました。
JA新いわては合併によって岩手県の半分に迫る面積を持つ地元農協で、当社(S副部長)も含め8者によるプレゼンによって、農協を始め関係する団体がどんなことに取り組んでいるのかがだいぶ理解できました。
また、供給させて頂いている醗酵鶏糞がどう使われ、循環型農業がどう動いているのかを改めておさらいできました。
農協さんのプレゼンによりますと、400kg/10アールの醗酵鶏糞散布による水稲栽培の特徴・課題は下記の通りだそうです。
<特徴>
<栽培上の注意点>
化学肥料の使われ方に比べれば、まだまだ回数が少なく潜在能力が引き出せていないと思うので、今後に更に期待です。(素人考え?)
昨年中に社内では発表したのですが、1月21日付けの人事異動で、肥料部という名称が無くなります。
これまでこの部署は、(有)二戸コンポスト → (株)十文字バイオアペックス → (株)十文字チキンカンパニー肥料部 と来たのですが、今回は製造側を生産部の一部に組み込み、営業側を鶏肉の側の営業部に組み込むということにしました。
「鶏糞の事業は我々の体の一部である」という感覚を高めるという意図を持っての機構改革です。
そして、こうしてみると本体(鶏肉を生産している流れ)から離れていた部署が本体により絡んできているという傾向は一貫しています。
これまでの関係者は少々寂しい気持ちでいることでしょうが、この形の方がよりお客様にも良いことになるのではないかと密かに思っております。
今年最後の肥料部の顧客訪問ということで、宇都宮を起点に、2日間で茨城県、埼玉県、新潟県、福島県とおよそ600キロのレンタカーでの行程を、M課長代理の運転で回ってきました。大雨に見舞われましたが、雪が降らなくて予定通りに進みホッ。
さて、今回はどちらの会社さんでも社長に対応していただき、お詫びを申し上げたところ、ご年配の社長から若い社長まで多様な方々に見解をいただき、またまた非常に充実した2日間となりました。やっぱり会社の方針はお客様が決めると言っても過言ではない!
ところどころで日本の食料自給率が話題になり、政治への無力感が話題になるのですが、もし休耕地を復活させたとすると、肥料が不足する事態に日本は陥るのだとか。
今でも中国の政策に翻弄されるなどして、背中を押されたり急ブレーキをかけられたり、価格の乱高下で経営が立ち行かない肥料問屋さんが出てきそうだということです。
そういう意味では、国内の畜糞は十分な供給量があるわけで、耕作地が増えるとやっと我々供給側とバランスが取れる方向に行くんですね。
世界的には肥料が逼迫している現在、食料自給率さえ上がれば、国内では自然と循環型農業が推進されるわけで、‥んー、結局、政治に期待します!
(写真:郡山駅西口にて)
肥料部のお客様訪問・おわびの旅も第5回目を迎えました。今回は名古屋と東京方面でした。
名古屋のお客様には厳しい叱咤を頂きましたが、同時に、鶏糞の価値を強く後押しされて、賛辞を頂いたような複雑な気持ちで帰途に就きました。
鶏は腸管が短く、鶏糞の栄養成分は70%も残っているという事実。世界には鶏糞そのものを豚に食べさせる地域もあるくらい価値があるわけです。
まあ、仮に先進国で鶏糞を食べて大きくなった豚を提供したら、マイナスイメージで全く売れないでしょうが‥(笑)。
もしかして、言葉を換えると、鶏糞は植物の「エサ」とも言えるのでは?
飼料と肥料はまさしく紙一重では?
飼料の70%の栄養成分があるんなら、飼料の0.7掛けの値段で売れないかな? ‥ははは、冗談です。
(写真:名古屋駅新幹線ホームから)
鶏糞製品でお世話になっている青森県のお客様を、担当営業のM課長代理の案内で回ってきました。例によってお詫びを兼ねてです。
農業用資材を扱うお客様ですから、会話していると最近の農業の情勢が分かります。
リンゴは豊作貧乏。ニンニクは昨年秋から絶好調ですがどこまで続くか。肥料情勢も飼料と同じく天井知らずの値上がりが落ち着き、値下げが見られる品目も。
鶏糞は見直されてきているようで、方々で今後の値上げには太鼓判を押されたました。
また、久しぶりにお会いした社長さんたちが年輪を重ねたお姿を拝見でき、非常に懐かしい気分になりました。私の怠慢でそうなったわけですが‥。
それにしても、当社営業マン、当社製品、当社を本当にご愛顧頂いている様子を感じさせていただき感謝の思いでいっぱいです。
(写真:弘前城外濠の紅葉)
IBC岩手放送で放映されている「十文字チキンカンパニー 十の約束」の今回は第4回で、鶏糞を醗酵させて商品化する工場を取り上げました。
鶏糞はその大半が、肥育農場からのものですが、今回は種鶏農場の画像が入っておりました。お詫びして訂正します。
ところで、既に4回経過し、6回を残しているのですが、TBSの番組編成が大規模に改変になったそうで、こればかりはIBCも当社の番組枠をきれいに水曜日21:54から10回全然取れないのだそうで、一度早めに放映してしまって、再放送を‥、という申し出を受けております。
いま分かっていることとしては、
9月20日(土)(二戸工場の回)18:54〜
9月22日(月)(県央工場の回)19:54〜
9月28日(日)(県北工場の回)16:54〜
10月15日(水)(久慈工場の回)22:48〜
デジタル配信される番組表には「十文字チキンカンパニー 十の約束」とありますので、ソニーのレコーダーであれば、「おまかせ丸録り」機能に、「十文字」と入れておけば変更があっても大丈夫なはずです。(岩手県の方に限りますが)
ここのところ当社の鶏糞のことで、肥料関係のお客様には大変なご迷惑をおかけしております。
詳細をここで述べることは遠慮させて頂きますが、誠に弁解の余地がなく、平に謝るしかないと認識しております。
本来はこちらからお詫びに行かなければならないところですが、あるお客様がわざわざ当社までおいでになりました。
いかに混乱したかの説明を受け、社長としての不甲斐ない指導力不足を再認識させられ、平に謝るしかなかったのですが、同時に当社の鶏糞を愛用して頂いている農家さんたちの存在を再認識させられました。
ありがたい‥。当社の鶏糞を愛してくださる農家さんを裏切らないよう、しっかりやります。
(写真:実家の母が自家用に作っている無農薬野菜)
今日はS課長代理の案内で、鶏糞リサイクル工場を7工場巡回してきました。
春の需要期を迎え、在庫がどれくらいか興味津々で巡回しましたが、結構ありましたね(笑)。
鶏肉と違って自社の工場の敷地内に積んであるので、見ればよく分かります。
昨年秋に新工場が完成し、更に工場の皆さんが頑張って効率を上げて稼働しているので作る方は元気があるのですが、売る方が順調に伸びているとはいえ、期待値に届いていないといったところです。
化学肥料が世界的に2〜3倍に高くなっている時代ですから、有機肥料も先高感があるのですが、恩恵に預かるのはまた先でしょうか。
さて、ある工場の若手管理職が「社長、くさくないですか?」と訊いてきました。
実は、鶏糞の臭いは不思議とほとんど感じません。幼い頃に身近にあったからでしょうね‥。
当社の関連では、7番目の鶏糞リサイクル工場になる「軽米コンポスト工場」の竣工式が行われました。今回は差し迫って、補助金を受けずに設備投資を決断しました。これで100%自社での鶏糞リサイクルができる計算になります。
3交代24時間稼働。年間3万トン処理の工場ということで、業界でも有数の規模となります。
見ても、さすがに大きいです。私も驚きました。
神事の後、午後には祝賀会が開かれ、地元軽米町の山本町長ほか、たくさんの方々に参加いただきました。
工場のある長倉地区の地権者の方や、承諾書にサインいただいた周辺の土地の方々もいらっしゃっておりまして、話をさせていただきました。
「息子たちは都会に行って帰ってこない。仕事がないから‥」
んー、そういうことを言われると、無から有を生み出すやりがいのある仕事をさせてもらっているなと感じます。
ちなみにこの工場では13人の地元採用です。