農場の話題

2018年09月30日

ひよこと一晩過ごしたことがある人?

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 昨日の生産部合宿の京セラフィロソフィ勉強会での、「製品の語りかける声に耳を傾ける」の章でのこと。

 私が「鶏を抱いて寝たいとかいう思いに駆られたことはありませんか?」と聞いたらしばらく皆さん考え込んだのちに、N副部長が一言。

 「抱いて寝はしなかったですが、仙台ファーム時代(20年ほど前?)に鶏舎内で寝泊まりしたことがあります。」

 同じような経験した人に手を挙げてもらったら、他に10人いました。けっこうやってましたね。

 ひよこの気持ちになってみる、を地でいくこの経験、必ずや実になることでしょう。

 湿度を取ってちょっと暖か目なはずですから、意外と快適かもしれませんが。

(写真は懇親会でのスリッパリレーの決勝)
jumonji100 at 06:51|この記事のURL

2018年09月10日

養鶏魂の心意気

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 十数年で当社の売買農家さんとして最大勢力となったM氏の一戸町の自宅に、久しぶりに寄らせていただきました。

 管理する32鶏舎の中はこうしてカメラで確認できます。とは言っても、もちろん現場へも足を運ぶことは欠かさないとのこと。手抜きは絶対許さない人ですからね。

 M氏のところにこれから鶏を飼いたいと学びに来る人もいるわけですが、さすがにその仕事に対する姿勢を見る目は厳しい。娘婿さんのことも以前はまだまだと言ってましたが、成長の手応えを感じているとのこと。良かった。

 さて、この部屋に飾ってある「養鶏魂の心意気」の木彫り。「心意気」は松下幸之助さんが好きな言葉なんだそうです。

 魂も心意気も、私は滅多に使う言葉じゃないですが、改めて考えるといい言葉ですね。照れがあるから使わない言葉だったのかな。

 M氏の考え方が社内にどんどん広まるということでも貢献してもらってます。感謝です。


jumonji100 at 15:59|この記事のURL

2018年09月05日

建設予定、建設中、完成した農場を一通り見てきた

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 当社のお客様でも台風21号で被災された会社さんがおられたと聞いております。お見舞い申し上げます。

 ちなみに当社施設での台風被害はありませんでしたし、台風が北上のスピードを早めたおかげで、今日は予定通り、建設予定、建設中、最近完成した農場の11箇所を見に行けました。

 で、朝イチで行ったのが岩手山ふもとに建設中の「赤松第3ファーム」ですが、なんと写真のようにトラスがドミノ倒しのように崩壊してました。建設業者さんの被害です。数日で回復するとか。

 さて、鶏肉需要は伸びてますので、業界大手はどちらの会社も増産しておりますが、当社もお客様のニーズに応えようと頑張っておりますし、売買農家さんたちの投資意欲も旺盛で、着実に進んでいる状況を確認でき安心しました。

 ただ、ボトルネックになるのが、地元の建設会社さんの仕事がオーバーフローになること。有効求人倍率が物語ってますので十分わかってますけど、地元の雇用の流動化が進んで、人手不足かつ雇用条件が良いのところに人がちゃんと流れていくことを願うばかりです。


jumonji100 at 17:38|この記事のURL

2018年04月24日

アニマルウエルフェアチェックリスト

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 4月20日には生産農場長大会が開催されました。出席率は77%だとか。

 経営計画会議に倣ってか、10時に始まり昼食を食べて13時すぎに終了という短縮スケジュールになりました。昼食後は眠くなるので賢明でしょう。

 その昼食は、私は別室にて昨年の各部門成績ナンバーワンの方々8名と。「何だか毎年顔ぶれが変わらないな!」と思わず口に出ましたが、10年程前にはずっと低迷していた売買農家のSグループの後継者がここに居るとは感慨もひとしお。老朽化した鶏舎でもいい成績を出せるのは素晴らしいことですし、嬉しいことです。

 別室から大広間に戻ると、島になってワイワイガヤガヤ昼食を終えて話が止まらない状態。いや〜、この昼食こそ一番価値ある時間かも!と思えました。来年はここをバージョンアップしてほしいな。

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 さて、この会議での品質部動物福祉課からのプレゼンは恒例となっておりますが、今回は「アニマルウエルフェアチェックリスト」を自己採点する時間に。

 手と頭を動かす時間になって、いい企画だったと思います。


jumonji100 at 09:09|この記事のURL

2018年04月14日

仕事に夢中で婚活ができていない?

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 先週某日、雪の舞う中、指導員のSくん(写真右)と軽米町の農場を2箇所訪問しました。

 最初の農場の農場長は70歳で引退間近(写真左)。家族の話を聞いたら、30代後半の息子さんがいて当社関係の別な仕事をしているそう。

 あれこれ話しましたが、気にかかるのは息子さんが未婚であることのようでした。

 また、近くの別の農場に訪問。待っていたのは30代後半の農場長で、話がわかりやすく面白いので、指導員が鶏舎を見ている間もずっと話し続けました。

 「鶏飼い」という仕事の深みにハマりすぎて、婚活がままならないと言ってました。

 ご両親が健在で仕事を手伝ってくれているそうで、「それなら、少しご両親に頼って外に出て遊んで、パートナーを見つけるのが先でしょうよ」と言いましたが、自ら潔癖症というくらい手を抜けない質(たち)だそうで、できていないそう。

 いい成績を出す農場長は収入が世間並み以上なのに、嫁が来ないなんて勿体無い。そういうミスマッチが当社内に結構あるのかも。

 以前、社内合コンを何年か連続で企画したことがありましたが、再び仲人的なことに力を入れて、ハッピーに成ってもらって、少しでも人口増加に貢献しなければと、改めて思った次第です。


jumonji100 at 08:27|この記事のURL

2018年04月04日

次工程はお客様

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 昨日は、PSCS合同会議にオブザーバー出席しました。

 PSとはParents Stockの略で種鶏農場のこと。CSとはComercial Stockの略で、生産農場のことを言います。当社では、同じ生産部の傘下ですが、九戸の種鶏孵卵課と本社の生産課の合同会議というわけです。

 こうして左右に分かれて、生産成績に大きく影響があるひよこの品質についての情報共有を定期的(これまでは3ヶ月に1度で今年度から2ヶ月に1度)に開催するというものです。

 傍から見ていて、「次工程はお客様」という言葉を思い出しました。

 当社では私が入社する前から「お客様に満足していただける仕事を達成するために全員が力を合わせよう」というスローガンを掲げていましたが、そのサブスローガンが「次工程はお客様」でした。

 当社で言えば、種鶏のお客様は孵卵、孵卵のお客様は生産、生産のお客様は工場、工場のお客様は営業、営業のお客様は本当に売り渡す先のお客様になるわけです。

 プロとして当然ではありますが、この思想の根底に流れているのは、供給過多で川下に選択肢があるという認識でしょう。しかし、時代はだいぶ変わってきている気がします。

 今は、人手不足で作ることが大変な時代。種鶏孵卵課はこれまで完璧な雛を供給して当たり前でしたが、今は川下の生産課が上手に働きかけていい雛を引き出す感覚じゃないかな。

 そんなことを思ったので、最後に私から「次工程はお客様の考えは古い!」とスピーチさせていただきました。

 ま、左右両側から人事交流は結構やってるので、問題ないはずですが。


jumonji100 at 08:28|この記事のURL

2018年03月15日

農場サポート課が発足

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 バイオマス発電所の稼働が始まって以降、裏側では醗酵鶏糞や鶏糞炭化物の生産が収束していき、今は7工場あったうち山形と大野の2コンポスト工場だけが残って、発電所に入る前の鶏糞の水分調整の役割を担っております。

 そして、閉めたコンポスト工場の人員の社内転職先を調整している中で、農場のアウト期間の作業を担当する作業班を補完することが必要になってきているということで、農場サポート課が発足。九戸炭化工場の敷地内(写真右)に事務所を開設しました。

 既存の作業班に合わせて7時から16時の勤務ということで、10人の元コンポスト工場の社員たちが今は、各地の農場に出掛けて行って水洗いやブラシ掛け作業をしています。

 担当役員からは「慣れない仕事なはずだけど、いい仕事をしてくれている」と聞いてます。汚くなりがちな鶏糞を扱うコンポスト工場であれだけ5Sを強力に実践してくれていたのを私も目にしてましたので、納得です。

 「仕事が変わっても、仕事のクオリティはやっぱり人次第なんだ」と改めて感じる報告でした。


jumonji100 at 09:05|この記事のURL

2018年02月09日

青森県田子町に初の当社事業所

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 縁があって、当社の本社がある二戸市と隣接する青森県田子町に山口種鶏場が完成し、本日竣工式が行われました。

 暖房した屋内とはいえだだっ広いために、0℃前後の表とさほど変わらぬ中でしたが、参列者は軽装になって、地元の宮司さんには非常に格式の高い神事を執り行っていただきました。しかし、こんなふうに太鼓を自ら叩いての神事は記憶に無いですね。

 田子町といえば、二戸からは十和田湖に行く途中になります。その往復ドライブが楽しいので田子町はときどき通ります。

 それと、以前には、田子町の外れのこだわりの硬い豆腐屋さんが美味しいので、30代の頃はよくユーノスロードスターで往復したものでした。

 そしたら、その豆腐屋のご主人が、今回の宮司さんでした!

 こだわりの格式の高い神事と、こだわりの硬い豆腐‥。共通でした。豆腐屋さんは先代からだそうですが、人口減でも名物は絶やさないでほしいですね。


jumonji100 at 15:31|この記事のURL

2018年01月30日

赤松第2ファームの竣工式

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 今日は新横浜を7:01に発ち、10:08にいわて沼宮内駅に降りて、11:00からの当社赤松第2ファームの竣工式に出席しました。

 いま調べましたら、12時の気温で現地は−4℃だったんですね。

 非常に寒かったですが快晴で、奥に美しい岩手山が見えて、記念となるこの日に華を添えてくれました。

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 直会は近くの「レストラン花の森」にて、菜彩鶏をメインに料理していただきました。

 18名の参加者には一言ずつスピーチをしていただきましたが、これから予定がある「赤松第3ファームも是非!」と異口同音に言われるのには参りました。

 でも、今は施工業者側が仕事を選ぶ時代でもありますので、ありがたい話です。

 32歳でこの道17年の、若手ながらベテランのここを受け持つ農場長は「いい成績を出さないと皆さんの次の仕事が無くなるかもしれませんので責任重大です」と言ってました。期待しましょう。


jumonji100 at 16:00|この記事のURL

2017年12月03日

農場火事現場に行ってみた

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 火事から5日の本日、現場に行ってみました。

 久しぶりに行ったらロケーションが良くて、写真のように高いところから見晴らせました。

 家事になった鶏舎が右側で見えなくなってましたが、残りの11鶏舎がちゃんと建っていることに感謝したくなりました。駆けつけていただいた皆様、誠にありがとうございます。

 翌日は風が強かったそう。その日であれば山火事になる恐れもあったかもとのことで、これぐらいで収まって良かったかもしれません。

 原因究明はこれからですが、鶏舎のどの辺りで火が発生したのかは、同じ鶏舎が11棟建っていることで類推しやすそうです。

 それから、今日まで沢山御見舞を頂戴しました。ありがとうございました。


jumonji100 at 16:33|この記事のURL

2017年11月29日

鶏舎火事でお騒がせしました

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 昨夜、久慈市にある当社の平沢ファームの1号鶏舎が火事になり、全焼。12,000羽の鶏が焼け死にました。

 鶏舎内で作業していた従業員さんは無事でしたし、2〜12号鶏舎に火が移らなかったのが不幸中の幸いでした。

 私は上京中につき、現地でこの目での確認はできておりませんが、メールやLINEで逐次状況報告を頂いておりました。そして、今朝ツイッターやフェイスブックに書き込んだところ、たくさんの御見舞の言葉をいただき恐縮しております。

 当社所有の鶏舎では平成11年以来、売買農家さんの関係では平成21年の管理棟火災以来です。原因を突き止め、しっかり対策を打たなければと思います。

 12、000羽は当社の1日の加工羽数の約6.7%であり32分ぶんに相当しますが、成績が良くて農場在庫になっている羽数が39,000羽だそうですから吸収できてしまう状況です。ご心配なく。

 ちなみに当社の売買農場さんを含む鶏舎数は約1000。そのうちの1つという程度です。

 いずれにしましても、地元の消防関係者の皆様にはご苦労をおかけしました。ありがとうございました。

(鶏舎の骨格が崩壊しているようにみえるのは、消火のために重機で屋根を壊したからです)



jumonji100 at 15:24|この記事のURL

2017年10月16日

たくさんのメスに追いかけられました(笑)

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 先週、若手指導員のN君の案内で、久慈市山形町五枚橋にある苅間澤第1種鶏場に行ってきました。

 育成率も産卵率も順調で、もしかして日本チャンキー協会の表彰も狙えるのではと噂されています。

 ここは種鶏場では珍しい2階建てで、建物はかなり古いのにいい成績出してもらってまして、ありがたい限りです。

 さて、肥育農場では雛にとって人間は巨大で避ける対象ですが、種鶏場ともなると鶏も大人ですしエサも制限するからか、人間は歓迎する対象になるんですね。

 立ち止まると、雌鶏(めんどり)は寄ってきて突っつくし、歩けば後ろから追いかけてくるのです。

 その人懐っこさ、分かってたけどこれほど強烈だったかな? 成績良いのと比例するのでしょうか?

(写真:雌鶏の背中が汚れているのは雄鶏に乗られて良い状態ということです)


jumonji100 at 09:13|この記事のURL

2017年10月13日

懐かしい「こころざし、高く。」のコピー

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 本日は、中途採用で若手の指導員S君に同行して、中村ファームに行ってきました。

 久しぶりにここの農場にやってきたので、まず私と農場長の雑談を少ししたのですが、その後は日頃やってる指導員と農場長の会話をそばでただ聞いているという構図(笑)。

 うーん、これって、50年も前に、父が農場に行った時にただただ待ってる私と同じだなと思ったりして。クルマの中だったり、コタツの中でみかん食べながらだったり、その家の同じ年頃か上の子供さんと遊んでもらったりだったけど。

 それにしても写真奥の高いところにある、平成3年に制作した新社名披露のときのポスターが懐かしい。下半分がカットされてるけど、「こころざし、高く。」のコピーが残ってる。懐かしい! このコピーは私があれこれ考えて出来たものです。

 そのこころざしは26年前のもの。今は、そのこころざしがその後どうであったか結果で評価されてしかるべき時。‥さて、どうなんでしょう。

 当時の思いは、とにかく国産が輸入品に押され混沌とした中から這い上がりたいという思いだったと思います。とにかくこの業界を取り巻く環境がぐんと良くなったことだけは言えますね。


jumonji100 at 16:39|この記事のURL

2017年09月11日

子供のために職を変えて農場主に

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 今日午後は、指導員のT君と一緒に洋野町の柏木ファームに行ってきました。

 ご主人は長く勤めた建設会社を辞め、数ヶ月の他農場勤務を経て、お父様のやっていた小規模農場の鶏舎を取り壊し、最新の鶏舎を補助事業の支援を受けて建設し、飼育を初めて2年ほど経過しているという方です。

 当社のなかでは中規模の売買農家さん。ご夫婦でやっていて、繁忙期には経験者であるお父様の力を借りるという理想的な形で、ここ3回転ほどは過去最高の成績を更新中。

 子供3人を育て上げている最中だそうで、「お陰様で東京の大学に行かせることが出来て感謝してます」と言われ嬉しかったですね。

 今日は、こちらが元気をもらいました。


jumonji100 at 16:24|この記事のURL

2017年08月31日

豚舎を改造した鶏舎

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 午前中に、入社4年目のT君の案内で九戸村の3農場に行ってきました。近いですが、どれも初めて行った農場でした。実は自社ながら行ったことがない農場は結構あります(笑)。

 真下ファームは30年前に豚舎として建設され、22年前にその会社が傾き、縁あって当社のチキン農場に鞍替えして今に至っているとのこと。

 写真のように旧豚舎ということで、上に空気が抜ける設計に成っていたので、冬はやはり成績が上がらず、夏は逆に良好だそう。最新の設計の専用鶏舎に比べたらいろいろ苦労するでしょうけど、成績自体にそんなにハンディはなさそう。農場長には感謝です。

 ちなみに当社には、元採卵鶏の農場だったという鶏舎もあります。同じ鶏だからと素人目には思うでしょうけど、採卵はケージに入ってるので、平飼いのチキン農場とは全然違うんですよね。

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 たまたま今日手元に届いた雑誌「畜産の情報」にはこんなグラフがありました。

 いまチキンの消費は上昇傾向で、過去10年で4割アップと聞いてます。国内生産もこのように増えています。

 しかし、輸入がそれ以上に増えてて、チキンの自給率は最新のデータで65%まで落ち込みました。ついこないだまで69〜70%だったはずなのに。

 他用途の畜舎を鶏舎に鞍替えしてでも、生産量を増やして行きたいものです。


jumonji100 at 14:11|この記事のURL

2017年05月01日

良い成績は職場の雰囲気づくりから

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 4月26日は、九戸村公民館HOZホールで「種鶏農場長会議」を開催しました。

 前年度の成績優良農場を表彰する場面が有りましたが、とても印象的でしたね。

 優秀賞のE農場長は、今では他社に譲渡した種鶏場が最後に出した成績での受賞です。

 その種鶏場は宮城県金成町にあってこちらからは遠いので譲渡を決断したのですが、こちらから派遣されて行ったE農場長だったわけですが、「チームワークが良くなってきて、今回良い成績で有終の美を飾る事ができた」と言ってました。

 平成3年に譲り受けて以来、せっかくいい雰囲気になってきて、いい成績を出したところなのにその場長を外して他社への譲り渡すなんて、社員の皆さんのことを考えるととても心苦しい展開なわけですが、譲り受けた会社さんで光り輝いてくだされば嬉しいです。

 そして、最優秀賞のM農場長は、30年の農場長経験で初めての受賞と言ってました。

 受賞後のプレゼンでは、6人の職場での集合写真の場面で感謝の言葉を話しておりましたが、その写真での農場長の無愛想なところがまたなかなかいい(笑)。

 交尾する親鶏や卵という非常にデリケートなものを扱う仕事柄、チャラチャラした明るさは必要ないのかも。そこに朴訥とした岩手県人がぴったり合っている。

 そんなふうに思える2人の受賞スピーチとプレゼンでした。
 
jumonji100 at 15:56|この記事のURL

2016年12月27日

AI発生鶏舎には動物が入ってる!

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 H5N6型が猛威を奮っている今シーズンの高病原性鳥インフルエンザですが、家禽の4例目までが青森県と新潟県の農場で占めており、西日本に偏る例年と違う展開で緊張が走っていた東北の我々なわけですが、今日のニュースでは両県ともに移動制限解除に向かってきており、喜ばしいことです。

 では、その原因は何だったのか? 手元の業界紙の「鶏卵肉情報」12月25日号に「農林水産省の疫学調査チームが現地調査(1〜4例目)の概要公表」という記事があり、改めて目を通しました。

 以前から言われていることですが、4農場に共通しているのは、やはりネズミとか猫とか野生動物が入れるほどの空間が見受けられ、実際動物の死骸があったりということのようです。 それじゃあ、人が徹底して靴を消毒して入っても意味が無いわけですね。

 とにかく徹底して対策が打てるか。その対策は人がやります。人は完璧ではないわけです。

 うちの農場長だけでも180人いるわけですが、そのうち5人くらいは会社側で声高に言ってもピンときてないかもしれない。分かってても家庭で悩みごとがあって仕事に集中出来ていないかもしれない。完璧を目指せと説いても、85点で満足する人かもしれない。目が悪くて穴が見えない人かもしれない。

 昨日の役員会では、当社は、農場長、生産部指導員、品質部の担当と、トリプルチェックでやっているので、抜かりはないはずと報告をしてもらってますので、大丈夫と信じております。
 
 しかし、こればかりは結果次第で何とも言えますね。


jumonji100 at 14:19|この記事のURL

2016年11月30日

北日本で高病原性鳥インフルエンザ発生

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 農場に限っての高病原性鳥インフルエンザ発生でいえば、5年前に千葉県であったことでより身近に脅威が迫っていると感じましたが、その後しばらく東日本で発生がなく安心しておりました。

 そこに、今年は岩手を含め野鳥での検出が相次ぎ、心配してましたが、やはりといいますか、青森のアヒル農場新潟の採卵養鶏場で発生ということで我々ももちろんですが、業界中かなり神経質になっています。

 しかし、だからといってこれまで以上の対策を取りようもなく、地道に当たり前のことを当たり前にやるだけです。組織的な防御態勢はかなり高くなっているはずと信じておりますが、果たして無事に春を迎えることが出来るか‥。

 この冬は当社関係者の国内外の出張は制限がかかりますし、自社農場への出入りは私の立場でも遠慮しようと思いますし、バイオマス発電所もその範囲に含まれることになりそう。


jumonji100 at 11:01|この記事のURL

2016年10月18日

世代別テーブル

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 先週の土曜日、10月15日夕方から年に2回の協力会社会議がありました。

 その前々日に中国から「懇親会のテーブル席はいつも同じか?」とスケジュールのメモ欄に投げかけておきましたら、考えてくれたようです。

 最初は全然分からなかったのですが、それが「世代別」でした。おお、真正面から来たか!

 ちょうど60代、50代、40代、30代の4テーブルに分けられた感じ。

 とりあえず同じ50代のテーブルで、ウルトラQを現役で見たかとか、新人類は昭和37年生まれからとかいう話題を提供して、協力会社の幹部の皆さんと盛り上がりました。 

 でも、やっぱりいちばん話したのは最も若い人たちがいる席だったかも(笑)。ついつい!
 
(写真:どうも最近赤被れしてるなと思いましたら、ホワイトバランスいじった跡がありました。キヤノンG9Xですが、タッチ操作でおかしくなってたみたいです)
 
jumonji100 at 15:01|この記事のURL

2016年10月10日

生産部・環境部合同合宿のアトラクション

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 10月1日から翌2日まで、生産部と環境部の合同合宿は湯瀬ホテルで開催されました。

 宴席の決め方は、事前アンケートでオフタイムの趣味別でした。私は「運動大好き」のテーブル。確かに日頃からスポーツ好きと聞いている連中でした。

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 テーブル毎に趣向を凝らしたアルコールが入ってからの競技は2種類。どちらも体を動かしてやるものでしたから、当然我々がナンバーワンかと思いきや‥。

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 座布団重ねるゲームは欲張ってまさかの0点。これを見た他チームは途中で止めてましたっけ。でもビリにならずに罰ゲームを逃れてよかった。

 それにしても、他テーブルの顔ぶれがなかなか興味深かったです。「車・バイク大好き」のテーブルにはニアミスしましたが、彼らのあまりの濃さに、やっぱり自分の車趣味なんて上っ面だけだと再認識した次第。


jumonji100 at 23:59|この記事のURL

2016年05月23日

採卵から食鳥へ畜種変更

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 絶好の天気の5月20日、軽米町の新農場、いちいファームの竣工式がありました。

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 もともと採卵養鶏(レイヤー)の農場のあったところでしたが、その農家さんから土地を買い上げて鶏舎を建設して、農場長はオーナーの方にそのままやっていただくというパターンです。

 同じ鶏ですが、採卵養鶏とは全然違って、短期勝負の世界で緊張すると言ってましたが、これまでの間当社内3農場で経験を積み、人脈も作れたといいますし、農場長は非常に真面目な方ですので、安心して任せられます。

 願わくば48歳独身とのことで、パートナーができれば、仕事もよりスムーズに‥。

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 今回は、社会全般から見たら、たまたま採卵から食鳥への変更です。
 
 もし仮に、日本人が国産鶏肉を食べなくなって、国産豚肉ばかり食べるようになったら、我々は一斉に豚舎に変更するでしょう。

 変化に対応することが、民間企業の務め。変わり身の速さが、生き残りの鍵。スタッフにはいい仕事をしていただきました。 


jumonji100 at 14:08|この記事のURL

2016年04月13日

ナンバーワン農場長さんたちと昼食会

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 今日10:30から14:30まで、二戸パークホテルで93名の農場長さんを集めて、年1回恒例の「生産農場長会議」を開催しました。

 その中で新趣向として、表彰者を集めての昼食会を開催しました。初めてなので、みなさん緊張してかちょっと硬かったかな。でも、この写真を撮り終えてから徐々に話が弾みましたよ。

 さて、競っていただくカテゴリーは、菜彩鶏大規模、菜彩鶏中規模、菜彩鶏小規模、一般鶏大規模、一般鶏中規模、一般鶏小規模、鶏王、システム鶏舎、純輝鶏(イオン様向け)の9部門です。

 当然ながら、生成上位の常連さんと、そうでない方といますね。私とすれば毎年同じ人が集まるのは寂しいので、適度に顔ぶれが変わって、念願のあの部屋での食事会に参加できたとかの土産話を語れるようになってもらいたいものです。

 またもうひとつ思いつきました。受賞者はホテルの一番いい駐車場に停められるという特典付きってどう?
  
jumonji100 at 15:44|この記事のURL

2016年04月12日

本社前の募集看板をバージョンアップ

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 国道4号線を下るクルマに向かって見せる看板をリニューアルしました。

 農場用地募集中!

 岩手県内、2町歩以上、地下水確保、平坦地、道路アクセス良好、が条件です。

 起業アドバイスもします。電話は0195-23-3377までどうぞ!

(写真は3月末に撮影)


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2016年04月11日

成績が良ければ天国、悪ければ地獄

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 当社のようなチキンインテグレーション(農場、工場をはじめ一連の流れで経営する)という業態で経営上、最も大事なのは何か?

 大事ではないものはない程複雑だとは思いますが、強いてあげるならやはり農場成績でしょうね。これで天と地の差が生まれます。

 鶏を他社より健康に育てることさえできれば、まずは会社として食いっぱぐれがないです。

 独立農家さんはましてやそれだけで食うわけなので、成績が良ければ天国、悪ければ地獄。

 ハイリスク・ハイリターンが緩和される請負契約の農家さんでも、収入はそれなりの幅の変動があります。だからか、農家の皆さんは凄くやり甲斐を感じてもらっているようです。

 それだけ厳しい世界ですから、自分で投資してやるにしても、まずは試しに雇われて働くことを経験してもらっています。


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2016年01月27日

スマホがあれば、外出先でも鶏舎内の様子がわかる!

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 今や、技術のほうが進んでしまって、用途を考えるほうに頭を使う必要があるといいますけど、とうとうこんなことができるようになってます。

 その一例がコレ。鶏舎内にセットしてあるウェブカメラの情報がスマホでみられるようになってます。パソコンで見られるのは知ってましたけど、スマホでは初めて。感激しますね。

 カメラを左右に動かしたり、ズームもできます。温度もわかります。とはいうものの、その現場で現物を見るのとは情報量が圧倒的に違うので、M場長に言わせると気休め程度とか。

 さて話は変わりますが、昨日、噂の映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のMX4D版を見てきました。

 サラウンド音響はもとより、椅子を前後左右に動かしたり、お尻や背中を突かれたり、風が吹いたり、細霧が顔にかけられたり、煙が出たり、かなり楽しめました。

 バーチャルで現実に近いものを再現するためですが、上記のスマホで受ける情報が格段に増えるには、このMX4Dのようなことになってくるのかな?


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2015年12月25日

エサこぼれが怖い

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 昨日までは暖かい師走という感じでしたが、いよいよ今日あたりから本格的に寒くなってくるそうです。

 農場ではその対応ということで非常に神経を使う日になるわけですが、品質部の農場監査に同行し5農場を訪れ、高病原性鳥インフルエンザへの防疫管理がしっかり成されているか等をチェックして来ました。

 ネズミなど動物が侵入するスキマが無いようにすることと、飼料タンクの下にエサがこぼれていて野鳥が集まって来ることが無いようにすることが最低限の条件です。

 それ以外にも場内に要らないものが無いようにと厳しく言ってる成果か、私が今日訪問するということが伝わっているからか(笑)、まあまあ良くなってました。

 しかし、都会の消費者の皆さんの思うレベルはもっと上にあると思うので、引き続き厳しく言っていきたいと思います。


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2015年12月07日

農場用地の視察

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 12月7日土曜日に農場を建設する予定地を巡回してきました。

 朝方は道路が凍結していたのですが、徐々に天候が回復し、一戸町、岩手町、九戸村、洋野町、軽米町と効率よく回れました。

 条件としては、。可歩以上の比較的平坦な土地で、⊆囲に住宅がなく、B召侶楴砲鬚呂犬畸楴砲砲皸貭螳幣紊竜離があり、ぜ舁彳始にアクセスが良く、ッ浪漆紊確保できる、といったところです。

 久慈工場の増設が決まったとしても、農場からの生鳥供給能力が高まらなければ、鶏肉の生産量は増やせません。鶏舎の老朽化も進んでいます。 

 ですからこうして農場にも積極投資していきます。また、自ら農場を建設・経営して生鳥を供給しようとする方も大歓迎です。

 こちらの投資を抑えられるし、地元に成金農家さんをたくさん作っていければ私も嬉しいです。


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2015年10月15日

社員による農場清掃活動

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 5月、品質部による農場監査に同行した際、思うところがありました。

 鳥インフルエンザの脅威が間近になってからお客様も飼育農場に入場禁止になっているけど、だからといってこのままの状態でいいのか? 古い農場は少々汚くても仕方ないと思っているけど、はたしてそれでいいのか?

 工場がお客様の目に晒(さら)されレベルアップし、その後を追うように訪問者が多い本社もと号令をかけてきたけど、気がつけば農場にはまだまだ本気で手を入れてない。

 そういえば、総合職や事務職で最近生産農場に行ったことがないという社員は100人位はいるのではないだろうか。であればいい機会だから、私も含め全員が参加して、農場清掃活動をしよう!!

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 というわけで私は昨日の回、大野岡田ファームに参加しました。かなり古い農場です。もちろんひよこがいないアウト期間にです。実は前日、別の班が清掃活動をした後ということで、そこそこ綺麗でしたが、まだまだでしたね。 

 私が発見したのは、ガス庫の下。木材や缶や瓦礫がありました。

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 特に気になるのがコンクリート片。

 場長に聞くと、「私が来た時にはありましたので。何にも使われてません」との答え。

 「こういうのが目に入ったり、小石がそちこち転がってたりしたら、気持ちよく仕事ができないでしょうよ」と断言する私。

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 「砂利は、きれいな砂利であって欲しい。何かの部品などが紛れていたらアウトでしょ」‥などと、過去の自分が気が付かなかったことを平気で言ったりして(笑)。

 まだ試行錯誤の段階ですが、鶏肉相場が良好な今年度中に、ふだん出来ないことを片付けていきたいと思っています。
 
jumonji100 at 10:56|この記事のURL

2015年08月27日

デビーク(嘴先カット)は鶏のためにならないのか?

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 お隣の業界、採卵養鶏での話ですが、オーストラリアに続いてドイツでもデビーク(嘴の先を一部カットする)を止める方向と報道されています。どうやら世界的にはそういう傾向にあるようですね。

 嘴は鶏の闘争本能を発揮する上での数少ない武器で、そのままだと弱いものいじめをするのでそれを避けるために嘴の先を少しカットすることをデビークと言います。

 そのことで育成率を高く維持しようということなので、養鶏産業側は動物愛護にもなるという主張なのですが、これは不自然な飼育の仕方という捉え方から発した規制なのでしょう。

 突き詰めて言うと、動物愛護・動物福祉VSナチュラリストの攻防だと思うのですが、今はどうもそう簡単に色分けできないみたいです。

 もっと議論の深まりが欲しいところですね。どうもイメージだけで決められているような気がしてなりません。


jumonji100 at 14:25|この記事のURL

2015年08月03日

昼のキャッチング

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 国内で1年間に6億5000万羽のチキン(若鶏)が出荷されているということは、その6億5000万羽を捕まえて工場に運ぶ人たちがいます。

 久しぶりにその捕鳥(キャッチング)の現場に今朝行って来ました。というのも、業界のトレンドに乗って当社も昼捕まえることをやり始めたので。

 「鶏目」という言葉がありますが、だからか昔から捕まえるのは夜と決まってました。鶏が暴れなくて傷つかなくて良いという理由だったと思いますが、ここ数年業界では昼の捕鳥に移行中です。

 そのことで工場のスケジュールにジャスト・イン・タイムで持ち込むことができ、何かと都合が良いのです。昔と比べると若齢になっているということもあってか、見たところ鶏が暴れる様子もないようです。

 捕鳥作業者(キャッチャー)にとっても昼のほうが仕事場が見渡せて良いようです。ただ、夏の暑い時は夜のほうが良いとは漏れ聞こえてきてますけど!
 
jumonji100 at 11:39|この記事のURL
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yasuoj@Twitter
4歳頃かな‥

プロフィール
昭和38年4月9日生
岩手県二戸市出身
牡羊座 血液型O型

1979 二戸市立福岡中学校 卒業

1982 岩手県立盛岡第三高校 卒業

1986 國學院大學法学部法律学科 卒業

1986 (有)十文字養鶏 入社

1987 イギリスの同業者研修(7ヶ月)

1991 CI導入(株)十文字チキンカンパニーに グループ7社の代表取締役社長(27歳)

1993 岩手めんこいテレビ番組審議委員(6年間)

1995 食鳥業界同友会「21世紀の会」初代会長

1998 (社)二戸青年会議所 理事長(1年間)

1998 盛和塾盛岡に入塾

2000 稲盛経営者賞 製造業第一グループ第3位

2002 (株)十文字チキンカンパニー 代表取締役社長

2003 岩手県チキン協同組合 理事

2004 (社)日本食鳥協会 理事(8年間)

2005 岩手農協チキンフーズ(株) 代表取締役社長

2007 めんこい協同組合 代表理事

2007 岩手県PTA連合会 副会長(1年間)

2010 日本チャンキー協会 会長(4年間)

趣味…読書、カメラ、クルマ、オーディオ、スポーツ観戦

特技…一輪車

スポーツ…ゴルフ、スキー

子供の頃のスポーツ…野球→バレーボール→テニス

子供の頃の夢…漫画家→工業デザイナー→オーディオ評論家→設計士

座右の銘…やらなかったのは失ったのと同じだ

食べれない…そば、蟹、マスクメロン、刺し身、ニンニク

飲めない…コーヒー、紅茶、烏龍茶、ビール、日本酒、オーガニックでないワイン

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