きまじめチキン日記

株式会社十文字チキンカンパニー 代表取締役社長 十文字保雄

カテゴリ:  時事論評

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 東日本大震災発生から9年。NHKスペシャルでは「復興ハイウェー 変貌する被災地」という番組を放送しました。八戸からの三陸自動車道から福島の常磐道までつながる高速道を「復興ハイウェー」と名付けたのはなるほどと思いました。

 この番組に出てきた三陸の方々と同じように、当社も長いこと全線開通を待ち望んでいる立場です。久慈工場を拡張したのも、大消費地へのアクセスが良くなることを見越したということも大きいです。内陸と違って雪も少ないですし無料ですから、車の流れが大きく変わるのではないでしょうか。

 また、三陸の市町村のあり方も劇的に変わっていくんでしょうね。東北自動車道が北に延びてきたここ30〜40年の内陸の各市町村に比べると、三陸の市町村は悔しい思いを持っていたに違いありませんから、これでやっと反撃の基盤ができてきたということになるかもしれません。

 心配なのは三陸鉄道です。道路がこれだけ良くなったら、そしてクルマもどんどん進化して、クルマでいいということにますますなるような。少子化で通学需要も減ることでしょうし。観光で巻き返しを図れるかどうか。

 ちなみにさきほど損害保険の会社の方と話しましたが、火災保険で損を出しているそう。なぜかと言うと、水害で保険金の支払いが急増しているとのこと。その面でも時々不通になる三陸鉄道のこの先が心配です。

 少子高齢化で世界の最先端をいく日本ですが、北東北は更にそのまた先っちょにいるのではないかと思います。その中で岩手にはこの「復興ハイウェー」という恩恵を与えられるわけですから、先々には世界に誇れる先進的な田舎の姿を見せられるといいですね。

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 大震災から9年経過し、岩手県は「復興」から「幸福」に力点を置く方針を明らかにしております。独自に幸福指標を導入し、改善を図っていこうということのようです。

 その背景にあるのが、2012年より隔年で発行されている「全47都道府県幸福度ランキング」の存在でしょう。最新の2018年度版では、岩手県は31位。ちなみに東北では10位山形県、28位秋田県、36位宮城県、39位福島県、46位青森県となっています。

 そして、安倍首相の施策である「働き方改革」は、労働時間を減らして、ワークライフバランスを重視していこうというコンセプトで推進されています。要は、仕事は短時間で効率的に働き、プライベートタイムを充実させて、幸福度を上げましょうということですね。

 また、働き手不足の時代になり、社員を幸福にしない企業は自然に淘汰される時代になってきました。当社でも「楽しくなければ仕事じゃない!」を本年度スローガンにして取り組んでいます。

 では、プライベートでどう幸福度を上げるかですが、上記ランキングで3回連続1位に輝いた福井県にヒントが有るようです。テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でもやっていましたが、福井県は女性の就業比率が高くて、男性が家事や子育ての手伝いをすることが当たり前という文化があるそうです。

 共稼ぎで収入が上がり、女性の家事と子育ての負担が軽減されることはもとより、男性も稼がなければならないというプレッシャーが軽減され、かつ男女間の絆が自然と出来上がるということなのでしょう。

 福井県だけでなく、4位石川県、5位富山県と北陸の県が上位に来て、山形県が10位にいるのも、そういう価値観が定着しているからと考えられます。

 つまり、男女がそれぞれ専業の役割を担う価値観は、古いだけではなく幸せをもたらさないということが分かってきているのです。岩手県はどちらかというとそういう伝統的価値観が横行していますよね。

 男性諸氏は、労働時間の減少をそのまま自分の余暇時間の増加に当てているのを見直して、少しは奥様の手伝いをしたらいかがでしょうか?

 女性側も、いきなり始められるとかえって邪魔だ!と言わずに暖かい目で見て、慣れるのを待ってあげましょうよ。

(社内報「こけろっこ」2020年新春号の巻頭文)

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 地球温暖化の影響を予想するNHKスペシャルを見た記憶があります。確か1990年代だったような。

 記憶が確かならば、西日本はゲリラ豪雨が増えて、北日本はさほど変わらないという話でした。その事を宮崎の夜に話して、「岩手はゲリラ豪雨と無縁でいいよ!」と言ったら店の人に怒られた記憶があります。

 しかし、3年前の台風10号での岩泉町での被害、そして今年の台風19号の三陸の広い範囲での被害と続いている状況を思うと、そこからフェーズが変わったような気がしてなりません。その前となると近隣では1999年の軽米町の市街地浸水までは遡ることになりますから。

 台風19号のあと、私の見たテレビ番組で専門家の方が「近いうちに必ずまた起こります」と断言されていましたので、やはり北日本も楽観視できないフェーズに入ったんだな、と思いました。

 当社の手帳にはダーウインの言葉が書いてあって、年に1回朝礼で朗読することになっています。

「生き残るものは、最も強いものでも、最も頭のいいものでもなく、変化に最も対応したものである」

 この気候の変化にも対応していかなくちゃ。

(写真:昨日の夕方ウォーキングで市内の愛宕山付近から中国製アクションカメラで)

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 ジム・ロジャーズが2019年に出した2冊、「お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する」と「日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く」を読んでみました。

 表紙の写真の変遷を見てますと、3年前に読んだ本から着実に年齢を重ねていらっしゃることが見て取れます。

 読んでみると、今回も日本の政治の不甲斐なさを指摘しているようですし、氏は東日本大震災直後の株価が底の時から日本株に投資して利益を得てからは日本株からは遠ざかっているようです。

 ネット情報でも、孫正義さんや柳井正さんが日本の将来をひどく悲観していることが伝わってきますし、どうしたものかと考えてしまいます。

 しかし、我々商工業者が利益を出しているのは、国の金融政策や財政支出の影響も大きいので、日本経済の歯車としてそのまま突っ走るしかないとも言えるし‥。

 ただ、トランプさんじゃないですが、日本も経済界からいきなり国のトップになる人が出てきてもいいはずだと思うのですが、仕組みがそうなってない。‥などと、いつも考えることは同じです。

 まさに諦めムードが日本全体を覆い尽くしているという状況なんでしょうね。私もその一人か。

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 大廃業時代。そりゃあそうですよね。若年層の人口減少で後継者がいなくて、地方は急激な人口減少で経済は縮小。必然でしょう。

 もう32年前になりますが、イギリスに半年いて驚いたことの一つが、中小企業が少ないこと。特に食品小売店は、大手スーパーの4社がシェアの大半を握っているということ。

 そうそう、転職が多いのにも驚いたな。国全体がガッチガチの大手企業で固められていて、そこを渡り歩くことで活力ができるというか、そんな感じでした。

 日本の大きな特徴は、中小企業が多く、一国一城の主を演出しながら大変な仕事を任せ、補助金などで擁護する政治姿勢だと後々思うようになりました。

 しかし時代は変わって、そういう道徳心は薄らいでいますよね。そこへ来て、労働人口の減少で、外国人労働者に頼っている現実。まさに日本全体を作り直すべき時期にきているように感じます。

 大企業病という言葉はありますが、中小企業病という言葉はありません。粘る美徳が災いしてダラダラと赤字を垂れ流し、廃業などの退出が疎かになるのはまさに中小企業病と言えるのかもしれません。

 そこを正しく導く「おくりびと」とも言われるその筋のコンサルタント。日本社会、いや地方経済ををいい方向に導く大事な役割だと再認識した次第です。

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 この、身も蓋もないタイトルの本「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 」を読みました。

 何年か前にどこかで「世の中、勘違いで成り立っている」という視点を仕入れて以来、事あるごとにその視点で見ていくとなるほどそのとおりだと思えてばかりいましたので、全く違和感なく読めました。

 365ページもある本なのですが、いま風に挿絵や図や余白をふんだんに使って、面白おかしい切り口で書かれてますが、著者のふろむださんは基本的な心理学のロジックをしっかり学ばれているようで、説得力があります。

 世の中は、実力+運で成り立っていると一般的には言われるが、ホントはそこに錯覚力が加わっている。その錯覚力は感情に訴える部分。錯覚力は無意識に理解している。‥のだそうです。

 さて、私は錯覚力を利用できているかな? このブログは錯覚力向上に貢献できているかな?

 それ以上に、先日の岩手日報さんの連載記事は私の錯覚力向上に貢献いただきました。考えてみればマスコミは錯覚力において圧倒的なパワーがありますね。

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 この元岩手県知事で総務大臣もされた、増田寛也さん編著の「地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減」。あれだけ話題になった本ですが、意外にも読んでませんでした。

 5年経過した間に、この本で提言されている政策の一部が実現されていますが、成果としては全く何も無いという状況ではないでしょうか。我が余生だけを考えても、日本人がどんどん高齢化していくのを想像するとため息が出ます。

 このままではいけないと日本人が気がつくときは必ず来ると思いますが、気がついて変わってきてもその成果がでるのはずっと先なんですよね。ゆでガエルの状況はいつまで続くのか‥。

 さて、政治的に期待できるのはこの本の対談にも出てくる小泉進次郎氏かな。はやく首相になってほしいものです。

 今の時代に「産めよ増やせよ」みたいなセリフを政治家が言うとバッシングの嵐でしょうけど、小泉氏がトランプ大統領のように貫けば潮目は変わると思うのですが‥。

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 昨晩は、友人が連れていらっしゃった、直接的な縁がない某地方自治体の女性ベテラン議員さんを交えての会食がありました。

 民間企業の立場として愚痴っていても何も起きませんので、政治的なことを話す機会はほとんどないわけですが、気がつくと4時間の会食になってしまいました。

 「安倍総理はどう評価していますか?」と聞かれたので「少子化に対する対策が後回しになっているのが個人的には許せない」と私。「お言葉ですが、先進国は一様に少子化しているので諦めなければならない」と議員。でも自然と少子化に一定の歯止めがかかったフランスの話題になりました。

 民間企業の感覚で言えば、ライバルが成功しているならそれはそのまま真似ればいいと思います。それを邪魔するのは、環境が違うと前提条件を付けてそれを拒む姿勢であり、また決定までのスピードでしょうか。

 今の人口が日本の歴史始まって以来ピークだから減ってもいい、という考え方もあるようですが、このままで行って、地方が圧倒的に過疎化して、更に都市に人口が集中することでいいのかと思いますし、現在46歳と言われる日本人の平均年齢が50代になって行って、果たして幸福が担保されるのでしょうか?もちろん年金の問題もありますし。そして、労働力を補おうと外国人がどんどん増える‥。

 「このままではいけない」と尻に火がつく日は必ず来ると思いますし、今の若い世代は危機感を持っているように思えます。世の中を先取りして佳き方向に導くのが国のトップの仕事だと思いますので、期待したいところです。

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 3月25日の日本経済新聞の第3面に、「日本人「肉食化」需給にギャップ」という記事が出ていました。

 特に牛肉の国内生産能力は減少傾向とのことで、鶏肉についてはあまり触れられておりませんでしたが、こういう記事の影響力は大きいですので嬉しくなりました。

 また、この大きい記事の最後に「供給者の側にも攻めの姿勢を出す肉食系を増やせるかが課題だ」というのを見てまたニヤリとさせられました。

 さて、自分はどうなんでしょう? 社長になるまでは草食系だったことは間違いないですね。

 社長になって、稲盛和夫塾長の「強烈な願望を心に抱く」「経営は強い意志で決まる」「燃える闘魂」といったような言葉に触れ、自分の性格を改造してきたように思います。では、どっちが本当の自分なのだろうと自問自答しても答えがでてこない‥。

 で、同業他社の社長さんたちにお目にかかり、自分の立ち位置を確認したりするわけですが、やっぱり盛和塾の影響で肉食系の側になってるかな?

 でも、稲盛塾長は「臆病」も大事な経営者の資質と言われておりますので、それを忘れずにいきたいところです。

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 2月23日の日本経済新聞に「
高齢者もたんぱく質を」という記事がありました。

 食のプロ向けだからかなかなか分かりにくい記事でしたが、表題の通りの結論でした。

 体重約70キロの私であれば、毎日70グラムですが、それを例えば鶏皮無しむね肉で摂取するなら、たんぱく質含有量23.3%で割ると、ちょうど300グラムになりますね。

 300グラムと言えば、むね肉ほぼ1枚分です。分かりやすいですね!

 年齢レンジが変わってもほぼ同じような数字のようですので、むね肉1枚と覚えていただければ!

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 私は焼酎の銘柄を聞かれたりすると、よく「一番不味いやつ」と言って店員さんを困らせることをよくします。美味しいと飲み過ぎますからね。

 土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案 」を読んでそんなあまのじゃくな私もまんざら悪くないかな、と思えました。

 それだけ食事というものが、美味しいと不味いに大きく分けられるものだという先入観が植え付けられているのが、今の日本人なんですね。

 土井さんは、ハレとケのうち、ケの食事は美味しい必要はない、と説きます。日常の食事が美味しいことが何よりの贅沢と言う時代なのでしょうけど。

 外食、中食、どれもが高度な味付けで美味しすぎて、肥満傾向に悩むという現実になっているのかも知れませんね。

 一期一会の素材の味が分かる料理の仕方を心がけていきたいものだと思いました。

 単身赴任歴そろそろ丸6年。とにかく頂き物とか残り物を何とかきれいに消化するよう心がけて、徐々にそのさばき方の腕も上がってきて楽しいこの頃。

 その私の日常の大切な意味を解説してくれたようなこの本に出会って良かったです。

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 大好きな内田樹さんの編著による「人口減少社会の未来学」の評判が良かったので、読んでみました。

 内田さんを含め表紙にある12人の方がタイトル通りの未来を語っているはずでしたが、3人の方は脱線気味のようで読み飛ばしました(笑)。でも、9名の著者お得意の専門領域からの見方と解決方法にはすごく共感できて、たくさんマーカー線を引かせていただきました。関心のある方は是非手にとって読んでいただくことをオススメします。

 それにしても複数の方が、東北地方にありがちな傾向を指摘してて危機感を覚えずにいられませんでした。

 藻谷浩介さんによると、「女は結婚しろ」というような社会的プレッシャーが強い東北が、次世代再生力で、山形県を除く5県が全国平均を下回っていてるそう。逆にそういうプレッシャーの少ない沖縄県の次世代再生力が高いようです。

 藻谷さんは、持ちたいだけ子供を持てる社会構造にすることが解決策であり、他人の子を育ててもいいわけだが、東日本ほど相互扶助が少ない傾向があるとのこと。なるほど道徳観が強くて他人行儀であるかもしれないな。

 また「女が産まないから子供が減る」という見方より「男が結婚せず子育てにも協力しないからこそ子供が減る」という見方のほうが正しいと言われると、東北は男尊女卑がまだ残っていることを改めて自覚せざるを得ません。

 北陸地方の幸福度が高いのは男性が家事を手伝うからと言われますが、東北がそこを真似なければ未来はないかも。

 平川克美さんは、少子化の原因は単純で、結婚年齢が上がっていることだと言っています。また、市場化=無縁化であると喝破し、今起こっているのは、家族をふくめた有縁の共同体から、自らすすんで逃走していると言っています。

 この指摘は自分にも当てはまるなと思いました。食事の際は黙って食べろという祖父の家から早く逃げたくて、盛岡の高校に行き、東京の大学に行き、一人暮らしをエンジョイしたわけですが、人付き合いが下手で、気がついたら34歳間際まで結婚できなかったという(笑)。

 少子化に歯止めがかかったスウェーデンとフランスは婚外子の比率が5割を超えてるそうで、法律婚で生まれた子供を優遇する日本とは逆方向とのこと。不倫報道とかで謝罪会見を開いているうちは、少子化は収まらないんでしょうね!?

 平田オリザさんのページの中には、兵庫県豊岡市の教育方針として「憧れだけで東京には行かせない」という言葉が出てきました。上記の藻谷さんによると次世代再生力がダントツ一番低くなっているのが東京で、独身をどんどん生成していることから「東京ブラックホール論」を主張してました。

 地方にいると、東京との生活文化の乖離に憧れを抱いて、「東京には何でもある。自分の思い描く仕事があるに違いないし、あれだけ沢山いるのだから異性との出会いも期待できる」と思うのは自然なことですが、考えれば幻想で終わって地元に帰るパターンが確かに多いような。

 そこを野放しにしないで、地元の地味な良さを理解してもらうことは、何としてもやらなければならないことですね。

 さて、最後に私見を。少子化が今日本に起こっているのは、ある意味ちょうどいいことだなと思うんです。

 AIで仕事が無くなっていく時代であること。それに諸外国と比べ明らかに今、労働生産性が低いということ。方向性としてこの3つは同じで、整合性がある。

 やるべきことが明確にしてされているんだから、やるしかない。そのうえで、上記の著者の皆さんの指摘を改善していけばいい。そう、実行すればいいだけだと思うんですが、歯がゆいな‥。

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 アイスホッケーは「氷上の格闘技」という形容詞で呼ばれることが多いようです。

 私も最初は観客を呼びたいがために自分でも使ってましたが、息子たちが怪我するたびに嫌いな言葉になっていきました。アイスホッケーはそもそも頭脳をかなり使うスポーツだから格闘技とはぜんぜん違うでしょ!

 なぜ格闘技と言われるのかというと、一つのパックを追ってスケートを履いた選手が動き回るので、その慣性ゆえにブレーキが利かなくて相手選手に衝突してしまう「チェック」は避けられず、ルール上許されているからでしょう。

 しかし、女子はオリンピックでもチェック禁止。楽しんでやるレベルのアイスホッケーでも禁止でプレーしているところも多いようです。

 ちなみにいつだったかアイスホッケーの月刊誌に、若い世代の日本代表が海外に出ていって、マナーがなってないのと、プレー中の無駄なチェックが多いのが外国のチームと違うところと指摘されていたのを見たことがあります。

 体格的に劣る日本が他国に舐められてはいけないと必死だったかもしれませんが、世界標準よりラフなのが日本のアイスホッケーだとすれば、ちょっと残念。

 全てに渡って日本人はフェアーだという世界的な評判をアイスホッケーで崩してほしくないですね。

 学生アメリカンフットボールのルール違反のタックルが話題になっていますが、アイスホッケーも近いところにあるスポーツなので、いい刺激になって是正していってほしいですね。

 思うに、スポーツも経営も一緒。結果はあとからついてくるもので、追い求めすぎるとおかしなことになるということでは。

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 みなさん、平昌オリンピックをテレビで見ていると思います。

 私にとっては、アイスホッケーのスマイルジャパンが8割を占めてますが、羽生結弦選手と小平奈緒選手が金メダルを取って感動しましたし、2人がインタビューを受けてるのを聞いて共通点があるなと思いました。

 それは、どんな困難も前向きに捉え、全てが学びなんだという考え方です。

 稲盛塾長は、「考え方✕熱意✕能力=結果」と言います。彼らは、能力も熱意もあるから世界一になったわけですが、その下地の考え方が素晴らしかったんだと改めて思いました。

 惜しくも銀メダルになった平野歩夢選手もそうです。19歳にしてこんななのか!とびっくりしました。年齢は関係ありませんね。

 テレビに映った彼らの姿を胸に刻み、人生や仕事への英気にしていきましょう。
 
(本日の朝礼スピーチ)

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 この本を読まなくても、数十年後とかの日本の将来は暗澹たるものだとは思ってましたが、読んでますます確信できました。

 読んだ本とは、河合雅司著の「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」です。

 定年年齢を引き上げていっても、より高齢な高齢者が増えるだけで、本来支えるべき世代が薄くて1人が1人の高齢者を支える社会みたいなことに成れば、やはり外国から連れてくるしかない。

 しかし、入ってきた外国人も、30年もすれば高齢化してくるわけですし、日本人の出産年齢の女性たちの世代が細っている状況の中で、多産化してもその効果は次の世代にしか現れないみたいなことが書かれてました。

 今の日本は自分のことで手一杯という状況で、次の世代のことを考えている余裕が無いと言えばそうかもしれませんが、それにしても‥。

 NHKの「ドキュメント72時間」とかを見ていると、やっぱり日本人って素晴らしいかもなといつも思うので、ただリーダーの導き方がおかしくなってるからだけかな。

 我々の世代がまさしくリーダーになりはじめている時代かもしれませんが、それを過ぎて我が子の世代に目覚めて日本が急に巻き返すことになったら、今のリーダー世代は暗黒時代みたいな扱われ方するのかな。

 60歳前後が首相をはじめ社会のリーダーの世代だとするなら、その世代全体で日本の行く末に責任を負うくらいの使命感を醸成したいものです。

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 今回出張してきたカナダとアメリカは夏時間でした。そういう国に来るといつも羨ましいなと思います。

 我が国でも国会議員の間にで何度か夏時間導入の機運が高まって、北海道では実験したこともあったはずですが、簡単にポシャってしまいますね。

 決める人には高齢な方が多いからなのでしょうか。高齢だと夕方のアクティビティなんて無いでしょうからね。また、ネガティブな意見に押されて無難な変更なしに収めてしまう日本人の傾向。残念に思います。

 これからの衆議院選挙があるわけですが、「夏時間導入」を含め「健康」「スポーツ」「アウトドア」を標榜する政党が現れたら結構票が集まると思うのですが、いかがでしょうか。早起きな人、走る人が増えているこの頃ですしね。

 そうでなくても、横に長い日本が単一の時刻というのはどうなのかな?と思います。

 東日本の気質が暗くて、西日本が明るい傾向なのは、日が沈む時間と関係有るのではないでしょうか。

 だったら、日が沈む時間を変える。つまり、東日本だけでも夏時間導入したらいいのにと思います。いや、東北だけでもいい。

 そうすれば仕事帰りにちょっとスポーツなどすることができて、お酒やパチンコ、テレビなどインドアの遊びに頼らないアフター5が実現できて、健康的、積極的になる。

 東北を元気にするには、それくらい大胆な施策が有ってもいいと思います。

(写真:バンクーバーから出る7日間のアラスカ旅行の客船)

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 NHK「クローズアップ現代+」の8月2日は「週休3日」について取り上げておりました。

 当社はまだ年間272日稼働となっておりまして、完全週休2日にも至っておりませんが、将来はそうなってくるんだろうなと思います。

 それほど世の中の進歩はめざましいですし、1日の勤務時間が少なければ、通勤時間がもったいないじゃないですか。

 当社は日曜日に加えて、水曜と土曜が時々休みだったりするわけですが、働くのがずっと月、火、木、金だったら工場もオフィスワーカーも最高のコンディションで働けるような気がします。

 これまでタブーだった副業にも寛容になってきているご時世ですが、一人ひとりのマルチな力の発揮が進み、個人商店化することで、国としての競争力もついてくるのではないかと思います。

 ただ、副業の浮き沈みで、その人の評価が大きく左右される可能性もあるので、会社の人事制度が難しく成ってくることもあるでしょうけど。

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 東北エリアのNHKで放送された、昨夜の「どんとこい人口減少◆岨纏がないってホント?〜」を見ました。

 この番組で3つの成功事例の一つとして、同じ衂霏¬の経営サポートパートナーとして学んだ北上市の小田島組小田島直樹社長が出るとの前情報だったので、興味津々でした。

 いやー、こうしてみると東北で小山昇メソッドを実践するということは、抜群に抜きん出ることなんだな!‥っていうのが見ての正直な印象です。

 小田島社長の鋭い感性と実践力が明確で、スタジオに居た学生さんたちはもとより、企業側やコメンテーターの方々も感心した様子でしたね。もう、番組乗っ取りに近い(笑)。

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 エンディングに「若者が地元に就職できるために何から初めますか?」という質問にボードで答えるシーンが有りましたが、小田島社長は「残業0deボーナス100万」と書いて真面目な顔してるのが可笑しかったです!

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 締めとしてコメンテーターの大塚万紀子さんが「変わるスイッチをいつ押すか‥気づいた地域からチャンスが巡ってくる」と締めていただきましたが、全くそのとおりだと思いました。

 でもどう変わればいいかは考えても進まないので、小田島組さんのような先進事例を真似ることじゃないでしょうか。

 さて、この番組中、何度か「難しい」という言葉が出てきましたが、難しいってどういう言葉なんでしょうね。

 少なくとも、徹底した調査や、知恵を絞った末の言葉ではないはず。おそらくイメージというか、印象で決めつけているだけの言葉でしょう。

 そこをそれで終わらずに「普通難しいと思うんだろうけど、それって諦める人が多いから、抜け駆けするいいチャンスかも!?頑張ってみよう!」‥と思うか思わないかじゃないかな。

 そういう小憎たらしい経営者が東北にたくさん現れることを期待したいものです。

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 本日の日本経済新聞の見開き広告に「食品ロスの削減」のことが出ていました。

 文中で「賞味期限と消費期限の違いを消費者がまだ十分に理解していない。再認識が必要だ」とぐるなびの飯塚氏が低減したとされていましたが、まさにその通り。

 平仮名にすると「しょうみきげん」と「しょうひきげん」で「み」と「ひ」の違いだけ。しかも「賞味」っていう言葉は日常生活でなかなか使わない言葉で、即座に意味を言い当てられる人ってほとんどいないのでは。

 「賞味」の意味はネットで調べると「食べ物をほめながら味わうこと。おいしさを味わうこと。」と出てきます。つまり「賞味期限」とは、美味しさが味わえる期限ということじゃないですか。

 だったら「賞味期限」じゃなくて「美味期限」にすればよりスムーズに意味が浸透できるんじゃないでしょうか?

 私のふとしたひらめきですが、「美味期限」と検索しても出てきません。当たり前すぎて誰もが思いつきそうですが、まだなのかも。

 これだけのことで、食品廃棄ロスはおそらく20%とか減らせるんではないでしょうか?

 本気でそう思ってますが、思い違いでしょうか?
 

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 やってくれました、スマイルジャパン!

 オーストリア、フランスに続き、昨夜はドイツを破り、地元日本は苫小牧での最終予選を3戦全勝で勝ちきり、ピョンチャンオリンピック出場を決めました。

 世界ランキング7位にいることが賞賛されることですが、5位までが自動でオリンピック出場権獲得、そして開催国の韓国が自動的に出場権ありで、残りの2枠を競う最終予選ということで、下位のチームに勝ち切ることが要求される今大会の3試合でした。

 これを開催国として迎え、スマイルジャパンの殆どの選手が開催地の苫小牧を始め北海道出身者が大半ということでハッピーだったと思いますし、アイスホッケーを日本に知らしめるという意味でも、いい舞台を頂いたんだなと思います。

 そこをしっかり圧倒的な差をつけ勝ち切るという目標を掲げ、それを実践できたこと。最高ですね。

 山中監督(長男の大学の監督でもある)は体づくりから選手たちを鍛え上げていったわけですが、それが見事に選手たちの動きに表れていて、試合を見ていて気持ちよかったです。

 来年のオリンピック本番は実力上位のチームと当たっていくわけですが、前のソチオリンピックの際は全敗ということで、こんどは歴史を作れるチャレンジャーの立場。なかなか楽しい立場に置かれそうです。頑張って欲しいですね。

 韓国でのオリンピックということで応援に行きたいのですが、2月開催ということで鳥インフルが発生したら行けなく成るわけですので、無理かな‥。
 

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 録画したNHKスペシャル「私たちのこれから #不寛容社会」が大変興味深い内容でした。

 ネットで「炎上」が相次ぎ、マスコミは道徳に反することを声高に取り上げて、息苦しい社会になりつつあることは誰もが感じていることでなないでしょうか。

 以前は抹殺されていた少数派の意見がネットを介して繋がり、それを企業も個人も無視できなくなってきて、「過剰反応社会」になっている。

 また、ネット上に正義感をぶつけることで快感を得ている状態と専門家から解説されてましたけど、なるほどなと感じました。

 そういう私も、例に挙げられていたように、小学生のノートの表紙に虫が描かれてないほうがいいと思いますし、電車や室内で赤ん坊が泣いていると道徳的には我慢しなくてはと思っても、正直不機嫌になったりしますので、不寛容な方に入るのかもしれません。(ただノイズキャンセリングイヤホンで泣く声は聞こえないようにしてます)

 見終えてみると、ネット社会だ云々を言うより、いわば、日本全国「頑固ジジイ化」しているのかな?と思います。高齢化だから仕方がない。頭の柔軟性が失われているだけの話のような。

 それを和らげるには、もっと仕事の効率を上げて、長時間労働をやめて、アウトドアやスポーツなど、健康的な時間を増やす努力を国がすべきなのでは、というのが私の持論です。いまの日本社会は端的に言って、ネクラのように感じてます。

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 いよいよ動き出しましたね。高速道路の速度上限が長年100km/hだったのが、やっとブレイク

 私はこのブログであれこれ文句を言って来ましたが、改めて感じてることを箇条書きにしてみます。

(1)我が故郷二戸から東京まで約600キロあります。単純計算ですが、6時間かかったところが5時間になるとすれば、気持ちが軽くなります。クルマで行ってみようかと思えます。新幹線の延伸や速度アップと同じような効果が見込めます。景気にも影響するのではないでしょうか。

(2)世界の速度制限をまとめたこのページを見ますと、ドイツの一部速度無制限は別格として、欧州は概ね130km/h。中国も韓国も120km/h、カナダとオーストラリアが110km/h、アメリカが105km/h(65マイル)となっています(但し、アメリカは都市間の通常の国道が88km/h=55マイルだったりしますので、日本と簡単に比べられません)。120kmは世界のスタンダードと言っていいでしょう。ですから実現しても世界的には普通です。

(3)日本の高速道路の流れの速度が既に100kmを超えているのですから、ルールのほうが後からくるという状況でしょうか。法治国家のはずが、法の方が遅れているという状況は、国の品位の劣化を感じます。

(4)速度が速くなることで、事故が増えると普通考えますが、減ると予想している専門家もいるようです。真っ直ぐな道路を作るとあまりに退屈で事故が増えるので作らないと言われますが、それと同様にクルマの性能が上がって、あまりに100km/hは退屈すぎて集中力が維持できないという面もあったのではないでしょうか。すくなくともたし算ひき算の結果に成ると思います。

(5)高速道路を作る時の設計速度が120km/hだったと言います。賞味期限でも何でも、半値八掛け二割引の精神じゃないですが、日本人の感覚に、建前と本音の乖離が甚だしいというものがあります。福島の原発事故もそういう面があると思いますが、コンセプトと実践は一貫する習慣をつけるべきと思います。

(6)日本とヨーロッパの制限速度の違いがそのまま、高速域でのクルマの性能に結びついているというのは否定し得ない事実です。モータージャーナリズムの世界では、日本車は手抜きとまで言われることがありますが、それは日本国内の速度が遅すぎるから。日本のメーカーがより競争力を付けるキッカケになるかもしれません。

(7)トラックはこれまで通り80km/hで、軽自動車は120km/hということでしょうか。おそらく軽も含めて実勢速度が既に100kmを超えているわけでしょうから、問題ないのではないでしょうか。ただ、いい機会なので軽とコンパクトカーの規格の段差を縮めたら良いかとは思います。

(8) 現役世代と高齢ドライバーの速度差が少々心配ではあります。しかも高齢者が増え、そっちの方が主導権を握っている地域が増えてきているわけです。私も一生運転していたいと思うわけですが、社会にとっては好ましくないわけで、下限速度取り締まりを強化するなどして、高齢者に冷たい運転環境にしていくというのもアリだと思います。

(9) 今、クルマのスピードメーターの表示は実際より5〜10%早めになっています。これはタイヤが回るのに連動して表示しているからです。今どき、GPSでも、道路に向けての赤外線センサーでも、より正確な速度は表示できるはず。タイヤ次第で精度が大幅に狂う現状から早々に脱却すべきです。

(10) 速度上限が上がることで、これまで日本車に付いていた、クルーズコントロールの速度の上限がどうなるのか。外車のように撤廃したらいいと思います。これで外車はだいぶ売れなくなると思います(笑)。 
 

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 いま海外から日本を訪れる旅行客が増えていて、この東の果ての国の独自の文化が少なからず敬意と好感を持たれているようです。

 海外に行って何故そうなったかを外から考えると、島国で外敵の侵入の恐れがあまりなかったこと、それによって和を尊ぶ精神が浸透したこと、湯船に長時間入る習慣に表れるように身を清める神道の精神があったこと、掃除が修行として定着していたこと等が思い浮かびます。

 ただ、従来持っていた「もったいない」精神が薄れ、捨てることに抵抗感を感じなさすぎるのは、掃除の徹底から潔癖症になった末の悪しき習慣になっているように思えます。

 しかし、それを覆すかのように、中古品をビジネスにする例が沢山出てきており、やっぱり世の中は進歩しているなと感じます。でも、食品廃棄量については世界でも1、2を争う水準だそうで、まだまだなんですね。

 2月20日、山本謙治さんがコメンテーターとして出てた「土曜ニュースまるわかり!」ではその背景を解説しておりまして考えさせられました。

 特に、メーカーが量販店への納品期限(写真)や、店舗で撤去するまでの期限が他国に比べて厳しすぎ。この辺りにやはり日本人の潔癖過ぎる面が表れているのかなと思います。

 いや、ここまで書いていて思うのだけど、もしかして「自分のことだけ考えている」の連鎖かも?

 ところで、社内のN課長情報では、デンマークで「WeFood」という賞味期限切れ商品を専門に取り扱ったスーパーが開店して大人気を博しているそうです。

 日本はというと、賞味(消費)期限切れ食品の販売を禁止する法律は無いが、販売者は安全であることを証明することが必要とのこと。

 日本人もこれくらい賢くなって欲しいですね。おそらく食品の価格は消費税分くらいは安くなるのでは? それこそが本当のエコでしょうし。

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 本屋さんで目に飛び込んできたこの「これでいいのか岩手県」という1300円+税のムック本。買って読んでみました。

 地元とは関係ないライターさん二人が取材活動をみっちりやって、今風の週刊誌ネタのようにあれこれ問題提起しているという感じの本で、主観を明確に語ってくれているので楽しく読めました。

 これを読んで感じたのは、今の岩手県の県域の成り立ちがかなり歴史的にいびつな展開で成り立っているということ。

 以前にもそうだとは知ってはいましたが、そもそも二戸をはじめ岩手県北エリアは明治時代のある時までは青森県だったわけで、なおかつご指摘のように買い物など生活圏も明確に八戸圏内で、たまたま時の権力者の気分でそこに境界線が敷かれたようなもので、特にだだっ広い岩手県はその犠牲者色が強いのかもと思えて来ました。

 南北に二分する伊達と南部の気質の違いもあるからなかなかストレートに議論されにくく、あいまいなまになっているのも、進歩を妨げているような気がしますし、願わくば道州制の議論が再び起こって、東北州に20〜30万人都市クラス別で9都市(?)中心に県をつくったらどうかと思えたりしてきました。

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 今日、明日の朝の時間、本社のマイナンバー収集の時間となっていまして、大会議室で写真のように対応していました。

 マイナンバーには賛否両論あるわけですが、これまでアバウトなところがあったのが無くなっていくわけで、私は非常に楽しみにしています。

 便利であればあるほど悪用されることが心配されますが、マイナンバー導入で国民全体が合理主義的な感覚がより高くなって、社会が無駄がなく効率的になり、道徳心も高くなっていくことを願いたいものです。

 18歳で選挙権が与えられることもそうですが、どんどん国が変わっていく勢いが、高齢化、硬直化している日本には求められていると思います。

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 「日本の食は安すぎる」に続いての山本謙治さんの著書「激安食品の落とし穴」を北欧視察の最中に読みました。それも、価格についての某ベストセラーを読んだあとです。

  デンマーク、ノルウエーと行ってみたのですが、世界に冠たる高賃金国ということで、工場視察で賃金を聞いて驚き、また量販店の鶏肉売場に行ってまた驚きの繰り返し。皮なしむね肉なんて2000円/kg、フリーレンジ(放し飼い)ならその倍ですからね。

 むね肉の人気が日本と全然違うからというのもあるのでしょうけど、工場を視察して量販店を拝見してみるとみるとやっぱりやまけんさんが指摘するように、日本と違って価格志向がそんなに無いような気がします。

 これら高福祉の国は労働時間も少なめ、国民の幸福度も高いわけで、どうして日本はこんなに頑張って残業して、食品でも安いものを目指すのかはやっぱり社会システムの違いが大きいような気がします。

 仕事上はもっと効率重視、余暇に時間とお金を遣う習慣に切り替えていかなければ、やまけんさんの言う「エシカル」のムーブメントは大きくならないのでは。日本人は仕事でかっこつけが多くないですか?

  ところで、この本の中で、学生による地鶏と若鶏の比較試食で圧倒的に若鶏の評価が高かった例が紹介されています。

 チキン業界人としては、若鶏は単純に安いから価値がそれなりなんだという整理の仕方で見て欲しくない気持ちもありますね(笑)。

 でもやまけんさんがこの本の中でいくつも例を出して解説しているように、安いなと感じている食品にはそれなりの背景があるのでは‥と想像してみる習慣をつけて頂ければ幸いです。

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 マイナンバーについては、日本はかなりの後進国のようです。紆余曲折があってやっと2015年の今年導入ですからね。

 以前の「国民総背番号制」という日本語の解釈からかアレルギーを感じる方がいらっしゃって、一旦立ち消えになったわけですが、どうしてこんなにメリットが圧倒的に多いのに進まないのか個人的には不思議でしょうがなかったです。

 やっぱり日本人って、メリットとデメリットを比べてバサッと判断することが苦手なのか、少数でも反対意見を切り捨てない思想なのか、健全すぎる社会は息苦しいと感じてなのか‥。何かと日本人の中途半端さを感じてしまうのは私だけでしょうか。

 毎年確定申告していて、「いつまでこんなことやらされるんだろう?21世紀なんだから、そちこちから自動でデータを集めて計算して、口座から自動で引き落としに成ればいいのに」と感じておりましたが、果たして生きているうちに実現するのでしょうか?

 国も民間もこれからの世界で勝ち抜くには徹底して合理化していくしなかいし、そういう教育を次世代にするためにもこういうインフラの進化を肌で感じさせていくべきと思うので、このマイナンバー導入を契機にバンバン合理化していって欲しいと期待しております。
 

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 2020年東京オリンピックに向けて景気が良いと言われていますが、この週刊ダイヤモンド2014年7/19号を見なくても、その先日本はどうなるんだろうかと考えると暗澹たる気持ちになりますよね。

 どんどん高齢化が進む中での社会の少数派としての子供って可愛そうだなとつくづく思うし、我々現役世代が次世代のハッピーを祈りながら実際逆のことをやっていると思うと情けないです。

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 アメリカ、イギリス、フランスのように今後も人口が増加していくという前提があったなら、すごく楽なところから国勢を維持していけると思うのですが、現実は逆ですね。

 例えば、2100年でもいいから日本が人口2億人を目指して人口増加中だったら、日本人の幸福度も全然違ったものになると思うのです。それだけ人口って大事ですよね。

 じわじわ進行するこの人口減で目に見えて困る人はいないということなのか、時間だけが経って行っているような‥。これってまさしく「茹でガエルの法則」そのものでしょうか。後には劇薬しか残されなくなっているのでは。
 

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 日本創生会議が発表した「2040年には若年女性(20〜30代)の激減で全国のほぼ半数の市町村が消滅の可能性がある」と発表したニュース、衝撃でしたよね。

 岩手県では、盛岡市、花巻市、北上市、奥州市、紫波町、金ケ崎町だけがセーフで、あとの27市町村は消滅だそうです。

 実は私、実感として地元自治体の人口減少がこのまま続いたら、国内人口の偏在が相当極端に進むのだろうなと危惧して、業界の会合での挨拶や、毎年やっている業界紙新年号への寄稿をこのネタでやろうと密かに思って、これからデータを収集しようかと思っていたのですが、その手間が省けてしまいました(笑)。

 我々にとって、農場はまだいいです。システム化が進み、最小限の人数で出来ますから。

 しかし工場はそれぞれ300〜500人規模ですから、今存在している二戸市、久慈市、八幡平市でその人数が集まるかどうか‥。機械の進化で補えないであろうことは容易に想像できます。

 ただでさえそういう傾向にあるのに、東京オリンピックに向かって景気を上げていくとすればますます楽に稼げる都会への集中が進むのでしょうね。

 考えれば考えるほど、当業界の危機を感じる今の地方を取り巻く環境。これは震災以上に問われる経営課題といえるでしょう。

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 3年ぶり3度目の産廃の講習会に行ってまいりました。ここのところ日々あまり眠れてないので、午後寝るかもしれないと思って3日間臨んだのですが、ほとんど大丈夫でした。やっぱり年齢に応じて睡眠要求量は減るみたいです。

 さて、ここ2年ほどの間、チャンキー協会の会長挨拶で「畜産に国家資格を」と訴えてきているのですが、その思いは私がこの産廃の資格制度を体験するにあたって、「これは素晴らしい。畜産もちょっとしたことで世の中に迷惑をかけるので同様の制度を創設し、5年毎の更新を義務付けるべきではないか」と思ったからです。

 今回改めてそれを実感しました。法律や政令などがどんどん変わっていくことは、世の中の変化のスピードからして当然。それだけ進歩の速度が早いということです。その最新の情報を学ばせ、定着させるには良い仕組みだと思います。 

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