きまじめチキン日記

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カテゴリ:  時事論評

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 菅首相は退陣表明していますけど、在任1年で私はしっかり仕事したと思っています。

 コロナへの対応についても、いきなり台頭してきたデルタ株の状況の中で、混乱しないわけないですし、他国に比べ圧倒的に少ない医療側の受け入れ体制のもと、十分少ない人数に抑えられ、オリンピック・パラリンピックを開催できた。

 厚労省がモタモタしてたので、菅首相自らワクチン確保に動いて何とか今のように他国に追いついたと言われてますし。

 ただ、やはり国民とのコミュニケーションとか、サミットでの振る舞いとかが全く駄目で、リリーフ政権と言われても仕方なかったような。

 トップたるもの、役者じゃなきゃね!と思えました。などという私はちゃんと務まっているのかな?

 さて、後任の自民党総裁を決める選挙が始まっています。私の元にも県連からハガキが来ると思うので、今日の日本経済新聞を見て考えてみました。

 結論から言うと、野田聖子さんかな。

 私は人口減少に危機感を抱いているので、まずそのことの打開が期待できるから。

 閣僚の半分は女性と明言、いいじゃないですか。それくらい、過去を断ち切った劇的変化が日本に求められていると思います。

 岐阜県議だったときに会ったこともありますし、50歳で卵子提供を受けて出産したという凄いエピソードにも感心します。

 いずれにしても、徐々に私に近い世代が国のトップになろうとしているわけで、短期的でなく長期的にいい手が打てた世代だったと言われてほしいものです。

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 昨日地元を通過した聖火リレーは、テレビで拝見しました。

 地元の祭りが2年連続で中止になっていく中で、その代わりとなる明るい話題ができて良かったです。

 一時はアンケートで国民の8割が反対していたという東京五輪の開催。英国でのサミットで開催への支持を取り付け、コロナ患者数が下がって非常事態宣言がほぼ打ち切りになって、実際やるんだなという実感が芽生えてきますよね。

 こんな逆境の中で、我慢に我慢重ねて、「おもてなし」を感じさせる五輪を開催できるのは日本くらいしか無いのでは。これも運命と思ってベストを尽くすのが日本人。そこにこれまでにない感動が生まれるのではないかと思います。

 菅首相はスタート当時支持率が高かったわけですが、田舎生まれの朴訥とした実行力を買われたわけで、都会派のさらっと諦めるタイプではないのは衆目の一致するところだったはず。一貫した姿勢は評価できると思います。支持率低下はかわいそう。

 開催の賛成・反対は、おおまかに言って私には、賛成派=体育会系、反対派=文化系の戦いみたいな構図で、最近スポーツする人が少なくなっている反映かなと思えてました。

 医療の現場を更に苦しめることに成りかねないという反対派の論理的な主張はごもっともです。

 しかし、トップアスリートの計り知れない努力・研鑽に敬意を表せばどうしても開催してあげたくなるし、プロ野球で実際そうだったように、無観客でもそれはそれで選手の出す音がとても興味深く、そのスポーツの深淵を知ることになり、それは唯一無二の大会になるかもしれないわけで。

 いよいよあと5週間。携わる方々のこれまでの準備に敬意を評して、無事開催できますことを心から願っています。

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 二戸市の人口をネットで確認しようとしたら、市役所のホームページでは令和2年4月末で26,380人だそうです。あらら1年前の数字ですか。

 ご丁寧にも、Wikipediaでは令和3年4月1日の推計人口が出てまして、24,953人になってました。2万5000人を切ってしまってるのですか!?

 どこまで減ったら市じゃなくなるのかという素朴な疑問を解決すべくネットで調べたら、北海道歌志内市は2994人まで減ってるのだそう。

 それでも市を維持しているし、あの有名な夕張市も町への降格を検討したことがあったが、メリット・デメリットを勘案してそのままでいることを選んだとか。というか、なんと、実際に降格した市は一例もないのだそう。名称変更だけであれこれお金がかかるという逆に首を絞められる要素もあるという悲しい現実。

 それにしてもびっくりですよね。地方でこれから人口がどんどん減少していくというのに、名前だけの市がずっと存続していくのでしょうか?

 というか、これって「茹でガエルの法則」そのものではないでしょうか? 人口減少しても市でいられることで危機感は薄まって、そして気がつけば誰もいなくなった状態になってしまいそう。

 市から町、町から村への降格義務を法律で定め、どんどん実現していくことで、名前と実態の整合性を図るべきではないでしょうか。野放しなら、だらしない日本国の象徴に思えます。

 そのことで尻に火がついて、人口減の対策やら地方消滅の回避に本気で取り組んでいけると思うのですが。

(写真:5月3日の二戸市民文化会館)

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 コロナ禍で「出生数が世界で急落」だそうです。

 地球環境にとって世界人口が減るのはいいことかもしれませんが、日本は少子化が更に進むとどんなに淋しい社会になっていくのか想像すると怖くなってしまいます。

 このコロナ禍で人の行き来が減れば結婚も減っていくんだろうなと思ってたので、そのあたりのことを書いた最新のこの「「婚活」受難時代」を読んでみました。

 そしたら、表題の通り、コロナで結婚を考えている人は増えているとのこと。多忙な日々が失われ、余裕が出てきたというのもあるのでしょうね。

 今の30代後半から50代にかけて結婚に積極的でないのに比べると、30代前半の若い世代は前向きになっているとか。いざというときに頼れるパートナーがほしいのだそうです。

 この本の主題は何が結婚を阻んでいるかですが、親が原因であることが多いということでその解説にかなりの字数を割いてます。

 特に、親の世代から時代背景、相手へのニーズが大きく違ってきているので、その固定観念を払拭することが大事なようです。その一つには、親が結婚の良さをアピールできていないからだというのも指摘されています。

 ちょうど本日の誕生月昼食会で若い女性社員から「結婚の何がいいですか?」という素朴な質問がありました。私をはじめ既婚組が答えましたが、満足いく答えはあったかな?

 この本でも言ってましたが、経験しないとわからないことですし、悪いことばかりだったということは稀なので「試しに結婚してみる」というくらいでもいいのじゃないかな。

 それと、これは私から最後に強調したことですが、人って時間が経つと考え方が変わるものです。

 特に女性は適齢期を過ぎてからやっぱり子供が欲しかったなどと思い始める最も残念なパターンを回避する意味でも、今どっちでもいいかなと思うなら、世の中の本流に沿って結婚と出産を早めに考えたほうが後悔のない人生が送れるのでは。

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 先週月曜日の日本経済新聞の一面には「雇用復興、余る補助金」という記事が出ていました。

 交付済みが266件になっておりますが、そのうち2件は当社のもので、金額規模ではどちらもかなり上位に入るはずです。しかも、もう1件、これは規模的には小さくなりますが、更に申請中です。

 補助金なので、計画通りに建てて、その後計画通りに稼働させて、更に新規雇用者数という高いハードルを乗り越えなくてはならないわけで、その結果、記事のように利用が5割にとどまるという結果を招いているのでしょう。

 当社の属する農業・畜産分野は何かと補助金メニューが有って、当社はこれら以前にも活用してきましたので慣れっこですが、「約束を守って、実行し、報告する」ということのハードルは小規模な業者さんにとっては難しいようです。

 また、業種によりけりで、水産より畜産のほうが計画通りに進めやすい面があるのかもしれません。

 いずれ、ある程度ちゃんとした企業でないとその要件をクリアできないという現実は、東北の産業にも大規模化を求めているということなのでしょうね!?

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 東日本大震災から今日で10年。あっという間です。

 当社に関して言えば、発電所を作ったり、補助金を頂いて解体工場を増設したりスープ工場を作ったり、そして2割ほど増産と、まさしく震災が無ければこんな展開になってなかったろうと断言できるほど予想外な展開になっています。

 しかし、三陸の地域全般について言えば、コロナの影響はあるにせよ、ある程度想像した通りの展開になっているのではないでしょうか。

 三陸沿岸の人口減少が震災によって前倒しで進んでいると聞いています。そこに復興予算38兆円で、もちろん救われている人は沢山いると思いますが、「復興」という言葉のせいか、災害を逆手に取って大胆に断舎離して未来を作っていくというチャンスにできたはずではなかったのか。

 分かっていてもやめられない‥。真理を突いたユニークな構想も道徳的感情によって葬り去られてしまう。それが人間なのか‥。それが日本なのか‥。なんだか絶望的に思えます。

 さて、ここ1週間目にしたテレビの報道の中で、一番印象的だったのは「女川町は60歳以上は口を出さない」と決めてまちが動いているということです。

 高齢者が物事を決めるより、若い人が自分たちの将来を本気で考えて発言していくほうがずっといい結果を生むように思います。

 いっそのこと、選挙権、被選挙権は18歳から50歳までで切ってしまうほうが、熱い情熱で、青臭い論理的思考で、ずっといい結果が生まれるような気がするのは私だけでしょうか。

 ‥などと私が吠えられるのも10年も過ぎたからか。ちょっと卑怯でもあるか。すみません。

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 2月22日に一斉に報じられた、昨年の死者数が11年ぶりに減少したというニュースに苦笑いを禁じえませんでした。

 いや、喜ぶべきことです。なにしろ他国ではコロナの影響で総死者数が増えているのに、どうやら日本だけはコロナ対策のせいで衛生環境が改善して、総死者数が減ったというのですから素晴らしい。日本の医療の手厚さも奏功したのでしょう。

 自殺者は増えたそうですが、それ以上に健康でいれた人が増えたというのですから、これから更に日本が高齢化していくに際して、このコロナ対策の数々が、コロナが収まっても継続していくのでしょうね。

 ただ、自殺者は若い人が多くて、コロナで亡くなる方は高齢者が多いとなると、その天秤の見方は単純でなくなりますが。

 ところで、前後して入ってきたニュースでは、コロナで婚姻も出産も減少傾向にあるようですから、少子高齢化にますます拍車がかかるわけで、更に国の存続の危機が早まったことになりますよね。コロナが収まって、逆に婚姻・出産ブームになるならいいことかもしれませんが、そうならなければ‥。

 ユーミンがNHKの特番で、「日本という国が将来存続しているかどうかわからない」と言っててちょっと意外でしたが、先週はご自分のラジオ番組でも同じようなことを言ってました。相当な危機感を秘めているのでしょうし、全く同感です。

 若い世代のマインドを変えるには、政治も大事ですが、音楽アーティストの影響力のほうが勝ると思うので、ユーミンの想いに他の方々も賛同してムーブメントになってくれればと願うばかりです。

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 河合雅司さんの2017年刊のベストセラー「未来の年表」の続編で、翌2018年「未来の年表2 」が出ていたんですね。

 ちょっと遅くなってしまいましたが、読んでみました。最初のが社会全体の目線で捉えてて、2は個人目線で捉えてどうしたらいいかまで書かれています。

 そうだろうなと読み進めながらも、何だか漫画チックな内容に感じましたが、ほぼ反論のしようもありません。実際起こってくることでしょうから。

 この本で書かれているのは、今はまだ何でもテキパキ物事が進むのが当たり前ですが、そうではなくなる現実です。仕事のミスが多くなって、時間通りに物事が進む日本人の几帳面さは放棄しなければならないでしょう。

 そうなると、想定外のことが起こる事態に備え、万が一のための準備をあれこれしなければなりませんよね。ただでさえ自分の高齢化で手一杯なのに、サバイバルを考えなくちゃいけない時代か‥。

 それと、数年前に電車の中で高齢のおばあさんの足を踏んだことがあって、冷や汗が出たことがありましたが、周りが高齢者だらけなら、若者は腫れ物に触るように神経を遣わなきゃならない。

 考え始めるともうため息しか出ません。外国人の流入が想定されないで書かれているので、そこだけが少しはマシな社会になるチャンスかも知れません。

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 私も以前から、携帯電話3大キャリアのトヨタに次ぐような利益額に「儲けすぎでは?」という印象を抱いていました。

 そもそも、KDDIは創業者、稲盛和夫氏の電話料金値下げで国民の期待に答えたいという志に始まっているのであり、ソフトバンクだってチャレンジャーの立場で参入したのにね。

 ですから、菅さんが官房長官の時代から「携帯電話料金は値下げが必要だ」と言っていたのには共感してましたが、実際にこうして力づくで3社をいじめているのを見ると、どうかなと思います。

 そもそも、政府は、民間が利益をあげるような環境づくりをした結果たくさんの税収を頂くのが本来の姿。しかも今、政府の懐は大変厳しいのです。

 また、いま楽天が第4のキャリアとして名乗りを上げて、競争力あるか価格を出して必死にもがいているのに、わざわざそれに当てるような価格帯にさせるとか、格安SIM業者だってこれでシェアがどんどん下がって廃業してしまう恐れがある。

 ユーザーである国民はと言うと、格安SIMという選択肢が提示されていても、万が一のトラブルのときに自信がないからと、フルサービスの3大ブランドを選んできているわけで、そこに年間2〜3万円という少し高い価格を払ってもいいと思っている人が大半なんですよね。

 3大キャリアは、これを機に、権力者の顔色をうかがうという考え方が加わるわけで、政府が願うように本気で戦う姿勢を作れるか疑問です。

 また、介入すればするほど、コロナ禍のようにその後始末の負担が生じてきます。

 というわけで、現時点で改めて考えてみると誰が得するのかな?という疑問を禁じえませんね。

 政府はやはり法律やルールで以て業界をコントロールしていくという姿勢でいてほしいものです。

 会社の経営も一緒で、個別にガンガン言うより、のびのび仕事で競ってもらう環境づくりをすべきだと改めて思いました。

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 今日は旅費の精算をしました。そこで思ったことです。

 私は該当しませんが、コロナ禍で在宅勤務になっても旅費の精算のために出社しなければならないという、あり得ない遅れた法律に振り回されている日本。

 やっと始まろうとしている押印の廃止もそうだし、とにかく国際的には遅れている日本のルール、多すぎやしませんか?

 特に最低だと思うのは、会社法の、社名に会社の種類を含ませるというルール。株式会社とかを付けるのは、前でも後ろでもいいということになっています。

 だからいちいち、さてあの会社は前株?あと株?どっちだっけ?と調べなきゃいけない。あり得ないでしょう!と昔から思ってました。

 アメリカもイギリスも会社の種類は後ろですよね。日本もそうすればいいじゃないですか。あいうえお順にするのも明快になるし。

 どちらでもいいという寛容の精神が、無駄をどんどん生み出して、国際的な競争力を削いでいる。前株・後株の問題は、まさしく典型ではないでしょうか。

 また、どっちかに統一すれば、社判を修正する必要が出てきて、ハンコ屋さんは収入源を補うことができるかも(笑)。

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 この大和総研チーフエコノミスト、熊谷亮丸さん著の「ポストコロナの経済学」は今週頂いた本ですが、早速読んでみました。7月に出た本なので、鮮度のあるうちにと。

 どちらかというと政治がどうあるべきかとかマクロ視点で語られています。どうやら著者はすでに菅首相の近くで仕事をしているそうで、逆にこういう視点で政治が動くのかと読み取れる側面があるかもしれません。

 さて、オフィスワーカーにおいてはこのコロナ禍で、在宅勤務で十分だと分かって、オフィスを縮小したり廃止する動きがあったり、それに伴って社員が好きな地方に移住したりする例がテレビで紹介されたりしています。

 著者は、地方へ人口移動が始まり、ぎゅうぎゅう詰めの電車通勤が将来、その当時の風物詩みたいに教科書に載るはずと書かれていましたが、果たしてそうなるのでしょうか?

 治験がされているワクチンの効果が高くて、人類はこれを克服したと言えれば、ある程度元通りに戻ってしまう可能性もあるわけですが、オンライン化による効率の良さは元戻りはできないと実感を込めて言う社長さんも結構いるようです。

 選ぶ側の立場になって考えてみれば、消費生活面では、ネットの普及が田舎暮らしのハンディを十分補う時代になってきたように思います。洋服などの買い物も、映画見るのも、趣味の集まりも、交際も、ネットでできますよね。

 仕事場が東京ほど刺激が無くても、電車通勤は無いしそれに費やす時間も節約できるし、賃金は同じというわけにはいかないかもしれませんが、住居費等生活費は安く済むし。

 当社でも中途採用募集中です。履歴書をお待ちしております。

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 コロナ禍が始まる前にこのブログに書こうとして書かなかったことの一つとして、行政のデジタル化が進まないことに対するイライラがありました。

 以前にも、確定申告でe-Taxが始まった際に、新しもの好きな私としてはいち早く取り組んだわけですが、その面倒くささに呆れて、行政のデジタル化に懐疑的になり、その後のマイナンバーカード発行で更に行政に対する不信を助長することになりました。

 今回発足した菅(すが)政権で、新設されるデジタル庁の平井大臣がテレビに出ているのを見たのですが、これまでを総括して「なんちゃってデジタル化」と言ってましたが、まさしくその通り。

 ただ、デジタル化によって利便性が圧倒的に高まる可能性とともに、セキュリティに対する国民の危惧があるわけですが、新しいものに対する恐れは人類が始まって以来備わっている感情です。

 その感情をいい方に使ってコントロールしながら人類は進歩してきたわけですが、最近の日本人は素の恐れだけを優先してきた感が無きにしもあらず。今回のコロナ禍でのデジタル化の遅れ露呈でやっと背中を押されて進める事ができる環境になったわけで、期待しています。

 保険証も免許証もマイナンバーカードに紐付けされ、更にスマホで用が足りる用になって、市中での支払いはキャッシュレスだけになってしまって、早く財布は不要になってほしいですね。

 そういう快適さを国民に提供することで、行政への信頼や好感度は高まることと思います。そして小さな政府が実現され、国の財政収支も改善されることを願っています。

 さらに究極的には確定申告も無しにしてほしいです。もう30年近くやってるわけですが、初めて確定申告したときは非常に前時代的だなと思ったものです。

 「貴方のデータは国が全て握ってます。年に1回、貴方の支払った税金はこの額でした」という報告でいいと個人的には思っています。そこに節税とかの工夫など要らない仕組みにしてほしいものです。考えるだけ無駄にしたら国民も楽です。

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 昨日の日本経済新聞に「菅氏、中小企業の再編促す 競争力強化へ法改正検討」という記事が出ておりました。

 記事では日本の労働生産性が主要7カ国の中で最も低いのは、中小企業が多く、その生産性が低くて全体を押し下げているからだという。

 正論だと思います。もう33年前になりますが、イギリスに半年行ってたときに、量販店の寡占化が驚くほど進んでて、それ以外の産業にも中小企業がほとんどなくて、大手による競争が進んでいる印象でした。

 日本に帰ると、弱者救済の日本人の気質からか、小規模な業者を援助するような仕組みが整えられ過ぎていて、競争による新陳代謝が進んでいかなくて、いつまで経ったらあのイギリスのようになるんだろうかと思っていたらもう33年も経ってしまった感が強いです。失われた30年、まさしく。

 菅さんの言っていることは正論と思えますし、選出の経緯とは逆に長期政権になりそうな気がします。個人的には期待大です。

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 菅義偉官房長官がポスト安倍の最有力候補だそうですね。

 再三の「日本の携帯電話料金は高すぎる」発言には大いに賛同しますし、「ふるさと納税」を仕掛けた方であると知ってますます支持したく成りました。最も人口減少が進んでいると言われる隣の秋田県出身でもありますしね。

 ちなみに携帯電話料金が安くなる格安simの普及率はたったの1割前後だとか。勝間和代さんが言ってましたが、コスパに敏感で使いこなしが出来ている高額所得者から格安simに移行しているのが現状みたいです。

 機械とか契約に弱い立場の方から稼いで利益を挙げているのが大手であるなら、こうして政治の介入が進むのは納得じゃないでしょうか。‥というか、色々なサービスのサブスクリプション化が進んで、使ってなくても月額払っている人がどんどん増えている今の世の中、危ういなあ‥。

 その携帯電話料金に加え、タイトルにも書きました、新幹線、航空運賃、高速道路の価格にもメスを入れてほしいです。

 新幹線が高いから、高速バスが存在して時々大きな事故が発生する。新幹線が安ければ、高速バスはそんなに必要ないです。

 それに、せっかく建てた新幹線の設備は年数に比例して老朽化するわけで、国家を挙げて作った新幹線なら、どんどん使わなきゃ国家的損失でしょう。経営努力を促すと同時に、政治の介入があってもいいと思います。

 新幹線が高いから、そのライバルの航空運賃だって高止まりせざるを得ない。高速道路も一緒で、この3つまとめて高いから、地方と大都会との間に溝ができてしまうのではないでしょうか。

 ついでに言わせてもらうと、高速道路の制限速度がやっと緩和されて中国、韓国並みに120キロ上限になろうとしていますが、慎重を期してるんだか移行が遅すぎる。鉄道では急行より特急が高いのと同じように、高速道路もスピードを上げるとコスパが上がるわけですから、そういう視点で進めてほしいものです。

 日本の生産性は欧米各国と比べて低いと以前から指摘されていますが、菅さんならそこにメスを入れてくれるのではないかと期待しています。

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 日本経済新聞によりますと、知事アンケートで、9月入学について「どちらかといえば」も含めて賛成が24人で、反対は2人だったそうです。

 世界標準に合わせることはいいことだし、今がいいチャンスだからやったほうがいい、ということでしょう。では実際、実行できるか、日本の実行力が問われますね。

 日本全体が一つの企業だとすると、高齢化進んでるから、悲観論が噴出して、無しになると私は予想します。実現したら嬉しいですが。

 ちなみにこんなふうに、自分以外にあまり期待しない姿勢は、小山昇さんから学んだことの一つです。出来なくて当たり前。出来たら嬉しい。褒める、感謝する‥。そのほうが人生ハッピーに生きられる。

 さて、表題の「官公庁も9月始まりにしたら?」は、官公庁が予算消化のために3月末までのまだ寒い、雪が残って泥濘んでいる中で土木工事とかをやるのが、北国の人間としてはあまりよろしいものに思えないので。

 そして、お盆という心を鎮める時期が年度末にあるというのはいいような気がします。有給休暇も年度終わりの夏休みで取りやすいでしょうし。

 えっ?予算消化のために8月に土木工事となると、逆に暑くて困る?

 いや、これを機に、予算消化という概念を官公庁から無くしたらいいです。その意味でもちょうどいいはず!

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 佐々木信夫さんの「この国のたたみ方」を読みました。たたみ方って言うので、てっきり人口減の末路を語った本かと思いましたら、議論が盛り下がってしまった道州制について、最新の2019年に書かれた本ということで興味深く読ませていただきました。

 日本が東京一極集中と疲弊する地方に二分する今の流れを容認している今の状況ではまずい。高速道路を無料に、新幹線は近距離に行くくらいの水準の料金に国がして、東京からの若い人の流れを活発にすべきだという提言が響きました。大いに賛成です。

 そして道州制の議論ですが、東北は6県で記述されておりました。6県まとめて東北州となって、北海道のように一つの括りでやっていくと考えただけで、6県バラバラな今よりずいぶんいい気がします。東北はほぼ「半島」ですから、それでいいと思うんですよね。

 そうでなくて、青森、秋田、岩手の北東北3県という分け方があってもいいように思います。こっちのほうが住民の肌感覚として合うような気がします。人口減少で日本の最先端を行くエリアですので、一番最初にそうなってもおかしくないですし。

 肌感覚といえば、明治の廃藩置県で試行錯誤が18年間続いて、やっと今の都道府県の分け方になったそうで、そこにはそれまでの藩の解体・分断の意図があったと言われますから、今の都道府県の分け方に拘る必要は無いと思うんですよね。

 学校の組み換え、席替えのようなことがあってやっと大きな変革のステップが踏めると思うので、ぜひやってもらいたいです。私が生きているうちに(笑)。

 現状で、国が圧倒的に強くて、いくつかの都府県や政令指定都市がそこそこ元気で、あとは圧倒的に弱っている今の構図は変えていかなくてはならないと思います。

 今このコロナ禍で、地方に目が行くことでしょうし、いい転換の時期を迎えているのではないでしょうか。

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 5月6日までだった緊急事態宣言の全国一律の延長が固まりつつあるようです。

 陽性患者数ずっとゼロ行進の岩手県はいくらなんでも外れるだろうし、北東北3県は小康状態なのでまとめて外れるだろうと思ってましたが、そうはならないようですね。

 残念な気持ち半分ですが、会社的には慎重に行きたいので、達増岩手県知事の慎重路線も含めそれはそれで助かります。

 さて、いま9月入学への移行が取り沙汰されています。

 私は大賛成です。身近なところで長男がアメリカ留学が決まってるのですが、空白の半年が往復であるというのは本当に可愛そうです。

 世界では日本とインドだけ4月入学だそうで、この機に乗じてやるのはとても賢明だと思いますね。

 ちなみに、このコロナ騒ぎで私が一番感じるのは、韓国に対応で完全に負けている悔しさです。PCR検査数の増やし方、感染経路の突き止め方など、どうして日本はそれが出来ないんだろうと。

 医療現場の方々の奮闘には頭が下がるの一言ですが、戦略的なところで負けているような。

 おそらく非難されたときに、誰が責任を追うのか?負いたくない!というロジックが強く働いて、思い切ったことが出来ない感じではないでしょうか。

 そういう意味でも、この9月入学は日本が新しい時代を切り開くことができるかの試金石になると思います。

 過去にも、遷都、道州制や夏時間など、議論して現実的でないとして進まなかったことばかりの日本。

 新しいことが始まるとなると、国民は苦労して汗をかきます。その中でワクワクもあると思うんですよね。

 そのワクワクをたくさん作っていけると、国民的にも「やってやろう!」と士気が上がってくるものと思います。

 儲からない会社の典型でもある、「議論しては無難路線に落ち着いて」が常道だったこれまでに風穴を開けてもらいたいものです。

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 マスコミではコロナウイルスの患者数の累計患者数や増加数をメインに日々伝達しています。しかし私が気になるのは、何人に1人が罹ったのかです。

 調べてみましたら、札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所のページに当たりまして、4月1日から昨日までの全都道府県の人口あたりの患者数をグラフを出せました。

 計算しますと、最も率で高い東京都が約6000人に1人くらいでしょうか。

 当社の社員は1600人ですし、同居するその家族の人数を含めますと東京都に肉薄する数字になってきます。

 幸い、岩手県は依然未発生ですので計算不可能。東北だけですと5万人に1人くらいですので、しばらくはよほど運が悪くなければ大丈夫なような。もちろん油断はできませんが。現実問題としては八戸市での発生で潜在的に広まっているかもしれないことが怖いです。

 専門家によっては、国民の6〜7割が免疫を持つようになるとも言われていますが、さて今後どうなることやら。

 東日本大震災でも教訓を得ましたが、想定外、過去に例にないことが起きる世の中に生きているという前提でいなければいけませんね。

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 東日本大震災発生から9年。NHKスペシャルでは「復興ハイウェー 変貌する被災地」という番組を放送しました。八戸からの三陸自動車道から福島の常磐道までつながる高速道を「復興ハイウェー」と名付けたのはなるほどと思いました。

 この番組に出てきた三陸の方々と同じように、当社も長いこと全線開通を待ち望んでいる立場です。久慈工場を拡張したのも、大消費地へのアクセスが良くなることを見越したということも大きいです。内陸と違って雪も少ないですし無料ですから、車の流れが大きく変わるのではないでしょうか。

 また、三陸の市町村のあり方も劇的に変わっていくんでしょうね。東北自動車道が北に延びてきたここ30〜40年の内陸の各市町村に比べると、三陸の市町村は悔しい思いを持っていたに違いありませんから、これでやっと反撃の基盤ができてきたということになるかもしれません。

 心配なのは三陸鉄道です。道路がこれだけ良くなったら、そしてクルマもどんどん進化して、クルマでいいということにますますなるような。少子化で通学需要も減ることでしょうし。観光で巻き返しを図れるかどうか。

 ちなみにさきほど損害保険の会社の方と話しましたが、火災保険で損を出しているそう。なぜかと言うと、水害で保険金の支払いが急増しているとのこと。その面でも時々不通になる三陸鉄道のこの先が心配です。

 少子高齢化で世界の最先端をいく日本ですが、北東北は更にそのまた先っちょにいるのではないかと思います。その中で岩手にはこの「復興ハイウェー」という恩恵を与えられるわけですから、先々には世界に誇れる先進的な田舎の姿を見せられるといいですね。

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 大震災から9年経過し、岩手県は「復興」から「幸福」に力点を置く方針を明らかにしております。独自に幸福指標を導入し、改善を図っていこうということのようです。

 その背景にあるのが、2012年より隔年で発行されている「全47都道府県幸福度ランキング」の存在でしょう。最新の2018年度版では、岩手県は31位。ちなみに東北では10位山形県、28位秋田県、36位宮城県、39位福島県、46位青森県となっています。

 そして、安倍首相の施策である「働き方改革」は、労働時間を減らして、ワークライフバランスを重視していこうというコンセプトで推進されています。要は、仕事は短時間で効率的に働き、プライベートタイムを充実させて、幸福度を上げましょうということですね。

 また、働き手不足の時代になり、社員を幸福にしない企業は自然に淘汰される時代になってきました。当社でも「楽しくなければ仕事じゃない!」を本年度スローガンにして取り組んでいます。

 では、プライベートでどう幸福度を上げるかですが、上記ランキングで3回連続1位に輝いた福井県にヒントが有るようです。テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でもやっていましたが、福井県は女性の就業比率が高くて、男性が家事や子育ての手伝いをすることが当たり前という文化があるそうです。

 共稼ぎで収入が上がり、女性の家事と子育ての負担が軽減されることはもとより、男性も稼がなければならないというプレッシャーが軽減され、かつ男女間の絆が自然と出来上がるということなのでしょう。

 福井県だけでなく、4位石川県、5位富山県と北陸の県が上位に来て、山形県が10位にいるのも、そういう価値観が定着しているからと考えられます。

 つまり、男女がそれぞれ専業の役割を担う価値観は、古いだけではなく幸せをもたらさないということが分かってきているのです。岩手県はどちらかというとそういう伝統的価値観が横行していますよね。

 男性諸氏は、労働時間の減少をそのまま自分の余暇時間の増加に当てているのを見直して、少しは奥様の手伝いをしたらいかがでしょうか?

 女性側も、いきなり始められるとかえって邪魔だ!と言わずに暖かい目で見て、慣れるのを待ってあげましょうよ。

(社内報「こけろっこ」2020年新春号の巻頭文)

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 地球温暖化の影響を予想するNHKスペシャルを見た記憶があります。確か1990年代だったような。

 記憶が確かならば、西日本はゲリラ豪雨が増えて、北日本はさほど変わらないという話でした。その事を宮崎の夜に話して、「岩手はゲリラ豪雨と無縁でいいよ!」と言ったら店の人に怒られた記憶があります。

 しかし、3年前の台風10号での岩泉町での被害、そして今年の台風19号の三陸の広い範囲での被害と続いている状況を思うと、そこからフェーズが変わったような気がしてなりません。その前となると近隣では1999年の軽米町の市街地浸水までは遡ることになりますから。

 台風19号のあと、私の見たテレビ番組で専門家の方が「近いうちに必ずまた起こります」と断言されていましたので、やはり北日本も楽観視できないフェーズに入ったんだな、と思いました。

 当社の手帳にはダーウインの言葉が書いてあって、年に1回朝礼で朗読することになっています。

「生き残るものは、最も強いものでも、最も頭のいいものでもなく、変化に最も対応したものである」

 この気候の変化にも対応していかなくちゃ。

(写真:昨日の夕方ウォーキングで市内の愛宕山付近から中国製アクションカメラで)

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 ジム・ロジャーズが2019年に出した2冊、「お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する」と「日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く」を読んでみました。

 表紙の写真の変遷を見てますと、3年前に読んだ本から着実に年齢を重ねていらっしゃることが見て取れます。

 読んでみると、今回も日本の政治の不甲斐なさを指摘しているようですし、氏は東日本大震災直後の株価が底の時から日本株に投資して利益を得てからは日本株からは遠ざかっているようです。

 ネット情報でも、孫正義さんや柳井正さんが日本の将来をひどく悲観していることが伝わってきますし、どうしたものかと考えてしまいます。

 しかし、我々商工業者が利益を出しているのは、国の金融政策や財政支出の影響も大きいので、日本経済の歯車としてそのまま突っ走るしかないとも言えるし‥。

 ただ、トランプさんじゃないですが、日本も経済界からいきなり国のトップになる人が出てきてもいいはずだと思うのですが、仕組みがそうなってない。‥などと、いつも考えることは同じです。

 まさに諦めムードが日本全体を覆い尽くしているという状況なんでしょうね。私もその一人か。

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 大廃業時代。そりゃあそうですよね。若年層の人口減少で後継者がいなくて、地方は急激な人口減少で経済は縮小。必然でしょう。

 もう32年前になりますが、イギリスに半年いて驚いたことの一つが、中小企業が少ないこと。特に食品小売店は、大手スーパーの4社がシェアの大半を握っているということ。

 そうそう、転職が多いのにも驚いたな。国全体がガッチガチの大手企業で固められていて、そこを渡り歩くことで活力ができるというか、そんな感じでした。

 日本の大きな特徴は、中小企業が多く、一国一城の主を演出しながら大変な仕事を任せ、補助金などで擁護する政治姿勢だと後々思うようになりました。

 しかし時代は変わって、そういう道徳心は薄らいでいますよね。そこへ来て、労働人口の減少で、外国人労働者に頼っている現実。まさに日本全体を作り直すべき時期にきているように感じます。

 大企業病という言葉はありますが、中小企業病という言葉はありません。粘る美徳が災いしてダラダラと赤字を垂れ流し、廃業などの退出が疎かになるのはまさに中小企業病と言えるのかもしれません。

 そこを正しく導く「おくりびと」とも言われるその筋のコンサルタント。日本社会、いや地方経済ををいい方向に導く大事な役割だと再認識した次第です。

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 この、身も蓋もないタイトルの本「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 」を読みました。

 何年か前にどこかで「世の中、勘違いで成り立っている」という視点を仕入れて以来、事あるごとにその視点で見ていくとなるほどそのとおりだと思えてばかりいましたので、全く違和感なく読めました。

 365ページもある本なのですが、いま風に挿絵や図や余白をふんだんに使って、面白おかしい切り口で書かれてますが、著者のふろむださんは基本的な心理学のロジックをしっかり学ばれているようで、説得力があります。

 世の中は、実力+運で成り立っていると一般的には言われるが、ホントはそこに錯覚力が加わっている。その錯覚力は感情に訴える部分。錯覚力は無意識に理解している。‥のだそうです。

 さて、私は錯覚力を利用できているかな? このブログは錯覚力向上に貢献できているかな?

 それ以上に、先日の岩手日報さんの連載記事は私の錯覚力向上に貢献いただきました。考えてみればマスコミは錯覚力において圧倒的なパワーがありますね。

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 この元岩手県知事で総務大臣もされた、増田寛也さん編著の「地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減」。あれだけ話題になった本ですが、意外にも読んでませんでした。

 5年経過した間に、この本で提言されている政策の一部が実現されていますが、成果としては全く何も無いという状況ではないでしょうか。我が余生だけを考えても、日本人がどんどん高齢化していくのを想像するとため息が出ます。

 このままではいけないと日本人が気がつくときは必ず来ると思いますが、気がついて変わってきてもその成果がでるのはずっと先なんですよね。ゆでガエルの状況はいつまで続くのか‥。

 さて、政治的に期待できるのはこの本の対談にも出てくる小泉進次郎氏かな。はやく首相になってほしいものです。

 今の時代に「産めよ増やせよ」みたいなセリフを政治家が言うとバッシングの嵐でしょうけど、小泉氏がトランプ大統領のように貫けば潮目は変わると思うのですが‥。

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 昨晩は、友人が連れていらっしゃった、直接的な縁がない某地方自治体の女性ベテラン議員さんを交えての会食がありました。

 民間企業の立場として愚痴っていても何も起きませんので、政治的なことを話す機会はほとんどないわけですが、気がつくと4時間の会食になってしまいました。

 「安倍総理はどう評価していますか?」と聞かれたので「少子化に対する対策が後回しになっているのが個人的には許せない」と私。「お言葉ですが、先進国は一様に少子化しているので諦めなければならない」と議員。でも自然と少子化に一定の歯止めがかかったフランスの話題になりました。

 民間企業の感覚で言えば、ライバルが成功しているならそれはそのまま真似ればいいと思います。それを邪魔するのは、環境が違うと前提条件を付けてそれを拒む姿勢であり、また決定までのスピードでしょうか。

 今の人口が日本の歴史始まって以来ピークだから減ってもいい、という考え方もあるようですが、このままで行って、地方が圧倒的に過疎化して、更に都市に人口が集中することでいいのかと思いますし、現在46歳と言われる日本人の平均年齢が50代になって行って、果たして幸福が担保されるのでしょうか?もちろん年金の問題もありますし。そして、労働力を補おうと外国人がどんどん増える‥。

 「このままではいけない」と尻に火がつく日は必ず来ると思いますし、今の若い世代は危機感を持っているように思えます。世の中を先取りして佳き方向に導くのが国のトップの仕事だと思いますので、期待したいところです。

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 3月25日の日本経済新聞の第3面に、「日本人「肉食化」需給にギャップ」という記事が出ていました。

 特に牛肉の国内生産能力は減少傾向とのことで、鶏肉についてはあまり触れられておりませんでしたが、こういう記事の影響力は大きいですので嬉しくなりました。

 また、この大きい記事の最後に「供給者の側にも攻めの姿勢を出す肉食系を増やせるかが課題だ」というのを見てまたニヤリとさせられました。

 さて、自分はどうなんでしょう? 社長になるまでは草食系だったことは間違いないですね。

 社長になって、稲盛和夫塾長の「強烈な願望を心に抱く」「経営は強い意志で決まる」「燃える闘魂」といったような言葉に触れ、自分の性格を改造してきたように思います。では、どっちが本当の自分なのだろうと自問自答しても答えがでてこない‥。

 で、同業他社の社長さんたちにお目にかかり、自分の立ち位置を確認したりするわけですが、やっぱり盛和塾の影響で肉食系の側になってるかな?

 でも、稲盛塾長は「臆病」も大事な経営者の資質と言われておりますので、それを忘れずにいきたいところです。

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 2月23日の日本経済新聞に「
高齢者もたんぱく質を」という記事がありました。

 食のプロ向けだからかなかなか分かりにくい記事でしたが、表題の通りの結論でした。

 体重約70キロの私であれば、毎日70グラムですが、それを例えば鶏皮無しむね肉で摂取するなら、たんぱく質含有量23.3%で割ると、ちょうど300グラムになりますね。

 300グラムと言えば、むね肉ほぼ1枚分です。分かりやすいですね!

 年齢レンジが変わってもほぼ同じような数字のようですので、むね肉1枚と覚えていただければ!

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 私は焼酎の銘柄を聞かれたりすると、よく「一番不味いやつ」と言って店員さんを困らせることをよくします。美味しいと飲み過ぎますからね。

 土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案 」を読んでそんなあまのじゃくな私もまんざら悪くないかな、と思えました。

 それだけ食事というものが、美味しいと不味いに大きく分けられるものだという先入観が植え付けられているのが、今の日本人なんですね。

 土井さんは、ハレとケのうち、ケの食事は美味しい必要はない、と説きます。日常の食事が美味しいことが何よりの贅沢と言う時代なのでしょうけど。

 外食、中食、どれもが高度な味付けで美味しすぎて、肥満傾向に悩むという現実になっているのかも知れませんね。

 一期一会の素材の味が分かる料理の仕方を心がけていきたいものだと思いました。

 単身赴任歴そろそろ丸6年。とにかく頂き物とか残り物を何とかきれいに消化するよう心がけて、徐々にそのさばき方の腕も上がってきて楽しいこの頃。

 その私の日常の大切な意味を解説してくれたようなこの本に出会って良かったです。

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 大好きな内田樹さんの編著による「人口減少社会の未来学」の評判が良かったので、読んでみました。

 内田さんを含め表紙にある12人の方がタイトル通りの未来を語っているはずでしたが、3人の方は脱線気味のようで読み飛ばしました(笑)。でも、9名の著者お得意の専門領域からの見方と解決方法にはすごく共感できて、たくさんマーカー線を引かせていただきました。関心のある方は是非手にとって読んでいただくことをオススメします。

 それにしても複数の方が、東北地方にありがちな傾向を指摘してて危機感を覚えずにいられませんでした。

 藻谷浩介さんによると、「女は結婚しろ」というような社会的プレッシャーが強い東北が、次世代再生力で、山形県を除く5県が全国平均を下回っていてるそう。逆にそういうプレッシャーの少ない沖縄県の次世代再生力が高いようです。

 藻谷さんは、持ちたいだけ子供を持てる社会構造にすることが解決策であり、他人の子を育ててもいいわけだが、東日本ほど相互扶助が少ない傾向があるとのこと。なるほど道徳観が強くて他人行儀であるかもしれないな。

 また「女が産まないから子供が減る」という見方より「男が結婚せず子育てにも協力しないからこそ子供が減る」という見方のほうが正しいと言われると、東北は男尊女卑がまだ残っていることを改めて自覚せざるを得ません。

 北陸地方の幸福度が高いのは男性が家事を手伝うからと言われますが、東北がそこを真似なければ未来はないかも。

 平川克美さんは、少子化の原因は単純で、結婚年齢が上がっていることだと言っています。また、市場化=無縁化であると喝破し、今起こっているのは、家族をふくめた有縁の共同体から、自らすすんで逃走していると言っています。

 この指摘は自分にも当てはまるなと思いました。食事の際は黙って食べろという祖父の家から早く逃げたくて、盛岡の高校に行き、東京の大学に行き、一人暮らしをエンジョイしたわけですが、人付き合いが下手で、気がついたら34歳間際まで結婚できなかったという(笑)。

 少子化に歯止めがかかったスウェーデンとフランスは婚外子の比率が5割を超えてるそうで、法律婚で生まれた子供を優遇する日本とは逆方向とのこと。不倫報道とかで謝罪会見を開いているうちは、少子化は収まらないんでしょうね!?

 平田オリザさんのページの中には、兵庫県豊岡市の教育方針として「憧れだけで東京には行かせない」という言葉が出てきました。上記の藻谷さんによると次世代再生力がダントツ一番低くなっているのが東京で、独身をどんどん生成していることから「東京ブラックホール論」を主張してました。

 地方にいると、東京との生活文化の乖離に憧れを抱いて、「東京には何でもある。自分の思い描く仕事があるに違いないし、あれだけ沢山いるのだから異性との出会いも期待できる」と思うのは自然なことですが、考えれば幻想で終わって地元に帰るパターンが確かに多いような。

 そこを野放しにしないで、地元の地味な良さを理解してもらうことは、何としてもやらなければならないことですね。

 さて、最後に私見を。少子化が今日本に起こっているのは、ある意味ちょうどいいことだなと思うんです。

 AIで仕事が無くなっていく時代であること。それに諸外国と比べ明らかに今、労働生産性が低いということ。方向性としてこの3つは同じで、整合性がある。

 やるべきことが明確にしてされているんだから、やるしかない。そのうえで、上記の著者の皆さんの指摘を改善していけばいい。そう、実行すればいいだけだと思うんですが、歯がゆいな‥。

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