きまじめチキン日記

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カテゴリ:  自己啓発

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 著者の木崎賢治さんは沢田研二さんをはじめとする音楽プロデューサーとして著名な方です。この本「プロデュースの基本」は音楽以外のジャンルにもあてはまるという書評でしたので読んでみました。

 というのも私自身、経営の立場にあるわけですが、音楽好きでもありますし、社歌や、会社のカレンダーをはじめとするデザイン、行事などにはあれこれ口を出してますから、それってプロデューサーの立場かもしれません。

 まず、いいものを作るには、当たり前ですがいいものができるその仕組みがどうなっているかに興味を持たなければならないのですね。そして他の人にない自分なりの解釈を構築していく。

 そして、自分の感性に従ってイエス・ノーは曲げずに、かつアーティストを傷つけないように上手にコミュニケーションを取って、仕上げていく。ただ、やたら気遣いしすぎる人は信用されない気がしますね。著者は若い頃から著名な年上の方相手でもダメ出ししてたようです。

 音楽って言うと、作詞家と作曲家と演奏者・歌手がいればポンと出来上がるように思ってしまいがちですが、ダメ出されて改善して煮詰めていくんですね。そういえば、今ではプロとアマチュアの境目が無く切磋琢磨しているので、昔に比べて駄作はどんどん減っているような。

 著者は過去のヒット曲はほぼ聞かないと言ってましたが、確かに私も最近のJ−POPを聴いてますと、昔の曲がつまらなく感じるようになってきました‥。

 経営もプロデュースの一つのような気がします。新しいものを取り入れて、社員や周囲の環境をワクワクさせていくことが求められているような。‥次年度スローガン考え中ですが、産みの苦しみの最中です。

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 NHKスペシャルの新シリーズ「ジェンダーサイエンス」が始まりましたね。

 LGBTが認知され始め、しかも50人に1人くらいが該当するという現実が明らかになってくるということは、こういう特集は全国民が観ておくべき内容とも言えるのではないでしょうか。

 第1回の今回、最も驚いたのは、脳が単純に男女で全てが傾向が分かれているわけではないこと。確かに女性的な男性いますし、逆もそう。私も結構女性的な面が混ざっていると確信しています。自分の傾向を知りたいので、早いうちにモザイク脳の判定ができるという申し込み登録しました。楽しみ〜。

 最近、支援部の管理職と打ち合わせするときに「男臭いのが上に集まってるんだから、女性の視点を入れるよう心がけな!」と警告することが多いので、彼らのモザイク脳も見てみたい(笑)。

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 それと、太古からの人類の変遷を振り返ると、農耕型になるにつれて、男女の中性化が進んできているそう。更に、深刻なのはこの16年で男性ホルモンのテストステロンが25%減少している!

 女性が社会に出て働き、男性も育児参加することで、ますます男女の中性化が進むのでしょうね。そういえば、女性が強くて、男性が弱い立場の家庭が増えているような。男性の草食系も致し方なしか。

 人口が増えすぎたがゆえに、こうなってきているということも言えるかもしれませんね。そう思うと人間の順応力って凄いなと言えなくもないか‥。

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 コロナが収まってきましたので「へうげもの」の文庫本で出てない続きに当たる18〜25巻を、マンガ喫茶で少しずつ読み進めています。

 文庫より話数は少ないのに、1冊読むのにちょうど2時間くらいかかります。漫画ってそんなに時間かかりましたっけ? ストーリーが複雑で登場人物が多いのでなかなか進まないからでしょうね。

 さて、先日NHK「知恵泉」で、へうげもの主人公の古田織部が取り上げられたのを見ました。なんと織部好みを象徴する茶碗がなんと「十文字」と呼ばれているというじゃありませんか。嬉しい!

 それはそうと、戦国武将として石高を上げようとふるまう姿と同時に、時の権力者の茶頭として建築物のデザインなどのプロデューサー的な役割を担う姿は、私と重なる部分がありますね。

 私は、血筋によって与えられた企業の後継者として繁栄を期待されると同時に、デザイン等にうるさくて、本筋の仕事以外のところでの指示をあれこれ連発するところがありますから、ほぼ同傾向(笑)。

 ただ、主張が強いものを入手するより、名もない洗練されたシンプルなものを好む傾向だから、織部より利休に近いかな。

 「へうげもの」は「ひょうげもの」と読み、今でいう「ひょうきんもの」に近く、意味では「ふざける」にあたるそうです。

 私は「ひょうきんもの」と呼ばれることは皆無ですが、かつての会社の新年会に限っての爆発ぶりは、この漫画の織部に近いものがあったのではないでしょうか。ちょっとおこがましいですが。

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 社員の皆さんには幸せになってもらいたいと思っていますが、持っている心構えが大切なのは言うまでもありません。

 謙虚さと自信をバランスよくお持ちであればハッピーに暮らせるわけですが、今若い人にはどうも自信が持てないという人が増えているような。

 残業が悪で、たっぷり仕事をして試行錯誤しながら自信をつけることが出来にくくなっているのはちょっとかわいそうでもあります。仕事に明け暮れてると、くよくよ悩む時間もありませんからね!?

 そこで、書評で気になっていた久世浩司著「なぜ、一流になる人は「根拠なき自信」を持っているのか?」を読んでみました。

 ひとつのレシピとして、自分のためでなく、他人や社会のために仕事をしているんだという意識を持つことを挙げていました。我々の仕事は食べ物を作るという人間の生活の土台になることですから、持ってもらいやすいわけで、改めてトップとしてこれを時々口にするようにしたいものだと再認識。

 マーカー線をバンバン引けたとてもいい本でしたよ。紹介になっていた、強み診断VIA ISもやってみましたが、まさしく自分の性格が浮き彫りになりました。これも再認識。

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 当社では読書感想文を書けば賞与に加算する仕組みにしています。

 選ぶ本は自由ということになっていますが、やはり軸になるものが必要と思い、社内ネットの掲示板に社長推薦図書として5月から載せ始め、13冊になりました。

 なるべく読みやすい本を選んでいるつもりですが、突き当たったのがスティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」で、私の手元にある1996年初版の本で約500ページあるのでした。避けて通るわけには行かないけど、そのまま紹介してもスルーされてしまいそう‥。

 その後、内容はそのままで漫画も含めもっと分かりやすい形式での出版が相次いでいることは本屋さんで感じていたので、ひとまずベストセラーとなった「まんがでわかる 7つの習慣」を購入して読んでみました。

 そもそもオリジナルはかなり昔読んだっきりなので、その習慣にすべき7つが何なのか改めて再確認できてよかったです。

 そして、この7つを社員が習慣にしてくれたら怖いものなしだな、とも思えました。

 うん、漫画版こそ推薦図書としていいかも‥。しかし、上記の読書感想文のルールとして、漫画を解禁していいのか? 整理しなければ‥。

無題

 Amazon Prime Videoで「ザ・フード -アメリカ巨大食品メーカー」という1時間半✕3回のドラマを観ました。

 ハーシー、ケロッグ、ハインツ、ケンタッキー、マクドナルドなどの食品企業の黎明期を描いた作品です。食品業界の経営者の立場にあるものとしてとても興味深かったですが、そうでなくても楽しめると思える人間ドラマでした。身近なものに関わるノンフィクションって、いいですね。

 なるほど戦前は今のように家庭に冷蔵庫が普及してなくて、政府が食品の流通について厳しく監視することもなく、偽の表示は当たり前でやりたい放題だったようで、これを見るといま流通している食品の品質に感謝したくなります。

 以前は女性が家族に三食提供するのにほとんどの時間を費やしていたのが、冷蔵庫や外食の普及、更にファストフード化で、女性の社会進出が進んでいったということで、必然の変化だったんだと思えます。その中でのサバイバル競争‥。

 一番印象に残ったのは、ミルクチョコレートのハーシーさんのエピソードで、最初から粉ミルクじゃなく生乳にこだわり、それも含めて一つのまちを構想して実現していったということ。

 途中、従業員のストライキで傷ついたりしましたが、ここで取り上げる中では唯一といっていいくらいそれ以外のドタバタ劇もなく、創業者がハッピーエンドを迎えているような。それだけどの会社も苦労があって見ごたえがありました。

 「アメリカンドリーム」を、日本語では単に「野望」と翻訳したくなりました(笑)。

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 社員を見ていて、見た目についてちょっと言いたくなって、せっかくだから月曜朝礼で話してみんなに聞いてもらいたくなっていました。損してませんかと。

 そうこうしている間に社内ネットの読書感想文コーナーに、この竹内一郎著「人は見た目が9割」のことが出ていました。

 これは確か結構話題になったベストセラー本。しかし2005年に出た本とはビックリ。もう16年前になるのかあ。

 手に入れて読んでみたら、私が言いたい髪のことについてもちゃんと指摘がありました。前髪を上げると「男っぽい」、垂らすと「男の子っぽい」。そうそう。女性も同様だそうです。

 自分が示したい自分像と、その外見は合っているのか? 逆に、お洒落だけどその外見と中身が合致しなかったりする人もいるような。

 そんなことを言う私はどうなのか? 甚だ自信ないけど、立場が立場だから勇気を奮って言い切りたいと思います。

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 縁あってタナベ経営さんから現社長である若松孝彦さんの著書「100年経営」をいただきましたので読んでみました。

 経営コンサルタントの豊富な経験から、事業承継の臨床事例についての記述は特に説得力があって、頂いた本の割には結構マーカー線を引かさせていただきました。

 というか、こういう本を読む前に今年、若松社長とオンラインで会話する機会があり、営業をかけられるのかな?と半分身構えてその時間を過ごしましたので、その前に読めればよかったのかもしれません。

 さて、当社は昨年創業70周年でしたが、私の社長業も今年いっぱいで満20年を迎えます。58歳ですし、次世代に向けてそろそろ本格的に事業承継を考え始めるべき時期です。なかなかタイムリーな時期に出会った本となりました。

 タナベ経営の創業者、田邉昇一氏は「会社は事業に成功して50点、承継ができて100点」と言ったそうです。まさしくそのとおり!

 そのタナベ経営の後継者、田邉次良氏の事業承継の著書も出ているようなので、読んで見たいと思います。

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 「サピエンス全史」を読んだのは昨年夏でした。

 Amazonでは関連する書籍としてこのジャレド・ダイアモンド著「銃・病原菌・鉄」をオススメしてくるので、素直な私は挑戦してみました。

 日本では2000年に出た本なんですね。当時、だいぶ話題になったようですが、私は副社長で経営環境は厳しく、会社経営にしか関心がなかったからスルーしたのでしょう。

 ちょうど今、コロナウイルスが猛威を振るい、また日本の縄文文化遺跡群が世界遺産に事実上内定している状況の中、興味を持って読めました。

 また、私にとっては、牛・豚・鶏・羊など特定の動物の家畜化がいかに進んできたかが分かって良かったです。

 歴史を遡れば、今生きている人はみな自然との戦い、病原菌との戦い、他民族との戦いに勝利して生き延びて子孫を残した先祖を持つ人ばかりということで、その戦いに敗れた夥しい数の犠牲の上に成り立っているということに改めて気付かされます。

 また、数々の発明があって、いま人類の大半が快適な生活を送ることができているし、そのトレンドは依然続くとすれば、さらに後に生まれてくる世代が羨ましいですよね。

 後の世代が羨ましいと思えるということは、新しもの好きということか。最近、ヴァージンの会長やAmazonの創業者が宇宙旅行に行ったというニュースがありましたが、さて、私の立場としては?

 疑似肉、人造肉の世界がどうなるかですが、100年後には畜産は過去のものになっているのか? ‥なってても不思議ではないかもしれませんね。

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 竹内久美子さんの「そんなバカな!」は私の読書歴の中でも10指に入る衝撃的な1冊です。

 この本で言っていた「生き物はすべてその遺伝子の生き残り戦略に操られているだけなのだ」という見方で世界を捉えると、全てが納得できるようになり、その後私の中では「人間といえども所詮動物の一種である」と思えるようになりました。

 だからか、私自身ナチュラリストなどとは偉そうに言えないと思いますが、気がつくと自然に反した考えかたや行動は取らないという原則に沿って判断しているような気がします。

 しかし、その後竹内久美子さんの著書を手に取ることなく30年が経過。先日YouTubeのオススメ動画に氏が出演されてるのを見てまた興味が湧いてきて、過去の著書を手に入れて読み始めました。

 うーん、やっぱり面白い。「人はなぜそうするのか?」などと人類の営みをどう捉えるかは私の中の関心の的なんでしょうね。それは取りも直さず経営のベースをなすものに違いありません。

 ところで、あるはずの「そんなバカな!」が家の本棚に見つかりません。なぜなんだろう?? 中古本を手当してちゃんと並べておきたいと思います。

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 落合陽一さんって実は先日まで存じ上げてなかったのですが、ベストセラーになっているとのことでこの「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望」を手にしました。

 読む前に、著者の肩書がメディアアーティストであり、1987年生まれとしがらみのない若い世代であること、そしてあの落合信彦さんのご子息であるということで、期待が高まりました。

 しかし2019年11月発行ということで、コロナ禍の前の著書なので古い内容になっているかもと思いながら読み進めましたが、なるほどSDGsを深堀りするためにはよてもいい本でした。

 SDGsは素晴らしい世界のゴールだと思ってましたが、たしかにこれら17項目と比肩しうる要素が抜け落ちているとも言え、世界各国の妥協の産物でもあるという指摘にはなるほどなと思いました。

 さて、その世界の国々の中での日本の立ち位置ですが、驚いたのは、先進国の中で飛び抜けてシングルマザーの貧困率が高く54.6%にものぼるということ。

 日本の社会が高齢者に優しく、若者、子育て世代に冷たいという面は否めないのでしょうかね。賃金も若い女性には厳しい現実かも。

 当社にもたくさんシングルマザーがいるはずです。貧困にならないレベルの賃金を支給し、適度に子育てを優先することができて、本人も精神的にそれほどプレッシャーのかからない職場を提供することの大切さを改めて感じ入りました。

 それができて、少しでも地元の少子化に歯止めをかけられたらと思います。

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 当社は鶏肉を主に販売する会社ですが、そのパッケージである箱と袋も一緒に販売している会社ともいえます。改めて確認すると結構な額です。

 レンゴーさんはダンボール業界のガリバー企業で、当社でも仕入れさせていただいていますが、大坪清会長の著書が先日届きましたので、読んでみました。日本経済新聞で1ヶ月連載の「私の履歴書」を改めてまとめた本なのですね。

 どちらかというと私の父の世代に近い方なのですが、2000年から2020年まで社長として経営に携わってきたということで、私の社長在任期間とほぼ重なります。

 もともと住友商事に入社され、その立場から業界に携わってきて、住友商事の副社長に上り詰めた時期に周囲に画策され、天命と諦めてレンゴーの社長として赴任された方なのですが、島耕作じゃないですがひとつの業界との関わり、見え方などもたっぷり紹介されています。

 ステークホルダーの影響力や資本政策についての経緯を知れて学びになりましたし、社内の改革のみならず業界の慣習の打破をやり遂げた姿に大いに共感しました。

 著書のタイトルは「「情」の経営に「理」あり」なのですが、情と理という相反するものを矛盾なく両方取り入れていくという盛和塾で学んだ稲盛和夫塾長の思想と重複します。

 15年ほど前に、新聞記者さんに自分の性格を一言でと言われて私は「情にもろい理論派」と答えた記憶がありますが、そんなんじゃいけないわけで、著者のようにしっかりした軸を持って高次元で達成していきたいものです。

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 最近テレビで、マクドナルドやKFCなど有名飲食チェーン店、それに大手コンビニの商品を取り上げたる番組が多くなりましたよね。

 そして、それらの有名な店への好感度がアップしているように思います。以前はその画一的なメニューには、見下すような眼差しがついて回ったはずですが、その裏にあるスタッフの懸命な努力が脚光を浴びることで、敬意や感謝の思いを持って食べられるようになってきたような。

 もちろん、一昔前までより美味しさも向上してきたことの証左とも言えるでしょうし、日々選択して食べている割には、作る側の情報開示が遅れていたということも言えるかもしれません。

 稲田俊輔さんの「人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本」は持ち前の鋭い食へのこだわりをベースに、サイゼリアやガスト等の有名どころから最近増加しているネパール人経営のインド料理店や町中華まで個人的視点で書かれてあって楽しく読ませていただきました。

 美味しさを極めようとすると2割の人は必ず拒否反応を示す、‥みたいなジレンマの中で苦悩しながらブラッシュアップを重ねていくその健気さを知ると改めて感謝の思いが強くなります。

 さて、鶏肉生産においても、地鶏に比べて安い若鶏肉は「ブロイラー」という言葉とともに見下されがちな存在ですが、以前に比べて見直されつつあるのかな?

 ま、農場も工場もそもそもテレビ映りが良い世界ではないですし、鳥インフルやコロナの対策もあってそう簡単に外部の人を受け入れられるようにはなってませんので脚光を浴びさせられても困るのですが。

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 今年6月、伊藤忠商事が三菱商事の時価総額を追い越し商社ナンバーワンになりました。その歴代の経営者の中で一番有名なのが丹羽宇一郎さん。中国大使も務められましたしね。

 その丹羽さんが書いた最新著がこの「社長って何だ!」です。マスコミを通じて遠慮なく持論を話される方で、そのどれもが納得できる内容でしたので、ファンとして読んでみました。

 超大企業ではありますが、サラリーマン社長として6年務めた方なので、中小企業の社長とは違う角度のはずですが、思いの外、盛和塾で稲盛塾長が言っていることに重なる内容が多かったです。

 社長になられても満員電車通勤で、自宅の車はカローラだったといいます。稲盛塾長も清貧な方ですが、丹羽さんは学生運動をやられた方ということもあってか更に徹底しています。

 その反面、将来が嘱望される若手には、なるべく早く一流を経験させる機会を与えるべきだと言います。また、自分自身も若い頃はほぼ貯金はせずに自分に投資したから今があるし、若い頃の投資額は幹部や重役になれば簡単に元が取れてしまうと言っています。

 また、商社マンとして海外のビジネスマンと接して、欧米人は早く帰って家族サービスするイメージが日本人にはあるが、それは嘘で、家に帰って勉強しているというのが真の姿だそうです。

 その当時と時代は変わっているわけですが、マイカー通勤が多いアメリカではいまPodcastが人気ということを聞きますと、アメリカ人は通勤時に勉強して、日本人は電車でゲームするという差がつく状況になってはいないか心配です。

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 ニトリ創業者で代表取締役会長兼CEOである、似鳥昭雄さんの著書「ニトリの働き方」を読みました。

 とは言ってもこの本の半分以上を占めるのは社員の声。トップの考え方を具現化するような職場で活躍する社員のエピソードが散りばめられており、今一番の課題である人の採用に効果的であるように作られている。さすが!

 目標は日本一ではなく、世界一。テレビでも感じられるやんちゃな似鳥会長ですが、「ハラハラドキドキが面白いし楽しい」といい切るところが素敵ですよね。社内では「ロマン」という共通語になっているそうですが、ナンかいいニュアンスを含んでますね。

 社員教育に力を入れ、上場企業平均の4〜5倍の教育研修費を使っているとのこと。私はあまりニトリ店舗を訪れる方ではないと思いますが、昨年ちょっとした買い物をした際会話を結構したのですが、好感を持ちましたし、スケール感を少し感じましたが、間違ってなかったですね。

 それにしても最初に出てくる、第1期30年計画、第2期30年計画はすごいですね。30年単位でとてつもなく大きな目標を掲げ、実現にまっしぐら。いま50周年だそうですが、ほぼ予定通りとはすごい。似鳥会長はとぼけた感じもあるのに、ファーストリテイリングの柳井社長と重なりますね。やっぱりすごい人。

 また、違う業種だと思って読みましたが、「数字に強くなければ、趣味や遊びと同じ」の言葉に象徴されるように案外当業界と共通なところがあるなと思いました。読んでよかったです。

 余談ですが、ニトリのマットレスがやたら柔らかい理由が書かれてました。硬めが良いという信仰が定着しているのは日本だけとのことです。信念あってのことなんですね。

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 ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」の上・下、読みました。世界のベストセラーだけあって、いやー、濃かった。

 私の世界観の根幹にあるものはというと、人類といえども動物の一種であり、DNAに仕組まれた種の存続が本分であるというもの。

 雄と雌の遺伝子の組み合わせと突然変異でわざわざ違うものを生み出し、環境の変化に合致したものが次世代を生み出していけば、地球がどんな風になろうとも大概人類は生き延びていけるだろうと仕組まれている‥。

 どちらかというと科学的アプローチかな。最近まで歴史全く興味なかったですからね。そういう私にとって、この本が世界史の教科書だったら、もっと興味を持って読んだだろうなと思えます。有史の前の世界のほうが興味が持てるのは私だけではないはず。

 これを読むと改めて、21世紀に生きる我々は本当に幸せだと思いますね。何年か前にモスクワに行ったときに思ったのが「他の国と売ってるものとかほとんど変わらない!」ということでしたが、まさしく国境線が薄くなって、世界全体が資本主義、自由主義の世界になって、お金を介して異国の人でも協力し合うことができる。戦争もほぼなくなった。

 しかし、幸せをもたらしてきた人類の進化は更に何を変えるというのか。ネアンデルタール人と我々ホモ・サピエンスが別格であるように、これからはホモ・サピエンスが進化前の過去のものになろうとしているかもしれないと指摘されると、複雑なものがありますね。

 幸福を語るところで仏教の世界観が出てきました。真の幸福とは私達の内なる感情とも無関係、ですか。分かっているようで全然分かっていない仏教。これを読んで更にまた分からなくなりました(笑)。わからない私はまだまだなのでしょう。この著者は私より13歳下で、30台後半の著書か‥。

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 この木下斉さん著の「凡人のための地域再生入門」には「地元がヤバい‥と思ったら読む」と書いてあったので、この少子高齢化・人口減の最中にいる地元を救うためのノウハウが書かれているかと手に取りましたが、違いました。

 地方都市のとある店を畳むことを契機に、リノベーションして不動産業的な立場で繁盛するスポットを作り上げていく物語です。後半はその成功例を元に全国のネットワークを作り上げていく話でした。

 地元で商売をするときの心構え、各論の学びとしてよく出来ている本だと思いました。そういう立場に私はいませんが、地元で起きている店の世代交代とかの背景が少しわかったような。中央で修行してきた若者の出す店とか、デザイナーの活躍とか、あるあるですもんね。

 そして、父が面白がってやっている地元の不動産関連のビジネスがまちづくりに繋がるんだと見直すことになりました。

 補助金については著者は全面的に悪者扱いしています。いわく麻薬みたいなものと。常習性があり、それに頼って本来の力が出なくなってしまう。また、率先して不公平を作り出していて、補助金を使った道の駅などが民間の店を圧迫していることなど、まさしく現実に起こっていることかなと思います。

 それにしても、採算性から逆算して、極力お金をかけずに、ビジネスを始める心構えのありかたは価値あるので、これから地方で商売をやりたい方にはいい本だと思いました。2018年の本です。

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 小山昇さんが今年、2020年に出した著書2冊を読みました。

 「できるリーダーは失敗が9割」は4月発行でコロナ禍については何も言及はなく、つい笑ってしまういつものジョークが散りばめられた文体ですが、「門外不出の経営ノート」は7月発行ですので、しっかりそれ前提で書かれており、ジョーク抑えめでした。

 さて、このコロナ禍での経営者としての小山さんはというと、経営する武蔵野は売上ゼロでも社員に同じ額の給料を払い続けることができると豪語。

 「利益を出す」より「会社を潰さない」に着眼点を置いていると公言して憚らなかったですから、こうした危機の局面でますます説得力がありますね。

 小山さんは「会社は社長の決定で99%決まる」と言います。見ようによってはすごく冷たいですが「会社が赤字になるのは、社長が赤字でもいいと決定したから」で「会社がつぶれるのも、社長が倒産やむなしと決定したから」。

 そして、この機に及んでも「ピンチは、考え方次第でチャンスに変わる。たとえ今がどん底でも打つ手は無限にある。」と言います。また「不測の事態こそ、事業構造を変えるチャンス」とも。

 もちろん小山さんのノウハウでどんな危機でも100%救えるわけではないでしょうけど、中小企業の命運を背負う社長には特効薬ともいえる2冊でしたね。私にはいい復習になりました。

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 書評で高評価を得ていて、著者の奥野一成さんは当社のメインバンクである農林中金さんの系列の方ということで興味を抱き、この「教養としての投資」を読んでみました。ちなみに、頂いた本ではないです。

 農林中金さんといえば農協系列の金融機関で、3メガバンクに次ぐ存在ですが、割と名前が知られない比較的地味なイメージがあります。その中の方がこうして大手出版社から著書を出すというのは珍しいわけですが、読んでみたら日本長期信用銀行(長銀)出身者でした。

 その長銀の名前のイメージそのもののような、ウオーレン・バフェット流の長期の視点で銘柄を選んで投資するということを実践しているんですね。

 まさしくバフェットが言っていることと重なる内容で、かつ日本の現在の投資環境を踏まえて書いていますので価値ありましたね。5月発行の書籍ですが、東京オリンピック延期まではカバーしています。

 投資をして、投資家の思想を持つことで、世界をより理解することができる。「日本電産の株を買うということは、永守会長を部下に持つようなもの」みたいな書き方をしていて、分かりやすいです。

 ちなみに私が社員に株の投資をすすめる朝礼スピーチをしたのは、調べてみたら2017年12月末頃のこと。その年末の日経平均は22,764.94円でしたから、ちょうど今ほぼ同じくらいでしょうか。

 もうちょっと日経平均が安い頃にスピーチできればよかったのですが‥。

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 ここ10年ほど私の頭にあるひとつの認識は「紀元前の一国の王様より、現在の70億人の大半が美味しいものを食べ快適な暮らしをしている」だろうということです。

 それもこれも人間の命に限りがあり、得てきたものを次の世代に売買するのじゃなく、プレゼントされてきたから今があるわけで、もしかして自分で稼いでそれを使うよりも、前の世代から貰ったもののほうが大半ではないのか?と思いはじめていたのです。ま、前者と後者を比べる手はずはないわけですが。

 そんなこと思っていたので、タイトルからこれは読まないわけにはいかない思い、近内悠太著「世界は贈与でできている」を手にしました。

 歴史関係の本かと思ったら、哲学の本でしたね。私も何冊か読んでいる内田樹さんとは違う結論を以て贈与を解釈しています。

 ネタバレするので軽く触れる程度にしておきますが、稲盛和夫塾長の言っている「利他」とニュアンスが限りなく近いのに驚きました。

 贈与と利他。ま、もともと意味が近い言葉ですが、愛の意味だとかそういうことじゃなくて、人間を幸福にするのは何なのかという哲学の根源的な問いから得られる、資本主義社会下での贈与の深い意味が学べました。

 読んでスッキリ。光明が差した読後感です。ちょっと難しい本でしたが。

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 会長になったからという訳ではないのですが、矢野香さんの「その話し方では軽すぎます!エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』」を読んでみました。

 さすが元NHKのアナウンサーというわけで、正統派の品位のある話し方を目指した細かい所のこだわりに感心しましたが、半分くらいは日常気にかかる他人の話し方などについてそれがなぜいけないかを解説してくれていて非常に実用的だと思いました。

 思えば青年会議所の活動の中で、自分が属するまちの青年会議所のトップとは少し違う、岩手ブロック会長、東北地区会長、そして日本青年会議所の会頭と上に行くに従って、話す内容、話し方、振る舞いに接することがあって、会頭なんてもう雲の上の人みたいな目で見てましたから、自分とは次元が違う世界だと思っていた時期があります。

 しかし、34歳で地元の理事長になり、ちょっとカッコつけしなければならなくなり、また38歳で社長になって否応にもレベルアップに取り組まざるを得なくなり、社長業18年5ヶ月やって、毎週月曜の朝礼をはじめスピーチする機会に恵まれ、自分なりに気にすることが増えて、部下の指導も増えてきているという感じでしょうか。ちょっと煙たがれているところがあるかもしれませんが(笑)。

 部下の育成の意味でも非常にタイムリーな本を手にしました。細かいことはここに書きませんが、タイトル通りランクアップした私をこれから見せていきます!

 ‥と断言。「いきたいと思います」ではエグゼクティブは駄目だそうなので。

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 雨漏り対策工事のパイオニア、唐鎌謙二さん著の「自分を磨く「嫌われ仕事」の法則」を読んでみました。

 タイトルから、職業を選ぶワーカーの立場から書かれた本かと思いましたら、そういう内容もありましたが、どちらかと言うと経営者としてそういうカテゴリーの仕事を選ぶことのメリットを中心に自らの体験を交えて書かれておりました。

 誰もやりたがらない仕事は、すぐ利益にならないということもあってライバルができにくく熾烈な競争とは無縁。しかも真摯に仕事をするととても感謝される。よく想像して考えれば社会的に無くてはならない仕事なので、精神衛生上とても良い。

 コロナ禍で華やかな業界が苦境に陥っているわけですが、もしかしたら世の中の法則として、仕事自体が楽しい業界は、瞬発的に巨大な「嫌な事態」が発生し、嫌われ仕事の世界は日々「嫌」を消化している傾向があるのではないでしょうか?(全てとは言いません)

 ですからポストコロナの新しい時代は「嫌われ仕事」が見直されるのではないかと予想します。いや、そうなってほしいですね。意図して景気良くして華やかすぎるのって違和感ありますし。

 ちなみに当社もそういう「嫌われ仕事」がたくさんある業界です。しかし、それを日々淡々とこなしている人たちがいます。しかも笑顔を見せながら‥。

 正直に言うと私もそういう仕事は苦手な方なので、現場に出ると「偉いなあ」の一言です。小山昇さんは「嫌なことをやると人間は素直になる」と言いますが、その意味がじわじわと理解出来るようになってきました。

 「嫌われ仕事」だけに、それに合った見返りを用意しながら、会社の利益を出して盤石にしていくのが私の仕事。そう改めて認識しました。

 結局のところ、著者が言うように、全てをひっくるめると「世の中楽して儲かる仕事は無い」ということでしょうね。

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 当社は営業網を持たず、荷受(にうけ)と言われる優良な卸会社さんに販売していますから、出来た商品は期間契約で捌けますので、「売り」に困ることはさほどありません。

 どちらかというと「作る」に注力してやってきました。品質とコストの高次元でのバランスを目指してきたわけです。

 しかし、時代は変わって、いい人材を採用して、気持ちよく仕事をしてもらうことで流出を防ぐことが経営の主題になってきていると実感しています。

 そこでタイムリーなこの小山昇さんの「人材戦略がすべてを解決する」を読んでみました。

 私が知っている10年ほど前の小山昇さんの経営する衂霏¬遒任蓮退職願を出したら引き止めない方針だったはずですが、180度転換して、5年以上在社したら全力で引き止めるようにしたとのこと。この変わり身の速さが、中小企業経営者のカリスマの真骨頂ですね。

 また、福利厚生の充実は欠かせない時代になったわけですが、衂霏¬遒硫搬下蠹の実例は刺激になりました。一度は撤廃した家族手当ですが、なんとかして復活させたいものだと思っています。社員には結婚してほしいし、子供を持って幸せになってほしいと心から願ってますので。

 当社のコンセプトブックがこないだ出来たばかりですが、これを読んで、改めて当社の採用方針を確固たるものにして、それをコンセプトブックに代えたらいいのではないかと思った次第。

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 小山昇さんの「小さな会社の儲かる整頓」を読みました。

 3年前の本ですが、私が小山さんのところにお世話になっていた頃から10年以上経つので、バージョンアップしてることを感じました。さすがです。今はまた更にバージョンアップしていることでしょう。

 まずもって、この本、フルカラーで小山さんの経営する株式会社武蔵野の実例をたっぷり紹介しているので分かりやすいです。それだけですごい価値あります。しかし、この世界のことに関心がない方には、さっぱり分からないかもしれませんね。

 それでも、整頓はある意味デジタルなので、圧倒的アナログの世界の清潔はよりは社内で共通認識を持つことが容易と言います。確かに!

 さて、私は今年のゴールデンウイークの休み中、我が家の書斎と、キッチン周りと、クローゼットの整理・整頓を敢行しました。

 もうこんなことやり始めて何年、何回やってるんだろうかと思いながら、今回もレイアウトを変えてみました。特に今回のヒットはクローゼット。なんでこんな事気が付かなかったんだろうと位置決めをやり直して、自己満足。

 まあ、今年はコロナ禍で、家の中の整理・整頓・清掃・清潔が日本全国ほとんどの家庭でも進んだのでしょうけど、改めて思うに、GWというとどこかに出かけなくちゃと、整理・整頓‥を疎かにしていたとも言えますよね。

 掃除を疎かにするとダニの害とかで住んでいる人の健康を害するわけですし、整理整頓しないでいると見た目から心もスッキリしないでいるわけです。そういう意味では悪くないGWではなかったのかな?

 しかし、あまり完璧にやりすぎると、それはまたそれで家族との間で諍いのもとになる可能性もなくはないので、気をつけましょう! ‥ああ、一人って楽(笑)。
 

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 ロンドン・ビジネススクール准教授のフリーク・ヴァーミューレンさんが書いて、2013年に日本語に翻訳された「ヤバい経営学―世界のビジネスで行われている不都合な真実」を読んでみました。

 主に上場企業の経営者についての過去の研究例を引用しながら、常識とされていた経営者の世界の不都合な真実を暴くといった内容です。

 私もどちらかというと冷めた目で見るタイプだからか、違和感なく読めました。

 経営者は基本普通の人間であって、何が違うかといえば「予言の自己実現」に深くはまっている点だそうです。

 このことで数々の不祥事が発生したし、派手にマスコミなどに取り上げられる経営者だからといって次の経営者に素晴らしいバトンタッチができるとも限らないと指摘しています。

 インテルのアンディ・グローブさんがそうだったように、方向性を曖昧なものにしておき、自然にどちらかの方向が良いか見えてきてから方向性を明言するというのが賢い、とも書かれていました。すごく分かります。

 また「経営環境の変化のスピードが昔より早くなっている」と世界中の経営者が異口同音に言っているのは納得できないとも言っています。

 これも分かるな〜。実は私もこの言葉は吐いたことがありません。言い訳みたいだし、昔のことをあまり覚えてないので。

 さて、個人的にはどうしても経営者の視点を、稲盛和夫塾長的な見方と、そうでないものに二分して見がちですが、この本はどうやら稲盛和夫塾長側のように感じました。

 長期計画は立てても意味がない。給料格差をつけないほうが業績は上がる。時間を掛けて企業文化を作ることが最大の競争力。‥などなど。

 それにしても、一昨日紹介した「ダークサイド・スキル」もそうですが、内容とタイトルが結構乖離していることが多くなりましたね。

 社員にインセンティブを付けて読書感想文を奨励しているわけですが、タイトルだけで選んでないか心配になってきました。ま、こんなふうに意外と価値あるものに当たることもあるでしょうけど。

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 木村尚敬さんの「ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技」を読んでみました。

 経営者としてもっと奥行きのある人になるための世界をイメージして買ったのですが、どうやら中間層が会社に危機感を持ち、本気で動かそうとするにはどういう素地が必要かというような事が書かれておりました。

 もっと突拍子もないことが書かれているかと思いましたが、大まかに言って、ダークサイド=感情面、ブライトサイド=理論面、という分け方と言ったらいいかなと思います。

 おぼろげながら感じてたことですが、リーダーは部下に親しみを持ってもらっていれば、それは武器になるはずですが、なめられることにもつながるので、「畏敬の念」を持ってもらうレベルでないと駄目だとか、作るべき空気感とでも言うべきものが書かれておりました。

 ところで、ここに書かれているように、社長や役員はせいぜい10年先までしか考えられないんだから、40代のリーダーがその先まで考えて行動すべき、という趣旨には大いに賛成。

 そういうスタンスでいてくれるリーダー、当社にいるかな? いなければ30代に期待!?

 というか、分からないままにコントロールされてしまってるかな。そうなら、それはそれで嬉しいです。

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 日本一の個人投資家であった竹田和平さんとのやりとりを書いた、本田晃一さんの「日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと」を読みました。

 これは2014年に出版されたものですが、竹田さんは2016年に亡くなられています。私は「がっちりマンデー」という番組で拝見したことがありますが、朗らかな方という印象で、かなり昔なので覚えて無くて、今回その人柄と吐かれた言葉に接して、なるほどすごい人だったんだと思えました。

 株に投資するって、肯定的な見方と否定的な見方の両極端がありますよね。企業を支える立場だったり支持する立場だったりする反面、不労所得はけしからんという見方に遭ったりします。

 竹田さんは投資した上場企業の社長にお目にかかって、魔法のように元気にさせる言葉を掛けてあげていたようです。特に業績の悪い社長への言葉の掛け方とかは断片的な内容でしたが、なるほどなと思えるものでした。

 それもこれも竹田さんの素敵な人生観、幸福観に裏打ちされたもののようで、まさしく「花咲かじいさん」と呼べる方だったようです。

 株への投資は私も少しはやっているので、その意義を改めて見直すとともに、魅力的な世界だなと改めて思った次第です。

 そして、出てきた「旦那」という言葉。もともとスポンサーになるみたいな意味でしたね。俗っぽく捉えすぎてました。考え直しておきます。

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 久しぶりに勝間和代さんの本を手に取りました。タイトルは「勝間式超コントロール思考」です。

 ご自身が実践してレベルアップをしてきた、何事にも効率を優先して人生を豊かにする方法を指南していただけますが、私とかなり共通な考え方だと思えて、スーッと入ってきます。

 それも、勝間さんが自認しているHSP(High sensitive person)、つまり様々な過敏性が私にも備わっているからかもしれません。

 それにしても、最新の調理器具や掃除機を使ったり、ITを駆使する姿は圧倒的で凄さを感じます。温度センサーを使わない調理は過去の遺物みたいな言い方してましたが、確かにそうかも。ただ、ビーガンにだけは絶対なれませんが(笑)。

 そして、人生は人間関係で98%決まるみたいな事が書かれていて、その大事な要素が「利他性」だとしています。利他は経営の師、稲盛和夫塾長が最も大切にしている言葉の一つですが、クールな勝間さんからも同じような言葉が発せられるとは。

 ちなみにこういったノウハウ本を読むと、自分に本を選ぶセンスがあるからかもしれませんが、だいたいが共感の嵐でマーカー線だらけになります。

 それもHSPな人の特徴だそうで、もしかして吸収力があるという褒め言葉なのかもしれませんね。いや、お目出度いだけかな?

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 私の経営の師匠である稲盛和夫塾長は、「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉に代表されるように、純粋な動機であることを求めています。

 もうひとりの経営の師匠、小山昇さんは「結果良ければ、動機が不純でもいい」と全く逆の言葉を使います。

 私は現実主義者だからか、これだけのことなら小山昇さんのほうに賛同したくなりますが、稲盛塾長も実は非常に現実主義者であり、本当に成功したいなら自分に言い聞かせる意味でも私心を無くするよう心がけなさいと言っているんですね。

 さて、この本「偽善のトリセツ」は今年はじめ、ある会合の前に時間があったので本屋さんで見つけたものですが、偽善について歴史的な見地からとか、著名な哲学者等の考え方が掘り下げてあってとても面白かったです。

 社会の風潮によって、偽善でもよしとされる時代とそうでない時代があって、大正時代と今は偽善は駄目なんだそうです。今はネットの影響で理想主義的な厳しい時代ということでしょうか。

 ネットだから発言者の現実の姿が見えなくて、「この世の中には完璧な人間はいない」という現実を踏まえきれてないということなのかもしれませんね。

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 私の経営の師匠の一人、小山昇さんの本を久しぶりに読みました。

 タイトルは「お金は愛――人を育てるお金、ダメにするお金」です。小山さんの何冊目の本になるのでしょうか。

 この「お金は愛」は小山さんが昔から使っているフレーズですが、今考えるとこういう独特な言い回しが書籍のタイトルになるのを意図していたのかと思えますね。最近発刊されている著書のタイトルが軒並みまさしく小山語録そのものです。

 改めて読んでみて、どっぷり使った時期がある私にとっては復習みたいなところ半分ですが、時代に合わせてアップデートしてたりもして、やっぱり小山昇さんの本は、面白いし、読みやすいし、実利があるなと感心するばかり。

 稲盛和夫塾長と父、私の金銭感覚が非常に近い物があると思っているので、それからしたらちょっと違うところがあるのは小山昇さんの会社がサービス業だからというのもあると思いますが、それでも結構学びが多くてありがたかったです。社長に効く本でした。

 というか、金銭感覚って最も大事なところですよね。我が子達にはそれを植え付けてやれなかった気がしています。社会に出てどうなるかな‥。

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