
東北フリーブレイズのキャプテンを10年務め、日本代表のキャプテンも長年務め、MVPも獲得したこともある田中豪選手の今日の引退試合と昨日の試合をご厚意に甘えて観てきました。

昨日も選手に近い席でしたが、今日は最前列の席で迫力があったわー。アクリル板まで距離にして1.5mほど。自由席だと後ろの高い席で俯瞰して見るのを選びがちだったので新鮮でした。
しかもここフラット八戸は出来たばかりのホヤホヤなので、アクリル板の透明度が格別で、照明も明るく客席はブラックなので、やたらよく見えるんですよね。選手の表情がこれほど近くから見えるスポーツ、見える会場ってあるのでしょうか?

試合は昨日に続いて、2対2で延長線に。延長は両チーム5人が3人に減らされて、1点取れば勝ち。昨日は入れられて負けでしたが、今日は借りを返してフリーブレイズ勝ちました。今シーズン最終戦勝利。

試合終了直後は、相手の日光アイスバックスが残って、日本代表チームの守護神である福藤選手から田中豪選手に花束贈呈がありました。

そして、シーズン終了後のフリーブレイズとしてのセレモニー。なんと、全員14番の田中豪選手のユニフォームを着てる。誰が本物かわからない(笑)。

そして田中豪選手を振り返る動画の上映。
これとは別にピリオドの合間に、フリーブレイズOBなどの豪選手に贈るビデオメッセージがありましたが、選手として、キャプテンとして素晴らしい人だったんだなと改めて感じさせました。
私には、Breakawayというアイスホッケーの雑誌に時々出る豪選手のインタビューがその人となりを知る唯一の手がかりだったと思いますが、とにかくそのひたむきさが印象的でした。

場内一周のアナウンスが流れると、あまりの近さに身構えてしまいました。にわかファンの私がこんなところに居ていいのだろうかと。わー、ほんとに近くにやってきた。
「お疲れさまでした、豪選手!」と思いながらスマホで連続シャッター。
37歳までこんな過酷なスポーツを第一線でできるものなんだ。なんだか、嬉しいじゃないですか。

セレモニー終わって、お決まりの胴上げ。リンクの上で、スケート靴のままで、危なそうですが(笑)。

豪選手からのメッセージが建物の外に出てました。うんうん。
アイスホッケーファンにとって気持ちのいい日でした。このフラット八戸がピュアに、素敵に、盛り上げてくれました。
コロナ禍の中、ジャパンカップを開いてくれた関係者の皆様、お疲れさまでした。感謝です。