カテゴリ: 安全・安心の話題
宮崎県の種鶏場で鳥インフルエンザの疑い
朝7時のNHKニュースを見て知りました。そして携帯電話を開けてみますと、深夜に同業の経営者仲間から留守番電話のメッセージが。そして、今朝の6時過ぎに品質統轄部から社内の携帯電話への一斉同報のメールが流れておりました。
同業者の最大手の会社の種鶏場(親鶏の農場)だそうで、若鶏農場でなくても初めて国内チキンの主産地での発生になると思うと、緊張が走ります。
ただ、簡易キットの試験での陽性という現段階で、NHKの全国の朝のニュースのトップになることには戸惑いますね。
「いや、陰性でした」とか「別な病気でした」という可能性もあるわけで、消費者が一般に卵や鶏肉を食べるのには問題がないと言われているのに、なぜなんだ?という疑問は残ります。
業界人としては、あとは消費の減退を招かないようにということと、陽性が確定となっても単発に終わることを願っています。消費のほうは、一昨年の茨城の騒動でもさほど影響がなかったので、あまり心配はしてませんが。
骨粗鬆症とリン酸塩
最近、リン酸塩が話題ですね。体に悪い添加物として再び脚光を浴びる兆しがありますね。
しかし、これが入らないとやっぱり最近の肉類の加工食品としては、味が落ちるといいますか、正直、物足りない‥。リン酸塩が入っているのが標準の世の中ですからね。
当社の加工品は、生協さん向けが主体と言うこともありまして、ほんの一部のお客様の指定である場合を除いて、リン酸塩が入っていません。
ですから、それなりの味です(笑)。
いや、リン酸塩を使わないという条件の中では、胸を張って美味しいと言えます!
最近、そのリン酸塩が話題になっています。骨粗鬆症を引き起こすのですね。
我が家は、家内の努力でインスタント食品はほとんど食卓に出ないのですが、私自身は子供の頃から骨密度が不足気味だったようで‥。
今後は気をつけ、当社のリン酸塩添加無しの加工品を食べます!
(写真:昨日天気が良かったので、自宅と会社を徒歩で往復。本社敷地に裏のあぜ道から入りました)
「安心」志向の鶏肉好調
抗生物質を使わない飼育法 日本から世界へ
�蠖�品と暮らしの安全(以前はNPO法人、さらに以前は日本子孫基金)の発行する「食品と暮らしの安全」の2006年12月号には、「抗生物質を使わない飼育法 日本から世界へ」と題した座談会が掲載されていまして、私もその中の出席者となっています。
一緒に出席されたのは、山口県でこだわりの循環型畜産経営を実践し、上場企業でもある�蟒�川牧園の秋川実会長と、当社のお客様でもあります�螢縫船譽ぅ侫譽奪轡紊凌�鳥グループリーダーの富樫幸男さんです。
�蟒�川牧園さんは、抗生物質を使わないことを国内でも早い時期に始めた先駆者です。�螢縫船譽ぅ侫譽奪轡紊気鵑蓮�国内での導入例に倣って、海外でそれを実践させてそれを輸入して販売した会社です。そして、当社は国内で7%のシェアを全て抗生物質を使わない飼育に変えたという、その量に功績ありという位置づけです。
読んで頂けるとわかりますが、お二人がよくお話になったので、私の出番は少なくなってしまいました(笑)。
�螢縫船譽ぅ侫譽奪轡紊気鵑六笋箸亙未法�独自に�蠖�品と暮らしの安全さんと情報交換されていたようですが、当社もニチレイフレッシュさんの独自名称であるFAチキン(Free from Antibiotics)の厳しい認証をパスしておりますし、何とか相乗効果を出していきたいものです。
食の安全・安心意見交換会
今日は午前中、岩手県副知事の来訪があり、午後は県の環境生活部の「食の安全・安心意見交換会のパネラー役と、県関係の仕事が重なりました。
岩手県の県北・沿岸振興の本部長を副知事が兼務することになったそうで、井の一番に当社を訪問されると言うことで、チキン産業を重視している証でしょう。
午後は県立大学のホールで、食の安全・安心意見交換会でした。まずは、北海道大学大学院教授で鳥インフルエンザについては世界的な権威である喜田宏氏の講演。
所々にユーモアたっぷりな説明で、学者らしくない印象でしたが、元々民間の方だったんですね。講演に先立っての打ち合わせの昼食時には、ゲストなのに我々にソフトクリームを振る舞ってくださいました。
喜田先生は『渡り鳥→鶏→人』という感染経路と勘違いしている人が多いと指摘。人間の感染には非常に特殊で希なルートなので気にしなくてよろしいと言ってました。
香港の「ライブバードマーケット」(生きた鳥を売り買いする市場)の写真を見せてくれましたけど、海外の事情という意味で、これが一般消費者への最も効果的な説得材料かもしれないと思いましたね。
私の出番は、パネラーでのワンチャンスで、DVDで会社の農場の衛生管理の現状を見てもらい、アドリブで説明させて頂きました。割と喜んで頂いたようです。
今日からポジティブリスト
今日からポジティブリスト制度がスタートしました。農薬、飼料添加物、動物用医薬品の成分が食品中に一定以上残留したものを販売してはならないという法律です。
食品業界内ではここ1年ほどこの話題で持ちきりで、生産側にとっては流通側から厳しい検査の費用負担や品質保証問題について恐れていたところですが、時間が経過するに従い、畜産業界については家畜の体内で代謝されたり尿や糞になって排出されるので、ちゃんとした飼料を仕入れ間違いの無いようにやっていれば大丈夫だという認識が広まってきたように思います。
また、このポジティブリストにより、当社の生産履歴管理体制である「トレースバック」と「抗生物質を与えず育てています」という姿勢がますます評価されるという話が関係者から異口同音に聞こえてきます。
時代がやっと追いついてきた?
タイヤ消毒
USチキンも抗生物質フリーに
EUの飼料添加物規制について
1月より成長促進剤としての抗生物質使用が禁止となりました。
成長促進剤としては使用できませんが、抗コクシ剤としてはモネンシン、サリノマイシンはまだ使えます。
アビラマイシンも動物用医薬品としては使えるそうなので、実質使えなくなったのはフラボマイシンだけのようです。
ということで薬剤メーカーでは区分が変ったとの見方をしているようです。
社内のグループウェアである「ジュネット」に、品質統轄部の木原獣医から上記の情報がアップされておりました。
2006年はEUの成長促進剤の飼料投与が禁止になる年として、その前後には少なからず日本にも影響が出るのではないかと思っていたのですが、EU自体も軟化してきているのでしょうか。
当社も実践しているように、抗生物質を飼料にも添加せず、治療にも使わない、日本の「特別飼育鶏」の価値が世界でも突出してきていると言えそうです。
季刊「食品安全」
内閣府の食品安全委員会が発行する季刊「食品安全」が発行されているというので、取り寄せてみました。現時点で合併号も含め6号まで発行されています。ネットでも見れますが、1部180〜200円+税と安いです。
簡潔な内容で読みやすく感じました。良くできていると思います。中には学校でトイレに行くとからかわれるので我慢することの危険性が書いてあったり、そろそろネタ切れでしょうか?
遺伝子組み換え食品は、食品安全委員会の抱える問題の中でも最も難しい問題のようです。鳥インフルエンザでも、鶏肉を食べて人体に感染した事例は全世界で一例も報告されていないというフレーズが使われましたが、遺伝子組み換え食品による健康被害も全世界で一例も報告されていないのだそうです。
いま花粉症対策の米が開発されているらしいのですが、花粉症の私としては今すぐにでも実験台になりたい!手に入らないかな?
日本に鳥インフルエンザが蔓延しにくい理由
我が業界の業界紙(新聞)といえば、「全国食鳥新聞」「鶏鳴新聞」、業界誌(雑誌)といえば「鶏卵肉情報」といったところです。
全国食鳥新聞は文字通り、鶏肉業界専門で、他の2つはどちらかといえば卵業界が主です。これは、卵業界のほうがまだまだ小規模な企業が多く、購読者が多いからなのでしょう。
で、紙面では当然ながら、ここのところ鳥インフルエンザ、略して「トリフル」の話題が圧倒的に多い状況です。茨城県に行くわけには行かないし、市場も平静を保っているので、岩手にいてどうもピンと来ないのですが、そろそろ収束が見えてきたようですね。
原因については、違法ワクチン説がほぼ固まりつつあるような情勢でしょうか?違法ワクチンで巻き添えを食らった方々は損害賠償を請求する姿勢とかで、やはり法律違反は何より代償が大きいと認識せざるを得ないですね。
さて、鶏卵肉情報にマスコミにも良く登場する鳥取大学の大槻教授が特別機構してまして、大変示唆に富んだ内容でした。
「渡り鳥より分離したウイルスは、鶏には気管内に直接接種しないとなかなか感染が成立しない」
「七面鳥はトリインフルエンザへの感受性が非常に高いが、七面鳥産業が巨大な欧米では最初に七面鳥が発病し、体内で増殖した後に感染しやすくなったウイルスが近くの鶏群に感染する例が多い」
「鳥インフルエンザの本来の宿主であるアヒルが、東南アジア、中国、韓国では大量に飼育されており、韓国での連鎖の元はアヒル農場だった」
‥といった事実を考えると、渡り鳥が日本に飛来しても、そう簡単に直接鶏に感染が発生しない、との見解でした。だからワクチンも安易に許可すべきでないと。
なるほど。ちょっと安心しました。
鶏舎の網の目
新聞各紙の茨城のトリインフルエンザの扱い
慌てて昼の弁当の発注を忘れてしまい、二戸駅の立ち食いそば・うどん店で「冷やしとろろうどん」(430円)を食べて、新聞もまとめて買ってきました。
読売新聞は結構スペース取ってますね。ヘリコプターからの写真を一面カラーで載せてありますね。社会面にも「風評被害が心配」と結構な内容です。
朝日新聞の1面は「毒性弱いタイプ」という見出しが目を引きます。社会面には、あれ、無いですね。よく見たら、第3面に解説記事がありました。
毎日新聞はの1面は無し。社会面には「弱毒タイプ」検出と、面積も割と少なめ。
日本経済新聞の1面も無し。社会面に小さく載ってますね。文字自体小さいので目立ちませんね。
それから地元紙関係では、デーリー東北(本社八戸市)が1面に大々的に「茨城でトリインフルエンザ」と黒バックの文字と航空写真。でかい!4月から「800羽死ぬ」と地元にしてはややキツイですね。社会面は無し。
岩手日報は1面無しで、気を遣って頂いたのかな?社会面には地図入りで出ています。
河北新報(本社仙台市)は1面無し。社会面に縦長で出ています。 以上、地元で手に入った新聞を確認してみました。やっぱり昨年の業界側からの批判があったせいか、優しい扱いが多いように見受けられます。
昨年の発生のうち、京都の例では隠蔽があったとして業界の評判を落としましたが、面で広がらなかったと言うことで、世界的には日本の防疫体制は非常に高く評価されたようです。今回も広がらないように願いたいところです。
今日NHK昼のニュースでの鳥インフルエンザの報道
また出ましたね〜。マスクを被り、頭を被った真っ白な服を着た人々が農場に立ち入る様子が。この物々しい画像が風評被害の元凶なので、恐れておりましたが、やっぱりこの画像しかないんでしょうね。
しかし、細田官房長官がしっかりと「鶏肉・鶏卵から人体に伝染した報告は世界的にない」ということだけをズバリ編集して放送してくれたのは良かったです。報道機関も洗練されてきたのでしょう。
生きた鶏や死んだ鶏との接触が心配される従業員7人の健康状態は良好とのことで良かったですね。日本人の生命の管理という点では、そのことが一番のリスクなんですよね。そのことで物々しくなっているということを消費者の皆様には理解して頂きたいところです。ただ、今回のは弱毒株なので生命の危険は無さそうですが。
午前中は鳥インフルエンザの話題を中心に会議をやっていたのですが、ワイドショー関係での報道がどうなっていたのでしょうか?それがまた心配です。
茨城でトリインフルエンザ
当社では早速、社内ルール通り、この国内発生という事態をレベル2と認識し、自社社員は「国内他産地出張禁止」「同業者会合出席禁止」、得意先様には「他産地経由の訪問を禁止」「来客は極力ご遠慮願う」、同業者には「受け入れ全面禁止」という状況になります。ご協力をお願いします。
今回も採卵養鶏の農場からの発生です。昨年は、鶏肉業界のほうが、風評被害が多いので、割に合わないな〜と嘆いておりましたが、今回もそうなるのでしょうか?
私自身の行動の制限も多くなりますので、このブログでは少々頻度を上げて、鳥インフルエンザの話題を書いていきたいと思っております。


