きまじめチキン日記

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カテゴリ:  安全・安心の話題

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 日本家禽学会で当社のアニマルウエルフェアについて講演したのが一昨年のこと。

 その後、当社の中でのアニマルウエルフェアの位置づけを明確にするために、品質部に動物福祉課を設置し、女性であり獣医であるO課長代理に担ってもらいました。

 そしたら、今年の日本家禽学会では、O課長代理が同じ講演を依頼され話してきたとのこと。

 私からは事前に「好きなことを話してきていいよ」とアドバイス。なにせ日本のアニマルウエルフェアはまだまだ始まったばかり。草創期の現場の一員の感覚でいいと思うので。

 「どうだった?」と今朝、掃除の時間に立ち話で聞いたら「動物福祉課っていう肩書がスゴイと言われてきました」とのこと。

 もしかして動物福祉課の設置はチキン業界で初でしょうか?

 だったら、ちょっと嬉しいですね。

(写真:タツ・コーポレーションの石井達雄社長から頂きました)

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 渋谷ユーロスペースで「日本と再生 光と風のギガワット作戦」というドキュメンタリー映画を観てきました。

 パルシステムの石田理事長に勧められたのですが、石田理事長自身が出演しているとも思わなかったですし、当社のバイオマス発電所の場面が出てくるとも思わなかったのでビックリ。

 それに、終わったあと、監督であり、映画の中での案内人の河合弘之弁護士がステージに立って挨拶をするというのも予想外。後で購入したパンフレットにサインをいただき(写真)、握手もさせていただきました。

 映画を観て分かったのは、日本がいま遅れていようが、世界的な大きな流れとして、映画の中で言っているように、限られた数の巨大な発電所から送電線を通して供給する「中央集権型」から、小規模で身近にあるエネルギー源を活かして「ネットワーク型」で利用する傾向に大きく動いているということ。原発はビジネスとしても厳しくなりつつあること。電気の使用量も技術の進化や工夫でどんどん減っているということ。 

 能天気なことを言うと、人類は確実にステップアップしているなと思いました。世の中順調にリサイクルビジネスが進化してますし、エネルギーもそのひとつとしてハッピーな方向に進んでいるような。

 もちろん、当社のバイオマス発電の立ち位置を再認識させてくれる映画でもありました。改めて投資の決断をしてよかったと思いました。
 

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 ミネラルは約100種類あるのだそうで、体に欠かせないのはそのうち16種類で必須ミネラルと呼ばれるのだそうです。

 それが不足すれば、心のやまい的なものも含め様々な体調不良が巻き起こるわけですが、小若順一氏率いる食品と暮らしの安全基金はいち早く取り組み、食事療法でたくさんの改善例を出してきました。

 そして「食べなきゃ、危険!―食卓はミネラル不足」「食事でかかる新型栄養失調」「最新 食べるな、危険! その不調の原因はここにある。」と著書を発表してきており、今回は機関誌「食品と暮らしの安全」の増刊号として市販の弁当などの実測データを中心にまとめた「心身を害するミネラル不足食品」を出されました。

 ミネラルの数字は目に見えないものなので、こういうデータを頭にインプットすることで、ミネラル不足を回避できるものと思います。

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 日本の今の食事はミネラル不足を助長しているような気がしてますので、体調がすぐれないと感じるなら、ミネラル不足をまず疑って対策をしたら良いと思います。

 ただ、本気で対策するなら、ターゲットと成る成分を含む特定の食品を、それなりの量摂取することをお忘れなく。それが出来ない人が圧倒的に多いと感じております。
 

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 1月14日に放映された「NHKスペシャル MEGA CRISIS 巨大危機3 大感染時代」を見ました。

 鳥インフルエンザが人に感染しにくいのは、42℃の体温の鳥と違って、人は36℃と低いからだそうです。

 しかし、何らかの遺伝子変異で、低い温度でも増殖できるウイルスになりうることがある。

 そのひとつとして、ちょうど中間の体温39℃の豚の体内に、鳥インフルエンザの遺伝子と人インフルエンザの遺伝子が入って、混ざって人に罹るということがあって、それが新型インフルエンザになり、パンデミックを招く恐れが有るということのようです。

 番組では最悪の場合、国内で64万人が死ぬとされてましたが、万が一でもそういう原因には絶対にならないようにしなければなりませんね。

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 当社が生きた鳥を供給している、株式会社フレッシュチキン軽米さんの鶏肉から、基準値の2倍のテトラサイクリン類が検出されたと昨晩のローカルテレビのニュースで報道され、慌てて今朝東京から戻ってきました。

 一夜明ける間に社内組織がそれぞれ動いていて、それをヒアリング。

 肝心の原因究明は困難を伴いそうです。そもそも当社ではテトラサイクリン類を飼料で使用しておりませんので。

 しかし、何らかの原因があるはず。想像力を働かせ、あらゆる可能性を否定せず解明したい思いです。

 ちなみに当社では、これまでにずっと1ヶ月に1回、各工場、銘柄毎に、テトラサイクリン類を含む数種類の抗生物質の肉への残留を外部機関にて検査してきましたが、過去に1項目たりとも陽性とされたことは無かったとのことです。

(写真:岩手日報の今朝の朝刊)
 

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 「肉用鶏生産におけるアニマルウエルフェアの現状と課題」というテーマが掲げられた日本家禽学会2015年度秋季大会公開シンポジウムにて講演するために北海道江別市の酪農学園大学へ行ってきました。ちなみに当社でも2人の卒業生を預かっている大学です。

 学会のようなところで発表するのはもちろん初めてですが、品質部にプレゼンテーション資料を作りこんでもらい、与えられた役目を果たせたと思います。

 この夜の懇親会でも議論になりましたが、アニマルウエルフェアについて参加者の立場は様々だったと思います。現実派から理想派まで。

 日本はEUなどに比べると遅れているという点ではほぼ一致しているようですが、他の講演された先生の話にもありましたように、日本には「八百万の神」という思想を始め日本独特の文化風習があり今に至っているという話になるほどと思いました。そして最後の最後にパネラーとして私から言いたいことを言わせていただきました。

 テレビを見ていると、捕鯨の妨害を不条理な形でする外国の急進団体で日本人が迷惑しているシーンや、魚関係の活け造りを美味しいと伝えるシーンが出てきます。それを見ていると、やっぱり日本の文化はそう簡単にEUのようにはならないのではないかと思います。

 そんなことを言っている私はアニマルウエルフェアに消極的なのかなと自問自答するのですが、ルールがどっちに転んでも現実を受け入れるつもりでいます。変化に対応して会社を存続していくのが経営者である私の仕事ですから‥。

 そんなことが再確認できただけでも来た甲斐がありました。いい勉強をさせていただきました。

(写真:会場の休憩時間の様子)

 

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 先日ここで、アメリカのチキンパッカーでナンバーワンのタイソン社の抗生物質排除を話題にしました。

 マクドナルドを始めとする外食産業もFDA(アメリカ食品医薬品局)も同じ方向に動いているかと思いきや、アメリカの有力パッカーであるサンダーソン・ポートリー・ファームズのCEOは逆に「抗生物質の使用は止めない」と公言したそうです。

 その理由の一つが動物福祉について。 「腸炎になったら、抗生物質を使用せず治療することは出来ない」ことを理由にしているそう。

 また、「持続可能性と環境に対する責任を企業理念に掲げている以上、抗生物質を抜いて、より多くの鶏舎を建設し、より多くの電力を使い、飼料原料のとうもろこしや大豆の栽培面積をより多く取らなければならない方向に舵を取ることは出来ない」旨の率直な思いを述べたとのこと。正論から来ましたね。

 世論の板挟みに遭った結果、対応は多様になる。アメリカは健全なのかもしれません。

(写真:鶏卵肉情報2015年7月25日号より 岡野圭介さんによる「海外鶏情報ア・ラ・カルト」は貴重なページで見逃すことは出来ません)

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 前にも世界最大手のタイソンフーズは宣言したはずだと思ってましたら、2007年には飼料へ混ぜる抗生物質を排除するという宣言だったんですね。

 ということで今回の発表内容をつぶさに読んでみますと、「治療に使用する人用抗生物質を既に80%削減したので2017年度末までに100%に向けて動いている」という解釈になりましょうか。

 ちなみに当社の銘柄鶏「菜彩鶏」「鶏王」は、人用・家畜用の区別なく、飼料へも、治療にも使われていませんので、国際的にもかなり高い抗生物質排除レベルにあります。

 更にアメリカでは厳密に言えば抗生物質の範疇に入る「抗コクシジウム剤」は例外扱いしていますが、「菜彩鶏」「鶏王」はそれも使っていません。

 もう少し評価いただいてもいいのではと思うんですけど、セールストーク下手は岩手人だからか‥(笑)。
 

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 7月27日ともう3ヶ月近く前になりますが、中国で賞味期限切れの鶏肉原料を使用して加工品を作っていた問題を受けて、フジテレビのMr.サンデーが大手ファストフード5社とコンビニ5社の原産国の確認をしてました。素晴らしいですね。

 私も以前にこの辺りのことをブログに書きましたが、「意外」と受け止めた方も多いのではないでしょうか。

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 モスバーガーは全然国産チキンじゃないんですよ!

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 ケンタッキー・フライド・チキンは逆にほとんど国産。

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 サブウェイの「ローストチキン」は当社の菜彩鶏です。それ以外はタイ製。

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 ロッテリアはタイ製。

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 セブンイレブンはタイ製に移行中とか。

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 ローソンは「からあげクン」がほとんど日本製です。当社原料も入っているはずです。意外かもしれませんが、プレミアムチキンは国産ではないです。

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 サークルKサンクスは国産と縁がないですね。 

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 ミニストップもです。

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 一番打撃を受けているマクドナルドは中国製をやめてタイ製に移行してますね。

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 ファミリーマートは2商品の販売中止と返金対応。

 ‥というわけで、どうでしたでしょうか。

 これらすべてが法律が無いため、スーパーの店先のフレッシュチキンとは違って、原産国表示が無く売られ、こんな事件が突然湧いてきて消費者が驚くとは、何だか変だと思いませんか?
 

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 昨日は岩手県チキン協同組合と、一般社団法人日本食鳥協会東北支部の総会がホテルメトロポリタン盛岡ありました。

 当然ながらそちこちで、このたび収束宣言が出された、熊本県で発生した高病原性鳥インフルエンザについての話題になります。

 そして最後に、岩手県中央家畜衛生保健所の小笠原所長の講演がありまして、写真の資料を頂戴しました。

 熊本県庁の今回の時系列の対応状況を示した表を見ると、まさに見事としか言いようのない素晴らしく迅速な対応に感激せざるを得ません。くまもんブームで勢いがついたのか、はたまたスピーディーな蒲島知事のリーダーシップの成果なのか。

 そしてほとんど発生後3日ほどの間に、112,000羽の殺処分のために、延べ4,235人もの関係者がいきなり普段の仕事をそっちのけにして投入されたという事実。

 おそらくご夫婦2人だけが働いて間に合う規模の職場だけに、こんな事になるなんてまさに想像がつかない夢の様な出来事だったに違いありません。

 原因は今だ不明ですが、防疫の状況によってはこうなるかもしれないという想像力こそ全国の農場の現場には等しく持っていただかなければならないと改めて思った次第です。

 ちなみに岩手県ではこの1年に、既に126名の農場長を集めて独自の「養鶏農場使用管理者研修」を行って、出席者には「修了証書」を渡しています。

 これはまさに全国の全農場の管理者の義務、いや最後には試験という難関を作って本気で頭に叩き込む仕組みにしてもらいたいところです。(くどくてすみません)

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 今日から二戸工場を舞台にしたFSSC22000の一次審査が始まりました。県央工場、二戸工場という前例がありますので、横倣いすれば問題ないはずですが、関係者は緊張した面持ちでした。逆に味噌が付くと格好悪いですからね。

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 一次審査は主に書類の確認です。要求事項に沿ってひとつひとつ確認していきます。社内の関係者に聞くと、3工場目ということで内容は洗練させてきたとのことで、徐々に書類の枚数は減らしてきているとのこと。昨年度スローガン「シンプル・イズ・ベスト」の方向に沿ってくれていて嬉しい。

 ちなみにFSSC22000自体も進化しているそうで、 2010年バージョンから最近変わってバージョン3になったそうです。世の中どんどん進化しています。
 

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 当社では既に数年前から工場では金属製の従来型のホチキスは禁止になっております。商品に混入すると検査ではじかれにくいので食品業界では既にタブーになっていると言っていいでしょう。

 その代わりに、エスカルゴとかハリナックスといった代替商品を使ってきましたが、見た目や使い勝手がイマイチだなと思ってきました。

 そこに、「本社で作成したホチキスで綴じた書類が工場に来ることがある」という問題提起がされ、いい機会なので来年1月より、全社で金属製のホチキスは禁止とし、さらにエスカルゴ、ハリナックスも同様に全社で禁止とすることにしました。

 するとどうなるのか。2ページ分なら裏表印刷。4ページ分までならA3裏表に印刷となります。それ以上だと新聞みたいな形になるわけです。

 慣れるまで印刷に苦労すると思います。ページが多いとややこしいことになるので、自然とペーパーレスに努めるようになる‥。実はそこを狙ってるのですが、果たしてどうなることやら。ひとまずやってみるの精神です。

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 さて、本社は今年は今日が仕事納め。結構雪が積もって朝から大わらわでした。午後には大掃除が予定されています。

 工場は30日まで稼働。そこまでの予想体重はかなり下振れの見込み。参ったな〜。

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 6月28日のNHK−BSの「ワールドWAVE」で、中国上海では鳥インフルエンザ騒動が一段落して、鶏肉消費が戻りつつあり、生きた鶏の売買が再開されているとのことで、その背景について興味深い解説がありました。

 生鳥売買が根強い第一の理由は「鮮度がよく美味しいから」であり、第2の理由はなんと「安全・安心だから」ということでした。

 中国では先日、ネズミ肉を羊肉として外食チェーンで使われていたというショッキングなニュースが有ったばかり。

 自分自身の目で生きた鶏の健康状態から見られるという生鳥市場は理にかなっているということらしいのですが、そう言われると先進国のトレーサビリティシステムが何だかやたら回りくどいものに思えてくるのは私だけでしょうか(笑)。

 そういえば、日本で平成4年に食鳥検査制度がスタートして、中抜き(内臓を先に外す)が必須になった時に、業界関係者は「美味しくなくなる」と陰で言っていたことを思うと、先進国はもしかして美味しさ、鮮度に関してはどんどん悪い方に行っているかも!?

 市民の根強い意識とは裏腹に、中国政府は生鳥売買の廃止を目論んでいるようですが、さてどうなることやら。
 

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 昨日は久慈工場でのFSSC22000コンサルテーションの7回目。有限会社アイムスの三村社長がおいでになり、当社側の担当が作成した文書の点検の時間に立会いました。

 ちなみに既に当グループでは、岩手農協チキンフーズ株式会社県央工場が認証取得に成功しており、久慈工場と二戸工場が追って取得を目指しております。

 今回改めて感じたのは、やっぱりベンチマーキングって大事だなということ。当社工場もそれなりの歴史を重ね、相当なレベルに来ているという自負はあるのでしょうが、ISO22000の問題点を補って世界的に著名な企業の連合であるGFSIが指定した認証規格だけあるということなのでしょう。

 現場とともに、関係する社員の頭の中身もリフレッシュさせてくれることでしょう。

 そうそう、私にとっては日本経営品質賞もいいかも‥。
 

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 本日、品質部農場管理課による、生産農場の監査に同行して来ました。今日のスケジュールは9農場で、防疫上の観点から、雛のロットが若い順に回っていきます。

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 まずは鶏舎内の踏込槽がきちんと整備されているか。大丈夫ですね。

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 そして飲料水の塩素消毒の確認。

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 濃度は色でわかるようになっています。

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 これは放射線の線量を測っているところ。地面スレスレと、50センチ、1メートルを測ります。今回は私と同行したN常務が係でした。もうほとんどやる意味が形骸化していると思いますが、しっかりデータを取っています。

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 倉庫の中を確認。指定されている薬剤かどうか、それに危険な薬物は鍵をかけて保存しているかどうかを確認します。それ以外にもプロパンガスの部屋などにも余計なものが置いてないか確認します。

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 餌タンクの下などに飼料が無いか確認。あったとすれば野鳥が寄ってきて防疫的に良くないですからね。

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 また、屋外にも余計なものが無いか確認。

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 排水も点検。

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 最後に農場長と会話して総括。指摘事項や注意事項を申し渡し終了です。

 当社の農場は種鶏場、飼育農場(生産農場)合わせて現在194箇所ほど。これを全農場1年に2回チェックに行きます。

 とにかく地道な作業です。なにせ何も問題が起きないことが成果ですからね。大変でしょうけど、引き続きフレッシュな気持ちで厳しくやってくれるようにお願いしたいところです。
 

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 ここ何年かの口蹄疫や鳥インフルエンザ、そして東日本大震災などの突発的な事故の対応で農水省の動物薬、飼料添加物の許認可申請の審査が後手後手に回っているそうです。しかも担当者が異動で突発的に変るので担当が変わるとまた一からの繰り返しなんだそうです。

 また、日本では鶏肉への抗生剤の残留を防ぐために出荷前7日間の休薬期間があるのに、輸入国ではそれぞれの抗生剤毎に検証しているので、ずっと緩いルールに成っているそうです。しかし残留がないから結果的にはOKだとか。

 国内の畜産にハンディキャップが課せられている状況は何とかしなければならないということで、私もある会合の委員に名を連ねて議論に加わっていますが、実感するのは「世の中は変わっているのに対応できていない日本」という姿。こういう議論をしていると、うーん、日本から逃げ出したくなる!

 日本の製造業の6重苦=円高、高い法人税率、自由貿易協定への対応の遅れ、製造業の派遣禁止などの労働規制、環境規制の強化、電力不足‥じゃないですが、日本の畜産業あるいは食鳥業界にとっての何重苦かをリストアップして政治に訴えることかもしれない。

 それにしてもこんな鈍重な日本で、当社だけでどれくらいの額損しているのだろう? それが知りたい。

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 春分の日が過ぎ、この冬は国内での高病原性鳥インフルエンザの発生もなく済みそうな気配が濃厚です。よかった、よかった。

 しかし、この2月には岩手県内で低病原性鳥インフルエンザ(H7N1)に罹ったカルガモの死骸が発見され、肝を冷やしましたよ。

 ちなみに、岩手県内では何の問題もない農場でも定期的に検査しているのですが、簡易検査では誤差が2%あるそうで、たまに陽性と出るので困ったものです。精密検査するともちろん陰性になるのですが。

 さて、アメリカ政府によって鳥インフルエンザの論文が公開中止になったという話。確かに遺伝子組み換え技術を悪用すると怖い世界だなと思わざるを得ないですよね。

 だからといって遺伝子組換え技術を全否定するにはもうすでに人類はそのメリットをたくさん享受しつつあるわけで。

 慎重が過ぎると自分で自分の首を締めることになりそうだし、なかなか難しい問題です。

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 タバコが体に悪いと世の中に浸透すると、タバコは体に良いと主張する書籍が必ず出るのと一緒の感覚なのかな、と浅川芳裕著「日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 」のタイトルを見て先入観を持ったのですが、どうも結構評判がいいらしいようなので読んでみました。

  なるほどなー。自分は農業のことを全然わかってなかったんだということを改めて感じるほど、この本は刺激的な見方で書かれています。

 食糧安保について、実は私も大多数である自給率を上げる必要がある派でした。野口悠紀雄氏にはついていけないな、と思ってました。しかし、これを読んでそっちの方に宗旨変えせざるを得ません。いや確かに、日本はちょっと極端な鎖国意識を持ちすぎという指摘は当たっていると思います。

 いや、あまり深く考えてなかったのですが、食鳥業界のカロリーベースの自給率の計算が、飼料原料の自給率を掛け算することでたった7%にしかなってないことに違和感を感じてはいたんですよね。我々が頑張ってチキンの消費拡大をしたらカロリーベースの自給率は下がるんですから。

 で、これを読むとなるほど日本の農業を過保護にするための指標として「カロリーベースの自給率」というのが日本独自に開発されたんだな、ということが分かりました。カロリーが少ない野菜やフルーツの類はかなり国産の比率が高いわけですが、最終的な自給率にはどう頑張ってもほとんど貢献できないわけなんですね。

 思うのですが、この国では、若者が職が無くて「かわいそう」、よりも老人から税金をたくさん取るのが「かわいそう」になりがちです。なんとなーく、のイメージなんですね。それと同じで、日本の農家は、アメリカの農家と伍して戦わなければならないなんて何て「かわいそう」なんだと思いがちなことが過保護な農政を招いているという気がしました。今の国際社会の中でちょっと情緒的すぎなんでしょうね。

 まあ、そう言えるのは、日本の農業の中でも一番といってもいいほど自由経済社会に揉まれてなんとか勝ち残ってきた業界にいるからかもしれませんが。

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 パッケージデザインの修正で、袋の「使用上の注意」についてこう直すという報告がありました。

 うーん、文章が増えて、素人目線で見ると明らかに見にくくなる。何とかならないのか?

 限られた条件の中でより見やすくするには‥、近くにあったポカリスエットを参考にさせていただきました。

 それにしても、「企業防衛上こうせざるをえない」というセリフは当社だけではなく、どこの会社でも異口同音に発せられているのでしょうね。

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 先日のシンガポールでのケミン50周年技術セミナーの講演で、EUで2006年1月より抗コクシジウム剤を除くAGP(成長促進目的の抗生物質)の使用禁止が実施された後の話がありました。

 増体が落ちたり、飼料要求率が悪くなるのは致し方無いとしても、腸炎の発生や床湿り、アンモニア増加などは、動物福祉(Animal Welfare)の観点と反する結果になるわけです。

 講演の後、「ではEUはAGP使用禁止を解く可能性があるのか?」という質問があって、講演者の答えが注目されましたが、確か「それはないだろう。別の対策が開発されることが期待される」という答えだったと記憶しております。

 その解決法として完璧なものがない今の状態なのでしょうが、果たして技術の進歩で克服出来るようになるものでしょうかね?

(写真:三陸鉄道)

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 シンガポールの行き帰りに何冊か読んだうちの1冊「人体常在菌のはなし ―美人は菌でつくられる(青木皐著)」は、ちょうど招待してくれたケミンという会社の商品分野に関連する分野の本でした。

 以前に「清潔はビョーキだ(藤田紘一郎著)」という本を読んでいたので、ずっと最近の抗菌ブームをはじめとするイメージに偏重した清潔感の浸透については批判的に見ていたのですが、更にその意を強くしました。

 また、なぜタイのチェンマイあたりの女性はきれいな肌なのか?その答えは「顔を洗わないからだ」という俗説を聴いたことがあるのですが、この本を読むと非常に腑に落ちます。

 では、マーカーで線を引いたところをいくつか紹介します。

 大腸菌が、もし腸内に全くいなかったら、分厚いステーキなど、消化できないだろう。

 腸内常在菌がいなければ、非常に多くの食べ物に対して、アレルギーが起こってしまうらしい。

 ヨーグルトのビフィズス菌は、腸内をゆっくりと進みつつ、乳酸を作り出し、有害菌の増殖を抑える働きをしつつ、便となって出ていく。腸内に棲みついているビフィズス菌の助っ人の役割を果たすのである。

 オリゴ糖は、胃酸にも負けず、小腸でも消化されずに大腸まで届いてビフィズス菌のエサになる。

 食物繊維によってすき間ができ、ビフィズス菌が活動していれば、ふわふわ軽いウンチになる。ビフィズス菌が多ければウンチは酸性になり、黄色味を帯びるのである。

 アトピー性皮膚炎の皮膚には、多くの場合、表皮ブドウ球菌と黄色ブドウ球菌の両方が存在しているということが明らかになったわけだ。

 さっと風呂に入るだけで、皮膚表面には常在菌の九〇パーセント近くがいなくなるという。

 身体中に常在菌がいること、その数100兆個という事実を、知らなかった人は多い。

 
私はそば、カニ、日本酒、スギ花粉などアレルギーが多いので、この本に従ってしっかり「育菌」をしたいと思います!

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 昨日、岩手大学農学部付属動物医学食品安全教育研究センターの第8回研究会は「食の安全確保とフードチェーンアプローチによる衛生管理」をテーマに開催され、私は講演する側として参加してきました。

 「ブロイラー農場における衛生管理と食の安全への取り組み」と題して30分ほど講演。社内の担当者が入念にパワーポイントを作成してくれておりましたので楽させてもらいました。

 講演が終わってから講師だけで昼食。ある先生から「カンピロバクターの残留がゼロの鶏肉を開発して高く売ったらいいんじゃないですか?」と言われました。

 えー、考えたこと無かったな。どうすれば出来るんだろう?

 しかし、その商品がコンシュマーサイドで乱雑に扱われて、万が一事故が起きてしまったら‥、と考えると正直そういうリスクは負えないですね、正直なところ。

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 鶏鳴新聞の8月25日号の表紙には、なんと石川遼くんの姿が。これ、今流れている食糧自給率のCMなんですね。卵価低迷に苦慮しているお隣の業界ではこのCMに期待しているのだとか。

 テレビをほとんど見ない私は、さっそくYouTubeで検索。ありました!

 いやー、いいなあ。次は牛肉かな?豚肉かな?それとも牛乳かな?やっぱり鶏肉は最後かな‥。

 どの畜種も苦労しているこの頃ですので、次はどういうCMを作ってくれるのか大いに期待したいところ。遼くんが「僕は、たまごかけごはん」なら、やっぱり藍ちゃんに「私は、国産チキンのむね肉」と言って欲しいですね。

 鶏卵の自給率は96%。つまり、生卵ならほぼ100%国産なわけで、言い切りやすくて羨ましいですね。

 自給率が39%から40%、41%と上昇しているのは政策の効果でもなく、偶然と思えるのですが、何とか早く50%位には到達させたいものです。

 ちなみによく訊かれる飼料の自給率は、26%だそうです。これは何とかしないとね。

 鶏肉の自給率は69%から70%になったそうです。でもこれは少々まやかしで、業界人の感覚だと限りなく50%に近いはずです。まだまだ可能性があるはず。そのためには、やっぱりむね肉の消費が伸びてくれないと‥。

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 この冬はどうやらなんとか無事に過ごせそうかなと思い始めたこのごろでしたが、昨日、愛知県で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。

 私は出張中だったのですが、早速社内で対策会議が招集され、対応を協議。出した結論は、関東以西への1週間の出張禁止。つまり、出張は北海道と東北に限定するということでした。

 ‥ということは、来週の関西方面への出張をキャンセルしなければならない。お祝い事だったのに、誠に申し訳ないです。

(写真:今朝のオンラインの状況。いま流行のネットブックの一台、EeePC 901−Xを持ち歩いていました)

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 「抗生物質を与えず育てています」という企業メッセージを当社ではこれまで使用してきましたが、この1月より変えることにしました。

 人・動物・環境の健康を考える

 ‥が、新たな企業メッセージとなります。これは、昨年国内でも議論が開始されたアニマルウエルフェア(動物福祉)の問題と、世界の食糧高騰とそれを受けて苦しんでいる発展途上国の人たちの様子をテレビで見て、また食品の安全について様々な書籍を読んで導き出された答えです。

 欧米のアニマルウエルフェアでは「人の健康」「動物の健康」「環境の健康」の3つが重視されるとあって、まさにその通りだと腑に落ちて形容のしようもないと思えたので、そっくりいただきました。

 過去日本では「人の健康」に力点があったと思うのですが、エコロジーという言葉に代表されるように「環境の健康」も重視され、更にこれからは「動物の健康」の時代になってくると認識しております。

 その最初のアクションとして、4月からの銘柄鶏を除いて特別飼育(抗生剤を与えず育てる)仕様を中止します。

 人間の抗生剤の耐性菌問題と、鶏の健康、そして限りある穀物の効率的利用のバランスを考えた場合、そちらのほうが良いとの判断です。

 昨年秋には社内で9回方針変更の説明会を開催しましたが、概ね理解を得られました。

 100%抗生物質を与えず育てていたという自負、キャッチフレーズが無くなる寂しさは私も含め社内の共通した思いでしょうが、ここは私の責任で判断しました。

 中には「これで同業他社と簡単に比べられる会社になる」という社員の声もありましたが、より本質的なところで支持を集める会社に成って行ければと思っています。

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 (社)日本食鳥協会が昨年制作した「鶏肉の安全安心情報DVD」の話題があるところで耳に入り、そういえば昨年だったかに収録に来られたことは知ってましたら、その後完成した物を見ていない‥。

 協会に電話したら、「ちゃんと届けたはずですよ」。そりゃあそうですよね。

 総務のT係長に探すよう頼んだら、C副部長がほぼ1年間持っていたことが判明。こういうことってあるんですよね。そのために図書室を設けているのに。‥というより、こういうことにうるさい私にまずは見せてくれい!

 で、やっとこさ現物を見ることが出来ました。このDVD、協会のPRのために作られたものですが、エサ工場の章を除いてはほとんど当社そのままを収録したDVDとなっておりました。

 3000枚作成したそうですが、当社の会社案内DVDを同業他社も含め各方面に配ったことになりますね(笑)。そういえば同業者にこのDVDのことを話しかけられた記憶が‥。

 嬉しいような、嬉しくないような‥。当社のスタンダード=業界全体と勘違いされるのも悔しいような‥。

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 経営会議がありました。今日から各人の経営計画手帳に実績数値を書き込むことを始めました。データをさらっと見るだけより、やっぱり重みが違う気がします。

 報告の中で、先月末の「特別飼育鶏の生産累計端数」が299,755千羽とありました。

 ということは‥、先週当たりに既に3億羽を超えたことになります。

 3億羽と言えば、国内で生産する年間羽数のほぼ半分です。

 当初は、抗生物質を全期間与えずに育てることをおそるおそるやり始めたのですが、3億羽もやればもう怖いものはない!

 昨日もある方から「どうして抗生物質云々の表示が店頭ではほとんど見ないのでしょうね?」と言われましたが、もうこうなったら愚直にやっていきます。

 岩手人らしく(笑)。

(写真:入雛直後に、ドリンカーのゴミを取り除いているところ)

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 ここのところ、日本経済新聞では「どう守る!食の安全」と題して、東北各地の食品関連の企業のトップの意見を載せています。

 当社にもそのことで21日午前に盛岡支局から取材に来られまして、そのことが昨日の記事になっています。

 日経さんには、20代の頃、時々おじゃまして記事を書いてもらったりして親近感があるせいか、初対面の支局長さん相手に言いたい放題しゃべってしまい、結果、かなり個性的な内容になりました。

 ただ、直言が過ぎて誤解を招く要素も無きにしもあらず。シリアスな記事なんだからもうちょっと理路整然と用意してから臨めばよかったと、ちょっと反省。

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 みやぎ生協さんの「ユビキタストレーサビリティシステム実証実験説明会」が仙台市内の岩切店で午前9時より開催され、テレビ局3局をはじめとするマスコミの皆さんが取材して行かれました。

 当社はみやぎ生協さんに、抗生物質を与えず、monGMOトウモロコシで飼育した「COOP産直若鶏」を供給しているのですが、トレサビの対象になった産地として今回招かれ、主宰者挨拶に続いて少々話をさせて頂きました。

 「私が入社した昭和61年頃が国内のチキンの生産羽数がピークで、それからずっと輸入品の圧力もあって減少傾向で推移し、ピーク時の20%減までいき、3年ほど前から回復してきたのですが、それは消費者の安全・安心への意識の高まりが追い風になったのです。トレーサビリティもその国内産地に対する信頼を醸成する一助になっています。」

 実は、システム室を含む当社の関係者が、今回のシステムの概要を目の当たりにするのは、今日が初めて。店舗に設置した端末にバーコードをかざせば見られるようになっているんですね。

 当社の農場長の写真がバーンと表れました。「こりゃあ農場長もルックスが大事だワ。」

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 宮崎県清武町での鳥インフルエンザはその後、周囲に飛び火することなく、通常に戻るのは時間の問題と思われていましたが、昨日、同じ宮崎県ながら、離れた日向市で、発生が疑われるとのニュースが入ってきました。

 今回は、ブロイラー農場ということで、当社にとっても衝撃は大きいです。ブロイラー農場の感染は世界的にも例が少ないですから。

 当チキン業界にとっては、清武町以上に半径10キロに引っかかる農場が多いようです。ただ、工場が入っていないようで、それがせめてもの救いでしょうか。

 さて、ここの農場は、防鳥ネットも完備していたと言うことです。野鳥だけが媒介するわけではないですが、さてその網の目のサイズ、気になりますね。当社のは、3年前に投資して20mmにしましたからね。このサイズだと雀も入れません。

 ところで、東国原秀夫知事の最初の仕事がこの対応のようです。その仕事ぶりやいかに?笑わせてくれるのかな?そんなわけないか‥。

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