きまじめチキン日記

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カテゴリ: チキン業界の話題

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 岩手県チキン協同組合が来年50周年を迎えます。

 その記念誌を準備し始めており、理事長の私は冒頭の挨拶文を書かなければならなく、過去の記念誌を確認しましたが、2冊だけでした。

 ひとつは15周年のときのもので、全ページ白黒ですが、177ページまであって、ハードカバーの立派なものです。ちゃんと編集委員会を持って制作したんですね。

 株式会社オヤマの創業者である故小山公也氏が、3代目に続いて6代目の理事長として冒頭で挨拶されていました。

 ちなみに、この年から盛岡市内に事務局を持つようになったんですね。それまでは理事長の会社が事務局を持っていたのでしょう。

 もうひとつは、30周年のときのもので、コピーしてホチキスで止めただけの代物(もしかしてちゃんと綴じたオリジナルがあったかもしれませんが)。挨拶文などもなく、24ページの最小限のものでした。

 このときの理事長は、当社の現相談役十文字健助。装飾的なものが大嫌いなところがありますので、なるほどお金をかけなかったのでしょう。

 その後、40周年もあったわけですが、その前年に東日本大震災に見舞われ当然ながら見送りになっています。

 このコロナ禍ですので、来年の周年行事の開催は不透明ですが、大事なところはしっかり振り返りができるような資料としての周年誌ができればと思っております。挨拶文は付けますが(笑)。

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 28日の日本経済新聞に「輸入鶏肉値上がり タイ産2年半ぶり高値 コロナ響く、外食コスト増要因に」という記事が出ていました。

 タイもコロナ患者増で逼迫していると聞いておりましたが、鶏肉加工場でクラスターが発生して商品化が滞っているそうで、その結果日本の輸入チキンが高値になっているとのこと。

 日本国内でも同業の鶏肉加工場でのクラスター発生が相次いでいて、しかもそれが徐々に近くで発生するようになり、当社でも危機感を感じています。

 ちなみに、我々の仕事は大きく分けて鶏を育てる「農場」と、肉に加工する「工場」の2つです。その2つが同期して動くことで成り立つわけですが、工場が止まってしまっても、農場の鶏は生きて成長していくのでどんどん大きくなります。

 大きくなると工場で加工するのに、人にも機械にも負担になります。しかも正常な状態に戻すのに、日々羽数を多くやらなくてはならない。食糧生産する上でコロナで「滞る」という意味においては屈指の業界ではないでしょうか。

 ですから、願わくばワクチンは優先接種してほしいくらいですが、1000人を超えるほどは在籍していない状況です。

 今の日本は、東京オリンピック、パラリンピックの終了とワクチン接種のスピード争いのようになってきていますが、我々チキン業界もハラハラ・ドキドキで待っています。

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 7月11日、TBS系「坂上&指原のつぶれない店」で、ガストの唐揚げ戦略を取り上げておりました。

 厳密に言うと、ガストを運営するすかいらーくが、系列の唐揚げ店「から好し」だけでなく、このコロナ禍で、ガストの店舗内で「から好し」ブランドの唐揚げを前面に押し出しているというわけですね。変わり身の速さはさすがすかいらーくです。

 それ以外にもワタミが「からあげの天才」を立ち上げたりとか、デリバリーだけで勝負のモンテローザの「からあげの鉄人」が密かに増えていたりとか、このコロナで各社の唐揚げ戦略がテレビを賑わしていて、嬉しい限りです。

 厳密には言い切れませんが、コンビニのチキンが粉で勝負の輸入品が中心なのに対して、これら唐揚げ店は国産鶏肉を原料に、素材の鮮度とこだわりの揚げ方、味全てで勝負していると言えるのではないかな。

 ですから国内産地の立場としては、唐揚げ店頑張れ!です。例外は、ローソンの「からあげクン」とKFC。どちらも国産ですから負けないで!

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 農畜産業振興機構が発行する情報誌「畜産の情報」の最新号を見たら写真の数字が目に入りました。

 何年か前に過去10年で4割増えたというアナウンスが有った鶏肉の国内消費でしたが、これだと明らかに頭打ちの傾向ですね。

 コロナ禍で、量販店の販売の伸びや唐揚げブームで鶏肉消費が伸びている手応えがありましたが、実はさほどではなかったようです。

 そうなってくるとコロナ明けの鶏肉相場が心配です。国内生産が増産増産できてましたので、消費が落ち着いたときが怖い。

 とはいっても、こういう困難をくぐり抜けてきたのが今生き残っている業界各社です。当社も舵取りを誤らないようにしなければ。

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 一昨日、めんこい協同組合の総会のときに、組合員である株式会社オヤマのT常務からプレゼントが有りました。

 それは砂肝を使った新商品「いわいどりのとりたん」。鶏の舌は小さすぎて一定量集めるだけでも一苦労なわけですが、砂肝(筋胃)こそが牛タンに近い触感だということで商品化に至ったようです。

 柔らかくして、切り方も工夫を凝らしてるみたいです。味もついていて、フライパンに油を引いて、弱火で表裏2分ずつ火を通すだけ。

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 食べてみたら牛タンより少し柔らかいくらいで、コリコリ感はそれ以上。惜しげないボリューム感でコスパがいいのが鶏素材であることのメリットでしょうか。

 私のには砂肝8個分入ってましたが、200g入りで580円。通販でも手に入るそうです。お試しください。
 

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 お客様のT常務から誕生日祝にLINEでプレゼントが届きました。ありがとうございます。

 それはなんと、からあげクン! ローソンの看板商品ですね。

 これはそのお客様の会社の商品でもありますし、当社のむね肉も一部原料として使われているはずですし、コンビニのレジ横にあるチキン商品のうちでは珍しく国産原料を使って国内で製造している商品でもあります。

 だからというのを差し置いても、美味しいですし、ほっこりしました。

 図らずもLINEギフトという未知なる手段を経て、これが価格以上の価値を感じさせるものであることを実感。

 いい時代になりましたね。次は私から‥。

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 2019年のデータになるそうですが、13種類あるうちの営農類型のうち最も所得が多かったのが、ブロイラー養鶏経営だったそうです。

 前年のデータでは3位でしたが、計算式が変わったみたいで一躍トップに躍り出たとか。そりゃあ比較が難しいでしょうからね。

 でも、嬉しい話題です。人口減の中でもチキンは消費が順調に伸びてきておりますし、大規模化が比較的無理なくできるような鶏舎の仕組みになってきていますし、さらに育種改良が進んできてますので、実際に地元でも他の種目の農家さんから注目されているように思います。

 我々としても、いつの間にか飼育農場では後継者に困ることが無くなってきました。

 30年ほど前は輸入品との戦いで国内生産はどんどん減少し青色吐息だったのに、我慢して生き残ればいいことがあるものですね。

 でも、いつまでも続くはずはありません。コロナ特需が消えて無くなり、供給過多が露呈するのはもうすぐそこ‥。

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 2月4日のテレビ朝日系「日本人の3割しか知らないこと」で「日本人が食べる肉ランキング1位は?」というクイズがありました。

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 出演者の方々の回答で少なかったのが鶏肉。やっぱりね。

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 番組でも言ってましたが、2012年に鶏肉は豚肉を追い越してナンバーワンの13.9kgになっています。それでもアメリカ人の半分も食べてないはずです。

 若い人ほどこの質問に「鶏肉」と答える割合が高いのではないでしょうか? 牛肉には敬意を払いつつ、豚肉とは競って、肉の消費で日本人の健康増進を図っていきたいものです。

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 当社にとっては比較的新しいお客様である、フードリンク株式会社の60周年誌が届きました。コロナ禍で式典などは見送ったそうです。

 今年は日本食鳥協会も60周年ですし、当社も70周年と言ってましたが、創業70周年=創立60周年ということで、ほぼ同じ時間を積み重ねています。

 フードリンクさんはあの三菱商事の子会社ということで、勝手ながら私としては非常に都会的なイメージを持っていました。オフィスを訪れた際も、一貫してそんなイメージですかね。

 加えて、数年前に社内ゴルフコンペに何度か招かれて、房総半島の先の方に泊まって翌日曜日ゴルフというスケジュールで社員の皆様と時間を共有させていただいたことがありました。

 都会的だなという印象は変わらなかったのですが、意外にもと言ってはなんですがアットホームな印象でした。社長をはじめ上役は商事さんから来られるわけですが、なんかいい感じでしたね。

 だから右肩上がりに成長しているとも言えますし、目標に向かって成長しているという実感がそうさせている面もあるのかなと思ったものです。

 そして、この60周年誌を読まさせていただき、会社としてのルーツや業界の先輩たちの足跡、経営方針の変化を知り、より身近な会社に感じることが出来ました。

 ちなみに、フードリンクさんは表に名前は出てきませんが、国産チキンの卸販売の他に、ローソンの「Lチキ」などを開発供給したりしてる会社さんです。

 さて、そういえば当社は20年前に、創立40周年誌を作成しています。今年に向けては話題にもならなかったですが、5年後には周年誌を出すことも考えなければならないですね。

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 NHKの10分番組「時論口論」の今週月曜日の放送は「猛威振るう鳥インフルエンザ」でした。

 農林水産担当の解説委員の方が、適切な情報を手短にまとめてくださってて、また業界や農水省が反省すべき点を指摘してましたので、NHK+のサイトにて日曜日まで(?)見れますので上のリンクからご覧になっていただければ。

 鶏の飼養羽数はというと、食鳥が1.4億羽、採卵が1.8億羽で合計3.2億羽。殺処分は1%を超えてきてるということですが、どちらかと言うと採卵のほうが発生比率が多いようですね。

 まだ冬は始まったばかりなわけで、これからこの何倍も発生なんていうシナリオが現実のものになるとしたら‥。考えるだけで怖くなります。

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 一般社団法人日本食鳥協会の60周年記念式典が東京であり、理事限定で隣とのスペースを取っての席で開催ということでしたので出席してきました。

 今回は創業260周年でもある「玉ひで」さんや国技館サービスさんなど国産チキンを永年お使い頂いている9社さんに感謝状、それに「手羽元のさっぱり煮」に力を入れて頂いているミツカンさんに特別賞が贈られました。

 授賞者の皆様のスピーチがそれぞれ奮っていて、さすが老舗を預かる経営者という感じでしたね。

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 それと、日本食鳥協会が始まった昭和35年と今の比較が興味深いものでした。

 丸い数字にして、年間2万羽が7億羽に。平均体重は1キロから3キロに。1農家当り900羽から二桁増えて6万羽に。

 携わったたくさんの方々の工夫、改善、努力、決断でここまで効率的かつ低コストで生産できるようになったんですね。

 これらの数字には出席者一様に感慨深いものがあったようでした。戦後始まった若い業界のはずでしたが、もう60年。私もジジイになるわけだ。
 

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 8月15日の私の記事をお読みになった、大阪府食鳥肉販売業生活衛生協同組合の事務局の八木昭子様より非売品の本「Chicken Meat Display in Retail Stores 【鶏・美・皿】」が届きました。

 私のその記事で紹介した自叙伝の主人公である、井元弘さんが18年前に著した本です。

 井元さんの会社である、大阪梅田の阪急百貨店内にある鶏肉専門店で知られる、鳥芳さんのノウハウが余すところ無く詰まった本とも言えるのでしょうね。

 後半には鴨などの高級食材についての写真もありましたが、基本はベーシックな若鶏肉の各部位の美しい盛り付け方が表現されています。

 以前、我々国内の産地が厳しい経営環境にあったときに、こんなふうに1枚1枚の肉を丁寧に袋の中に盛り付けたりしたら、少しは高く売れるのかな?などと考えた時もありました。実際、人件費の安い国ではそれに近いことをやって日本に輸出してたりしましたしね。

 さて、思いつきなんですが、業界でこのような皿盛り術のコンテストをやったらどうかとも思いました。

 井元さんの切り拓いた世界を、時代に合わせてもっと進化させることが出来たら面白いかもしれません。

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 今年のお盆はコロナにより、我が横浜の家族は帰省せず、静かな時間を過ごしています。いや、その前からずっとですけどね。

 昨日・今日で先日送られてきました「井元弘自伝 鳥芳のあゆみ」を読みました。大阪の鶏肉専門店の名門、鳥芳の3代目にして業界の重鎮、井元弘氏が自らの人生を振り返り著した本ですが、読み応えがあり、事業継承のことを考えるという意味でも、こういう時期に読めてよかったと思います。

 井元弘さんは昭和10年生まれ。6人兄弟の末っ子であるはずなのに、兄2人が戦死するなどして名門鳥芳のあとを継ぐことを幼い頃から当たり前のように育てられ、包丁のさばき方を親以上に上手だという方から学び、アメリカでその技を披露したら驚かれるといったような職人気質をベースに、持ち前の美意識とビジネスセンスで加工品導入に尽力してさらに伸ばしていきます。

 また、先代が業界団体でも活躍していたので当たり前のように同業者のために、あるいはお客様本位での物言いをしていく。

 今でも焼き鳥の品名に片鱗がありますが、昔は鶏肉の部位の名称が地方で千差万別で標準がなかった時代に小売規格を制定したことや、あの安藤百福さんが発明したチキンラーメンの味に関わったり、日本製粉のから揚げ粉の開発にも関わったといいますから、さすがです。

 この本の中には挿絵として、鶏肉を皿に美しく盛り付けた写真が何枚も入っていますが、素晴らしいなと思います。量作る側の産地としてはスピード重視ですのでかけ離れた世界ですが、鶏肉に対するここまでの愛情を我々も持ちたいものだと思いました。

 ご子息の井元克典社長には大変お世話になっております。この本を送っていただきありがとうございます。しかし、高校3年生のときバレーボールで全国制覇したとは知らなかった!

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 昨晩、amazonプライムビデオに「スーパーサイズ・ミー2:ホーリーチキン」という映画を発見。

 映画監督が自らひたすらマクドナルドで食べ続けた2004年の「スーパーサイズ・ミー」が結構話題になったとは聞いてましたが、その続編としてその監督が矛先を向けたのがチキンだったんですね。2017年の作品です。これは見なくちゃ。‥おそらく迷惑な話なんだろうなあ(笑)。

 アメリカは日本と違って、KFCを超える売上のチキンファストフードのチェーン店がいくつかあるわけですが、まずはそれらの店を回って歩いて客を引きつけるキャッチフレーズやその味を酷評。

 すでに著名になっているその監督が、新たなチキンファストフードの店を出すことを決意し、コンサル会社とメニューや店舗の開発を進め、差別化のために飼育農場もやろうとしてタイソン社(当社の30倍の羽数で日本全体より多い)を始めとする巨大チキンインテのビジネスにも斬り込んでいくという内容。

 ここ10年は食の健康志向が進んでいるが、健康に良いのはグリルチキン(炙り焼き)なのに、消費者の90%はフライドチキンを選んでいる矛盾とか、とにかくアイロニー(皮肉)を散りばめた店舗が出来上がり、エンディングを迎えます。換羽期の鶏の写真を飾ったりして、食欲を削いでました(笑)。

 中には、大手チキンインテと飼育農家団体の訴訟の話も出てきたりと、娯楽作品であるがゆえに弱点に焦点を当てがちであることは仕方ないとして、業界全体を概ね偽り無く表現した作品であったかと思います。弱いひよこを選んで入れるとかは、世界中どこでもある成績悪いときの常套句なので無いと思いますが。

 こういうのを観ると、もうすこし好意的な取り上げ方の映画を観たくなりますが、それでは興行的に売れるはずもないわけで‥。どなたか、動物を食べるにあたっての嫌なところを代わりに受け持っている産業であることを誇りに思える角度で描いてくれないですかね。

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 昨日の日本経済新聞に「新型コロナで輸入鶏肉15%安 外食失速、国産にも波及」という見出しの記事がありました。

 前年対比で輸入チキンは15%安、国産チキンは5%安となっているそうです。大まかに言って、外食=輸入チキン、量販店=国産チキン、という構図なのでどちらかと言うと国産チキンには追い風なのですが、国産は我々産地が増産傾向にあるので、相場が上がるまでは至っていないということのようです。

 逆に言うと、新型コロナウイルスが無ければもっと国産鶏肉の相場は下落していたかもしれません。チキン業界のチキンレースの本格化はまだ先ということでしょうか。

 さて、外食=輸入チキン、量販店=国産チキンと書きましたが、外食でも当社の菜彩鶏などを指名で使っていただいていて、窮地に陥っている方も多くいらっしゃるでしょう。

 なのに政府の支援策が遅れていてヤキモキされているのではないかと思います。お見舞い申し上げます。

 しかし、改めて思うのは、国内の農・畜産業は地味だけど、社会の大きな変化があっても強いなということ。

 人間は食べることだけはどんな事があっても止めない。そのベーシックなところを担っているという誇りを柱に、働き手不足の時代を生き抜いて行きたいものです。

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 大阪万博にテスト店舗を出してから50年だそうです。おめでとうございます。

 日本KFCホールディングさんから私の手元にも50周年誌が届きました。それが宝島社が制作したムック本の形になっていて、とても楽しく拝見しました。

 先月はテレビ東京「カンブリア宮殿」に近藤社長が出演していくつかの苦労話を披露しておりましたが、この50年間紆余曲折がありながらも、これだけ日本に根強いファンが定着しているブランドはなかなか無いですよね。

 私もファンの一人です。しかし、四半世紀前のころ、当社はオリジナルチキンの指定産地ではなくなってましたので、某商社さんがKFCの対抗馬としてアメリカの某チェーン店を日本に持ち込んだときはそちらに少し加担しました。でも「どう見てもKFCには勝てないでしょう!」と心の中では思ってました。実際すぐに撤退になりましたが。

 読んでて思ったのですが、それにしても日本オリジナルの、カーネル・サンダース等身大の立像は素晴らしいアイデアでした。

 この本で過去の経緯を見てますと、カーネル・サンダースは断腸の思いでKFCの経営権を第3者に譲るわけですが、その後あのクリーム色のスーツとあのネクタイの出で立ちでKFCチェーンの親善大使をつとめたとのこと。

 そして写真のように、初来日の際は飛行機から降り立つときにあの格好だったわけです。それ以外の写真を見てても、創業者として、アイコンになるべく服装を徹底していたように思えます。かなり昔なのに素晴らしいですね。

 数々のエピソードとラブに溢れた書籍で感心しました。原料は国産チキン100%でいてくれてて、改めて誇りに思います。
  

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 テレビ東京の看板番組「カンブリア宮殿」2月13日は、日本ケンタッキー・フライド・チキンさんが取り上げられていました。

 イメージが壊れるのを懸念してか低価格路線は躊躇してましたが、500円ランチセットを始めてからか最近業績好調のようです。

 その辺りのマーケティングの変化の話題かなと思いましたら、粉が薄かったり濃かったりのオリジナルチキンの品質のばらつきを抑えるための、マイスター2名を新設しての地道な取り組みが支えていたんですね。

 原点回帰と近藤社長は言ってましたが、商品に磨きをかけることが厳しい時を乗り切る最優先の視点と再認識しました。

 さて、今回はチキン素材が全部国産だということとかは触れなかったような。地味にKFCの味を支えているのが国産チキンと陰ながら誇りを持っておきましょう。

 KFCのチキンが売れれば、それだけコンビニのチキンが割りを食うかもしれません。裏を返せばそれはほぼ国産vs輸入の構図なわけで、ぜひKFCさんには頑張ってもらいたいものです。

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 昨日の日本経済新聞に「暖冬で豚・鶏肉安く 前年比6〜12%、鍋需要鈍る」という記事がありました。

 鶏肉の消費は鍋物需要で冬に伸びるのですが、今年は記録的な暖冬で空振りの状況です。

 加えて順調な需要増により、農場・工場に設備投資が進み、急にブレーキをかけろと言われても急に止まれないというのが現実です。

 記事中では「生産者の抵抗が強く交渉は難航している模様」と表現されてましたが、まさしく当社の営業担当もそういう修羅場を掻い潜っている状況。

 しかし、「ここ数年の作れば売れる状況が異常だった。やっとやるべき仕事をやれる環境になった」と前向きに捉える荷受けのお客様の言葉がありました。

 我々産地も今までの利益を出す方程式を考え直して、工夫改善して新境地に進めればと思っています。

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 本日の日経新聞に「日本ハムが植物肉参入」という記事が一面に挙がっておりました。

 アメリカの食肉業界の巨人、タイソン社も参入しているので、国内で日本ハムさんがやっても全然驚かないですよね。

 ただ、記事に使われる「植物肉」という言葉はどうかなと思います。「疑似肉」なら分かりますが、肉とは本来動物のものを指しますよね。

 ただ「魚肉」という言葉は浸透してしまってますので、それもありかなとも思わないでもないのですが‥。

 アメリカではいくつかの州が州法で、こういう類のものにMeatという言葉を使ってはいけないと決まっているそうです。

 日本でもそうあってほしいものです。肉は何だかんだ言っても大雑把に言って半分は国内で作られていますが、植物肉の原料である大豆は圧倒的に輸入ものが幅を利かせています。

 これが化けたら国内畜産のみならず農業全体の衰退に繋がります。

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 昨日の会合で出された最新の「鶏肉需給の推移」データです。

 鶏肉消費は前年比3パーセント前後の増加で推移しています。

 その増加分の供給を、国内生産と輸入双方で埋めている訳ですが、国内生産のほうが少し少ないですね。

 サラダチキンブームが一服したとも言われていますが、まだまだ伸びてくれるのではないかと期待しています。

 この流れを前提に当社を含め国内産地は増産計画を組んでいるでしょうから、ピークを迎えてしまうと、この先はサバイバル領域に入ってしまうかも‥。

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 業界の月刊誌「鶏の研究」に日本政策金融公庫さんが調べた食の志向についての調査報告がありました。

 これを見ると、経済性志向、簡便性志向は高まっている反面、国産志向が下がっています。

 鶏肉の場合、輸入品はイコール冷凍で、国産はチルド流通可能なので、そう簡単に国産の牙城は揺るがないとは思いますが、ちょっと気になる数字です。

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 日本唐揚協会さん監修の「からあげパーフェクトブック2020」というムック本が出ています。

 正味280ページ、フルカラーのうち、100ページ弱が全国のカラアゲ名店の紹介。逆に言うと、それ以外の読むべきページのボリュームがすごい。ですから、まだこの本を読んでの感想は書けません。

 今なら、アマゾンから注文すると「からあげグランプリ最高金賞店」のから揚げ粉が着いてくるみたいです。1650円とリーズナブルですので、オススメです!

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 手元にはごろもフーズさんの「シーチキンチキン」という商品が届きました。え、えー??

 はごろもフーズさんのシーチキンと、プリマハムさんのサラダチキンが合体してレトルトになった商品で、「オイル不使用」と「油漬」の2タイプあります。

 そもそも魚なのにチキンのような食感だからシーチキンなので、食べたところ驚きのようなものはありません。意識しないと区別がつかないと言うか(笑)。

 ネットで検索したら、商品の地味さを補うように派手なプロモーションが行われているんですね。今風で、愉快ですし、時代はこういうのを求めているんだなと刺激になりました。

 私はカットキャベツにコレと缶詰のコーンを載せて、フレンチドレッシングをかけて食べましたが、ほぐしてあるので、食べやすくていいと思いました。開封もしやすいですし。

 当社の原料も一部使われているとのことなので、ご贔屓によろしくおねがいします。

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 今日と明日、二戸駅隣の「なにゃーと」にて恒例の「トリコロールフェスタ&とり合戦」が開催されています。

 そして、これまた恒例で4回目になる「ガンライザーのチキン教室」が今日の13時からあり、たくさんの子供達や親御さんに来場いただきました。誠にありがとうございました。

 その中でいろいろアピールしましたが、岩手県は国内の若鶏肉の生産で第3位とお伝えしました。そう、ずっと相変わらず第3位です。

 その一方で、当社十文字チキンカンパニー、プライフーズさん、阿部繁孝商店さん、フレッシュチキン軽米さんの4社で、全国の生産の18%を占めるとお伝えしました。

 旧南部藩と言い換えてもいいかもしれませんね。かつては愛玩用に鶏を飼うことが定着していたこのエリア。

 もっと調べて史実を組み合わせて、「南部藩と鶏」という一気通貫のストーリーにできないものでしょうかね?

(写真:4回目にして初めて4社の社長が揃いました)

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 昨日、当社の久慈工場に最も近い小久慈小学校と食育交流事業が行われました。

 3年生2クラス45名がまずは工場を見学。うち、6名の親御さんが当工場に勤めているとのことで、ご対面して、一緒に記念写真とかあったみたいです。

 私はその時間、本社で会議をしたあと駆けつけて、小学校での昼食に混ざりました。これくらいの子供世代と会話をしたのが遠い昔になってきたからか、もう、とても可愛かったですね。

 さて、前回同校と交流したときは四年生でしたので、今やもう高校一年生。そろそろ進学・就職を考え始める年頃です。

 せっかくの縁ですから、何人か入社してくれるといいのですが、覚えててくれてるかな?

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 岩手県チキン協同組合の理事長になって3ヶ月。まだ何もやってないに等しいです。

 先日のIBCまつりでは、県産チキンの調理販売は隣の組合員のオヤマさんに任せ、ガラポンでチキン製品の持ち帰りの形をとったという軌道修正をしたくらいですかね。

 組合のこれまでの流れとしては、1に岩手県内におけるチキン産業の認知度アップ、2に全国平均にも及ばない岩手県のチキン消費量の改善、3にチキン生産量全国3位を1位にすること、でしょうか。3は遠大な目的ですね。

 1はじわじわと浸透してきていますし、3は基本それぞれの経営体が元気であれば自然と伸びることなので、力を入れるべきは2でしょう。2をやることで、1の効果が出てくるようでしょうしね。

 というわけで、最近少しそのことに頭を使ってます。それをまとめてプレゼンして、会員各社さんの意見を聞いて行ければなあと思っています。

(写真:岩手県畜産協会の会報に出ていた当組合の広告)

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 岩手県内で最も動員が多いと言われるIBCまつり

 昨年、わが岩手県チキン協同組合は「鶏照り焼き」の実演販売をしておりましたが、あれって作る方は大変。というわけで働き方改革の時代、今回はクイズ&アンケートでガラポンの抽選にしてみました。

 そしたら、結構な賑わいに。無料で鶏肉が手に入る可能性があるということで、岩手県のチキン生産は全国で3位、岩手県の農業生産額でチキンが1位ということを少しでも覚えていただけたかな。ハズレの方々、ごめんなさい。

 また、予想外に賑わったので、昼休みを入れたり、夕方も早めに終わったりして、ご期待に添えないことになったかもしれません。明日は日曜日ですし、もっと短時間の営業タイムになるかもしれません。すみません。

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 IBCは地元の老舗民放局で、テレビとラジオ両方ありますので、どちらも会場内を取材で回ってましたっけ。

 私に所にも、開場早々にカメラが来ましたよ。でも、その前に隣のブースのオヤマさんの取材で押したせいか、あっさり終わってしまいました。もう少し、冗談交じりで行けばよかったかな。祭りですからね。

 ちなみに、唐揚げを売るブースはたくさんありました。我々県チキンのブースの左隣が組合員でもあるオヤマさんの「室根からあげ」、右隣は某青森県の有名なタレ屋さんが輸入原料で格安の唐揚げを売ってました。

 さて、その後、どっちが売れたんでしょうか‥。ちょっと気になります。

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 本日の日経新聞に「トウモロコシ前倒し輸入に飼料業界困惑」という記事が出ていました。

 8月下旬の日米首脳会談で突然発表された「米国産とうもろこしを250万トン前倒し輸入」ってどういう意味なんだ?との疑問を解説してくれた記事かと思ったら、そこまでは書いてなかったです。

 ググってみたら、猪瀬聖氏の解説がありました。ガソリンへのエタノール混合比率を変えたことによる農家の反発という国内事情でしたか。

 いや、実は私、米国人の5%がベジタリアン、3%がビーガン(卵も乳製品も摂らない)というデータがあるけど実態はそれ以上というニュースを前後して見かけたので、もしかしてその影響で米国での畜産生産が減る方向に行った結果かと思っていたのでした。

 技術の進歩で、植物性タンパク質を使った疑似肉のクオリティが高くなり、本物との違いが小さくなっているとか。でも、似せるために人工の添加物をかなり使うらしいので体に悪いそうとのことで、本末転倒との声も囁かれているようです。

 米国のケンタッキーフライドチキンが鶏肉を使わないフライドチキンを販売するとか、世界の潮流に目が離せませんね。怖い時代になりました。

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 先週の金曜日、県庁を退官してから12年間岩手県チキン協同組合の参事、常務を歴任した英強さんの送別会を臨時総会後に行いました。

 8社のうち2社さん欠席でしたが、螢献礇僖鵐侫 璽爐気鵑凌卦貅卍垢隼業部長が来られて穴を埋めていだきました。

 これまでも県庁を退官された方が長期間勤務されてとても素晴らしい仕事をしていただきましたが、英さん在任中に我々の地元における存在感が飛躍的に高まったですし、食育交流事業を通じて子どもたちとのふれあいの時間が増えて、我々社長側の教育係をもやっていただいたような気がしています。

 私が手を上げてプレゼント係を担いましたが、先日東京で買い物しようとしたら、G20のために都内のコインロッカーが使えず、しかもその日雨が降ってきて、トロリーケースを引いていた私は買い物を断念。当日盛岡市内の百貨店で買い物をしたのでしたが、よろこんでいただけたでしょうか。

 さて、話し込んでいて「九州はこんな岩手のような同業者の集まりはないんだよね。皆さん仲いいですね」という話になりました。

 そうなるとこの組合のルーツの話になります。1972年、当時の蟯澱櫂屮蹈ぅ蕁室卍后甘竹久さんの呼びかけでこの組合ができて、初代理事長を務められて軌道に乗って今に至っているんですね。あと3年、2022年で50周年のようです。

 組合員相互にはもちろんライバル同士ですが、この空気感を武器に新たにできることを見つけていきたいものです。

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 勧められたけどあまり見てない「チコちゃんに叱られる」ですが、たまたまテレビを付けたら再放送やってて「焼き肉を食べると幸せになれる理由」を解説していました。なんと神タイミング!

 肉中の「アラキドン酸」が食べた直後に幸福感を感じさせ、数十分後にはそのアラキドン酸が至福物質「アンダナマイド」に変わるからだそう。

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 そのアラキドン酸は、ご存知のように鶏むね肉に多いのです。

 番組では、若者は脂肪の旨味を好むので牛肉を、中高年は脂肪が苦手な傾向なので鶏肉が向いていると解説してました。ワオ!

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 そして、肉の中に入っている「トリプトファン」は、ブドウ糖の助けを借りて脳に行くのだそうで、そのトリプトファンは脳内で気分を明るくする効果のある「セロトニン」に変わるとのこと。

 だから、鶏肉+ご飯=親子丼が最もオススメだそう。うーん、そうでしたか!

 考えてみれば、肉を食べる人って、元気で明るい人が多いような。その根拠が示された格好でしょうか。

 いま、欧米で大豆蛋白を使った「擬似肉」がブーム化してますが、本物の肉でなければ幸福感は得られないってことですね。

 世界的にピリピリした空気が蔓延しているこの頃ですので、さらに疑似肉で雰囲気が嫌悪にならないか心配ではあります。

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