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 新幹線の車中では写真のように、スーツの上着はフックに襟吊り(横一線のテープ状に付けられたもの)を使って掛けるようにしています。

 昔はフックを襟で覆うように掛けてましたが、襟吊りの本来の機能のことを知り、その意図に従うようにしています。

 ネットでは、こうして長時間置くとスーツの生地か傷んで伸びてしまうと書かれてあったりしますが、だったらそんなのわざわざ付けるかな?と疑っています。

 今のところ、私は生地に影響を感じたことはありません。スーツの生地はそんなにやわな安物では無いと信じています。人間のこんなに強い体の動きをいなしてくれているんですからね。ま、伸びてしまったらそれこそ寿命かと。

 この辺りのところは異論のあるところかもしれません。

 会社のルールとして、いつお客様が乗ってもいいように私物を車内に置かないことになっているのですが、某役員が最後まで抵抗して、ハンガーを運転席のシートの後ろに忍ばせてました。

 お客様が乗るときは隠しますので‥と言うまで抵抗しました。社長は身内だからという論理のようで、私が後席に乗り込んだときは、スーツがハンガーに掛けられて、加減速の度に揺られてました。

 これはまずいと思いハンガー持ち込みは止めてもらいました。ハンガーで膨らんだ椅子の後ろにお客様が座ったりされても、その席に座る人はどう思うか‥。でもまだ抵抗があるような返事でした。根強いスーツ愛というところかな。

 細かいところに気を配る事が出来なくては食品会社は務まらないとも思っていますので、細かすぎるレベルの意見の対立のエピソードということで書いてみました。