来年の当社卓上カレンダーは、中学の時の同じ学年の別なクラスの担任でもあった、冨田喜平司先生に作品を提供頂くことになりました。
先週、その作品の選択をしに部下と、ご夫婦で住まわれている二戸市内のご自宅に伺ってきました。
美術の先生をやっていただけに多作で守備範囲が広く、独特な抽象画の世界が代表作とは思いますが、それらはカレンダーには合わないかなということで、言葉の入った植物を描いたハガキの一連の作品で構成することに。出来上がりはお楽しみに。
実は私、冨田先生から直接美術を教わったことはなく、卒業後25歳のときに「岩手青年の船」という事業に参加し、宮古→那覇→マニラ→香港→釜石と船旅をしたのですが、その二戸市グループの顧問みたいな役割で先生が乗っていて、その気さくなお人柄のもと大いに羽根を伸ばした記憶があります。
その頃を思い出したのか、ついつい甘え口調だったのかな。たくさん置いたあったアトリエの絵の中から、「これいいですね!」と言ったら、先生は「あげるよ!」と言うではありませんか。
美術をやっている人はボケないとよく言いますが、91歳の先生も全くそうで、ちゃんとした判断で頂いてきましたので、怪しまないで下さい!?