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 ある方から今年1月に発表になった、人口戦略会議のレポートを頂きました。要旨は報道されている通りですが、より細かく読み取れる内容となっていました。

 書いてあることは間違い無いとは思います。政治がこれまで力を入れてこなかったからこうなったし、今から何とか歯止めをかけて8000万人に着地させられたらいいなと。

 しかしどうなんでしょう。人口戦略会議の錚々たるメンバーに、出産・子育て世代が含まれているのでしょうか?

 20代、30代の実際に今世紀の後半を担う世代が議論して、同世代への影響力を駆使してムーブメントを作っていかなければ駄目じゃないかと思います。それを子育て卒業した世代がサポートすればいい。

 なぜ若い世代が、結婚も子育ても敬遠するのか、理由はこのレポートにちゃんと書いてありますが、もっと生々しい若い世代の声があるはずと思うのは私だけでしょうか?

 正解以外を排除するネット社会の風潮、安易な性欲処理の定着、古すぎる道徳観、果てはいじめに近いマスコミの報道の風潮やらが選択肢を狭めている気がしてなりません。そういう間接的なところにメスを入れていかなくては、マインドは変わっていかないのでは。

 やっぱり究極のところ、年老いた政治家に退場してもらうしか無いのでは。日本の選挙・被選挙権権は40歳で返上でいいと思います。それが解決への近道では。