1000034942

 昨日、八幡平市の「いこいの村岩手」で開催された「までっこチキン生産者連絡協議会」の総会直後に、�螢僖襦Ε漾璽箸裡点賁海�らパワーポイント10枚分のペーパーをいただきました。

 タイトルは「チキン業界の課題」で、2003年10月に私が作成したものでした。いいネタを頂いたので、現時点での振り返りコメントを書いてみます。

�(鞠⊇萢�の経費はもっと上がるのか?

 時は九州での鶏糞発電の先進事例が始まる前後。今ではその九州では当社のと同規模の発電所2箇所がそれぞれ倍の規模に発展し、東北では当社が単独で発電所を建設し、と業界的にもだいぶ農地の有機肥料需要と見合うようになってきているかと思います。

�∀卦牴修凌覆犒楴砲鬚匹�更新していくか?

 当時は、住宅から離れている、一定規模の平地、水が確保できる、隣接地土地所有者の同意が得られる等の条件に合う土地を探すのは至難の業で、かつ建築物価の上昇も懸念されていました。
 しかし、業界全体が順調に来ており、インフレが状態化してきたからか、さほど問題にならなくなっています。

�9�場社員の技術水準の維持か機械化か?

 父が社長でいるうちは、品質が落ちるので機械化に消極的な立場でした。私が社長になってからは他社並みに機械化を進めましたが、しばらくして逆に一部機械を撤去して、手作業に戻すということもやりました。
 手作業に戻すという選択肢を残してくれた地元の方々には感謝です。

�つ礇灰好箸農源困垢襪�銘柄鶏のどちらか?

 当時の当社は銘柄鶏が3種類でした。その後、みちのく赤鶏、鶏王と高価格な順に廃止になり、一番下の菜彩鶏の更に下の価格帯に楽鶏が新たに加わりました。需要に合わせて対応していた結果ですね。
 ここ十年は、手間暇かけて銘柄鶏やらなくても、一般鶏だけでも十分再生産可能な状況になってきていますので、隔世の感があります。

�ゾ暖饉圓�国産を支持し続けるか?

 国産チキンの主戦場は量販店の鶏肉売り場ですので、輸入解凍品が並んでもチルドの国産チキンが選ばれ続けられるかですが、今のところ支持頂いている状況です。また、むね肉も量販店で売れるようになってきていますので、心強いです。
 円安で他の業種でも国産回帰が進んでいるようですが、我がチキン業界でも競争力が出てくるかもしれません。
 ただ、労働力確保の点では、地方の人口減少と円安による外国人技能実習生確保も厳しくなってきます。

�η誠緇覆亮�給率目標の影響は?

 2002年のチキン自給率は63パーセントで、令和3年は65パーセントだそうです。農水省の目標はもっと高いところにありましたが、まずまず頑張っている業界ではないでしょうか。
 翻って、その後の21年は思っていたよりずっと健全な業界だったと思います。人口減少や地方の過疎化等懸念材料はありますが、安定した将来がある数少ない産業だと思いますので、楽観的にいきましょう!