
どこかの書評を読んでこの山本大平さん著の「トヨタの会議は30分」を手に入れ、先週の出張中に読みました。
とにかく無駄を嫌い、効率化やスリム化を尊ぶ文化がトヨタにはあり、最初に入社した会社がトヨタ自動車で、自分にフィットして本当に良かったという著者。
まさしく私も同じタイプですから、トヨタ自動車に就職すればよかった!ほんとに!!
しかし所有台数累計40台になったというのに、未だかつてトヨタが純粋に開発したトヨタ車を新車で購入したことが無いという私(笑)。
スバル生産のGR86は新車で買って4カ月で手放し、こないだはレクサスGSを中古で買ったけど3カ月しかもたなかったわけで。アンチじゃないし、なぜだか自分でもわからない。
さて、この本で一番響いたのは「売値は自社で努力して上げるものではなく、市場が決めるもの。だから利益を上げるには、販売量を増やすか、原価を下げるしかない」ということ。
ちなみに稲盛和夫さんは「値決めは経営」と言い、お客様が喜び、自社も儲かる価格にしなさいと経営の原点12ヶ条で説きました。そこにこの秋の合宿で「社長は価格についてどう考えているのか」と社員から質問されました。
自然と私の口から出た言葉は、「価格は市場が決めるもの」でした。「当社商品の品質、安定した供給ができてるかどうかで、企業への信用、ブランドイメージができて、自然と決まるものだ」みたいな話をしました。振り返るとトヨタと一緒か。
というわけで改めて、販売量を増やし、原価を下げる努力をしていきます。