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 福島の原発の処理水放出のことで、中国が日本の水産物の輸入を禁止したということで、政府の補償がされるそうですが、業界関係者は困惑している状況かと思います。だから輸出は怖いんだよね、と私は思ってしまいます。

 ときどき、貴社は輸出をしていますか?と聞かれますが、「以前はむね肉は日本では不人気なのに、海外に出るともも肉より価格が上だったりする国が多いので、業界では一部の会社がやってるはずです。しかし鳥インフルが日本で発生すると相手国が禁輸にしてしまうのが通例なので、怖いですよね。それに当社の販売機能はシンプルそのものですし、そこまで手が回りません」などと答えています。

 鶏足(もみじ)に関しては、世界的に中国での需要に偏っているので、専門商社さんに販売して大陸に届いているはずですが。

 いずれ、今回のように政治に絡んで不条理な扱いになることが増えていて、輸出はますますハイリスク・ハイリターンな側面が否めないので、万が一の事態を覚悟の上で、通常時にしっかり利益が取れなければ割に合いませんよね。

 円安で間違いなくチャンスですけど、この世界情勢で政府による農産物の輸出振興って本当はどうなのかな?と思ってしまいます。

(写真:今週火曜日の久慈工場の鶏霊祭にて)