若い頃、熱中して聞いたアーティストの最新のベスト盤とか再構成アルバムとか、ついつい買ってしまいますよね。リマスターされて音が良くなってたりといった評判があればなおさらです。
それが気がつけばそのままCD棚に並んでて掛けられること無く時間が経ってしまっていました。でも最近ではコロナ禍で手が伸びることがあるので何とか少しずつ挽回できています。
特に、アーティスト自身が昔を振り返ってエピソードを書いているのを読みながら聴くと、奥行きが広がって楽しいですね。
当時こっちから見れば憧れの対象であるのに、アイドルが普通の人間として浮かび上がってきて、苦労話には同時期に生きる者として更に共感が増すような。テレビ番組「ベストヒットUSA」のタイムマシーンコーナーなんかも同じか。
今だったらSNSの普及でアーティストとリスナーの間が狭くなっているのでリアルタイムに人間性を感じれるでしょうけど、昔はそういうのがなかったからなおさらギャップを感じて楽しいような気がしないでもないです。
ま、昔話が楽しい年齢になったというだけかもしれませんが(笑)。