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 ベストセラーになっているという「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」を読みました。

 アメリカ人の書いた本なので、医療保険が手厚く整備されている日本に必ずしも当てはまらなかったりしますが、理系の著者の考え方は概ね納得できました。

 本書で指摘している以上に日本人は死を意識しないで日々暮らしている気がします。死は避けるべきもので、高齢者は憐れむべき存在で、それ以上のことはあまり考えずに過ごしているような。

 その延長で、買い物はコスパ重視、いざというときのために貯金はたくさんあったほうが良い、で考えるのを終わっているんでしょうね。

 死のタイミングを意識すれば、逆算して生をかけがえのない大切なものと捉え、より良い時間にしようとする意識が働き始める。確かにそのとおりだと思いますし、この本をたくさんの日本人が読めばデフレで低迷しているこの国が変わるかも‥。

 でも、死について何も考えないで突っ走るのもそれはそれでハッピーという考え方が日本人のスタンダードで根強いかもしれませんね。私もそっちのほうが強かった。

 いずれ、個々人の人生の美学が岐路ということでしょう。それを改めて考えさせられる本ではありました。