2021.12.13 パルシステム様 下舘さんインタビュー記事
 「銘柄鶏」とは、鶏の品種が同じでも、飼育方法やエサが違った鶏の肉のことを言います。

 ということは、何か違うものを少量飼料に混ぜるとかいうことでも、銘柄鶏は成り立ちます。というわけで銘柄鶏自体のハードルは低いです。

 逆に、効率的な飼育に欠かせない抗生物質・合成抗菌剤を与えないものも銘柄鶏ではありますが「特別飼育鶏」という上位の称号が与えられます。

 特別飼育鶏の飼育は難しいです。抗生物質・合成抗菌剤を摂らないと、腸管内の菌が生き生きしますから。そして菌に栄養を摂られるために、必要な飼料の量は多くなるのです。

 さらに菜彩鶏(までっこ鶏)は、通常与えるはずの動物性たんぱく質をかなり少なくしておりますので、軟便になりやすく、飼育する鶏舎の床の状態を良好に維持するのが難しいのです。そして成長速度も遅くなる。

 その分風味が一般の鶏と違ってくるのです。2つの飼育する農場主にとっての高いハードルを超えてできるのが菜彩鶏(までっこ鶏)であって、そんじょそこらのものと一緒にされるのは正直なところ心外です。

 でもそうなっているとすれば、我々の努力不足です。農家さんたちの努力をしっかり市場で評価に結び付けられるよう、改めて頑張っていきたいと思います。

 パルシステムさんには、こういうカタログでの啓蒙活動をやっていただき感謝です!