当社の創業の地は、創業者十文字健助の生家である二戸市石切所字穴牛42番地です。中学生まで私の住んでいたところでもあります。
その穴牛から猫渕川を越えたところに九戸城跡があります。間に湿地があったこともあって、城跡に出かけて行ったことは数えるくらいしかないですから、当時は遠い存在でした。
しかし、2014年の二戸市民文士劇立ち上げの際、応募して薩天和尚役を演じてから歴史音痴を自認してた私も遅まきながら興味を持ち始め、また市としても前後して九戸城跡整備に力を入れ始めて話題になることが多くなりました。
そうこうしているうちに2020年、当社は創業70周年となり、創業に思いを巡らせておりましたら、その隣には九戸城があることを再認識。
ある日別件で来社された藤原市長に、その整備にお役に立ちたいと申し出しましたら、しばらくして今回の話を頂き、目録をお渡しすることになったというわけです。
九戸城はとても広かったので全体からすればほんの一部になりますが、今は歩けるようになっていないエリアが整備されるようです。桜は桜でもヤマザクラ中心とか。出来上がりが今から楽しみです。