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 ここのところベテランの退任が続いておりますが、村上一明参与も家庭の事情により来年の65歳誕生日を待たずして退社することになり、社長室に挨拶に来ていただきました。

 地元の高校を卒業して、一関市川崎町の酒造会社系の飼料会社に就職し、まもなくその会社がチキン生産を開始し、生産関係(農場)の仕事をずっとやってきたのですが、業績不振で身売りとなってしまい、当社が2000年に大部分を引き受けた時に当社に入社。以来、21年間引き続き生産部で農場指導を行っていただきました。

 当社の県南の農場の指導のみならず、私が社長になって以降のシステム鶏舎(コンピュータ制御)の相次ぐ導入で、その使い方のノウハウを蓄えて新農場の成績向上に尽力いただきました。

 カラッとした人柄で、県北のジトっとした気質とはちょっと違って、持ち前の明るさでいい雰囲気づくりをして、後進も育ててもらいました。

 宴会での元体操部級のバク転や、社内ブログで家電マニアぶりの文章が見られなくなるのは残念ですが、あれこれ万能な人なので肩の荷を降ろしてこれからの人生を楽しまれることでしょう。おつかれさまでした。