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 テレビでアニメ化もされている山田芳裕さんの漫画「へうげもの」の文庫版全12巻」を読んでみましたら、なんとこれは既発のフルサイズ版全25巻分全25巻が入ってると思いきや、その8割くらいしか入ってなくて、残りの2割は文庫で販売されていないとか‥。

 えー、そんなことあるんですか! 講談社さん、ひどいことするなー。んー、でも25冊分を文庫にするとはいえ半分以下には収まらないでしょうから、こちらの思慮が浅かったか‥。漫画って、バラバラに売るのが原則だし、人気次第でいきなり終わってしまうこともあるし、まあ、そんなものか‥。

 しかし、茶の湯の世界に足を踏み入れている立場にとって、それに戦国時代のことがさっぱり掴めないでいるところに今に通じるような分かりやすい生活感をも感じさせてくれる漫画として、とても価値ある時間を過ごさせていただきました。ギャク要素の多い漫画ではありますが。

 それにしてもいろいろ考えさせてくれる漫画でした。世代交代での親子間の空気感とか、死が身近にあるからこその生の輝きとか、50代になっても名の通った主人公が自分は何者かと問う姿とか、城を造るに当たっての達成感と身分相応意識の葛藤とか、自分に重なりましたね。

 もう十分楽しませていただきましたが、せっかくなのでストーリーの残り2割をなんとかして読まねば。縁遠かった漫画喫茶がいいかもしれませんいが、コロナ禍収束してからかな。