
本日の誕生日昼食会で「社長は電気自動車に乗らないのですか?」という質問を頂きました。改めて頭の中を整理してみると下記の理由が思い浮かびます。
1.充電が即できず煩わしい。外出時は時間つぶしや順番待ちでせっかちな私に向かない。
2.バッテリーが信用できない。時間が経過したり寒さで能力が落ちるのが気になる。
3.バッテリーで重くなる。 山道をひらりひらりと走りたい。
4.どんどん安くなりそう。 尊敬する日本電産の永守会長が安くなると断言している。
5.社会インフラは急に変わらない。 政府の炭素排出ゼロスケジュールは無理すぎる。
しかし、この私のブログで「電気自動車」を検索してみたら、結構前になりますが意外にもハイブリッド車より電気自動車を切望していた時期があったようです。だったらなぜこんなにネガティブになっているのか。
こんなに大掛かりな過去の否定をして、新たなインフラをガンガン作り出す必要がある電気自動車への移行は本当にエコなのかという反論も盛り返しているようですし、私ももっとクレバーな方法で温暖化防止は達成できるのではないかと思えます。
また、その後仕入れた情報で、100年ほど前自動車が普及し始める頃に、化石燃料を使った車と電気自動車の両方があって、しばらくしたら電気自動車のほうが淘汰されたという史実を知ったことで、歴史は二度繰り返される懸念もあるような。
バイオマス発電という先進的な取り組みをしている立場としては相容れない考え方で申し訳ないですが、これが正直なところ。でも体感することって確かに大事です。クルマとして魅力的な商品が出てくればコロッと方針転換して買っちゃうかもね。
(写真:5月7日新緑の久慈渓流を助手席から撮影)