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 会社の年度で区切りますと、コロナ禍一色の前年度(2020年4月〜2021年3月)でしたが、皆さんにとってはどういう年でしたでしょうか? 出かける機会が少なくなり退屈しましたか? それとも比較的時間に余裕ができ落ち着いて過ごせて、これはこれで良かったと思えてますでしょうか?

 会社としては昨年度、70周年イベントをはじめとして行事は軒並み中止を余儀なくされ、この4月からの新年度も引き続きコロナの影響を引きずる1年となりそうです。

 徐々にコロナワクチンの接種率が高まっていくでしょうし、なんとか当グループから陽性者が出ずに収束を迎えられればいいですね。

 いずれコロナ云々に関わりなく、今年も旺盛な需要拡大に応えるべく生産量を増やしながら、各部門で課題を持って取り組み組織としての体質も強くなっていけると確信しています。

 さて、新年度のスローガンを「部下が主役、上司は脇役」としました。逆じゃないのかと思われるかもしれませんが、誤字脱字ではありません。

 当社の仕事の現場は多種多様です。それぞれの職場でいい仕事をして、それがしっかり前後と連携していることで成り立っています。

 しかし時には想定外のことも起こり得ます。農場や工場などの現場の末端で働いている方がそこも含めて対処できないと、組織としていい結果を生み出せない業界ではないかと思います。

 ただ上司の言われたとおりにしていればいいというのではなく、それぞれの職場で自分が主役なんだと思えていたら、最高だなと思っています。

 それと、上司つまり管理職は、部下が気持ちよく主役意識を持ってもらえるような環境づくりをする黒子の感覚でいてくれたらということです。

 つまり仕事ができるから上役というのでなく、マネージャーとしての役割をしっかり果たしてほしいということです。

 上司の上司のそのまた上司の社長はまさに、脇役中の脇役。ただ、決して上司は地味にしてなさいというのでなく、気持ち的には脇役でという意味ですのでお間違えの無いように(笑)。

(社内報こけろっこ2021年4月号)