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 河合雅司さんの2017年刊のベストセラー「未来の年表」の続編で、翌2018年「未来の年表2 」が出ていたんですね。

 ちょっと遅くなってしまいましたが、読んでみました。最初のが社会全体の目線で捉えてて、2は個人目線で捉えてどうしたらいいかまで書かれています。

 そうだろうなと読み進めながらも、何だか漫画チックな内容に感じましたが、ほぼ反論のしようもありません。実際起こってくることでしょうから。

 この本で書かれているのは、今はまだ何でもテキパキ物事が進むのが当たり前ですが、そうではなくなる現実です。仕事のミスが多くなって、時間通りに物事が進む日本人の几帳面さは放棄しなければならないでしょう。

 そうなると、想定外のことが起こる事態に備え、万が一のための準備をあれこれしなければなりませんよね。ただでさえ自分の高齢化で手一杯なのに、サバイバルを考えなくちゃいけない時代か‥。

 それと、数年前に電車の中で高齢のおばあさんの足を踏んだことがあって、冷や汗が出たことがありましたが、周りが高齢者だらけなら、若者は腫れ物に触るように神経を遣わなきゃならない。

 考え始めるともうため息しか出ません。外国人の流入が想定されないで書かれているので、そこだけが少しはマシな社会になるチャンスかも知れません。