P1030560

 当社は鶏肉を主に販売する会社ですが、そのパッケージである箱と袋も一緒に販売している会社ともいえます。改めて確認すると結構な額です。

 レンゴー��さんはダンボール業界のガリバー企業で、当社でも仕入れさせていただいていますが、大坪清会長の著書が先日届きましたので、読んでみました。日本経済新聞で1ヶ月連載の「私の履歴書」を改めてまとめた本なのですね。

 どちらかというと私の父の世代に近い方なのですが、2000年から2020年まで社長として経営に携わってきたということで、私の社長在任期間とほぼ重なります。

 もともと住友商事に入社され、その立場から業界に携わってきて、住友商事の副社長に上り詰めた時期に周囲に画策され、天命と諦めてレンゴーの社長として赴任された方なのですが、島耕作じゃないですがひとつの業界との関わり、見え方などもたっぷり紹介されています。

 ステークホルダーの影響力や資本政策についての経緯を知れて学びになりましたし、社内の改革のみならず業界の慣習の打破をやり遂げた姿に大いに共感しました。

 著書のタイトルは「「情」の経営に「理」あり」なのですが、情と理という相反するものを矛盾なく両方取り入れていくという盛和塾で学んだ稲盛和夫塾長の思想と重複します。

 15年ほど前に、新聞記者さんに自分の性格を一言でと言われて私は「情にもろい理論派」と答えた記憶がありますが、そんなんじゃいけないわけで、著者のようにしっかりした軸を持って高次元で達成していきたいものです。