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 上京した際に、大きな書店の自動車雑誌のコーナーでチラッと立ち読みさせていただいたことがあった、三栄書房の隔月刊の雑誌「カースタイリング」。

 制作プロセスの絵をふんだんに取り入れながら、クルマのデザインだけを取り上げて論評する雑誌です。以前、定期購読しようかと思ったこともありましたが実現はしませんでした。

 しかし、今週から来週にかけてリフレッシュ休暇を予定してましたので、暇つぶしにいいかと思い、バックナンバーがメルカリで出てたのを購入してみました。出品者さん、ありがとうございます。

 2003年から2009年にかけてのランダムな13冊。当時の状況を振り返って読めるので、後々の評価を元に、当時どうデザイン評論家さんたちに言われていたかを振り返ることが出来て却って楽しめました。

 それにしても、今全く元気がない日産と三菱自動車がデザインで健闘していた時代が眩しく感じます。特に日産のインフィニティ・エッセンスは何とか今からでも実現できないものでしょうか!?

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 さて、この中に、山形県出身でエンツォフェラーリをデザインした奥山清行さんがイタルデザインを解雇されて独立する顛末が書かれております。

 やりたいことがあって、それを自分を止められなくて、車以外のデザインをやって、その後やっぱり自分でクルマをということで、岩手県一関市のMODI社と組んで全くオリジナルなクルマを製作し販売開始したのでした。

 当時その事は知ってましたし、その後たまたまMODIのグループ会社の方が車以外の営業に当社を訪れたことで逆にMODI社を訪れたこともありましたが、これらのカーデザインの裏側の情報をたくさん仕入れてからだと臨場感が増しますね。

 ちなみに、イタリアのデザイン工房ではフェラーリ等をベースに、世界で1台だけのエクステリアデザインを施して制作する「フォリゼリエ」というサービスがあるんだそうです。一生の夢ですね。