一昨日、人事審査委員会がありました。人事評定の最終確認と、昇格・降格の候補者選定を行う時間です。
この日まで評価水準の前後左右照らし合わせて調整を行ってもらい、最後この時間にトップの私から気になっている社員の評価を聞いて確認していくというのが主眼でしょうか。
そこで私が気にするのは、マッチングです。その仕事が合っているのかどうか。
特に、当社には大別して、農場を担当する「生産部」と工場を担当する「製造部」があって、それぞれ相性があるように思うからです。
生産部は鶏を出荷するまでの比較的長時間の仕事なので、深い思慮と信頼感の醸成が欠かせません。
片や製造部は毎日与えられた時間内にオーダー通りの仕事をこなすのが主眼で、トラブルにスピーディーに対応したり、大人数を相手にした立ち振舞や言動が重視されます。
どちらかと言うと、生産部が「じっくり」で、製造部が「スピード」というイメージでしょうか。
時には「その職場が合ってないようだ」ということで越境移動することがありますが、それがハマって活躍しだしたと聞くとこちらも嬉しくなります。
もちろん、それ以外にも積極的な意味で越境することがあり、オールマイティに活躍できれば評価は高くなりますが。
当社はそれ以外にも、品質部、支援部、環境部、営業部と第3の分野がたくさんあります。それぞれ独特の気質があるようで、自社ながら面白いなと思っています。
多種多様な仕事の分野があるのが当社の一つの特徴なのでしょう。
(写真:製造部久慈工場の玄関)