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 昨晩、amazonプライムビデオに「スーパーサイズ・ミー2:ホーリーチキン」という映画を発見。

 映画監督が自らひたすらマクドナルドで食べ続けた2004年の「スーパーサイズ・ミー」が結構話題になったとは聞いてましたが、その続編としてその監督が矛先を向けたのがチキンだったんですね。2017年の作品です。これは見なくちゃ。‥おそらく迷惑な話なんだろうなあ(笑)。

 アメリカは日本と違って、KFCを超える売上のチキンファストフードのチェーン店がいくつかあるわけですが、まずはそれらの店を回って歩いて客を引きつけるキャッチフレーズやその味を酷評。

 すでに著名になっているその監督が、新たなチキンファストフードの店を出すことを決意し、コンサル会社とメニューや店舗の開発を進め、差別化のために飼育農場もやろうとしてタイソン社(当社の30倍の羽数で日本全体より多い)を始めとする巨大チキンインテのビジネスにも斬り込んでいくという内容。

 ここ10年は食の健康志向が進んでいるが、健康に良いのはグリルチキン(炙り焼き)なのに、消費者の90%はフライドチキンを選んでいる矛盾とか、とにかくアイロニー(皮肉)を散りばめた店舗が出来上がり、エンディングを迎えます。換羽期の鶏の写真を飾ったりして、食欲を削いでました(笑)。

 中には、大手チキンインテと飼育農家団体の訴訟の話も出てきたりと、娯楽作品であるがゆえに弱点に焦点を当てがちであることは仕方ないとして、業界全体を概ね偽り無く表現した作品であったかと思います。弱いひよこを選んで入れるとかは、世界中どこでもある成績悪いときの常套句なので無いと思いますが。

 こういうのを観ると、もうすこし好意的な取り上げ方の映画を観たくなりますが、それでは興行的に売れるはずもないわけで‥。どなたか、動物を食べるにあたっての嫌なところを代わりに受け持っている産業であることを誇りに思える角度で描いてくれないですかね。