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 我が家の書棚の一段分をまるごと占めている、モーターファン別冊ニューモデル速報、通称「すべてシリーズ」、昭和57年の「ホンダシティターボのすべて」からスタートして、数えたら170冊ありました。

 新車が出れば必ず出るわけでもなく、メーカーのバックアップ次第のような刊行物ですが、ドライビングインプレッション、ライバル車比較、開発ストーリー、メカニズム詳細解説、デザインインタビュー、使い勝手徹底チェック、バイヤーズガイド、それに一部ですが縮刷カタログまで含まれていますので重宝してますし、薄いので保存もしやすくて手放せませんね。

 それにしても、デザイナーさんの書いたスケッチ画のカッコいいことにはいつも感心します。しかしそれが市販車になるとガクンと魅力が無くなってしまうのに溜息をつくのがお決まりのパターンです(笑)。

 いろんな事情があってそうなるんでしょうけど、原寸大にデザインを起こすモデラーさんの職人芸次第というのもあるんでしょうね。モデラーの仕事は私がやってあげたい!と思うことしばしば。

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 また、開発者の顔とか、発する言葉とかが見れるので、「なるほどこんな人たちが精魂込めたなら買っていいな」とか、逆に失礼ながらたまに「こんな人指名するからこうなってしまうんだ」と思えるんですよね。

 だからか、車のメーカー名や車名より、その背景にある開発に携わった人たちのイメージで、「この力作は買って体験したい」と、どんどん車を買い替えている自分がいます。

 最近出たトヨタカローラは、カローラという名前に逆に萎えてしまう人も多いと思いますが、豊田章男社長が「いい車を作ろう」と言い出して、やっとデザインまで含めてまともに出来たクルマになるのではないでしょうか。

 元のデザインはトヨタのアメリカのデザインスタジオCALTYのもので、セダンのデザインが好評だったということで、ファストバック、ステーションワゴンと展開したとのこと。元はと言えば1人の個の力で出来上がったデザインと思うと、メーカー名なんてどうでもよく思えます。

 外観ほどには内装の出来が良くなくてちょっと萎えている私ですが、この「ニューモデル速報 第589弾 新型 カローラのすべて 」を見て、また気持ちがフツフツと復活してきました(笑)。