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 この「かたづの! 」という中島京子さんの著作を読んでみました。

 我らが九戸政実亡き後の、南部利直の時代、嫁いだ先の八戸南部家の幾多の親族の死にまみれ、当主になり我慢を重ねて生き抜いた物語となっています。

 それがこの表紙にあるようなファンタジックさが加えてあって、なんとも不思議な読後感でしたが、我慢の大切さ、よーく考えることの大切さを脳裏に刻みつけられたかな。

 それにしても、三戸、八戸、盛岡、紫波、花巻、遠野、鹿角、二戸といったここらの南部の地名をベースに書かれているので、ただでさえ面白い物語がますます面白く読めました。

 ちなみに里中満智子さんがこの原作を漫画にして今年出したそうです。その情報でこの本を知ったわけですが、先に活字で読んでよかったかな。