
結構気に入ってたボルボV40クロスカントリーですが、1年7ヶ月で24000km走り、昨晩買い取り屋さんに引き取ってもらいました。
恒例により、使ってみての感想を10項目で報告したいと思います。
1.マルチな才能がある
コンパクトカーであり、SUVであり、四駆であり、直5エンジンが気持ちよく、乗り心地はどっしりした高級感があり、静かであり、スポーツカーの加速があり、アクティブクルーズやレーンキープアシストがオプションで付属していて6年前のデビューなのに完成度が高い。なんとも欲張りな車でした。
2.直5エンジンが気持ちいい
マイナーチェンジした後期モデルでは同じ2リッターターボでも直4エンジンになり、馬力・トルクも向上、燃費も1割向上しています。そっちを試乗してないですが、古いこっちの方を積極的に選びたくなるほどです。
3.インテリアが明るくていい
先週納車したマツダ3の内装が天井も含め真っ黒でやっぱりというか少々がっかりしてます。やはりこちらの明るくリラックスした内装が品が良くて好きです。
4.スマホの置き場に困る
6年前の設計だからでしょうか、スマホの置き場に困るのが致命的でした。センターの操作部の裏に物を置くスペースが有るのですが、最近の大型化したスマホを置くと、カーブで転げ落ちます(笑)。カップホルダー2個を諦めて置くか、センターコンソールボックス内か、ドアポケットになります。
5.標準装備のオーディオの音がそこそこいい
マツダ3の標準装備のオーディオの音も良い部類ですが、こちらも負けていません。MP3の入ったCDも、USBも、Bluetoothも聴けます。ちなみにエンジンを切って、ドアを開けて1秒ほどすると音が切れます。そこまでもてなしてくれます。
6.オート操作も充実
オートエアコン、オートライト、オートワイパーはもちろん、自動防眩バックミラー、オートハイビーム、アダプティブライトも6年前の車でも標準装備でした。オートワイパーは感度を調節できて気に入りました。
7.乗り心地硬め
中古で買った際に付いてきたのはミシュランのエコタイヤでした。それをそのまま使い潰したわけですが、空気圧を低くしてなんとか乗れるようになりました。今考えると、そのタイヤを処分して、柔らかめのタイヤに付け替えて乗ればよかったかな。
8.5キロ刻みの設定ができるアクティブクルーズコントロールがいい
マツダ3は1キロと10キロ刻みでの設定になるようで、ボルボのほうが使い勝手がいいと思います。ただ、信号停止からアクセルを踏んだときが過敏でもっと緩やかにスーッと出てくれたらいいのにと思います。
9.デザインは前も横も好きで、後ろは嫌い
いい顔してるし、シュッとした体をしていると思います。ただ、後ろのガラス回りを黒くしてるデザインは個人的には重々しくてあまり好きではないです。そして、実は素のV40のほうのデザインが好き。クロスカントリーは前後下部に加飾が入ってるわけですがそこがちょっと。左右下部のオプションが付いてない個体だったのは救いでしたが。
10.サンルーフとプレミアムオーディオが付いた個体を買い直したい
最近、日本だけサンルーフ付きが売れないんだそうで、サンルーフのオプションが革シートと抱き合わせオプションになったりしてて、それが嫌な私のジレンマになっています。このV40クロスカントリーはそれが選べたので、その仕様で新車で買わなかったことの後悔があります。というわけで、また中古で手に入れるかも!?
マツダ3に乗り換えて、その異文化ぶりにちょっと戸惑うところがあり、比較して一長一短だなという今の印象ですが、やはり馴染むには時間がかかるので、そこまで到達するまでの感触の変化を楽しみたいと思います。