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 今日で平成はお仕舞い。

 私にとって平成元年はといいますと、1月14日から「第9回岩手青年の船」に乗って、岩手県宮古港→那覇港→マニラ→香港→宮古港という経路での17日間の旅をしたことから始まりました。

 社会人になって当社に入社したのがその3年前の昭和61年4月。1年目は社内各部門の研修を半年したあと、後半は埼玉県戸田市のお客様の会社でOJT。2年目はイギリスで延べ7ヶ月の同業者研修。3年目は、ワクチンでお世話になっていた岐阜のゲン・コーポレーションさんで5ヶ月研修。

 その後、4年目の平成元年4月から当社にまともに勤務して、経営企画室長というほぼ無任の仕事を始めたのでしたっけ。

 ですから、振り返ってみると、私の本格的な当社での仕事期間がまるまる平成に該当すると言えますね。

 2期連続赤字を平取締役(子会社の社長ではあった)のときに2回経験。そして社長になってからも2期連続赤字を1度経験。

 あまりこの仕事に展望を見いだせないままに平成14年社長になったのですが、徐々に時代がチキンの味方をするようになります。

 そして東日本大震災があって、その後は環境変化により大きな投資を3つ決断して今に至ってます。おかげで農場建設も並行して進めており、羽数拡大に邁進中。振り返れば、時代の変化がそうさせたとしか言いようがないです。

 では、令和という時代は私にとってどうなるんでしょうか? 後々元号が変わることが変化を象徴することになるのでしょうか? ‥想像つきませんね。未来がわからないから無我夢中でやる。それでいいと思ってます。

 ただ、気がかりなのは、59歳になられる新天皇とほぼ同世代の56歳なので、その次の元号の時代に生きて届くかどうか‥。

 逆に言えば、いよいよ自分の実質最後の元号である令和の時代に頭を突っ込むわけです。その覚悟だけは出来て、令和の初日を迎えられそうです。