アップルのマッキントッシュが最高だということで、ウインドウズを見下していた時期がありました。
3.1はもちろんのこと95になっても、まだまだマックが優位だと思ってたので、自宅ではマック一本でいこうと思ってました。
でも会社ではウインドウズでしたので、そっちも習わないといけないかなと思い始め、自宅にもウインドウズ95のパソコンを導入し、両方使っていた時期がありました。
しかし、しばらくして冷静に考えて、世界シェアはウインドウズが圧倒的でしたので、2台並べておくのもなんだなと思って、マックからは足を洗い、自宅でもウインドウズ一本にしたものでした。世界標準の勝負は決してましたから。
それからもう四半世紀経とうとしていますが、似たようなことがわが子に起こってきました。
3人の子供たちには希望通りiPhoneを与えています。次男はiPod Touchからアップルかぶれらしく、今は小型のSEを相当好きで使ってて、もう2年ほどになるのでバッテリが劣化してきてるのですが、その後継機が出ないので私に相談してきました。
私は「iPhoneがベストだから選ぶというのもわかるが、それだと世の中が分からなくなる。日本が一番住みいい国だから海外に行かないと言ってるのと同じでしょ」とアンドロイド端末を勧めるのですが、躊躇してるみたいです。
ま、日本ではiPhoneのシェアが世界でも例外的に高いので、周囲を見る機会が多い都会ではそう考えるのかな?と思わなくもないのですが、ミニマリズムの良さは承知していても好奇心を優先させてほしいなと思っています。