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 あけましておめでとうございます。穏やかな年末年始の気候でしたので、皆さんリフレッシュできたのではないかと思います。

 さて、私は会社の代表ですので、年末いろいろなところで感謝の言葉をいただきました。

 お客様からは「増やしていただいてありがとう」です。もしかすると念願だったような言われ方をしたのかもしれません。

 工場に行きますと「ボーナスたくさんありがとう」です。嘱託の方からは「こんな日が来るとは思わなかった」と言われました。

 久慈工場稼働前は1500人でしたが、今は1600人。新しい人が増え「こんなすごい会社だとは思わなかった」とも言われました。

 食べていただくお客様の声はなかなか聞こえてこないわけですが、クリスマスには国産の骨付きレッグが食べられ、正月には雑煮用が普通に買えるのも我々の仕事があったからこそです。そのことは我々も一般消費者でもありますから、わかりますよね。

 健助会長が卵の栄養価に着目して始めた当社ですが、いまは同じ狙いでそれ以上に栄養価のある鶏肉を扱って、沢山の人に感謝される仕事をしているのが今の我々といえます。

 思えば、私の入社した30年ほど前に比べると、農場も工場も従業員一人あたりの羽数はほぼ倍になっているかと思います。

 育種改良や機械メーカーさんたちの力もありますが、我々の弛まぬ工夫改善の努力の賜物といっていいでしょう。

 今年も皆さんの「もっと良くしよう」という真っ直ぐな気持ちだけが頼りです。周囲の人達をハッピーにできるよう、頑張っていきましょう。

(年頭の朝礼での社長スピーチ)