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 このNumberという雑誌、調べてみたら創刊が1980年ですから、私が17歳のとき。確か大学卒業まで全号ずっと買い続けた記憶があります。

 今号は、大谷翔平のメジャー挑戦1年目が終わった特集号ですから買ってみました。‥うーん、面白い。特集の36ページ、一気に読みました。

 前人未到の道を行く大谷翔平の話題なので、しかも地元岩手の人なので、私に面白くないわけがないですが。

 ただでさえ二刀流挑戦で話題だったのに、格安契約、オープン戦不振、鮮烈な投打デビュー、サイレントトリートメントの反応、試合前の打撃練習の飛距離、指の豆、打撃スランプ、靭帯損傷、トミー・ジョン手術、1年間打者専業、と何だかそのまま漫画になりそうなストーリーですよね。

 始まる前は10勝、20本くらいのイメージでしたが、怪我がなければその通り行ったのでしょうね。

 しかし、並外れた身体能力を発揮し続けてきたんだから、故障するのは当たり前といえば当たり前。クルマだって、超ハイスピードで走ってたら、故障しやすいわ。そこを察知できなかった自分に反省です。

 それにしても、メジャーに行っても持ち前のスタンスを崩さずに、すべての面で「楽しむ」を徹底しているのが素晴らしい。少年の心の良さを世界中に見せつけてますよね。これからどんなふうな人生を見せてくれるのか、興味津々です。

 イチローと大谷の間柄を描いたページが有ったのですが、イチローは「メンタルとしては僕が子供で、彼が親」と語ったそう。実際そうでしょう。私が会っても、そう思うでしょうね。

 さて、これからはいよいよ菊池雄星のメジャー挑戦の物語が始まるわけですが、大谷とは、あっても投打での対決になりますね。よかった。投手同士の直接対決は、個人的にはやめてほしいです(笑)。